あらすじ
いくつもの死体を残し、娘と思しき少女と逃走した雨宮リカを、警視庁は改めて複数の殺人容疑で指名手配した。が、それを嘲笑うかのように女子学生の拉致誘拐事件が連続発生する。KPDC興信所の柏原と警視庁の戸田は一連のリカ事件に終止符を打つべく、小野萌香とその祖母の宇都子に協力を求めるが。「リカ・クロニクル」ついに怒濤の完結!
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いよいよ指名手配をされたリカ。警視庁全体でリカを追う。リカと対立する者、リカの娘。リカの意思に従う者。復讐が絡まり血濡れる最終回!
やっとリカを退治したけど、リカの娘が…全てを無下にするような結末に絶望!
まだ終わらないで欲しい!
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アメリカには様々な殺人モンスターがいるが、日本にはリカがいる。それだけのインパクトがある。
いよいよリカとの戦いも最終章だが、感動だの一松の悲しみなど存在しない。あるのは血と狂気とあの奇妙なにおいだけだ。
このシリーズ、リーダブルだしテンポが大変よい。読者に頁をめくらせることに全てを注ぎ込んでいるのだろう。続きはどうなるのか、彼らは、リカはどうなるのかと気が気でなかった。
完全なるモンスターに相応しいクライマックスだ。
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リカシリーズついに完結。前作で追われたリカが体制を整えて反撃に転じ、そのうえですべての決着をつけたい警察との攻防戦。撃たれるくらいでは止まらないし躊躇なくメスを振るうしまわりは感化されるし、とんでもないモンスターだった。読み終えてから5作目リメンバーは時系列的にはこの5年後なことに気付き背筋がぞくっとした。
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とうとう「リカ」と決着がついてしまった…。200人以上の人を殺したモンスター殺人鬼…。ストーカーがここまでくると、もはやリカは人間ではない……。頭に9発の弾丸が撃ち込まれて生きていたし、やっぱり最後の終わり方は、人並み外れた終わらせ方だし、リカの娘「里佳」の最期がはっきりしないので、どうなったことか…。本当に終わり?まだ終わっていないと思うけど…。どうでしょう?それにしても残酷でエグい殺害シーンがたくさん出てきて「リカ」本当に怖い。
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シリーズを読破しました。
正直なところを言うと、人の憎しみや憎悪の権化であるリカが妄想と現実の間で生きている。そのリカの頭の物語で不都合な部分はデリート。単純な思考の分だけ躊躇いがないことが怖かった。
リカの最期は菅原刑事(甥)が片付けたのは、シリーズを読んでいて、血の繋がっているものが終止符をうったのでよかった。
ただし、最期の銃声は…
1発だったところがもどかしい。
萌香さんの生死も気になります。
いつか、新しいジャンルでリカが登場して欲しいです。
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リカシリーズ第9弾にして完結巻です。
うーん、すごかったです。ヤバかった。
前巻のリベンジからの続きのお話しだったけど、とにかく人が死に過ぎです。
有坂キモ過ぎ。リカがああなったのって有坂の変な飲み物飲んだせいなんじゃ‥。リバース読んだ時からなんか嫌な感じだったけど。
リボーンの後の話しでリメンバーはリカに影響された人の話しだったけど、リカの話しが決着してるかわからない感じだったのでやっぱり時系列でもう一度読むしかないですね。
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リカシリーズ完結篇。
10数発の銃弾を受けても死なず、まさにモンスター化しており、徐々にターゲットに迫る感じが恐怖心を煽る。
リカパートはゾクゾクしながら読んだ。
時系列に読むと更に理解が深まりそう。
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リカシリーズが完結
大好きな作品であると同時に自分の内面を写し出している鏡のような作品でもあると感じています。
いつかどこかでまた出会えると、いいのか悪いのか。
リボーンの意味は?
