小林泰三のレビュー一覧
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短編7作すべてにはずれがまったくなく、すべてが最高に面白い。
『目を擦る女』
ある女性が、引っ越してきた隣に住む女に、「この世界は自分が見ている夢だから、自分が目覚めると消えてしまう。現実の世界は酷い有様になっている。」とおかしなことを言われ、現実と夢との区別がつかなくなっていく。
女が現と夢の両方の世界に対して、感想を述べるような場面があるのだが、両方に共通した評価がひとつだけあった。これに気づいた瞬間、物凄く怖くなった。
『超限探偵Σ』
探偵の友人の視点で描かれるミステリー。
そして、読み終わるとこの話がミステリーではなかったことに気づく。
そんなのありか?とも思える話を -
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11の物語の短編集
5ページで終わるほど短いものもあり、とても読みやすい本でした。
小林泰三にしては設定が普通な感じもありましたが、「さすが!」と思わせる場面もあり、十分に楽しめました。
『脳髄工場』
周りのほとんどの人々が脳髄に機械をとりつけ、極端な感情を抑制されている世界で、自由意思を尊重し、機械の取り付けを拒んでいた少年の見た事実は少年を落胆させ、少年の人生を大きく変えてしまう。
『友達』
ひ弱な僕が想像した強い僕。彼に名前をつけ自分と彼との区別をし始めた頃から彼と僕の関係はおかしくなり始める。
『停留所まで』
幽霊の出るバスに間違って乗り込んでしまったわたし、、 -
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さてさて、また、黒い本!角川ホラー文庫を読も!
表紙から、怪しい!良い感じ!
「玩具修理者」
何でも治す修理屋さん!
子供たちが壊したオモチャも一つ一つ分解してから、確認して!
あら!なんて事でしょう!オモチャがちゃんと動き出す!
でもな…ここからや、これ生き物にするねんで。人にも…
頭割って、脳みそも右脳と左脳に分けて…
あっ!前頭葉も分けな〜ゲロゲロ。
マグロの解体ショー違うんやで!
それ、また、元通りに戻して完了!
あれ?違うの混じってる_| ̄|○
「酔歩する男」
何か、女性助ける為に、時間の壁を破るみたいな話やったのに、もう、時間の壁を破ってしまった事の影響に振り回されてる感じで、 -
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ネタバレメルヘン殺し 第3弾
オズの国に迷い込んだ蜥蜴のビルはドロシイ達に助けられる。
オズの国の支配者オズマ女王の力を借り「不思議の国」への帰り道を探すが、なかなか見つからない。
そんな中、オズマ女王の誕生パーティーの日に、密室で頭を潰されるという殺人事件が起こる。
オズの宮殿の小間使いジュリア・ジャムと共に犯人を探すビル。
現実世界でも、同じような事件が起こり、ビルのアーヴァタールである井森は犯人を探す。
世界観にも慣れてきて、ビルの可愛さ!?にもようやく気づけるようになった、、、かな!?
今回も、個性的なキャラクター達は血塗れでした。
オズマ女王が守るオズの国の平和が空恐ろしく感じました。 -
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芥川の名作を現代版にしただけかと思いきや、まさに「万華鏡」。見る角度をひねるだけで景色がガラリと変わる、ホラーミステリーでした。
「杜子春」や「蜘蛛の糸」の現代的な闇(いじめやパワハラ)に救いを感じていたけど、3話目の「河童の攪乱」で一変!「これ連作だったの?」と気づいた瞬間、物語の罠にハメられた感で面白さが一気に加速。ただ、河童の活き造りの描写はグロすぎて……残像と生臭さが頭から離れず、しばらくお刺身は遠慮したいレベルです。ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
ラストの「白の恐怖」は、まさに蜘蛛の糸がブチブチ切れていくような焦燥感。「食う側だと思っていたのに、実は食われる側だった」という結末は、自 -
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10作品の短編集
系統はバラバラ
表題の作品は文章は著者っぽい感じがしたけど、オチというか内容はわりとありきたりな感じ。
著者っぽいかはわからないけど、めちゃくちゃ笑えたのは
「メリイさん」
本文の表現を借りれば“洋風の名前“なのに話は落語調。その上、都市伝説的な怪談話が入ってきて、かなりふざけた展開(そのへんは落語っぽいとも言えるのか?)
最後の最後まで馬鹿らしくて面白かった。
「侵略の時」
インベーダーが出てくる分かりやすいSF。だけど、なんか緊張感がないというか、平常な感じが星新一を思い出させた。
(息子には星新一さんは全然そんな感じじゃないよって言われたけど)
あとは、著者