五十嵐貴久のレビュー一覧

  • 死写会

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    Audibleにて視聴。
    序盤に大きな謎を提示されるので、Audibleとしては非常に聴きやすかったです。
    Audible向けのため朗読も複数人で、臨場感がありました。
    実際の現場を想像すると、ぞっとしますね。
    オーディブル→書籍化の順に刊行された作品。Audibleに最適化されているので、そっちのほうがオススメです。

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    2025年07月22日
  • 交渉人・遠野麻衣子

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    あとがきと謝辞から 初出は2002年のこの作品
    スマホ以前の“交渉人”をアップデート改稿して
    再文庫化と知りました
    そして、私は再文庫化が初読

    「リカ」のブラックファンタジー風とは
    一線を画して 警察の交渉人としての
    立場・対応を正統に読ませてくれます
    しかし、私も麻衣子さんと同じく
    流れるような交渉に疑心となっていました
    なんとなく上手くいきすぎ?
    ちょっと大雑把?
    しかーし、これにはすっきりとした
    事の顛末が待っていました
    言葉の端端から真犯人を読み解いていく
    五十嵐さんって幅広いと思います

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    2025年07月18日
  • リハーサル

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    2025/7/1
    リカ!!!
    サイコパス胸糞話。

    表紙裏のあらすじが書きすぎでダメすぎる。
    本編の9割が書かれてる。

    心がしんどい時だったから、読むのがしんどかった。荒唐無稽だしスッキリもしない。

    胸糞読みたいときには最適かも。

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    2025年07月01日
  • リカ

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    ホラーサスペンス大賞という、極めてアバウトなそして短命だった賞に見事に輝き、
    以降はお涙頂戴映像化狙いの作品を頻発する作者の、めちゃ有名なデビュー作。
    一気に読ませる力はデビュー作とは思えないし、
    書籍化にあたり加筆したエピローグも悪くない。
    だが、一冊を通して、トーンがパートパートで変わり過ぎではないかと。
    キャラ造形と、ラストのレクター感が、知性として微妙にフィットしきらずで、結果作品としての色が濁る。

    しかし作者はこの作品の後にしばらくホームドラマ的な作品を書き続けて、
    そこから10年以上ぶりに続編書いてからの、数年で一気に大量にシリーズ化させ、完結。
    映像化を意識しすぎてる感は否めな

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    2025年06月26日
  • リバース

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    リカ誕生秘話!
    一人称視点で語られるのが、私は読みやすくて好きでした。
    途中から「あっ、最後はきっとこうなるな〜」って読めるのだけれど。それでも、上をいく。裏切られる。
    面白かった!

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    2025年06月26日
  • 命の砦

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    ネタバレ

    久しぶりに熱い物語に触れて、良い影響を受けた気がします。
    最近の火災原因として多いリチウムイオンバッテリーからの出火(爆発火災)を危険視する視点も、イマ風で面白いのではないかと思いました。
    主要な登場人物がなくなってしまい「あぁーやめてぇー(泣)」と思う場面がありました。消防職員は人を助ける側なので自分がなくなってしまってはいけません(殉職された先達にはもちろん敬意を感じてはいますが)。感想や本のレビューを拝見していると、シリーズのようなので他のものも読んでみたいと思います。

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    2025年06月18日
  • リカ

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    平凡な会社員の主人公は軽い気持ちで出会い系サイトを使い、リカという女と知り合う。
    しかし彼女の異常な電話に恐怖し連絡を断つが、ある日リカに姿を見つけられてしまう。
    常軌を逸したリカの言動、男への執着がとにかく怖い。小難しい事は考えずホラーに没頭できる作品。

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    2025年06月12日
  • リメンバー

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    ネタバレ

    きれいにタイトルを回収してて気持ちよかった
    でも、いろんな人を殺す理由が短絡的すぎてびっくりする感じもなく淡々と進んでいった感じ
    そういうところも一切理解できない感じが"リカ"なのかなあ、なんて

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    2025年06月12日
  • リバース

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    長野県の教会で過ごしていた幸子は、勉強をするために東京へ向かう。東京で幸子は、クリニックを経営するお金持ちの雨宮家の家政婦として働くことになる。雨宮家にいるのは、クリニックで働く父親、美人で花を教える母親、そして美人な双子の姉妹。家政婦として働く中、幸子はそれまで過ごしていた教会の神父へ、出来事を事細かに書いた手紙を送っていた。最初は雨宮家で働くことを誇りに思っていた幸子であったが…というストーリー。

    幸子が神父へ宛てた手紙がこの作品の主な文章になっているのが面白かった。
    雨宮家の雰囲気は序盤から不穏であったが、世間知らずの幸子のキャラクターが上手く活きていて、後半やっと気づいて畳み掛けると

