小林泰三のレビュー一覧

  • アリス殺し

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    これはかなりどんでん返しです。
    しかも完全に忘れてました。やられました。
    グロい描写があるので少し苦手に感じましたが、アリスのメルヘンな世界観のおかげでマシに感じましたが、やはりグロかったです。
    スッキリとする終わり方ではなかったですが〇〇殺しはシリーズになっているようなのでもしかしたら繋がりがあるのかもしれません。
    この本単体でもしっかり面白かったです。

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    2026年08月10日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    ホラー短編集ということで手に取ったけど、前半のお話は思っていたようなホラーではなかった。

    シュマシラはしっかり怖くて面白かった。
    タイトルになっている、7つのカップは、ちょっとうるっとくるお話でこういう話も好きだった。

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    2026年08月09日
  • 此方より 小林泰三未収録短編集

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    角川ホラー文庫からこの表紙で出ているので「ホラーの短編集」だと誤認していたのですが、実態は小林泰三らしく、ホラー、SF、ミステリー、なんでもありの賑やか短編集でした。

    仕掛けとオチの奇抜さは大前提として、例えば「大いなる種族」で二人がしれっと恋仲になるあたりの軽やかさ(軽やかさ?)が読んでて微笑ましい。こういうの大好き。

    短編集なのに700ページのボリューム感。満足。

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    2026年08月09日
  • 此方より 小林泰三未収録短編集

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    クトゥルフモチーフのやつは元ネタがあんまりわからん。わからんくても楽しめます。個人的には「自分霊」「シミュレーション仮説」が好きです。

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    2026年08月04日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    【玩具修理者】
    ラスト三行で鳥肌がたった。キレのある終わり方がすごく好み。
    【D-ブリッジ・テープ】
    思わず顔を顰めてしまうシーンはあるけれどホラーよりは愛と復讐の物語という印象。
    【白い部屋で月の歌を】
    美しく丁寧な文体でありながら要所要所で人間の悍ましさを感じさせる。主人公の正体がなんであろうとこのラストシーンの先には希望が待ち受けていてほしいと願ってしまう。
    【お見世出し】
    舞妓独特の語り口が徐々にじっとりとした恐怖を引き出していく正統派ホラー。
    【余は如何にして服部ヒロシとなりしか】
    痛みと性が入り混じる不快な描写に対する生理的嫌悪感を抱えたまま何とか読み切った…。

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    2026年08月03日
  • 玩具修理者

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    ネタバレ

    「玩具修理者」姉の顔はどこまでが修理されたのか、弟は本当に弟なのか…なにより玩具修理者とは何なのか…。
    「酔歩する男」当たり前の日常が見知らぬ親友との出会いで崩壊していく。SFホラーというのかな。眠ったら次はどの日に目覚めるのか、数多の分岐点から広がる世界は無限にあるのか…。
    どちらも不穏な疑問を残して終わっていく余韻強めのお話だった。面白かった。

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    2026年07月20日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    最近いろんなところで見かけるなーと気になり、本屋でオススメっぽいところにあったので購入。
    アリスインワンダーランドを幼少期に観た曖昧な記憶しかないが、会話のまどろっこしさが不思議の国らしさがあった。
    井森好きだったので、残酷な死に方をしていてショックだった。
    序盤にいた眠り鼠がまさかこんな大きな伏線になっているとは。所々での伏線回収や真実お披露目が面白かった。楽しく読めた。
    好きな井森が続編に出てくるなら読もうか悩み中。

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    2026年07月15日
  • アリス殺し

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     現代世界と夢の世界を交互に生き来しながら、殺人犯を探す不気味な不条理ミステリー。文章が独特で読み辛く、会話も何かがズレていてじわじわ読むのがしんどくなっていく。トリック自体は意外性があり感心したが、とにかく殺人描写が執拗に描写されるのに閉口した。逆にしらけるというか、もういいよ…と言いたくなる。元ネタがクトゥルフのようなので、そういうのが好きなら…と言った感じ。続きはいいかな。

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    2026年07月13日
  • わざわざゾンビを殺す人間なんていない。

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    星3.5

    面白かった
    ほぼ会話なので読みやすい

    沙羅と瑠璃のパートで何ヶ所か「どういうことだ?」と思うことがあったが、分かってから読み返すとなるほど納得

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    2026年07月02日
  • アリス殺し

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    前半、揚げ足取る会話に何度もイライラしました。棄権したくなる衝動を抑えながら読み進めて、後半あたりから面白くなってきたので一気読み。それでも、このシリーズはもう読む勇気がありません。

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    2026年06月21日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    朱川さんの作品を読みたかったので手に取った。
    「玩具修理者」は好きだった。もう一度読み返すことになった。その他は読みやすさはありつつも、ほしかったホラーではなかったかも。ホラーってなんだろうなぁ。ちょいとエログロ気味?