怖い最後でした。
今度は時系列で読んでみたいと思っています。
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最新作『リボーン』…一気に読み終わりました。めちゃくちゃくちゃ怖かった。詳しくは書けませんが、いい加減にしろよ…お願いだから許して…そう思いつつも読んでしまう『リカ』シリーズ。怖いですよ…
※殺害シーンなど、かなり凄惨でグロテスクな描写が多いので、嫌いな人にはオススメしません。(僕も好きでは無いが、ヒタヒタとリカが襲ってくる恐怖に病みつき?になりました)
一応、リカとの因縁は最終決着された形ですが、本当にそうなのかなあ…まだ信じられない
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リカシリーズ9作目。ついに完結してしまった、、
1作目を初めて読んだ時に、とてつもない恐怖と衝撃で、すぐにどハマりして、新刊が発売される度に楽しみでしょうがなかった。笑
今作も最後までリカはリカで恐ろしすぎた、、、。
いつものごとく、本当に自分の背後にリカがいるんじゃないか?と思わせられる恐怖感がすごかった。
これで完結だと思うと寂しいなぁ〜。
また数年後に1作目から読み返したいと思います!
五十嵐先生、約22年間お疲れ様でした。
2025年〜1冊目。
Posted by ブクログ
前作『リベンジ』のラストからつながっているストーリーとのことで、リカの娘が無惨に轢かれた衝撃的な展開から始まっている。
捜査パートはほぼ膠着状態でやや面白みに欠けるが、輸血が必要な娘のために現在進行形で殺害を繰り返すリカパートも差し挟まれるので、ハラハラを保ったまま飽くことなく読める。
リカの人格がここまで歪んだのは、生まれ持った素質もあるだろうけど、折檻をくりかえし挙句の果てには新興宗教にハマった母親のせいでもある。
そのあたりの闇も描かれていて、このリカシリーズにさらに奥行きがでた感じがした。愚かな教団の狂宴のために、猫ちゃんが生贄として惨殺されるシーンは本当に読むのが苦しくて許せなかったけど。
シリーズ最終作ということで、不死身のリカはほとんどオカルト的存在になっていたものの、娘の看病をしたり、警察内部に彼女の回し者がいたり、最期は首の骨を見せて息絶えたり(本当に?)、最後の最後で「あ、リカも人間だった」なんて思い出すことができたような気がする。
あとがきにあったように、リカがネットの向こうにいる得体の知れない女性、ということが最大のホラー要素だった23年前から、時代は進み過ぎた。
SNSでの炎上にみられるように、義憤にかられたりただ他者を傷つけるためだったり、誹謗中傷を繰り返す匿名のユーザーが増殖して、画面の向こう側にいる彼らの正体は、ほぼリカのような顔をしているのではないかと思わされる。
中学生のときから追い続けてきたリカシリーズが終わってしまうのは寂しいが、また新たな時代の残虐ヒロインが生み出されるのが楽しみでもあり、待ち遠しい。
Posted by ブクログ
前作『リベンジ』で青木孝子と対峙した雨宮リカは、小野萌香が運転する車に轢かれた娘を治療するため、数名の警察官と一般人を殺しながら逃亡する。
すぐに全国指名手配になるが、雨宮リカ逮捕につながりそうな有力な情報は依然として寄せられない。
そこで警視庁の戸田と元刑事で興信所所長の柏原は、ユタと呼ばれる沖縄の霊的能力を持つ小野萌香とその祖母に協力を求める。
果たして、雨宮リカを逮捕することができるのか…?
リカシリーズ完結作。
ついにあのリカさんとの戦いに終止符が!?
…というわけで、最後がどうなるのか気になりすぎて一気読みしてしまいました。
いー!そゆことー?
リカさん最恐説と思ってたら、さすがはその血を色濃く受け継がれるご令嬢…!これで10歳でしょ?ママンと同じ28歳になる頃には一体どうなってるんだか、末恐ろしすぎー。
ということで、リカシリーズこれにて無事閉幕〜!…なの??
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ついに終わり。最後はやりたい放題だったが、ここまでしっかり楽しませてもらったのでよしとしましょう。この一冊で考えると、高評価とまではいかないが、最終章なのでシリーズ完走の星。リプレイ希望。
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ラストの銃声で撃たれたのは誰なのか。
完結とは、、雨宮リカの終わりであって、里佳の始まりなのかもしれない。
後書きに「別な形でリカを描くことはあり得るでしょう」とあった。
リボーン、完結作のタイトルにしては意味ありすぎだと思ったのは、私だけかな。
とりあえず、次作に期待!