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    2025年06月12日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    アンソロジーなので、どうしても好きな作品も嫌いな作品も出てしまうが、全体的には面白い!
    『心のお話』は、姫川さんの独り言(思ってること)がなんとも言えない面白さ。
    こういうアンソロジーで読んでみたい作家さんの作品を開拓していくのもアリだとおもいます。

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    2025年06月10日
  • リハーサル

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    序盤からイカれたリカの言動と行動が全開で、求めていたものはこれだよ、って感じでサクサク読めました
    1作目で読んだ狂気のゾクゾクした感じを再認識できてエンタメとして面白かったです。

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    2025年06月06日
  • リボーン

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    うっかり間の話飛ばして読んでしまったが、ついに完結!最初は割とリアルだったのが段々とモンスター、ホラー映画のキャラクターになってしまった。でもあくまで人怖だな。そして後書にもあったけれど現実の方が怖くなってきた、それを思う最終巻でした。

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    2025年06月01日
  • リターン

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    ネタバレ

    リカシリーズ第二弾(刊行順に読み進める)
    常人には考えられない姿でリカと生活していた本間さんの遺体発見から始まる。
    自分に都合の良いことしか受け入れたくないのは、誰にでもある気がするけど、現実味がないくらい行動が異常すぎる。
    ただただ、怖かった。
    でもラストに疑問。。今後リカは登場しないのか?
    怖くてお風呂などにも影響しているが、次も読んでしまうと思う。少し期間を空ける。。

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    2025年05月31日
  • リカ

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    ネタバレ

    この本が刊行された頃はまだ出会い系もメジャーではなく、古い時代を感じさせる。メンヘラストーカーなんて言葉もなかっただろう。でもイカれてる奴の怖さはいつの時代も共通だった。リカに会うまで出会い系を分析しながら楽しんでいたのが面白おかしかったけど、リカに電話番号を教えたら恐怖のギアは徐々に上がっていく。初めてタクシーで逃げ切った時のスピード感は堪らなかった。ラストはさすがに超人すぎないか。けどエピローグも含めてジェイソンのような存在になりそうなリカに乾杯。

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    2025年05月30日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    誉田哲也さんが読みたくて購入しました。
    彼の長編、シリーズ物が好きなのでアンソロジーはどうかと思ったが 普段手に取らない作家さんも読めて思ったより楽しめました。

    こんなところから好きな作家さんを探すのもいいですね。

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    2025年05月20日
  • リフレイン

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    リカシリーズ第6弾。リカの看護学校時代の話し。平成3年に18、19歳だということは私と同年代。永遠の28歳、怖い笑。
    毎回ですが気持ち悪い話しでした。
    リメンバーがどんでん返しだったので、今回も何かどんでん返しがあるのかと構えて読みました。
    今回の冒頭を読んだ時に、本当に火災事故があってそれを下敷きにこの小説が書かれたのかと思った、単純なバカです汗。

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    2025年05月11日
  • リハーサル

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    リカシリーズ第4弾。リカが他の看護師や女の人のこと医者(男)に媚びるばっかりの馬鹿女って言ってるけど、リカの男に対する態度が男に媚びるバカ女なのがイライラする。なので4作読んでリカとリハーサルが読むのがキツかったんだと思う。
    2作目と3作目はあんまりそういうシーンが無かったから怖さに没頭できた気がする。今回が1番頭がイっちゃってるぶりがキツかった。

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    2025年05月09日
  • 死写会

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    原因がややぼんやりしていて、意外性はなくベタなB級ホラーという感じだった。全部見ていなくても死ぬなら全部見た人との違いは何か?

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    2025年05月05日
  • リカ

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    ネタバレ

    出会い系で知り合った女がやべーやつでストーキングされる中年男の話。男がクズなのでひどい目に遭おうが自業自得、同情する気になれないのがいい。

    2002年の刊行時にはまだ一般的ではなかったインターネットでの出会いについてチュートリアル的な序盤の100頁はマッチングアプリが浸透した現代に読むとまだるっこしい。

    リカと出会い、異常性に気づき、粘着され、調査を依頼した探偵の死体が発見されるあたりまでは面白かった。そのあとはラストも含めて予想できる展開だった。リカには話が通じないイライラはあったが怖さは感じなかった。

    薬を使うところが村上龍のオーディションを連想させる。粘着してくる女の話としてキング

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    2025年04月29日
  • 死写会

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    かつての巨匠が撮ったサスペンス映画を見たら死ぬ、というホラー。ホラー映画じゃないのに見たら死ぬっていうのも珍しいよね。これ、オーディブルだったのか、怖いよね。

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    2025年04月29日