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    2026年06月13日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    オオスメ小説を適当に調べて情報が全くない状態で読んだ。不思議な世界観すぎて正直良く分からなかった。
    でもこの作者ならではの世界観が独特で、その中にしっかりとした叙述トリックもあって楽しめた。

    地球側の世界で登場していた人物のほとんどのアーヴァタールを誤認させるのは大胆で面白い。

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    2026年06月08日
  • 海を見る人

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    【2026年78冊目】
    彼はずっと海を見ている。日がな一日、来る日も来る日も。彼はただ、彼女のことだけを思っている――表題作「海を見る人」を含む7つのハードSF短編集。

    ハードでした笑 もともとSFはあまり得意ではないというのがありますが、いい意味で科学的根拠をベースにしたお話がほとんどで理解しようとするために読むのに時間がかかってしまいました(そして、結局理解できた気はしない)

    ファンタジー要素も強いので、理系に強い人は物語性の高さもあって楽しめそうな気がします。どのお話もちょっとびっくりさせてくる要素があって、細部は理解できなかった私でも「おお」となりました。

    ホラーのイメージが強い作者さんだけにSFというジャンルが意外でしたが、守備範囲の広さに感服いたしました。

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    2026年06月05日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    ネタバレ

    記憶が10分しか持たなくなった世界。その世界でのSF的な物語かと思ったが、どちらかというと倫理の話。記憶は個人のメモリーに保存され、メモリーが個人である世界で、魂とは、死とは何かを問う。記憶ができないのにメモリーシステムを構築できるはずがない。できたとして、そんな世界は長続きしないやろ。メモリーをどうやって守り廃棄するのか。5/10。

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    2026年06月01日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

     設定が面白く、早く結末を知りたくなる。
     ただ、小説のほとんどが会話で構成され、そのほとんどがあまりに堂々巡りのやりとりで、辟易する。終盤はリーダビリティが高まり、読みやすくなる。登場人物のキャラクターは独特で、要領が悪く、ホラー作家ならでは、といった感じ。
     主人公の正体は、途中でなんとなく予想したが、裏付ける表現もなければ、気持ちのいい伏線も多くはない。

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    2026年05月20日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    人類の記憶が失われてメモリに依存し生きていく話。絶妙に無くはなさそうなストーリーでよみやすかったが、結局だからなんだろうっていう感想(´ω`)

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    2026年05月16日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    2026.05.04

    ホラーアンソロジーはなかなか満足できるものがないんだけど、作家さんたちが錚々たるメンバーだったので久しぶりに購入してみた。
    いつもそう思って購入して期待外れだけど、このアンソロジーは読み応えがあって総じて大満足。

    小野不由美の短編は名作すぎて覚えていたけれど、読んだはずの常川光太郎と岩井志麻子はまったく忘れていた。小林泰三はこういうアンソロジーでしか読んだことがないけれど、一度も面白いと感じたことがない。正直、小池真理子と小林泰三がアンソロジーに入ってると、その話は「捨て」だなと思ってしまう。

    澤村伊智「シュマシラ」
    UMAや妖怪に絡むテーマは面白いかったし読んでる途中はどう話が展開するのかワクワクしたけどオチが弱いと感じてしまった。

    岩井志麻子「あまぞわい」
    地元に伝わる恐ろしい洞窟の言い伝えを子守唄代わりに方言で語る爺と婆の語り口がとても雰囲気があり、この先どうしようもない2人はどうなる?と読む手が止まらなかった。かなり大昔に「ぼっけえ、きょうてえ」を読んだはずなのに全く覚えていなかったけど名作。

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    2026年05月04日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    この中では澤村先生流石です。と言うべきか。ユウマと都市伝説と妖怪が不気味に混ざっていく。ホラーと好奇心はやっぱりセットなんだなと確認する。これ以上は、、、まずい、、これ以上は、、でも見てみたいと思う。後一歩でやめようと思った時にはモウオソイ。

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    2026年04月26日
  • クララ殺し

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    真ん中ぐらいまで、アルプスの少女ハイジを元ネタにした話と思ってた。全く知らない作者の知らない複数の小説が元ネタであまり楽しめなかったが、先に読んだドロシー殺しよりはマシ。

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    2026年04月24日
  • ドロシイ殺し

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    これまで読んだ「パラレルワールド」「アリス殺し」に比べて、この作品はかなり失敗作っぽい。序盤からおかしくて良く分からんと思ってたところが、核心だった。

    原作のオズの魔法使いシリーズは、アニメで見てて少しうろ憶えながらも知っている。ただ、つぎはぎ娘まではアニメではやってなかったのかな。

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    2026年04月08日