あらすじ
大学合格を機に住居を探していた理佐は、偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つける。そこはセレブの別荘のような豪華な外見と設備、格安な家賃と好条件ばかり。すぐに住むことを決め、充実した日々を送っていたが、同居人が立て続けに死亡する。不安を抱いた理佐は高校時代の友人に相談するが……。予想外の結末、震撼のサイコミステリー。
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Posted by ブクログ
いやー、他人と一緒に住むって怖いなぁ。
舞台は豪邸と呼べるシェアハウス「サニーハウス鎌倉」
やっぱり甘い話には裏があったりして。
ヒトコワなミステリーでした。
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まさかのバッドエンド!
だけどこういう本当にあったりして?
って思えるバッドエンドは好き!
犯人の動悸がなーー
家族やからこそ家族の愚痴を妹と言ったりするけど。笑
家族やから老けたとか太ったとか
容赦なく言ったりすることもあるけど?
とか思ったりしました。
次は理想の家族作れるかな?
Posted by ブクログ
鎌倉市にある大学に入学をきっかけに、『サニーハウス鎌倉』なるシェアハウスに暮らすことになった藤崎理佐。いつか見たテレビのバラエティ番組で見た複数の男女が暮らす光景に憧れもあったが、実際のシェアハウスは楽しく過ごせるばかりではなく、ひとりひとり様々な事情を抱えている。ある時、入居者のひとりが変死体となって発見される。死体は事故として判断されたが――。
というのが本作の導入です。境遇も年齢も違う男女が複数集まれば、人間関係は必ずしも良いふうにばかり転がるわけではなく、不穏さを抱えることもあるでしょう。人間関係は徐々に歪んでいき、その様子を読みながら、あぁこういうラストかなぁ……、なんて思っていると、作品は思いもよらぬ方向へ進んでいきます。なんて怖い『家』なんだ……。
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読み始めから展開が変わるまでが長く序盤はあまり読み進める手が進みませんでしたが、変わったら怒涛の展開で良い意味で途中で終われませんでした。この鬱になるようなバッドエンドは五十嵐貴久先生らしさを感じられたのでよかったです。
犯人の家庭崩壊から理想の家族を作るストーリーは家庭崩壊だけでというと無責任な発言ですがあそこまで残虐になれるのかと。家庭崩壊ともうひとつなにか彼女のパーソナルを形成する何かがあるのではないかと引っかかりました。
ただ、この感想を書いている今思いましたが彼女は残虐なことという認識ではなく、幸せな家庭を築きたいという、我々でいう結婚して幸せな家庭を築きたいというような感覚で選定を繰り返しているのかもしれませんね。
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さすが「リカ」の作者!
最後まで犯人が読めなかった。
エピローグは、リカを思わせた感があり、ざわざわした。
リカシリーズのように、ヨーコシリーズ的な続編を期待してしまう。
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豪華な外見と設備、格安な家賃と好条件が揃ったシェアハウス。
そこへ入居した女子大生は、初めは充実した日々を過ごしていたが……。
凄惨なプロローグ。そこから一転して、穏やかな日常。事件は発生するが、描かれ方は淡々としており、そのまで緊迫感のないような感じだった。
初めて読む作家でもあったので、あまり好みの作家じゃないかも、なんて思っていたら、ラストでの超展開。
もう最後の方は読む手が止まらなかった。
怖かったけど、面白かった!
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え〰️〰️〰️〰️〰️〰️?
その終わり方?
怖い。怖すぎる。
五十嵐貴久さんはもともと『リカ』というホラーミステリーでデビューしたけれど、最近は青春物とかが多くて、これも最初のうちはそんな感じだったけれど、だんだんミステリーっぽくなって、最後はホラー。しかも、一気に最後まで読んでしまう惹き付け方の構成。
久し振りに背中がぞっとしました。
Posted by ブクログ
最初テラスハウスみたいな感じだなーと。
サニーハウス鎌倉というオシャレなシェアハウス
最初から誰かの死体を始末する描写で こ、これは!?と思ったけど、その後はテレビのテラスハウスみたいな豪華で若い世代の男女が仲良く生活してて...な話。
かなり後半になり急加速で展開していく。
犯人の目的もわかったけど、個人的には後半にもっと重みを持ってきて欲しかったような気がします。
Posted by ブクログ
最後の最後まで、犯人があっちのパターンとこっちのパターンと悩んだ。
冒頭に犯人と思われる人物が登場するのに、その後事件が怒るまでがちょっと冗長な気もするけど楽しく読みました。
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ゾクゾクするのは分かっていたから読むか読まないか悩んで結局読んでみた。
夜は読まないようにしようと思いつつ、結果夜までかけて一気読み。
サクサク読めるのはさすが。
誰が何のために?と考えながら読み進め、最後を読んで「リカ」を思い出した。
こんな理由で?と思ってしまうけど、どんな事が人を変えてしまうかは分からないから怖いと思う。
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終盤の二転三転にゾクッとした。暗闇が見えた。
最後の犠牲者が出るまでが長かった分それ以降の展開がやや駆け足に感じたけど、逆にそのスピード感があったからこそラストのスリルが引き立っていたような気もする。
Posted by ブクログ
著者の趣味全開でテラスハ◯スを描いたらどうなるか、という感じで面白かったです。春から初夏の鎌倉の話ですが、描写される明るい日差しとは裏腹に暗く不気味な空気が常に漂っています。ミステリーという煽りで読んだのでトリックなどに物足りなさを感じてしまいましたが個人的にはどんよりした余韻もオチも好きな話でした。
Posted by ブクログ
大学進学を機に新潟から上京した理佐が、鎌倉の豪華で格安なシェアハウス「サニーハウス鎌倉」に入居してからの日々を描いた作品。
テレビの世界のような理想的な暮らしに思われたが、同居人が一人、また一人と事故や不審な死で姿を消していく。
不安を抱いた理佐は高校時代の友人に相談し、サニーハウスの闇を探り始める。
「リカ」で有名な著者らしさ溢れるバッドエンドなサイコホラーだった。
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大学合格を機に鎌倉で暮らす事になった主人公がネットで偶然見つけたシェアハウス『サニーハウス鎌倉』
豪華な設備に格安の家賃。
少し交通の便が悪いところを除けば優しい同居人達との楽しい共同生活。
些細な違和感や「事故」はあるものの物語の大半は主人公の充実した生活が描かれるが、ラストでミステリーからのホラーへと話の流れが大きく変わる。
やっぱり生きている人間が一番怖い…
Posted by ブクログ
五十嵐貴久さん作にしては
なかなか「らしさ」が出てこずでちょっと残念
『リカ』シリーズとかの期待をしていたから…
でも大学生になりきってシェアハウスに住んでいる気分になれたので良き
Posted by ブクログ
意外な犯人にびっくり!リカを思わせる展開だった。豪華なシェアハウスに格安家賃、やはり裏があるに決まっているよね...。最悪な結末に、まだまだ終わらないループが続くのか?その後が気になる!
