五十嵐貴久のレビュー一覧
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交渉人シリーズのリライト第3弾❗️
この後に新作でその後の遠野 麻衣子の活躍が描かれていたら、真っ先に読んだけれども、エピソード0が出版されたので、余り興味を引かれずに積読してあった作品。
臨場感あふれる描写と上からの命令には背けれない麻衣子の葛藤が、結構リアリティだなぁと感じました。
本書でテーマとなっている少年法については、アメリカやイラン、イラク、バングラデシュ等世界で七カ国程で少年の死刑が認められているようですが、少年の更生を掲げる日本の法律の元では、被害者の立場からしたら計り知れない苦しみと強い痛みを伴う措置だと思っています❗️
純粋にストーリー対しての評価をくだせず、テーマである少年法の是非について大きく考えさせられる作品でした❗️まだまだ遠野 麻衣子の活躍が読みたいと思います。 -
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ネタバレ主人公の愛は、育った環境や友人関係に恵まれず、ずっと自分を諦めて生きてきた。結婚後は夫の激しいDVに打ちのめされ、なす術なく、されるがまま。
それでも娘を守る為に、決死の覚悟で逃げ出した先で出会ったのは、フィリピンパブで働く4姉妹、ゲイカップル、リューマチ持ちのちょっと偏屈なお婆さん、職場のアニメショップには同僚のオタクたち…自分と同じ「負け組」と思って静かに暮らそうとするが、ひょんなことからボクシングに出会い、少しずつ変わっていく。
劣勢になった時に一歩前へ、というのが奥深い。
リーチが長い対戦相手でも接近したらパンチが届く。同じように、辛い時にもう一歩の勇気を出して助けを求めたら周りがサポートしてくれることに気づく。いつの間にか友達ができて、仲間が増えて、みんなに応援され、支えられている。
そしてそんな「負け組」たちの想いを背負って、主人公はリングに立つ。
圧倒的なチャンピオンに対して「勝つ」ためではなく「負けない」ために。
逆境の底力に勇気をもらえるお話。 -
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ネタバレリカシリーズ最終巻
完結だけあって、すごい勢いで人が死にます。
リカの潜伏先は父の病院だと思ってたけど、結局最後までどこだったかは明かされなかった。娘も誰の子なのかはっきりしないし、いろんなものが残ったまま。堀口がスパイ?寝返り?というのも。誰かしらだとは思ってたけど、宗教2世の件からは強引すぎるというか。
無理矢理とは言わないけど、終わらせた感が見える最終巻でした。後書きにもあったけど、リカに負けずとも劣らないモンスターが現実に出てきてる以上、これ以上は。。というのは何となくわかる。
夫きっかけで再読&完走したリカシリーズは、総じてとても面白かったです。
また手持ちの本一周した後、時系列順にリカクロニクル読んでみようと思います。 -
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ネタバレ高校2年生のリカの話。
最初1/3は恋愛小説読んでるのかな?って思うくらい、リカシリーズの雰囲気とはかけはなれてて(良い意味で)面白かった。
でも途中からちゃんとリカの本領発揮されました。安心安全のリカシリーズです。
主人公がリカに対して盲目すぎる&高校2年生男子のウブさにやられたけど、途中からしっかりリカを疑うことにした切り替えの速さも良かった。
リカのファザコン気質に気がつくのも、状況把握能力低めの主人公にしてはだいぶ発想が飛躍?強引だった気がするけど、そのわりに夏休み明けまで他人に相談しないでおける危機察知の甘さは高校生っぽいなと思った。
兄とリカじゃなくて、兄と母親がデキてるのは途中で読めたけど、まさか母親が主人公の父親を新旧二人共殺してるとは思わなんだ。性悪すぎでしょ。
33歳にしては子供っぽくて自分勝手でとんでもない母親だとはおもってたけど、とんでもないほど酷かった。まさかリカ以外の人が人を殺す展開は想像してなかった。
リカが凶悪なのは、リカの母である雨宮の血筋だと思ってたけど桝元の血もすごかった。そしたらこんなとんでもないモンスター産まれちゃったわけだから、リカはハイブリッドなんだろう。
それにしても、リカ父をリカ母がひき逃げしてたの、想像力が乏しすぎて表記されるまで思いもつかなかった。リカが父殺すわけないから本当にただの事故だと思ってたけど、ちゃんと意味のある死だったのね。
そしてやっぱりでてくる、菅さん。ここまで引っ張ってくるんだから、きっと最後に何か意味あるんだよね??と期待してる。 -
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ネタバレ今までのリカシリーズと違って、主人公の書籍をメインとしたいろいろなものからの引用という書かれ方だったので、私には少々読みづらかった。
また今回は素直にリカの恐ろしさが描かれてるだけで、展開はある程度予測出来るものばかりだった。伏線回収もあまりない。青美に通ってたころのリカはまだそこまで狂ってる様子なく、ある程度の意思疎通ができるだけマシだと思ってしまう。火事でリカが生き残ったというのも、炎の中から生還したわけでも無痛症とも関係なく、普通に生き残っただけだったのは拍子抜け気味だった。(もっと化け物じみた生き残り方だと勝手に思っていた。)
ただ、読み落としかもしれないけど、中原医師にリカが伝染してたのは理由がわからなかった。主人公が自分もリカと同じものを持ってるという話をしてたから、伝染るとしたら主人公かと思っていた。
