【感想・ネタバレ】リボーンのレビュー

あらすじ

いくつもの死体を残し、娘と思しき少女と逃走した雨宮リカを、警視庁は改めて複数の殺人容疑で指名手配した。が、それを嘲笑うかのように女子学生の拉致誘拐事件が連続発生する。KPDC興信所の柏原と警視庁の戸田は一連のリカ事件に終止符を打つべく、小野萌香とその祖母の宇都子に協力を求めるが。「リカ・クロニクル」ついに怒濤の完結!

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Posted by ブクログ

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とうとう「リカ」と決着がついてしまった…。200人以上の人を殺したモンスター殺人鬼…。ストーカーがここまでくると、もはやリカは人間ではない……。頭に9発の弾丸が撃ち込まれて生きていたし、やっぱり最後の終わり方は、人並み外れた終わらせ方だし、リカの娘「里佳」の最期がはっきりしないので、どうなったことか…。本当に終わり?まだ終わっていないと思うけど…。どうでしょう?それにしても残酷でエグい殺害シーンがたくさん出てきて「リカ」本当に怖い。

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズを読破しました。
正直なところを言うと、人の憎しみや憎悪の権化であるリカが妄想と現実の間で生きている。そのリカの頭の物語で不都合な部分はデリート。単純な思考の分だけ躊躇いがないことが怖かった。
リカの最期は菅原刑事(甥)が片付けたのは、シリーズを読んでいて、血の繋がっているものが終止符をうったのでよかった。
ただし、最期の銃声は…
1発だったところがもどかしい。
萌香さんの生死も気になります。

いつか、新しいジャンルでリカが登場して欲しいです。

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作『リベンジ』のラストからつながっているストーリーとのことで、リカの娘が無惨に轢かれた衝撃的な展開から始まっている。
捜査パートはほぼ膠着状態でやや面白みに欠けるが、輸血が必要な娘のために現在進行形で殺害を繰り返すリカパートも差し挟まれるので、ハラハラを保ったまま飽くことなく読める。
リカの人格がここまで歪んだのは、生まれ持った素質もあるだろうけど、折檻をくりかえし挙句の果てには新興宗教にハマった母親のせいでもある。
そのあたりの闇も描かれていて、このリカシリーズにさらに奥行きがでた感じがした。愚かな教団の狂宴のために、猫ちゃんが生贄として惨殺されるシーンは本当に読むのが苦しくて許せなかったけど。

シリーズ最終作ということで、不死身のリカはほとんどオカルト的存在になっていたものの、娘の看病をしたり、警察内部に彼女の回し者がいたり、最期は首の骨を見せて息絶えたり(本当に?)、最後の最後で「あ、リカも人間だった」なんて思い出すことができたような気がする。

あとがきにあったように、リカがネットの向こうにいる得体の知れない女性、ということが最大のホラー要素だった23年前から、時代は進み過ぎた。
SNSでの炎上にみられるように、義憤にかられたりただ他者を傷つけるためだったり、誹謗中傷を繰り返す匿名のユーザーが増殖して、画面の向こう側にいる彼らの正体は、ほぼリカのような顔をしているのではないかと思わされる。
中学生のときから追い続けてきたリカシリーズが終わってしまうのは寂しいが、また新たな時代の残虐ヒロインが生み出されるのが楽しみでもあり、待ち遠しい。

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2025年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラストの銃声で撃たれたのは誰なのか。
完結とは、、雨宮リカの終わりであって、里佳の始まりなのかもしれない。
後書きに「別な形でリカを描くことはあり得るでしょう」とあった。
リボーン、完結作のタイトルにしては意味ありすぎだと思ったのは、私だけかな。
とりあえず、次作に期待!

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2024年10月20日

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ネタバレ

リカシリーズ完結。
10歳くらいの子供を車で轢いても罪に問われないって…

最後は結局どうなったのか…
一発だけなら当たったとしても生きてる気がする。

猫好きには辛い内容だった。

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2025年12月14日

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リカクロニクル最終巻。
本来なら「生まれ変わり」「再生」と救いを連想させるはずの〈リボーン〉は、このシリーズでは恐怖の再生でしかありません。

そして驚いたのは、「リカ」が五十嵐貴久さんのデビュー作だったということ。あまりに強烈なキャラクターを、最初から世に放ってしまった。その後、時間をおいた時期もありましたが、20年をかけてついに“次世代のリカ”まで描ききっての終幕です。

作者が薦めるように刊行順で読んだあと、時系列順で読み直せば、より鮮明にリカクロニクルの全貌が見えてきます。
というより、読み直さないとすでに忘れがちですわ。

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2025年09月04日

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ネタバレ

リカシリーズ完結してしまった。
どんどんパワーアップしていったリカだったけど、終わり方もなかなか凄惨だった。
娘の今後がまた気になるところで、知りたいような知りたくないような。

しかし、メスの切れ味が良すぎませんか。

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

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リカシリーズ最終巻

完結だけあって、すごい勢いで人が死にます。
リカの潜伏先は父の病院だと思ってたけど、結局最後までどこだったかは明かされなかった。娘も誰の子なのかはっきりしないし、いろんなものが残ったまま。堀口がスパイ?寝返り?というのも。誰かしらだとは思ってたけど、宗教2世の件からは強引すぎるというか。
無理矢理とは言わないけど、終わらせた感が見える最終巻でした。後書きにもあったけど、リカに負けずとも劣らないモンスターが現実に出てきてる以上、これ以上は。。というのは何となくわかる。

夫きっかけで再読&完走したリカシリーズは、総じてとても面白かったです。
また手持ちの本一周した後、時系列順にリカクロニクル読んでみようと思います。

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2025年03月06日

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ネタバレ

これでリカクロニクル完了、あとがきで著者が言っているのだから間違いないだろう、本当か?最後の銃声はリカの娘里佳を撃ったものに思えなくて仕方ない、綾部が菅原を止めるために撃ったとしか思えない、きっと数年後には二代目リカの登場は間違いないだろう。はっきり言ってこの小説は無茶苦茶だ小説とも思えないライトノベルかマンガ原作のようである、あまりにも警察がバカすぎる。作者がこれで終わりと言っているのだから信じよう、これ以上こんなつまらない話に付き合わされなくて済むのだから。

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2024年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

狂気!凶気!恐気!全てのヤバさが駄々漏れて狙われる怖さMAX!リカの最終章は全身の血が逆流しそうな興奮に終始包まれていた。
青木孝子から受け継ぐ形でリカに対峙するのは、私立探偵の柏原と堀口、警視庁の戸田、小野萌香と祖母の宇都子。
萌香がリカから相当な恨みを買い、いつ殺されてもおかしくない状況で話が進んでいくのでその緊張感たるや苦しいほど。
合間のリカのイッちゃってるおしゃべりでちょっとブレイクタイム…になるかっ!w
裏切りは見抜けなかったけど、血なまぐさいラストは予想通り。なんてったって『リボーン』ですから。

個人的に、有坂様のお手製のお茶の中身がわかってスッキリ!

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2024年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本当に終わったん??菅原刑事が里佳を撃ったのか、SWATが菅原刑事を撃ったのか分かんないけど。。主要人物もあっさり死んじゃうとかすごいわ。

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2024年08月20日

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