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頭がハッピーなので終わり方も自分の予想するのとは真逆の終わり方で絶望してしまった。
事が動くまでにだいぶページを使ってる気がして、いつ始まるのかな〜という印象は受けた。
ゾクゾクする感じと怒涛の展開に、後半は読むスピードも上がり、本に惹きつけられた。
Posted by ブクログ
マーダーは、そのまま殺人の意味でいいのかしら。直球なタイトル。
女子大生が初めての一人暮らしにシェアハウスを選ぶ。鎌倉で部屋の広さ充分、家賃も破格。入居者達もフレンドリーで、美男美女。
数ヶ月過ぎるうち、部屋に違和感を感じるようになる。誰かが侵入しているような。加えて、シェアハウスの住人が一人、又一人と不可解な事故で亡くなる。
日常生活での違和感は気持ち悪い。そして、その嫌な感じは、おおよそ正解になりますよね。
ラスト数ページまで、犯人限定しなくて、なかなかスリリングでした。
最近は賃貸物件を遠隔で契約する事も多くなってきたけど、部屋との相性はやっぱり内見して決めたい。
Posted by ブクログ
鎌倉が舞台の爽やかな青春物語かと思いきや…
読み進めれば読み進めるほど、闇が広がり本当に怖かった…
主人公と一緒に人間不信に陥っていく、そんな感覚でした。
Posted by ブクログ
大学合格を機に住居を探していた理佐は、偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つける。
そこはセレブの別荘のような豪華な外見と設備、格安な家賃と好条件ばかり。
すぐに住むことを決め、充実した日々を送っていたが、同居人が立て続けに死亡する。
不安を抱いた理佐は高校時代の友人に相談するが……。
Posted by ブクログ
途中までは全然怖くなかったけど終わりに進むにつれてゾッとするところが多々あった。
怖くなるまでが少し長いかなと思ってダラダラ読んでたけど怖くなってからはページを捲るスピードが早くなった。
Posted by ブクログ
初五十嵐氏なので、サイコ加減、スプラッタ加減がどんなものか手探りしつつ。オープニングに不穏な描写があって以降、意外と淡々と続く日常、終盤に一気に加速するのは派手だった。犯人のヒントはチラチラ見せてたが、動機はまあサイコやね……。確かに一気読みする。
Posted by ブクログ
物騒なタイトルと、帯の『一気読みしちゃう!』的なコメントに惹かれて購入。
簡単にいってしまうと、鎌倉のシェアハウスで人が死にまくるというお話なのだけど、個人的にはちょっと物足りなかった。現実的に考えればすごいことが起きているのだけど、エンタメ小説としては優等生すぎる作品かな、という印象。
よくあるホラー映画みたいに、郊外の寂れた廃館に若者が迷いこんで殺人鬼に襲われる!くらいのいさぎよさが欲しかった。後半は割りとスリリングな展開になるわけだけど、そこに至るまでが退屈。はよ誰か死んでよと思いながら読んでいた。
可もなく不可もなくというわけで、☆3つ。
Posted by ブクログ
「リカ」シリーズの作者さんなので
序盤からどんどん人が死んでいくのかと思いきや
個性的なキャラのわちゃわちゃなシェアハウスの話し?
と思いきや 後半めちゃくちゃ死んでいく
みんな死ぬじゃん!!
犯人が驚愕!でラスト楽しめた
Posted by ブクログ
❇︎
礼金、敷金、保証人は不要。
家具、家電、シアター、プールに加えて車付き。
即入居可能な好条件の丘の上のシェアハウス。
うまい話には裏がある。
条件が良ければ良いほど、やっぱり
跳ね返ってくる闇の度合いは凄まじかった。
シェアハウス内の誰が犯人なのか、
もしくは外部の人間が犯人か、周囲を信じたいと
思いつつ同じだけ疑いながら読みました。
生活の一部をシェアする事で見ているというか、
見せられている部分があるということは、
当然、表に出さない隠された本音が存在する。
いろんな人間関係に共通するのだろうけど、
改めて隠された本音の恐ろしさを感じました。
美味しい話には要注意。
Posted by ブクログ
夏の読書におすすめ。タイトル通りのマーダーハウス!
怖いもの見たさで手に取ったものの、やはり怖かった…ミステリーというかホラーというか。それでもページを捲るのをやめられず一気読み。
相場より安いということには何か理由があるということ、気をつけようと思った(本当に)。