五十嵐貴久のレビュー一覧
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著者のデビュー作品だそうな。毎回、違った作風で楽しませてくれる五十嵐さんですが、本作は、冒険活劇物語。
テレビ局が最新のハイテクビルに移転。記念の72時間連続テレビの生放送の最中にハイジャックされるが、平凡なOLが、恋人の危機を救うため、敢然と立ち向かうというお話。
テロリストの目的は?。。。というところで、当然どんでん返しも用意されていて、まぁ、面白かったけれど、平凡なOLを主人公にしたという設定からして、リアリティーという面で、浮いたお話になってしまいました。冒険活劇のハラハラドキドキというより、ドタバタ感という印象が強く出ていました。(コメディーと思って読めば良かったのかもしれません -
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リカシリーズ4作目。
花山病院に看護婦として赴任してきたリカ。そこで副院長の大矢に目を付ける。大矢は簡単なオペで患者の体内に鉗子を置き忘れるというあり得ないミスを犯し、隠蔽してしまうが、それはリカの仕組んだ罠だった…。
リカ…お前臭かったのか…この臭いって設定がさらに嫌悪感を掻き立てる。
欲しい男は何が何でも手に入れるリカ。猟奇的なところも怖いけど、何より話が通じなさ過ぎて怖い。句読点なく畳みかけてくるところ怖すぎる。邪魔者は次々消され、そして誰もいなくなった。リカに目を付けられたら、終わり。
大矢副院長は借金を取り立てに来たヤクザをリカに消してもらえばよかったのでは…?でもそんなことしたら -
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リカシリーズ3作目。
殺人鬼リカがいかにして生まれたかのエピソード。
長野から上京して家政婦として雨宮家で働く幸子という女性が故郷の神父に宛てて送った手紙で物語が進行する。医者でハンサムな父親、美しく優しい母親、可愛い双子の娘、梨花と結花。絵に描いたような幸せな家庭だが、幸子の手紙から徐々に家庭内の歪みが見えてくる。
前作ではリカが別の人物に伝染(?)するのか…?という感じで終わって続きはどうなるんだろうと気になっていたが、この作品では過去に戻ってリカの生い立ちが語られる。リカの異常性は先天的なものもあったかもしれないけど、元を正せば母親の歪んだ愛情と虐待のせいだったのだと思うと悲しい。幸子 -
Posted by ブクログ
俗にいうヒトコワというジャンル。
主人公の家庭環境や登場人物の設定が少し複雑なので、冒頭の家族構成についての説明の部分での集中力が物語にのめり込むための理解としてかなり重要になるなという印象です。
ただ表現や展開がわりとワンパターンなのに加え、やや非現実的な部分がありました。
私自身リカシリーズは本作が初めてだったのですが、緊迫感があり登場人物の性格や癖などの"登場人物としての人間味"がかなりはっきりしていて読みやすく面白い作品でしたので、
しっかり一作目から読んでみようかな。
まだお読みでない方はシリーズ作品として一作目から読んでいただくとますます楽しめるのではないかと思