あらすじ
経営不振のサーカス団に吸血鬼が襲来。団員は恐怖し混乱するも、特技を活かし対抗し始める。だが、マジシャンの蘭堂はある違和感に気づき――。 『玩具修理者』『アリス殺し』の鬼才が贈る命がけのショー!
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Posted by ブクログ
先が気になり止まらなかった(≧∇≦)
一気読み確実!人間VS吸血鬼の大バトル!!
何だろう、この安心感…(〃´-`〃)
いや、違うな。安心…というか、癒しの方が近い。
ホラーもグロもミステリもコミカルな描写も、すべて程よく癒される♡
小林泰三さんの作品全般、私の心を癒してくれる。
この作品を読んで『癒された』という人は少ないだろうけど、癒されたんだからしょうがない笑
吸血鬼が存在する世界。
こいつらがまた強い強い。
人間と違って仲間に執着しないから、やる事も残忍でグロい。
グロ描写が苦手な方は注意。(^▽^;)
吸血鬼に立ち向かうのはサーカス団!
果たして生身の人間が勝てるのか?!
バトル、バトル、バトルの嵐です笑
小林泰三作品好きの方なら誰もが知っているであろうあの方が出てきますよ( ≖ᴗ≖)ニヤッ
ホラーなだけではなく真相もあり、大満足のラストでした!
面白かったです!⸜(˶ˆ꒳ˆ˵)⸝
Posted by ブクログ
吸血鬼VS弱小サーカス団の攻防を描いたサバイバルホラーで、過去のトラウマを払拭するために踠く手品師・蘭堂を中心としたインクレディブルサーカスの面々と残忍かつ圧倒的な身体能力と回復力を持つ吸血鬼達の造詣と疾走感満載かつ知力の限りを尽くしたバトルシーン、奇妙な伏線の回収まで最後までハラハラしながら読み終えた。
Posted by ブクログ
小林先生独特の、シリアスなのにどこか抜けているような文体は健在、ただし、グロい描写よりは緊迫感が漂うシーンがやや多かった長編小説。
強力で不死の肉体をもつ吸血鬼と人間たちの戦い。
勝てるはずのない吸血鬼に、サーカス団員たちがどう戦って生き残れるのか、あっという間に殺されるのか。
たくさん人が死にます。
Posted by ブクログ
廃業寸前のサーカス団と吸血鬼の一団の戦いを描いた作品です。ややスプラッター要素はありますが、ホラー感はあまりありません。
戦闘力に絶対的な差があるなか、団員たちがいかにして吸血鬼を倒すのかが読みどころです。ミステリーの要素も少しあります。
Posted by ブクログ
怖い・グロい・続きが気になるの最悪の組み合わせで夜にビクビクしながら読み進めて、夜怖くて寝れなかったし枕の皺が吸血鬼に見えた、、
表紙の可愛い女の子がサーカス頑張るみたいな話だと思ってたのに...でも面白かった!
最初から最後までグロいし、コンソーシアムの事もよく分からず読んで最後でちょっと安心。
一匹一匹サーカス団員が倒していくのが気持ちよかった!
象が頭踏み潰してたのも◎
Posted by ブクログ
小林さんの特徴でもある、予想もしてなかった角度からのどんでん返しが満載。圧倒的な力の差からの絶望で、走り読みが止まりません。表現はグログロで想像もできない域だけど、夜読んだらさすがに怖い。登場人物の心理描写がいまいち冷静なのがシュールだけど、メインはグロ表現と伏線の少ないどんでん返し展開だから問題なし!
ファン向けの作品みたいだから、好み別れそうだけどグロい表現大丈夫で、軽いサバイバルものが好きなら面白いと思う。
Posted by ブクログ
なんかね、ノリが軽くて、コメディですか?
展開がコミカルすぎて、入り込めなかった。
サーカス団員が、それぞれの装置を駆使して、吸血鬼を屠っていく?
そんなお話なのかな?
半分読んだところで、断念しました。
後半読むモチベが保てなかった。
Posted by ブクログ
インクレディブル・サーカス所属の手品師・蘭堂は、過去のトラウマを克服して大脱出マジックを成功させるべく練習に励んでいた。
そんなある日、突如サーカス団が吸血鬼たちに襲われる。残忍で圧倒的な身体能力と回復能力を持つ彼らに、団員たちは空中ブランコやアクロバットなどの特技を駆使し、命がけで反撃を試みるが……。
様々な事情から廃業寸前の弱小サーカス団と、吸血鬼の戦いを描いた小説です。
人間離れした身体能力、飛行能力、回復力を持つ残虐な吸血鬼の集団に、ただの人間であるサーカス団員たちがどう立ち向かい、勝利するために何を使いどう動くのかが読みどころ。
サーカス団員たちが、どんなに追い詰められても決して仲間を見捨てないところや、どんなに勝ち目が薄い戦いでも知恵と経験、勇気で状況を打開しようとする姿に、儚くも力強い命の輝きを感じます。
血や内臓などがドロドロに飛び散りまくるので結構グロテスクですが、アクション映画やスプラッタホラー映画のような雰囲気もあり一気に読めてしまいます。
ラストも爽やかさもありながら物悲しい。
インクレディブル・サーカス団、冷静に考えると不運すぎて同情してしまう。何もしていないのにとんでもないとばっちり受けててかわいそうすぎます。
Posted by ブクログ
【2024年215冊目】
吸血鬼の間で、ある噂が立ち上がっていた。コンソーシアムと呼ばれる吸血鬼ハンターの集団が、サーカス団に偽装して各地を回っているらしい。中でもランディと呼ばれる男は手練で、口八丁で騙し討ちをかけてくる。ハンターを殲滅するため、吸血鬼達はとあるサーカス団に目をつけ、襲いかかるのだが――。
最初はすっとぼけているのか、それとも欺く前提なのかわからんぞ、と思って読んでましたが、物語が進むにつれ、シンプルに不運なサーカス団に同情することになりました。あまりにも共通する特徴があったために起こった悲劇すぎる。
明かされた真相は想像してなかったもので結構びっくりしました。ちゃんと伏線は張られていたみたいですが、気づきませんでした、悔しい。しかし、バックパッカーのじっちゃまが強すぎるしかっこよすぎる。何者なんだ、過去話読みたいぞ。
Posted by ブクログ
初めはただグロいだけかなって感じだったけど読み進めていくうちにサーカスならではの能力で吸血鬼と戦うシーンが面白かった。
これは…ラストはハッピーエンドなのか??バッドエンドなのかな??