小林泰三のレビュー一覧
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ネタバレ毎回毎回まじかぁ、、、って気持ちになった。こんなはずじゃない!
全て読み終わり、BadEndも面白いよねと思わされた。全部救いがないのもやるせ無い気持ちになるけど。
大好きな櫛木理宇さん、道尾秀介さん、辻村深月さんがいたので購入。櫛木さんは安定に最高、霊的な怖さより人間の怖さを感じた。道尾さんは短い中で2、3回ひっくり返されて気持ちが良すぎる。足元がぐらつく感じが心地よい。辻村さん流石だなーと思った、短いのに読み応えありすぎる。
新名智さんの「今頃、わが家では」良かった。強迫的に不安になってしまう気持ち分かるーっていうのと精神的に病んでるのかなって思わせといてのまさかの!
全て楽しく読めました! -
Posted by ブクログ
近年読んだアンソロの中で一番面白かったです。質が違うなと思いました。ついこの前読んだホラーアンソロを藁とした時、こちらは完全に煉瓦。造りが頑丈すぎて我々は煙突からしか入れない。が、その唯一の入口さえ地獄へ直通ですからね。まったく、感謝して落ちていきたいですね。
特に素晴らしかったのは初っ端わずか8ページほどの恐怖、どこか童話みのある骨、妙にリアルな正月女、それから大トリの人獣細工ですよね。頭抱えました、読後。こんな詰め込まんとってくれよ。俺をどうしたいねん。ほんまありがとうな。
最近のホラーがことごとく好みじゃない俺には、こういうのはもう刺さりすぎて息ができないですね。穴だらけになった心を取り出して見せてあげたいぐらいです。あまりに鋭利。真の名作は劣化しないということを、この傷をもって証明したいぐらいです。 -
Posted by ブクログ
最初は不思議の国での会話劇かと思いきや殺人事件発生。
アリスが疑われるが、メルヘン世界での話だと思いきや現実への影響があります。
どんでん返しにさらなるどんでん返しはお見事です。
不思議の国の住人たちが、殺されていく
どれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない。
世界でシリーズ累計30万部突破! 悪夢×メルヘン×ミステリ
大学院生・栗栖川亜理は、最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。ある日ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見た後大学に行ってみると、玉子という綽名の男が屋上から転げ落ちていた。次に見た夢の中でグリフォンが生牡蠣で窒息死すると、現実でも牡蠣を食べた教授が急死。そして不思議の国では、三月兎と頭のおかしい帽子屋が犯人捜しに乗り出していたが、なんとアリスが最重要容疑者に……。悪夢的メルヘンが彩る驚愕の本格ミステリ! -
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設定がめちゃくちゃ面白い。
夢の世界とこの世界がリンクしていて、夢の世界で死んでしまうとこの現実世界の人も死んでしまうというもの。それを活かして殺人事件が起こっていくのだが、不思議の国のアリスが元になっているだけあって夢の中の世界では会話のテンポもどこかへんちくりんであまり読んだことのない不思議な感覚を覚える。
どんでん返しも多々あって、そもそもの世界構造に対しても「えぇ!?そういうこと!?」という感覚になり、マトリックス的な世界観にまた面白みを感じてSFもいける小林泰三先生に脱帽である。
そしてグロいグロいと聞いていたのでハンプティダンプティが塀から落ちて死んだ描写が妙に詳細だったことなのかなと思ったら、次々と死んでいく描写が現れて、それらもかなりディテールが細かく描かれるような書き方で、最後の最後も「おおう・・・」と声を漏らし、あまりの痛々しさに行を読み飛ばしてしまうほどの表現力だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあまりSFは読まないので、小林泰三さんの作品の中には若干とっつきにくいものもある印象だったのですが、こちらはかなり読みやすかったです。
基本的には会話主体で物語が進行していくのですが、重箱の隅をつつくような不条理な会話のやり取りが、本当に不思議の国の世界に迷い込んだかのようでした。所々に差し込まれる残虐描写が、アリスの世界観とミスマッチしていて面白かったです。
ブージャムだのスナークだの、この作品独自の造語かと思いながら読み進めていましたが、原作者の別作品に出てくるワードのようですね。その辺りも事前知識を持っていた方が面白かったのかもしれません。
ミステリ的な面白さはそんなに、、?という感じでした。 -
Posted by ブクログ
玩具修理者のあらすじに惹かれて購入。
全体的にセリフの言い回しが古いですが、読みやすかったです。
続きが気になって読み進めちゃうくらいでした。
世にも奇妙な物語が好きな人には刺さるのではないかなと思います。
また別の作品も読んでみたいです。
玩具修理者
話自体は面白かったですが、結構呆気なく終わってしまって驚きました。
また、私にはオチが少しだけ予想出来てしまったのでそこは少し残念に思いました。
酔歩する男。
期待はしておらず、本書の半分以上を締める話なのでもったいないと思い読んだ程度でしたが、かなり面白かったです。
玩具修理者よりも気に入りましたし、小林さんの作品というのはこういうものなのか、ということが感じられました。
量子力学など、理系分野の話が出てきて、学のない私にはさっぱりでしたが、それでも最後まで楽しく読めました。
※きちんと理解できたとは言えないです。