五十嵐貴久のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
五十嵐貴久『スカーレット・レター』実業之日本社文庫。
ホラー小説である。まさかそんな結末が待ち受けているとは考えもしなかったのだが、全体的に安直なストーリーのように感じてしまった。
舞台となる岩手県の染田町は架空の町であろう。東北新幹線でいわて沼宮内駅に降りて、いわて銀河鉄道をモデルにしたと思われる岩手銀嶺鉄道で1時間半の駅から車で30分というから、一戸とか奥中山高原辺りがモデルかと思ったのだが、黒石寺を連想させる墨跡寺や蘇民祭を連想させる草民祭などが登場するので奥州市近辺がモデルという可能性もある。いずれにせよ、ロケーションは沼宮内近辺でモデルとした町は奥州市から花巻市の間のどこかなのだ -
Posted by ブクログ
ホラー映画は好きですが、ホラー小説は読んだことがありませんでした。初挑戦で目についたのがこの作品でした。
40代サラリーマン、妻子あり。その身分で出会い系サイトを使っておいて何が平凡なのでしょうか。
ホラー作品で痛い目を見るのにちょうど良い立ち位置の人物と最初は思いましたが、彼は想像以上の「罰」に出会うことになり胸が苦しくなりました。
題材は重く、読み進めるのがつらいこともありましたが、文章がとても読みやすく、久々の読書でもシーンを想像しながらサクサク読めました。
追加のエピローグについて。
個人的には追加前の終わり方が好きなので、不要と考えています。