あらすじ
母方の親戚にあたる十六歳の結花を引き取って、ひとつ屋根の下で暮らすことになった四人家族の升元家。結花の父親は交通事故で死に、その後、母親が新興宗教にはまって出家したらしい。そんな訳ありの美少女に、高校一年の次男・晃は一目で恋に落ちてしまう。「あたしは結花じゃありません、リカです」淡い恋心をも嘲笑う、恐怖シリーズ第7弾。
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母親と姉「梨花」が行方不明になり親戚の升元家に引き取られた「リカ(結花)」。
姉弟&同級生になる晃はリカに惚れてしまう。晃の周りで不審死が続き、遂に晃の家族までも…
意外にも悪いやつはリカだけではないが、それを上回るリカの狂気に恐怖。
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リカを初めて読んで、次作何を読んだか覚えてないが、この作者読みやすくて好き。
次は?この後…と想像しながら読めて好き。
リカシリーズも読んでみたいと思える。
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リカ、シリーズ第7弾。時系列をさかのぼって高校生のリカはやはり期待を裏切らなかった。この頃から狂喜は健在だと思いつつ読み進めていくと足元をすくわれる。第8弾もどんなおどろおどろしさが待ち受けているのだろう。怖いもの見たさで期待してしまう。
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シリーズ7作目!うん。もう、飽きることなく結末はわかっているのにハラハラさせてもらいました。シリーズものって小説や映画も含め途中でやめてしまうことも多いが、8作目も今から楽しみで仕方がない。作者が時系列順で読むことをおすすめしていた。読んだら売っていたシリーズだが、集めて読み返したい衝動が。もうこの作品単体で☆いくつとかではなく、リカの狂気にはまってしまってるので☆5です。
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リカシリーズ第7弾
ようやく最新作
リカを初めて読んだのが2021年10月だから、かれこれ1年半、リカってるわけです
7作目だというのに全然飽きず、むしろ新鮮さすら感じる恐ろしい作品
なんだろ、主人公の立ち位置が変わるからかな?
なるほど…
これでリセットか
痺れるフレーズですわ
ただ、その前の方が衝撃すぎて声出そうになった
リカシリーズの怖さって、リカという恐怖だけでなく、人間の怖さも垣間見える感じがいいのよね
次回作はリターン後で復讐というキーワード
リターンとリメンバーは怖さが半端なかったから、リメンバーへの伏線とかあったらゾクゾクするな
そういや、あの傍点(というらしい)で強調されたワードはなんだったんだろう
気付けず見逃した伏線なのか、これからの伏線なのか…
「わたしたち」ってのも気になるのよね
しかも「たち」とは…?
あとがきでも読み直しを勧めていたので、やはり記憶ベースではなく読み直すのが1番だな
お勧め通り時系列パターンでいきますかね
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
気になるのはもうひとつのものがたり…
これはやはり菅原さん?
俺の「リクエスト」がついに?
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義務感で読むリカシリーズ。
が、こりゃ面白い!
ハウとかホワイとかフーとか、そんなんどうでもいい展開は相変わらずだけど、今回は叙述にまんまと騙されました。
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今回は、リカの高校時代の話です。
今までのリカに対する先入観で、少し予想と反しました。単純にやられました。
「リセット」ね…
これが、リカの凄さの一端を観た気がします。
今回は最初からヤバいと感じている登場人物が行動的だった点が新しく感じました。
しかし、晃の洞察力は物語がより面白くなっていた。違和感を感じ始めてからですが。
次作も買ってあるので楽しみです。
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リカシリーズ第7弾です。リカ(結花)の高校時代のお話し。
今回は同居することになった従兄弟の晃くんからの視点で書かれています。晃くんが結花のこと好きで初めのうちは信じているので結花が何をしたのかわかりにくいところが余計に怖さを感じました。
まぁ、リフレインを読んでいれば今回が、どんな展開かはだいたいわかっていたし、バッドエンドなのはいつものことだけど、バッドエンドの中でも最悪の終わり方だったように思う。
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リカシリーズ 第7弾!
今回も凄まじい作品を読んでしまった感じがする。
リカが高校1年のときのお話。
養女としてリカは升元家に住むことに。
そして、その升元家で暮らしている次男 晃くんと
同じ高校に通うことになるのだが………
その高校でも升元家でも事件や事故が起こり始める。
読んでいて、晃くんが一番の被害者だと思ったのと晃くんを守ろうとした同級生の萌香ちゃんが居た堪れない…。
第7弾の本書は、グロテスクな描写より性的描写の方が多い印象。そのような描写が苦手な方は注意を。
私は耐性がないため、そこの部分だけ少し飛ばしながら読みました…(汗)
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父方の親戚に引き取られ、升元姓となった16歳の雨宮リカ。彼女には、父を交通事故で亡くし、母が妹を連れて宗教団体に出家したという過去があった。
そんな天涯孤独の訳あり美少女に、升元家の次男・晃は一目惚れしてしまう。しかし、同じ高校の同級生として生活していくうちに、晃の周りでは次々と不可解な怪死事件が起こっていく…。
リカシリーズ第7弾。
今回は、家族を失って1人になった雨宮リカの高校時代のお話。
7作目だけど、時系列的には2作目となる本書。女子高生に成長したリカさん、もうこの時にはすっかりはっちゃけちゃってたんですね。詳しくは語れませんが、日本一おっそろしいJK間違いないです。良かった〜、同級生じゃなくて。自分なら何かしょうもないことやらかして絶対始末されてたと思います、はい…。
リカの本性を早い段階で見抜いた小野萌香ちゃんが今後リカと対峙する日はやってくるんでしょうか…?楽しみにしながら、次作を手に取りたいと思います。
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急に美人な従姉妹とひとつ屋根の下で暮らすことになったらそりゃ意識もするな。それがあのリカだとわからなければ…晃くんただただ可哀想!!でも…今回のリカはダークヒーロー?
