小林泰三のレビュー一覧

  • 脳髄工場

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    面白いテーマがよく練られていて、昔の「世にも奇妙な物語」にありそうな短編の数々。
    読みやすいと思います。

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    2010年01月12日
  • 目を擦る女

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    「わたしが目を覚まさないように気をつけて」隣室に棲む土気色の肌の女は言った。指の付け根で目を擦りながら――この世界すべてを夢見ているという女の恐怖を描いた表題作、物理的に実行不可能な密室殺人を解明する驚天動地の推理劇「超限探偵?煤v、無数の算盤計算によって構築された仮想世界の陥そう「予め決定されている明日」ほか、冷徹な論理と呪われた奇想が時空間に仕掛ける邪悪な七つの罠。(裏表紙より)

    宇宙船クラーク号乗組員・西山下腕彦はドッキングした有人基地A3の内部で頭部を切り離された五人の男女の死体を見つける。その中には喧嘩別れしたままの頭角河子がいたのだ。「脳食い」
    空から吹く風の正体に興味を馳せてい

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    2009年10月04日
  • 臓物大展覧会

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    グロな話はは嫌いだが、それを
    外してもなかなか面白かった。
    いわゆる奇妙な味の短編集かな
    世にも奇妙なで実写化できそうな
    作品もあった。

    個人的に良かったのは
    透明女
    ホロ ←これが1番良かった
    釣り人
    造られしもの
    悪魔の不在証明

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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    ■内容(「BOOK」データベースより)
    犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは?人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。

    ■感想
    表題の脳髄工場は途中まではものすごく面白かったんだけど、最後がしょぼーんでした。
    あとクトゥルフはぜんぜんわからないから、C市のアレはぽかーんとしてしもうた…。

    ただややがっかりだったのがこの2作品てだけで、他

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    2009年10月04日
  • 忌憶

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    子供のころ、蟻を潰して喜んでた人が読めばまぁたのしいかと思う。

    邪悪というか黒い世界観を理詰めで構築してくれるのは個人的には好み。そうすることでより一層、逃げ場の無さの恐怖を増幅してくれていると思う。
    個人的には3話目が好み。メメントにインスピレーションを受けて書かれてたもののなかでも相当レベルが高い部類じゃないかと思う。流石、小林泰三先生!!

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    2009年10月04日
  • 忌憶

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    素敵。記憶なんていつもギリギリ。年を重ねれば重ねるほど、うっすらぼんやりとしてゆく。
    そんな中にいつ狂気が入り込んでくるなんて誰にでもありうる。その一人になるかもしれない期待・・不安・・恐・
    常に私達は壁ぎわにいるのだ。

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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    好きです。えぇ〜脳髄つけてよ。自分にも。長い物には巻かれて暮らしてますので大丈夫。
    父親みたいな描写はさすがに怖いけど。やはり長編より短編が好きなのです。

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    2009年10月04日
  • 忌憶

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    「奇憶」「器憶」「キ憶(キは土遍に危)」の3作品を収録。
    連作短編小説と銘打ってますが、繋がりはほとんどないのでどこからでも読めます。以下、それぞれの感想↓

    『奇憶』
    直人のダメ人間描写っぷりが素晴しい。こんな風になる前にちゃんとしよう、と決意させてくれる。
    平行世界についての説明が詳しくなされている事により、ただの不思議で怖い体験ではなくなり、論理立てられたこの世の真理として誰もが巻き込まれる可能性のある怖さ、となっている。
    「ショゴス」「シュレディンガーの猫」「ブラックホール」などの単語に反応できる人は読むと良いと思う。

    『器憶』
    「腹話術師」と「腹話術人形」の話。
    とくればある程度予

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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    表題作を含むSF・ホラー11作品を収録。
    SFとホラーってもの凄く良く似合うよなぁ、と「綺麗な子」を読んで思った。
    「停留所まで」「アルデバランから来た男」の様なテンポの良い短くトリッキーな話を私は好む。
    「影の国」「声」「タルトはいかが?」は終わらせ方が良いな、と思った。特に「タルトはいかが?」のラスト一文はこれ以外に有り得ないだろう、といった感じ。

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    2009年10月04日
  • 忌憶

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     小林泰三の最新単行本です。三編の短編からなる単行本です。
     奇妙な記憶に悩まされる男の物語『奇憶』
     腹話術の人形を購入した男の物語『器憶』
     前向性健忘症に罹患した男の物語『キ憶』
     この三編はいずれも人間の記憶に焦点を当てた物語で、いずれも奇怪な味が印象的な作品です。三編には登場人物のつながりという意味で、関連性はありますが、それが何か一つの大きな流れとなっている訳ではないですね。
     今作でもクトゥルフ関連の単語が出てきます。『ショゴス』ですね^^

