小林泰三のレビュー一覧

  • 海を見る人
    数学的に図形を使って誰か解説してくれ

    こんなにネットが発達した時代になぜそんなサイトが、うごのたけのこのように存在しないのか

    そんな日は永遠にやって来ないのか

    SNSの発達のせいで良質な評論サイトが減っている
  • 天体の回転について
    数学的に図形を使って誰か解説してくれ

    こんなにネットが発達した時代になぜそんなサイトが、うごのたけのこのように存在しないのか

    そんな日は永遠にやって来ないのか
  • セピア色の凄惨
    静的恐怕→怪秘→丑怪。。未确定的,连作恐怖。・。・那么,完结。「放心」「英雄」真的恐怕。作者是真的搞「金鱼」「猫」「狗」的实验的吗?
  • 密室・殺人
    タイトル通り密室がテーマである本格ミステリなんですが、クトゥルフ神話の要素なんかも入ってくるので、単純にミステリとして読むと戸惑うかもしれないです。
    なかなか核心に迫っていかない感じがあって、中盤までは読み進めるのがちょっとつらく感じました。謎の組み立てと解決はなかなか面白いですが、とらえどころが難...続きを読む
  • 惨劇アルバム
    物語に登場する人物の個性が強すぎると言うかなんというか。
    おじいちゃんの話はグロかったですけど、自分の正義を貫いているのが良かった。
    七奈の完璧主義、迩の担任の先生の考え方はなんか気持ち悪くておぞましい感じがまたたまらない。
    美咲が七奈(母)に洗脳されていると思ったら、妄想と言うか二重人格?だった事...続きを読む
  • 百舌鳥魔先生のアトリエ
    かなりグロい。
    特に密かな趣味なんて、想像をしながら読むと、かなりヤバイ。
    でも、グロい方が楽しめるからいいか。
    初読みの作家さん。
    アリス殺しなんかも読んでみたいわ。
  • 密室・殺人
    事件は、被害者が入った部屋が密室となり、部屋の外では被害者が死んでいます。どういう意味があるのか分からない密室と、どの様な手段を用いられて死んだのか分からない被害者。表題通り「密室・殺人」とでも形容すべきもので、かなり魅力的な謎でした。トリックはまずまずでしたが、あまり必然性を感じないところにやや不...続きを読む
  • 百舌鳥魔先生のアトリエ
    短編七つを収めた一冊なのでそれぞれの感想を述べようと思いましたが、いかんせん文章力がないのでタイトルの作品のみの感想だけ記述します。

    泰三節の出てる短編作品の中ではベスト3に入る好きな話。
    テーマが『融合』ということと、小林泰三さんという事でファンの方々なら直感的にどういう流れになるのかはワクワク...続きを読む
  • 見晴らしのいい密室
    ロジックこねくりまわしにこねくりまわす、SF+ミステリーな短編集。

    読むのに、理解するのに、カロリー消費します。短編地宇野が、敷居を下げてくれてます。

    しんどいけれど、おもしろいんだよね。
    「未公開実験」「囚人の両刀理論」がそういう点では、しんどくもありおもしろくもあります。
    「目を擦る女」「予...続きを読む
  • 見晴らしのいい密室
    おいおい、旧作の『目を擦る女』を3篇入れ替えて出版しました、ってひどくね?
    ファンだから買っちゃうけどさ。

