小林泰三のレビュー一覧

  • クララ殺し

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    トリックの展開はアリス殺しを踏襲していたものの、より複雑になり中々読むのが大変だった。
    勧善懲悪的な面もあった前作と異なり、頭のおかしい危険人物が複数人野放しになっているため今後の地球が心配となってくる。

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    2026年07月05日
  • 玩具修理者

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    ネタバレ

    好きすぎる。一作目の『玩具修理者』のグロ具合がとにかく好きだし、二作目の『酔歩する男』は天才小林泰三にしか書けないSFホラー。本読んでて初めて目眩がしてくるような感覚になった。手児奈はなんなんだ、教えてくれええっ。

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    2026年06月27日
  • 人獣細工

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    ネタバレ

    一作目について。絶望で始まって絶望で終わる作品はじめて読んだ。二作目はこれ、やっちゃったの人間じゃないか…?と思わせてきてゾッとしたし、三作目は我々読者を巻き込んでくる系の話だった。
    でも結構好きだな。

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    2026年06月24日
  • クララ殺し

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    不思議の国の蜥蜴ビルは道に迷って違う世界ホフマン宇宙に辿り着く
    車椅子の少女クララとドロッセルマイヤー判事に出会う

    ビルのアーヴァタール(分身)である地球の大学院生井森は
    車椅子の少女くららとドロッセルマイヤー教授に出会う

    命を狙われているクララくらら
    ドロッセルマイヤーから犯人探しの探偵役に任命されたビル井森

    間抜けなビルの助手探し

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    2026年06月24日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    おもしろかった。

    序盤こそ童話のアリスの世界観に入りづらかったが、中盤以降は気になることなくスラスラと読めた。

    ミステリーのトリックも満足で、どんでん返しもあって完成度の高い快作。

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    2026年06月21日
  • アリス殺し

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    4.5
    小林泰三めちゃくちゃ好きだから贔屓目もあるけど実際めちゃくちゃ面白くね?
    分かりにくいといえば分かりにくいけど圧巻。
    強いて言うなら誰のセリフかが若干分かりにくいかなあ。
    刑事ふたりが帽子屋と兎じゃないことはわかってたけどあんな大御所だとは。そもそもの前提も面白い。
    考察要素も結構あってよかった。
    グロテスクな場面あるけどそれはお約束。
    他の作品のセリフが練り込まれててニヤニヤできた!

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    2026年06月19日
  • アリス殺し

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    ネタバレ


    物語に散りばめられた伏線が丁寧に回収されていくため非常に読みやすく面白かった。不思議の国のアリスの世界観を継承しているため、原作を履修した上で読むと作中に出てきた演出をより一層楽しめたと思う。
    作品の主要テーマ自体は完結しているものの、赤い王様が地球の夢を見る理由や、チェシャ猫が地球再構成前後で記憶を保持していられる理由、亡くなったアリスに最後に呼びかけるシーンの意味など世界観にまつわる謎が多いため次回作への期待が止まらなくなる作品だった。

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    2026年06月15日
  • 玩具修理者

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    自分の中に小林泰三ブームが到来している。
    表題作「玩具修理者」も秀逸な作品だと感じたが、「酔歩する男」はすごい。奇妙な導入からこの結末はまったく想像できなかった。現実世界がぐらぐら揺さぶられるような不快感が却って心地好く思える作品だった。

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    2026年06月12日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    メルヘンと現実の入り混じるミステリー作品。
    不思議の国の絶妙に話の通じない頭のおかしい会話を書くのが上手い小林泰三はなんなんだ。
    蜥蜴のビルが癒し要素になりつつあったので小林泰三作品特有のグロ死をした時はめちゃくちゃに悲しかった。

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    2026年06月07日
  • 玩具修理者

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    生死の境界表現の一つとしてとても完成されていて感銘を受けた。
    『酔歩する男』も純粋に設定や内容がとても面白かった。特に講演会の絶対的な絶望の描写がとても良かった。
    波動関数を再発散させずに安寧の暮らしを続けられるかな

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    2026年05月27日
  • アリス殺し

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    設定が面白く、ミステリーとしてもとても良かった。 解説で澤村伊智が語るようにこの不思議な設定と小林泰三の作風がマッチしているが故にここまで面白くなったのだと思う。

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    2026年05月25日
  • アリス殺し

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    ミステリー視点の解決が見えたあたりで、世界が裏返ってホラー味が増していく展開、ゾワゾワと心地よかった。久しぶりに読む小林泰三は最高でした。

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    2026年05月21日
  • 因業探偵~新藤礼都の事件簿~