Posted by ブクログ
リカシリーズ完結。
10歳くらいの子供を車で轢いても罪に問われないって…
最後は結局どうなったのか…
一発だけなら当たったとしても生きてる気がする。
猫好きには辛い内容だった。
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リカクロニクル最終巻。
本来なら「生まれ変わり」「再生」と救いを連想させるはずの〈リボーン〉は、このシリーズでは恐怖の再生でしかありません。
そして驚いたのは、「リカ」が五十嵐貴久さんのデビュー作だったということ。あまりに強烈なキャラクターを、最初から世に放ってしまった。その後、時間をおいた時期もありましたが、20年をかけてついに“次世代のリカ”まで描ききっての終幕です。
作者が薦めるように刊行順で読んだあと、時系列順で読み直せば、より鮮明にリカクロニクルの全貌が見えてきます。
というより、読み直さないとすでに忘れがちですわ。
Posted by ブクログ
うっかり間の話飛ばして読んでしまったが、ついに完結!最初は割とリアルだったのが段々とモンスター、ホラー映画のキャラクターになってしまった。でもあくまで人怖だな。そして後書にもあったけれど現実の方が怖くなってきた、それを思う最終巻でした。
Posted by ブクログ
リカシリーズ第9弾にして、最終章。
珍しく前作『リベンジ』と合わせ前編後編の組み合わせだったこともあり、『リベンジ』後にそのまま続投。
『リセット』から『リベンジ』の間は2年以上かかったと言うのに…。
前作に続き、リカとの攻防戦。
これまでのリカシリーズと比べると、じっとりしたゾクゾク感ではなく、もっと直球の暴力的な怖さ。
犠牲者もガンガンでる。
こんなに犠牲者でるの、バトルロワイヤル以来では?
あ、リフレインの方が多かったか。
最後もエグすぎて。
そしてあの後どうなったのか…。
いや、多くは語りません。
残念ながらこれにて完結。
『リメンバー』に至るまでの追加エピソード、あったらいいな。
あと菅原さんの事件簿も。
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
この作品読んでると、座敷女を思い出すんだよなぁ…。
今回は特に。
Posted by ブクログ
リカシリーズ完結してしまった。
どんどんパワーアップしていったリカだったけど、終わり方もなかなか凄惨だった。
娘の今後がまた気になるところで、知りたいような知りたくないような。
しかし、メスの切れ味が良すぎませんか。
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リカシリーズ最終巻
完結だけあって、すごい勢いで人が死にます。
リカの潜伏先は父の病院だと思ってたけど、結局最後までどこだったかは明かされなかった。娘も誰の子なのかはっきりしないし、いろんなものが残ったまま。堀口がスパイ?寝返り?というのも。誰かしらだとは思ってたけど、宗教2世の件からは強引すぎるというか。
無理矢理とは言わないけど、終わらせた感が見える最終巻でした。後書きにもあったけど、リカに負けずとも劣らないモンスターが現実に出てきてる以上、これ以上は。。というのは何となくわかる。
夫きっかけで再読&完走したリカシリーズは、総じてとても面白かったです。
また手持ちの本一周した後、時系列順にリカクロニクル読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
*いくつもの死体を残し、娘と思しき少女と逃走した雨宮リカを、警視庁は改めて複数の殺人容疑で指名手配した。が、それを嘲笑うかのように女子学生の拉致誘拐事件が連続発生する。KPDC興信所の柏原と警視庁の戸田は一連のリカ事件に終止符を打つべく、小野萌香とその祖母の宇都子に協力を求めるが。「リカ・クロニクル」ついに怒濤の完結篇!*
え何まさかのまたなのもうほんとやめてったらやめてー!
と言うのが正直な読後感です。
とにかくこのシリーズは見届けなければと言う一心で読み続けてきましたが、さすがに化け物っぷりが超越し過ぎです。
そしてラストも救いがなさ過ぎて目眩がしました。
いや、この後味の悪さこそがリカシリーズの醍醐味?ではあるんですけどね…
が、やっぱり最後まで読んで良かった。
と言うのも、後書きがとても感慨深いものだったから。
確かにこの20年で世界は一変し、時代はあっさりとリカを追い抜いてしまいました。
現実の方が圧倒的にリカを凌駕する時代が来ようとは…!