あと、ここでも菅原刑事が出てきてて幼少期からずっとリカが起こした事件になにかしら関わっていたことになるのも、意味があるのだろうか。
閉じ込め症候群、意識や認知機能は問題ないのに手足も動かせず意思疎通も出来ないのは、リカに攫われた本間と状況が似通っていると思った。本間は目もなかったから瞬きでの意思疎通も出来ないし、ずっとリカが近くにいるし主人公どころの絶望ではなかったんだろうと思うと怖すぎる。。 -
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ネタバレ半分くらいから、主人公がリカの伝染者なんじゃないかとは察しがついていた。けど、まさか本間の娘の亜矢ちゃんだったとは。。日比野が「あーや」とは呼んでたけど、岸辺が名前呼ぶことなかったし母親(本間の妻)の印象も全然違ったから気がつけなかった。ただ、母親が樋口に亜矢のアリバイを証明する電話では、随分と流暢に話すなとは思ってた。もうあのときには死んでたわけね。
樋口は亜矢の解離性同一性障害に気がついてるのかと思ってたが、そんなことはなくただ普通に捜査情報を喋りすぎなだけだった。(リカシリーズに出てくるコールドケースの刑事はなんかみんなおかしい。)羽島・立原からの証言で亜矢の解離性同一性障害に気がついて、裏で連携を取ってるとばっかり思ってたけど深読みしすぎだった。
気になるのは、亜矢が立原といるときに見た「リカ」っぽい人影はなんだったのか。亜矢の母親が、亜矢に言ってしまった「言ってはいけない言葉」がなんだったのか。
あと、幼少期の梨花と結花について、周りの人の評判がリメンバーの描写と逆だった気がするのは何故?「大人しく誰にでも優しい姉と、明るく元気でちょっとワガママな妹」。リバースでは、姉が梨花で妹が結花。姉の梨花に憧れて?梨花を殺したあとに結花が「リカ」を名乗ってると思ってたけど、そもそもが逆だったのかしら。3周目読み直さないとかも。。
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ネタバレ本間と出会う前のリカ。
リカが人に惚れやすいのは前作までで分かったけど、面接の数分でターゲットにされちゃうんだったらもう天災レベルの災難としか言いようがない。
ただ、主人公がなんだかんだ理由(というか言い訳)をつけて、隠蔽しようとしたり嘘ついたりしてて自業自得だなと思う部分も多々。
この作品を発売当初読んで、少しのミスでも隠蔽しようとして嘘をつくと取り返しのつかないことになるというのを痛いほど実感して正直になろうと思ったことを思い出した。
それにしてもリカは柏手先生の家族を解放する気は当初からあったんだろうか。監禁してる人に解放してと話すから携帯電話を探して、みたいな発言があったってことは協力者がいるということでは。でも、一作目も二作目も単独だったし最初から殺すつもりだったのか。柏手先生が大矢を刺さないルートも気になるな。結末はあんまり変わらないだろうけど。 -
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ネタバレ小学生時代のリカの話。
本当に最後の最後まで梨花をリカだと思ってたけど、結花がリカだと思って読んだらあの人格が生まれた理由がわかる。
梨花が母親から受けてた虐待のストレスを結花や幸子に同じような方法で向けるのはわかるけど、結花のストレスが小動物の虐殺に向く過程は書いてなかった。母親がマロンを殺してシチューにする狂気性を持ってるからその遺伝なのはなんとなく察せるけど、急にぶっ飛んできたなと。
あと本作にも菅原刑事が出てきてたの、2週目で初めて気が付きました。
そして幸子よ。交番に人がいないならそこで待っとれ。
神父さまも、鞄の口はちゃんと閉じときなさい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ時系列的には前作リカのその後の話。
リカvs警察、1対複数(組織)だからリカを追い詰められるだろうなとは思ってたけど、それにしても10年間大久保に潜んでたリカたちを見つけられなかったのはなんでだろう?見つけられなかったことになにか意味があって、後々の伏線になってたりするのかなと邪推。
警察なのに単独行動する警官が多いのと、リカを見つけてまんまと1人で電車に乗っちゃう主人公、銃で撃たれても即死しないリカ。前作まではリカは異常な人間くらいに思ってたけど、もしかして人外?バケモノ系?リアリティに欠ける展開と描写が多くてちょっと残念。 -
Posted by ブクログ
*いくつもの死体を残し、娘と思しき少女と逃走した雨宮リカを、警視庁は改めて複数の殺人容疑で指名手配した。が、それを嘲笑うかのように女子学生の拉致誘拐事件が連続発生する。KPDC興信所の柏原と警視庁の戸田は一連のリカ事件に終止符を打つべく、小野萌香とその祖母の宇都子に協力を求めるが。「リカ・クロニクル」ついに怒濤の完結篇!*
え何まさかのまたなのもうほんとやめてったらやめてー!
と言うのが正直な読後感です。
とにかくこのシリーズは見届けなければと言う一心で読み続けてきましたが、さすがに化け物っぷりが超越し過ぎです。
そしてラストも救いがなさ過ぎて目眩がしました。
いや、この後味の悪さこそがリカシリーズの醍醐味?ではあるんですけどね…
が、やっぱり最後まで読んで良かった。
と言うのも、後書きがとても感慨深いものだったから。
確かにこの20年で世界は一変し、時代はあっさりとリカを追い抜いてしまいました。
現実の方が圧倒的にリカを凌駕する時代が来ようとは…!
この長い年月をリカと共に過ごせて来たこと、本当に貴重な体験でした。
五十嵐さん、本当にお疲れさまでした。