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    ヤスミン好きの読友さんから勧められたのがこちら。噂に違わずめちゃくちゃ面白かった。主人公は洞察力と推理力がずば抜けている進藤礼都。なのだが性格に問題がある。探偵事務所を設立するために数々のアルバイトをする中で事件に出会う。ペットシッター、ベビーシッター、草刈り、パチンコ、家庭教師、家政婦…何をやってもブレない最強の女。不思議と性格が悪いのも魅力に思えてくる。ヤバいな。(笑)叙述トリックもあって面白い。こういう人は敵に回したくない。現実にこんな人がいたら仲良くなれない気がする。でも目を離せない気もする。

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    2026年05月19日
  • 肉食屋敷

    購入済み

    面白かった

    ジャンク。アンデッドがいる世界。人間の死体が売買できてけっこうダーク系でした。ハンターキラーの体には女性の顔が移植されていて悲惨な過去があったのは容易に想像できたが最後はまさかのどんでん返し。

    #ダーク #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2026年05月12日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    夢と現実が交差する一風変わったミステリー
    ケレン味のある突飛な設定は小林泰三らしい作風と言えるが、ミステリーらしいトリックは存在しているので設定はSFでありながらもジャンルとしてはミステリーが成立する作品
    少しネタバレをすると十角館の殺人と共通するようなトリックが存在するが、こちらの方がトリックとしての展開が複数ある上に不思議の国と現在社会との交差する設定がある為十角館の殺人よりも使い古されたと印象はなかった
    また前評判としてグロいという評価があったが、その評価に漏れず確かにラスト付近かなりグロテスクな描写があったが、自分個人としては餌枠が下衆い人物だった事と表現が少々コミカルもありかなり凄惨

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    2026年03月30日
  • 幸せスイッチ

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    今作でも最高の鬼才っぷり。邪悪な罠がつまった短編集。

    「怨霊」のオチたるや。そんなところに着地するとは。「勝ち組人生」たまにこんな人いるよなー。通帳の数字を見てにやにやするけどやりすぎはね。「どっちが大事」ぞっとするほど面倒な妻だった。「診断」ぞっとするほど他人の意見を受け入れられない母だった。あの救急隊員もね。表題作の「幸せスイッチ」そんなスイッチがあればつけてしまうかも。依存しちゃうだろうなー。「哲学的ゾンビもしくはある青年の物語」この奇妙で不条理な会話の感じが最高にヤスミンだった。

    どれも頭おかしくなるよ。良い意味でね。もはやヤスミンファンとして客観視できてないかも?(笑)

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    2026年03月12日
  • 安楽探偵

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    おもしろーい。さすがヤスミン。

    今作は六編からなる短編集。主人公は名探偵とそのアシスタント。色んな謎を持ち込むお客さんたち。タイトル通り事務所から出ずに謎を解いていく安楽椅子探偵もの。どの話も結構なブラックユーモア。マジで?と驚かされるものから、完全にだまされてたもの、めんどくさいなぁ…ってのやらが散りばめられていた。そして最後にはまた更なる仕掛け、巧妙な罠があった。

    もうどうしたらこんなことを考えて、こんな本にまとめあげられるのか…感服するしかない。自分が評するのも違うけど天才だな。

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    2026年03月01日
  • アリス殺し

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    中学生の頃に一度読み、それからずっと大好きな一冊。
    不思議の国で死ぬと、現実世界でも死ぬ。
    現実世界と不思議の国、両方で殺人事件の犯人を推理していくという面白い設定。
    頭のおかしな不思議の国の住人たちの、不毛な掛け合いがとにかく面白い。
    ファンタジー×ミステリーの独特な世界観だけど、最後のどんでん返しはスッキリ。

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    2026年02月28日
  • アリス殺し

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    結末を5度見ぐらいしてしまった。
    とてもグロい。グロいのだけれどその上を行く真相。
    ファンタジー、ミステリが好きでグロ耐性がある方におすすめ。

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    2026年02月27日
  • 玩具修理者

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    再読。
    傑作。
    人生で初めて読んだホラー小説。
    表題作『玩具修理者』の短編集とは思えない破壊力と『酔歩する男』の読書初心者ながらに感じた、「これ、なんか嫌」という感覚。
    数年ぶりに読んだが、その読み心地は色褪せるどころか、昔に抱いた感覚以上に、より凶々しい笑顔で迎えられるかのような、恐怖を感じた。

    『玩具修理者』
    「小林泰三」がこの作品の時点で出来上がっている。
    いちいちグロい、いちいち会話がまどろっこしい、この読めば読むほど味がする「小林泰味」が50頁足らずの短編に濃縮されている。
    読んだことない人は是非、登場人物である男の視点で読んでいただきたい。

    『酔歩する男』
    SF強めのホラー。

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    2026年06月10日