この長い年月をリカと共に過ごせて来たこと、本当に貴重な体験でした。
五十嵐さん、本当にお疲れさまでした。
Posted by ブクログ
とうとうリカシリーズ完結。
たくさんの人が犠牲になったなあ…
リカがどんどん化け物じみてきて、当初に比べてホラー感よりもスプラッター感が大きくなっちゃったけど、面白かった。
思い込みというか自己正当化が強くなるとこうなっちゃうのかな、っていうのと、そんな親に育てられた子供は怖い。
Posted by ブクログ
高岡早紀主演でドラマ化、映画化されたリカシリーズの完結編にして、リカの最期を描いた作品です。 リカは、作品毎にドンドン人間離れした超人?ゾンビ?化していますが、もうすっかり人間ではなくなってる様です。
全作を通じてあっさり残虐に殺人を犯していくのは変わらずで、この作品も同じくです。そしてリカの娘である里佳もやはりモンスターでした。
最後の銃声では、果たしてどちらが死んだのか?!
無事平穏が訪れたのか、それとも、、、?
Posted by ブクログ
これでリカクロニクル完了、あとがきで著者が言っているのだから間違いないだろう、本当か?最後の銃声はリカの娘里佳を撃ったものに思えなくて仕方ない、綾部が菅原を止めるために撃ったとしか思えない、きっと数年後には二代目リカの登場は間違いないだろう。はっきり言ってこの小説は無茶苦茶だ小説とも思えないライトノベルかマンガ原作のようである、あまりにも警察がバカすぎる。作者がこれで終わりと言っているのだから信じよう、これ以上こんなつまらない話に付き合わされなくて済むのだから。
Posted by ブクログ
ようやく終わったのかと驚きました。今まで様々なやり方で大量殺人をおこなってきたリカの物語が遂に終結します。
あらすじ
前作の続き感がすごいので、リベンジを読んでからの方がよろしいでしょう。前作にて、リカの娘を車で轢き、重体を負わせてしまった小野萌香とその祖母の宇都子。リカの復讐を恐れる二人を守ろうと警察は指名手配を行い、全力でリカの捜査にあたるが…。
あんまりグロくなかったですね。痛そうだなと思う描写が三つくらいありましたが、このシリーズにしてはあっさり。長く続きすぎて終わり方が迷うところですが、なんとなくスピンオフ的に二、三話出そうな予感がする終わり方でした。でも、ちょっとだけ期待してたような終わりじゃなかったので残念でした。でもリカのひらがな構文がとうとうフォントを変えて飛び出してくるのは恐怖ですね。何度読んでも怖いものです。
Posted by ブクログ
狂気!凶気!恐気!全てのヤバさが駄々漏れて狙われる怖さMAX!リカの最終章は全身の血が逆流しそうな興奮に終始包まれていた。
青木孝子から受け継ぐ形でリカに対峙するのは、私立探偵の柏原と堀口、警視庁の戸田、小野萌香と祖母の宇都子。
萌香がリカから相当な恨みを買い、いつ殺されてもおかしくない状況で話が進んでいくのでその緊張感たるや苦しいほど。
合間のリカのイッちゃってるおしゃべりでちょっとブレイクタイム…になるかっ!w
裏切りは見抜けなかったけど、血なまぐさいラストは予想通り。なんてったって『リボーン』ですから。
個人的に、有坂様のお手製のお茶の中身がわかってスッキリ!
Posted by ブクログ
※
『リカ』シリーズ完結編
生身の人間のはずなのに、巻を増すごとに
人を超えた存在と思わずにはいられない
雨宮リカの最新版にして最終話。
人というカテゴリーで括れなくなって、
更には違う能力世界まで絡んできて、
もう怖いなんて言葉じゃ収まらない。
肉体も精神もただの異常なんかじゃない、
もっと次元を超越した脅威がリカなんだと
改めて思い知らされた気分です。