小林泰三のレビュー一覧

  • セピア色の凄惨

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    長編ですがオムニバス形式なので読みやすかったです。頭のおかしいヒロインが探偵に変な調査を依頼したと思ったら、探偵も頭おかしかったという超展開ワロタ。特に「ものぐさ」が抱腹絶倒。小汚くてシュールな雰囲気が筒井康隆の「家族八景」ぽいと思いました。ただしエロと超能力はない。

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    2011年11月24日
  • 海を見る人

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    「母と子と渦を旋る冒険」が一番よかった。宇宙探査機の近親相姦とは新しすぎる。へ、変態だー!
    時間や空間がねじ曲がった世界、タイムパラドックス、宇宙の謎系ストーリーが好きな人におすすめ。とびきりの非日常が楽しめます。

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    2011年11月20日
  • 海を見る人

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    時間の流れが違う場所に暮らすふたりの恋。
    時間という隔たりに嘆いて、事象の地平面である海面に飛込んでしまうことで、女の子の姿は広がり続ける。
    それによって主人公や残された人たちの主観の中では、少女の恋をした時間は永遠に思えるような年月のなかで引き伸ばされつづける。ありえない恋をしたふたりのお話「海を見る人」。とても味わい深いお話でした。
    他にもとても広がりのある世界観のお話がたくさん収められた短編集。

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    2011年09月23日
  • セピア色の凄惨

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    コメディ?ホラー?
    いいえ、一度味を占めると抜け出せない、これぞ泰三ワールド。

    いつもは一つ二つくらいハズレがあったんだけど、今作は一貫性があったからか、全てが面白かった。
    特に「ものぐさ」、と「安心」は笑いこけた。

    目を背けたくなるようなグロテスクな箇所が多かったけれど、全体を通して貫き通される屁理屈も、ここまで通せば逆に爽快!

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    2011年04月03日
  • 天体の回転について

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    表紙を除いて最高だた。
    コミカルな部分、ロジカルなSF部分、グロな部分が揃ってた

    表紙がアレじゃなきゃ小林泰三入門としてみんなにオススメするのに…

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    2010年10月26日
  • 海を見る人

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    短編集。
    「海を見る人」「門」を再読。
    いくつもある箱庭的な世界観の中で、やはりこの2作品は素晴らしい。

    「海を見る人」は、場所によって時間の流れが異なる世界でのひと組の男女を巡る物語。悲劇的な内容なのだけど、恐ろしいほど綺麗な結末に身震いする。

    原因は結果となり、結果は原因となる。
    そんな作品「門」は、壮大な世界観の片鱗を示しつつも実はとても純粋なラブストーリー。もしくは宿命の物語。

    ハードSFと称されるとおり、その科学的描写の大部分を理解することはできない。でも、奇抜な設定は読者の想像力を刺激するに足るものだし、卓越した結末は読者の心を見事に射止めるものがある。

    解りづらいから好み

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    2011年12月04日
  • 脳髄工場

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    犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。
    健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。
    両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは?
    人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。

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    2009年10月04日
  • 忌憶

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    アイディアが凄く好きで、人間の記憶の持つ怖さというか…常識と認識の狭間というか…

    怖いです。

    難解なテーマだと思うけど、とても面白くてスイスイ読めました(笑)

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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    衝撃的。

    本当に世界が誰かによって操作されてたらどうしようって考えた。

    どうしようもないけど・・・。

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    2009年10月04日
  • 目を擦る女

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    どれもこれも、小林泰三色が濃く出てて、ファンとしては美味しい一冊。
    あぁっ、もう大好きなんです。小林ワールド。

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    2009年10月04日
  • 目を擦る女

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    短編7作すべてにはずれがまったくなく、すべてが最高に面白い。

    『目を擦る女』
    ある女性が、引っ越してきた隣に住む女に、「この世界は自分が見ている夢だから、自分が目覚めると消えてしまう。現実の世界は酷い有様になっている。」とおかしなことを言われ、現実と夢との区別がつかなくなっていく。
    女が現と夢の両方の世界に対して、感想を述べるような場面があるのだが、両方に共通した評価がひとつだけあった。これに気づいた瞬間、物凄く怖くなった。

    『超限探偵Σ』
    探偵の友人の視点で描かれるミステリー。
    そして、読み終わるとこの話がミステリーではなかったことに気づく。
    そんなのありか?とも思える話を

