小林泰三のレビュー一覧
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・世にも奇妙な物語や意味がわかると怖い話みたいな話の短編集
・タイトルと表紙からグロいのを想像していたが、あくまで気味の悪さを演出する程度のグロさで、不快にはならなかった。
・ホラーやSF、恋愛など、話のジャンルのバリエーションが豊富で驚いた。
・好きな話は「友達」と「停留所まで」Posted by ブクログ -
事務所から一歩も出ずに事件を解決する探偵
連作短編集
読者をミスリードして最後にひっくり返すストーリーで、冒頭の前フリが事件のミスリードとリンクしていくパターンが一貫している。
最終話だけは、それまで解決してきた事件自体が謎になり連作短編集として纏められています。Posted by ブクログ -
岩井志麻子と澤村伊智がよかった。
岩井志麻子先生、バラエティ出てきた時文章との差にぶっ飛んだもんな。今回も硬くて陰鬱な空気感。読み慣れるまでちょっとかかる。
学校は死の匂い。うん。好意、真っ直ぐ返ってきてほしいよね。古市くんがいい人格付与されてるなぁ。Posted by ブクログ -
部屋から一歩も出ない探偵と助手らしき人。各章掴みどころのない不思議な設定で、全体を通じて不思議な世界観だった。最終章ではじわじわと相手を追い詰めつつも真相は読者の想像に任されて非常にもどかしかった。Posted by ブクログ
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表題の『玩具修理者』はかなり短いけど気色悪くて面白かったけど描写がグロテスクなので人は選びそうな感じ
もうひとつの『酔歩する男』は頭使うけど面白い、しっかり気持ち悪い、行きすぎた愛情は人を狂わせますPosted by ブクログ -
どれも面白かった。
『リング』著者の鈴木光司の作品は初めて読んだが、リアルな生々しさがあった。
特に好きだったのがビルとビルの隙間に落ちる『五月の陥穽』。
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角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。
1993年4月の創刊以来、...続きを読むPosted by ブクログ -
どの作品も凄いなぁ!
個人的には吸血狩りが好きですね。あえて答えを出していないところが素敵♪
本もすごいし、どうして、こうした作家がどうして早逝されてしまうんだろうなぁ。Posted by ブクログ -
なるほど…
この種のゾンビは新しいぞ(´-ω-`)
ゾンビミステリといえば最近だとあの作品が有名ですが…(๑¯∇¯๑)言いませんよ♡
昔の作品で上げると、山口雅也さんの『生ける屍の死』
10選に上げる程大好きな作品です♡
正確にはゾンビではなく、死者ですね。
小説や映画では、『ゾンビ』...続きを読むPosted by ブクログ -
小林泰三『人獣細工』、怪奇趣味的でもありSF的でもあり。
すごいなこれ。惜しい人を亡くしたって改めて思った……
他の作品もどれも良かったけど恒川光太郎『ニョラ穴』が特に好き。
程よく謎が謎のまま残ってて余韻のゾワゾワ感ヤバい。やっぱホラーはこういう読後感が残ってこそですよね!
ジワジワ怖い、ゾッ...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集だった。
一つ一つの話は繋がってないけれど、連作?という感じ。
最初の話で徳さんが出た時、嫌な予感しかしなかった。
私は把握していないものも多いが過去の作品に出てきた人物が多く登場している。
収録作は
大きな森の小さな密室 犯人当て
氷橋 倒叙ミステリー
自らの伝言 安楽椅子探偵
更新世...続きを読むPosted by ブクログ -
アリス殺しから読み始め4作目。
この本を読もうとした時に、小林
泰三さんが亡くなったことを知る。
まだまだ、次のシリーズを読みた
かったのに…
ティンカーベル殺しは、世界観も
わかりやすく、読みやすい作品
だった。
アバタールの無限ループは、恐い!Posted by ブクログ