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    2009年10月04日
  • 脳髄工場

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     相変わらずいやーな感じの作品が並んでいるところが素晴らしいですね。
     ですが、特筆すべきは、そうした「いやーな感じ」はあんまりない『C市』という作品。
     これまでの作品でもクトルゥフ神話に対する傾倒を見せていた作者が、真っ正面からクトルゥフ神話に挑んだ作品で、ホントイイ!大好きです。本作は中編ですが、小林氏にはいつか長編のクトルゥフ物をやって欲しいなあと思います。

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    2009年10月04日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    朱川さんの作品を読みたかったので手に取った。
    「玩具修理者」は好きだった。もう一度読み返すことになった。その他は読みやすさはありつつも、ほしかったホラーではなかったかも。ホラーってなんだろうなぁ。ちょいとエログロ気味?

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    2026年06月13日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    オオスメ小説を適当に調べて情報が全くない状態で読んだ。不思議な世界観すぎて正直良く分からなかった。
    でもこの作者ならではの世界観が独特で、その中にしっかりとした叙述トリックもあって楽しめた。

    地球側の世界で登場していた人物のほとんどのアーヴァタールを誤認させるのは大胆で面白い。

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    2026年06月08日
  • 海を見る人

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    【2026年77冊目】
    彼はずっと海を見ている。日がな一日、来る日も来る日も。彼はただ、彼女のことだけを思っている――表題作「海を見る人」を含む7つのハードSF短編集。

    ハードでした笑 もともとSFはあまり得意ではないというのがありますが、いい意味で科学的根拠をベースにしたお話がほとんどで理解しようとするために読むのに時間がかかってしまいました(そして、結局理解できた気はしない)

    ファンタジー要素も強いので、理系に強い人は物語性の高さもあって楽しめそうな気がします。どのお話もちょっとびっくりさせてくる要素があって、細部は理解できなかった私でも「おお」となりました。

    ホラーのイメージが強い

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    2026年06月05日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    ネタバレ

    記憶が10分しか持たなくなった世界。その世界でのSF的な物語かと思ったが、どちらかというと倫理の話。記憶は個人のメモリーに保存され、メモリーが個人である世界で、魂とは、死とは何かを問う。記憶ができないのにメモリーシステムを構築できるはずがない。できたとして、そんな世界は長続きしないやろ。メモリーをどうやって守り廃棄するのか。5/10。

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    2026年06月01日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

     設定が面白く、早く結末を知りたくなる。
     ただ、小説のほとんどが会話で構成され、そのほとんどがあまりに堂々巡りのやりとりで、辟易する。終盤はリーダビリティが高まり、読みやすくなる。登場人物のキャラクターは独特で、要領が悪く、ホラー作家ならでは、といった感じ。
     主人公の正体は、途中でなんとなく予想したが、裏付ける表現もなければ、気持ちのいい伏線も多くはない。

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    2026年05月20日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    人類の記憶が失われてメモリに依存し生きていく話。絶妙に無くはなさそうなストーリーでよみやすかったが、結局だからなんだろうっていう感想(´ω`)

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    2026年05月16日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    友達に勧められて読んでみた
    文体は面白くていいなと思った、ごちゃごちゃした会話が世界観の混沌を作り上げていて、読んでて楽しかった
    ただちょっと必要以上にグロくて興醒めたのと、あと結局アリス殺されちゃったんかーいってなった

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    2026年05月15日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    不思議の国のアリスの知識がキングダムハーツに出てきた程度しかなかったので、場面の想像がやや難しかった...
    そしてラストのおはようアリスはどういうこと?
    誰か教えて欲しい

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    2026年05月12日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    2026.05.04

    ホラーアンソロジーはなかなか満足できるものがないんだけど、作家さんたちが錚々たるメンバーだったので久しぶりに購入してみた。
    いつもそう思って購入して期待外れだけど、このアンソロジーは読み応えがあって総じて大満足。

    小野不由美の短編は名作すぎて覚えていたけれど、読んだはずの常川光太郎と岩井志麻子はまったく忘れていた。小林泰三はこういうアンソロジーでしか読んだことがないけれど、一度も面白いと感じたことがない。正直、小池真理子と小林泰三がアンソロジーに入ってると、その話は「捨て」だなと思ってしまう。

    澤村伊智「シュマシラ」
    UMAや妖怪に絡むテーマは面白いかったし読んでる

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    2026年05月04日