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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    11の物語の短編集
    5ページで終わるほど短いものもあり、とても読みやすい本でした。
    小林泰三にしては設定が普通な感じもありましたが、「さすが!」と思わせる場面もあり、十分に楽しめました。

    『脳髄工場』
    周りのほとんどの人々が脳髄に機械をとりつけ、極端な感情を抑制されている世界で、自由意思を尊重し、機械の取り付けを拒んでいた少年の見た事実は少年を落胆させ、少年の人生を大きく変えてしまう。

    『友達』
    ひ弱な僕が想像した強い僕。彼に名前をつけ自分と彼との区別をし始めた頃から彼と僕の関係はおかしくなり始める。

    『停留所まで』
    幽霊の出るバスに間違って乗り込んでしまったわたし、、

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    2009年10月04日
  • アリス殺し

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    最初は不思議の国での会話劇かと思いきや殺人事件発生。
    アリスが疑われるが、メルヘン世界での話だと思いきや現実への影響があります。
    どんでん返しにさらなるどんでん返しはお見事です。


    不思議の国の住人たちが、殺されていく
    どれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない。
    世界でシリーズ累計30万部突破! 悪夢×メルヘン×ミステリ

    大学院生・栗栖川亜理は、最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。ある日ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見た後大学に行ってみると、玉子という綽名の男が屋上から転げ落ちていた。次に見た夢の中でグリフォンが生牡蠣で窒息死すると、現実でも牡蠣を食べた教授が

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    2026年09月05日
  • アリス殺し

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    設定がめちゃくちゃ面白い。
    夢の世界とこの世界がリンクしていて、夢の世界で死んでしまうとこの現実世界の人も死んでしまうというもの。それを活かして殺人事件が起こっていくのだが、不思議の国のアリスが元になっているだけあって夢の中の世界では会話のテンポもどこかへんちくりんであまり読んだことのない不思議な感覚を覚える。
    どんでん返しも多々あって、そもそもの世界構造に対しても「えぇ!?そういうこと!?」という感覚になり、マトリックス的な世界観にまた面白みを感じてSFもいける小林泰三先生に脱帽である。
    そしてグロいグロいと聞いていたのでハンプティダンプティが塀から落ちて死んだ描写が妙に詳細だったことなのか

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    2026年09月04日
  • 家に棲むもの

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    解釈の難しい話もありましたが、やっぱり泰三さんの作品は面白いです。
    『お祖父ちゃんの絵』は後半の真相に驚きました。なんか怪しい雰囲気は感じてましたが……。
    そうきたかって感じ。
    『食性』は考えさせられる作品ですね。命をいただいて我々は食べてるんだって改めて思い出されました。

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    2026年09月03日
  • 安楽探偵

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    連作短編集

    安楽椅子探偵とアシスタントとの会話から始まるミステリー短編集

    最後に総決算が来るタイプは大好物だが、娘を見失った夫婦は一体何を食べていたのやら…

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    2026年08月28日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    あまりSFは読まないので、小林泰三さんの作品の中には若干とっつきにくいものもある印象だったのですが、こちらはかなり読みやすかったです。

    基本的には会話主体で物語が進行していくのですが、重箱の隅をつつくような不条理な会話のやり取りが、本当に不思議の国の世界に迷い込んだかのようでした。所々に差し込まれる残虐描写が、アリスの世界観とミスマッチしていて面白かったです。

    ブージャムだのスナークだの、この作品独自の造語かと思いながら読み進めていましたが、原作者の別作品に出てくるワードのようですね。その辺りも事前知識を持っていた方が面白かったのかもしれません。

    ミステリ的な面白さはそんなに、、?という

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    2026年08月23日
  • 密室・殺人

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    アリス殺しで有名な作家です。個人的にはこの話も好き。トリック自体はそこまでではないけど、解説読んであ、そういうことか!と思った。確かに言われてみればと思った作品。この作家はホラーが得意で、癖があるから好き嫌いがはっきりしそう。私は好き

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    2026年08月21日
  • アリス殺し

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    この手の作品はオチがわかってしまうので、あえて何も考えずに読みました。話として面白い!特殊設定ミステリーは定期的に読みたくなります。アリスの登場人物を知ってたらもっと面白いんだろうな〜

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    2026年08月21日
  • アリス殺し

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    不思議の国側の会話がばかっぽすぎて()読むのやめようかと思ったけど最後まで読んでよかった〜⑅︎◡̈︎*
    今までにない内容の小説だった、素晴らしい

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    2026年08月12日