五十嵐貴久のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ出たばかりの文庫新刊。
作家・五十嵐貴久さんがホラー小説『リカ』シリーズを完結してはや2年、2024年まで第9作まで続いたこのシリーズの裏側を描いたもの。執筆中に不気味な実体験をした当時のことが書かれているノンフィクション。
2002年に『リカ』が発売され、業界でも注目され始めたある日、ご本人の前に某出版社に勤めているという『斎藤』と名乗る編集者が現れる。そして長編ホラー小説を書いてほしいと依頼され、熱心に取材のセッティングをし始める。だが取材予定の女性が交通事故に遭い、原因不明の昏睡状態に。そして本人のもとにはリカを名乗る不気味なメールが届き始める…というもの。
ネタバレになるが、もしか -
Posted by ブクログ
この本が、高岡早紀が演じたリカだとは知らなかった
リカは、周囲の人間からしたら脅威で恐怖の存在でしかないが、本人は自分の思考や現実が常に正しくまわりが変だという特性を持つ人間で、邪魔をする者は消していく。それは愛する人であっても同じ…
ここまでの人はいないが、世の中には日常的にそういう考えの人はいると思う、というか見かける
「えっどうしてその考えになる!?」と99%の人が思っても残りの1%の考え方の人
それが上司だったら、従うしかないし、なぜか反論したらもっと固辞する……
仕方がないので、住んでいる世界が違うと心を無にしてやり過ごしてます
2023/10/24 -
Posted by ブクログ
漫画ライクのエンターテイメントストーリ
これは、そういうものとして楽しみました(笑)
韓国のエリート女刑事と警視庁の新人男刑事が墨田川で発見された韓国の麻薬王の変死の真相に迫ります。
エリート女刑事ジヒョンは、美人で頭脳明晰、格闘技、射撃のプロとすごい人。ただ、日本をかなり嫌っている。なんでそこまでって思いますが..
一方、新人男刑事陽平は日本の捜査の邪魔となるジヒョンに捜査をさせないようにという特命を受ける。
この凸凹コンビで、衝突する二人なのですが、二人の共通の推しが「ももクロ」
そして、二人は「もののふ」
ももクロが二人を結び付けて、ついには協力して事件の真相に迫ります。
そして -
Posted by ブクログ
五十嵐貴久『スカーレット・レター』実業之日本社文庫。
ホラー小説である。まさかそんな結末が待ち受けているとは考えもしなかったのだが、全体的に安直なストーリーのように感じてしまった。
舞台となる岩手県の染田町は架空の町であろう。東北新幹線でいわて沼宮内駅に降りて、いわて銀河鉄道をモデルにしたと思われる岩手銀嶺鉄道で1時間半の駅から車で30分というから、一戸とか奥中山高原辺りがモデルかと思ったのだが、黒石寺を連想させる墨跡寺や蘇民祭を連想させる草民祭などが登場するので奥州市近辺がモデルという可能性もある。いずれにせよ、ロケーションは沼宮内近辺でモデルとした町は奥州市から花巻市の間のどこかなのだ