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リカ・クロニクルの第7弾。
時系列だと"リバース"の続編になりますね。
相変わらず悪臭を放出しております(笑)
"悪魔は人の喜ぶ姿に変身する"
読む前に↑の言葉が記載されており、
今までのシリーズを読んできて、的を得てる言葉だと思いました!
"リバース"で起きた事件後、親戚の家に預けられる事に
そこでも凄惨な事件が起こると読者は予想できただろう。
しかし、今回の作品は意表を突く形を取っています。
シリーズを読んできて犯行の形とか、考える事とか、
ある程度予想が出来るなと思ってましたが
ラストでまさかの展開でしたね!
好きな女の子を守りたくなる所は真理だよね。
そりゃあ守りたくなるけど、中身を見抜く眼力を
持たないと大変な事になる、改めて理解しました(笑)
また、ひらがなで想いを綴るシーンは1番狂気だね。
僕は結構ゾッとしました。
五十嵐先生は、その部分を執筆される際は
リカの気持ちになって殴り書きしていると思います(笑)
残り2作ありますね、絶対に読みます。
僕もリカの気持ちを知らないといけないし。。。
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知らない間にリカシリーズがこんなに出ているとは知らなかった、貞子シリーズのようにちょっとずつ追いついていくしかないか、しかし貞子シリーズのような傑作とは思われないのだが。情け容赦のないリカ(雨宮結花)の殺しであるが犯行形態の種明かしがないためちょっと物足りない、最近最終話が出たとか出ないとか、もうそろそろいい加減しないといけないと思うのだが。
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やられた。クライマックスで思わず笑ってしまった。地面だと思っていた場所が実は空で地面に叩きつけられたような気分である。
ある家に引っ越してきた結花という少女、その日を境に起こる不自然な事故。
こういった展開はリカクロニクルではお約束だが、捻りがよく効いていて腰を抜かした。いや驚いた。悪意の正体は我々が好む形をしているのだ。
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リカの高校生時代の話。例の如く、周りの全てを不幸に陥れるリカ健在。こんなにインパクト大きいのにリカシリーズを知っていると、こんなのはただの日常なんだろうなと思ってしまうあたり、充分毒されている。
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リカの妹の結花の高校時代のストーリーで、升本家のしがらみも含め、面白くサクサクと読み進められた。ただ、最終の描写が淡々としており、もう少し濃く描いてほしいと感じた。
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「リカ」シリーズ最新作は「リカ•クロニクル」7作目の作品で、時系列に並べると「リバース」→「リセット」→「リフレイン」→「リハーサル」→「リカ」→「リターン 」→「リメンバー」となります。
シリーズ第1作となる「リカ」との出会いから間もなく3年。
私のようにリカ様に取り憑かれた読者はその恐怖を発売当時から数えれば約20年間も味わっています。
本作はシリーズの恐怖という意味では少々物足りなさを感じましたが、それでも彼女の周りでは多くの人が亡くなっていきます。
本作はリカの双子の妹である結花の母方の親戚にあたる升元家が舞台となり、高校一年生の次男•晃の視点で描かれていきます。
本作の中で結花は自らのことを「リカ」と呼びます。
双子の姉であるリカと母親は2人で宗教団体に入りその後の消息はわかりません。
そして自分のことを「リカ」と呼ぶ結花。
いやぁ〜プンプン臭ってきますねぇ。
そして次々と起こる不可解な死...
恐怖の連鎖はついに升元家へと...
