五十嵐貴久のレビュー一覧
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長野県の教会で過ごしていた幸子は、勉強をするために東京へ向かう。東京で幸子は、クリニックを経営するお金持ちの雨宮家の家政婦として働くことになる。雨宮家にいるのは、クリニックで働く父親、美人で花を教える母親、そして美人な双子の姉妹。家政婦として働く中、幸子はそれまで過ごしていた教会の神父へ、出来事を事細かに書いた手紙を送っていた。最初は雨宮家で働くことを誇りに思っていた幸子であったが…というストーリー。
幸子が神父へ宛てた手紙がこの作品の主な文章になっているのが面白かった。
雨宮家の雰囲気は序盤から不穏であったが、世間知らずの幸子のキャラクターが上手く活きていて、後半やっと気づいて畳み掛けると -
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ネタバレ出会い系で知り合った女がやべーやつでストーキングされる中年男の話。男がクズなのでひどい目に遭おうが自業自得、同情する気になれないのがいい。
2002年の刊行時にはまだ一般的ではなかったインターネットでの出会いについてチュートリアル的な序盤の100頁はマッチングアプリが浸透した現代に読むとまだるっこしい。
リカと出会い、異常性に気づき、粘着され、調査を依頼した探偵の死体が発見されるあたりまでは面白かった。そのあとはラストも含めて予想できる展開だった。リカには話が通じないイライラはあったが怖さは感じなかった。
薬を使うところが村上龍のオーディションを連想させる。粘着してくる女の話としてキング -
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リカシリーズ第9弾にして、最終章。
珍しく前作『リベンジ』と合わせ前編後編の組み合わせだったこともあり、『リベンジ』後にそのまま続投。
『リセット』から『リベンジ』の間は2年以上かかったと言うのに…。
前作に続き、リカとの攻防戦。
これまでのリカシリーズと比べると、じっとりしたゾクゾク感ではなく、もっと直球の暴力的な怖さ。
犠牲者もガンガンでる。
こんなに犠牲者でるの、バトルロワイヤル以来では?
あ、リフレインの方が多かったか。
最後もエグすぎて。
そしてあの後どうなったのか…。
いや、多くは語りません。
残念ながらこれにて完結。
『リメンバー』に至るまでの追加エピソード、あったらいい