    んでまた既読のものも再読したわけだが、新作が読めて嬉しい反面、前のほうが良かった気もするなー。

    密室なんて言ってるけど、ほとんどSFだかんね。

    「探偵助手」はQRコードを読み取って始めて...続きを読む
  • 天獄と地国
    第43回星雲賞受賞(日本長編部門)。
    タイトル、ぼーっと見ていると書き間違えるのでご注意。堅い本かと思っていたけれどとんでもない。
    明らかに「異世界」を感じさせる世界設定で、物語のつかみはOK。導入で、少し説明的なセリフも多かったりするけど、最初のうちだけなのでまあ許容範囲か。
    一旦物語が動き出すと...続きを読む
  • 天獄と地国
    「以前の短編の設定を…」の短編が思い出せなかったのが、読み始めてすぐに思い出しました。リングワールドの外側で生存するとしたら…、興味深い設定です。本編の記述からは、リングワールドとダイソン球の中間をイメージしました。戦闘場面等での力学法則を意識した描写が非常に見事です。最終場面から後は、本編と違う設...続きを読む
  • 見晴らしのいい密室
    ”探偵助手”の行間にQRコードが仕込んであって、読まなくても支障ないんだけれど、貧乏性なのでスキャンせずにはいられなかった。速く読めなくて面倒くさーーいと思っていたら・・・。


    QRコード部分は読まなくても支障ないんだけれど、オチがQRコードの中にあってひっくり返りました。
    えええええっ!?なんじ...続きを読む
  • 脳髄工場
    ホラーよりのSF短編集。
    グロとロジック!

    「綺麗な子」のラストがいい。きれいはきたない。きたないはきれい。
    「同窓会」なんかは世にも奇妙にありそうな感じ。好き。

    全体的にわかりやすくて、この前読んだのより真面目にホラーでした。

    表紙カバーとタイトルのインパクトが非常によい。
  • 見晴らしのいい密室
    初読、小林泰三。
    ホラーSFの名手!

    最初の二篇はミステリ仕立てで、ちょっと微妙。
    ミステリとして出さずにSFとして出した方がよい。

    「忘却の侵略」「未公開実験」「囚人の両刀論法」、これがめちゃくちゃ面白かった。

    相対性理論、タイムパラドクス、仮想現実、囚人のジレンマ。
    科学と理論とSFとホラ...続きを読む
  • 人造救世主 アドルフ・クローン
    結局最後まで表紙の人は誰なのかわからなかったんですが。(1巻の表紙は葵かな…?)最後まで楽しませてもらいました。一気に読んでしまう。
    超能力対決面白いです。そして全編を通して薄っぺらい人物像とか安っぽい少年漫画風味とか丸ごと好きでした。小林さんらしいウィットにとんだ作品だと思います。
    純粋な能力勝負...続きを読む
  • 惨劇アルバム
    ーーーなぜわたしの人生には、幸せなことしか起こらないのか?
    美咲は、古びたアルバムを開いた。彼からのプロポーズ、大学合格…そこには様々な幸福の光景が。
    ところが、一枚の写真から蘇ってきたのは、(自分は幼い頃に死んだ)という、あまりにも鮮明な記憶だった。混乱する美咲に母が語り始めた、戦慄の「家族の物語...続きを読む
  • 大きな森の小さな密室
    死亡推定時期は150万年前という「更新世の殺人」など、それぞれに特徴(クセ?)のある短編ミステリー7編からなるオムニバス。
    もはや何でもありだな。。と笑ったのが「正直者の逆説」。
    ロジック遊びの感もある作品ですが、結構楽しめました。
    ミステリを読み飽きていて、ちょっと変わった毛色の作品を希望されてい...続きを読む
  • 忌憶
    ―――何をやってもうまくいかず、悲惨な生活を送る直人は、幼い頃よく見た夢の中を彷徨う。
    直人の恋人・博美は、腹話術に盲執する男の姿に幻惑される。
    直人の親友・二吉は、記憶障害となり人生の断片をノートに綴る…。
    彼らの忌まわしき体験は、どこまでが現実で、どこまでが幻想なのか。
    読者を狂気の世界...続きを読む
  • セピア色の凄惨
    ―――「親友を探してほしい」。
    探偵は、古ぼけた四枚の写真を手がかりに、一人の女性の行方を追い始める。
    写真に一緒に写っている人々を訪ねていくが、彼らの人生は、あまりにも捩くれた奇妙なものだった。
    病的な怠惰ゆえに、家族を破滅させてゆく女。
    極度の心配性から、おぞましい実験を繰り返す女…。 ...続きを読む