説明
内容紹介
母方の親戚にあたる十六歳の結花を引き取って、ひとつ屋根の下で暮らすことになった四人家族の升元家。結花の父親は交通事故で死に、その後、母親が新興宗教にはまって出家したらしい。そんな訳ありの美少女に、高校一年の次男・晃は一目で恋に落ちてしまう。「あたしは結花じゃありません、リカです」淡い恋心をも嘲笑う、恐怖シリーズ第7弾。
著者について
一九六一年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。二〇〇一年「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞しデビュー。同作はシリーズ化され累計75万部を超える代表作となる。警察小説、時代小説、青春小説、家族小説など幅広い作風で精力的に作品を発表し、その多くが映像化されている。『コンクールシェフ!』『パパとムスメの7日間』ほか著書多数。
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リカ・クロニクル第7弾
時系列では「リバース」の後。
医師だった父を亡くし、母と妹・結花は新興宗教に入信。残されたリカは親戚に引き取られ、新たな高校生活が始まります。
リカを引き取った家の母親もなかなかの策士でしたが、それを上回るのがやはりリカ。彼女が現れた途端、連鎖的に自殺に見せかけた殺人が続発していきます。
引き取った家族は彼女を「結花」だと信じ込み、本人は「リカ」だと名乗る。そのねじれが物語に謎を残します。
タイトル「リセット」が何を指すのかは、まだ明確に回収されていない印象。作者自身が何かをリセットしようとしているのかもしれませんが、それはシリーズ全体を読まなければ見えてこないのかもしれません。
さてと後2冊
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リカの高校時代の話。
相変わらずたくさんの人が犠牲に。
シリーズの中では読みやすくて面白かった。
現実では絶対関わりたくないタイプだけど、リカに近い人はどこにでも居そう。
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高校2年生のリカの話。
最初1/3は恋愛小説読んでるのかな?って思うくらい、リカシリーズの雰囲気とはかけはなれてて(良い意味で)面白かった。
でも途中からちゃんとリカの本領発揮されました。安心安全のリカシリーズです。
主人公がリカに対して盲目すぎる&高校2年生男子のウブさにやられたけど、途中からしっかりリカを疑うことにした切り替えの速さも良かった。
リカのファザコン気質に気がつくのも、状況把握能力低めの主人公にしてはだいぶ発想が飛躍?強引だった気がするけど、そのわりに夏休み明けまで他人に相談しないでおける危機察知の甘さは高校生っぽいなと思った。
兄とリカじゃなくて、兄と母親がデキてるのは途中で読めたけど、まさか母親が主人公の父親を新旧二人共殺してるとは思わなんだ。性悪すぎでしょ。
33歳にしては子供っぽくて自分勝手でとんでもない母親だとはおもってたけど、とんでもないほど酷かった。まさかリカ以外の人が人を殺す展開は想像してなかった。
リカが凶悪なのは、リカの母である雨宮の血筋だと思ってたけど桝元の血もすごかった。そしたらこんなとんでもないモンスター産まれちゃったわけだから、リカはハイブリッドなんだろう。
それにしても、リカ父をリカ母がひき逃げしてたの、想像力が乏しすぎて表記されるまで思いもつかなかった。リカが父殺すわけないから本当にただの事故だと思ってたけど、ちゃんと意味のある死だったのね。
そしてやっぱりでてくる、菅さん。ここまで引っ張ってくるんだから、きっと最後に何か意味あるんだよね??と期待してる。
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面白かった!リカシリーズの第7弾で、時系列的にはリカ誕生を描いた「リバース(第3弾)」の続きになります。高校生になったリカの恐ろしさを描いた作品ですが、実際にリカが犯行を行ったり、何か語ったりと言うシーンが殆ど無いにも関わらず、その狂気と冷酷さが伝わってくる作品でした。この頃のリカはまだ人間?!、そして看護婦になり成長していくどこかで人間を超えた存在になって行くんですね、、、(本作では描かれてません)
作者が言う様に、まず執筆順に読んで、その後時系列的順に読むと更に楽しめそうです。
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シリーズ第七弾。時系列的には「リバース」の次、女子高生時代のリカが描かれている。本作は、そこまでグロくはなかった。升本家は養女リカを残し全滅。悲惨。升本奈緒美が夫・俊幸を手にかけるのを待っていたとは、やはりリカ恐るべし。
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2023/05/11予約 5
リカ第7作。雨宮リカが高校生の時のストーリー。
リカ(本当は升本結花)は母、姉が宗教団体に出家してひとりになった。
遠い親戚の晃の家に同居する事に。
いつも通り周りで死が多発。
何度も幼馴染の萌香が、すぐに家を出て!と言うのが印象的。リカがやばいからだよね、と思っていたら最後になんと、晃の母、升本奈緒美が鬼畜と化す。
最後のページ、必死の叫びをあげた少女の正体?
「あたしたちにはわかるの。」
続く……
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*母方の親戚にあたる十六歳の結花を引き取って、ひとつ屋根の下で暮らすことになった四人家族の升元家。結花の父親は交通事故で死に、その後、母親が新興宗教にはまって出家したらしい。そんな訳ありの美少女に、高校一年の次男・晃は一目で恋に落ちてしまう。「あたしは結花じゃありません、リカです」淡い恋心をも嘲笑う、恐怖シリーズ第7弾*
今作も、安定の底知れない恐怖感を味わえます。
結花に関わる全ての人が闇に取り込まれる様に、本当に背筋が冷える…
ただ、シリーズも第7弾、どれがどの物語だったのか混乱してきたので、また最初から読み通したいところ。
「執筆順」と「年代順」に読むと二度楽しめるらしいので、いつか一気に揃えて試してみたい。