あらすじ
いまどきの高校生・小梅と、冴えないサラリーマンのパパ。ある日突然、二人の人格が入れ替わってしまったら? 「いつまで、こんなことが続くのだろう。(中略)あたしたちは二人揃って鏡に向かってお祈りした。明日の朝、目が覚めたら、お互いが元に戻っていますように」。ドキドキの青春あり、ハラハラの会社員人生あり。ハートウォーミングな家族愛を描いた笑いと涙のノンストップ・エンターテインメント長編!
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ドラマは見てなかったのですパパとムスメが入れ替わる話。
ムスメに遠慮して、はっきりと言葉にしないけど心の中で思っているパパの一言がおもしろい!自我が出て暴走してしまう所もちょっとハラハラしますが面白く、楽しめました。
ドラマは見てなかったのですが、小説の中の小梅と恭一郎のイメージが、私の中の新垣結衣さんと舘ひろしさんのイメージといまいち結びつかず、ドラマはドラマで二人に寄せてて違った面白さを演出しているのでしょうか。ドラマも機会があれば見てみたいと思いました。
が、
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ありがちな小説で
何かのきっかけで2人の心だけ入れ変わる話し
父と息子→池井戸潤『民生』
同級生の男と女→ 筒井 康隆『時をかける少女』
はTVや映画で観た事あってそれぞれ楽しめたけど
今回初めて小説で読んだ。
小説は少女と父だが
うわっ!もし私(中年)と父(老人)と入れ変ったら嫌だ(´ཀ`」 ∠):
中年女と老人男は物語はSF小説を乗り越えてもない
だろな‥と思いながら楽しみながら読んだ。
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昔からよくあるとりかえものだが、最後まで楽しく読んだ。口をきかなくなった娘と父だけになかなかだ。相手の立場に立ってとはよく言われる言葉だが、この設定こそがまさしくそれ。変わったことで父の会社での立場や、娘の交際がプラスに転がっていくところがよかった。
★は4以上。
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☆4.5
五十嵐貴久さんの作品は初めてだったのですが、とても楽しく読ませてもらいました❁⃘*.゚
入れ替わった2人の生活が面白おかしくて、パパと小梅には申し訳ないのですが、しばらくこのままでいてほしい!と思ってしまう程でした。
続編の10日間も読んでみたいと思います!
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今時の女子高生・小梅16歳と冴えないサラリーマンのパパ47歳の人格が入れ替わって大騒動。二人はこの危機を乗り越えることができるのか。笑いと涙のファミリーコメディ長編。
ちょうど私の娘も16歳の女子高生。普段の会話もないし、会話することも照れ臭い。でも異性関係は凄く心配だ。本作のように身体が入れ替わるというのは、あくまでもフィクションの世界のはなし。二人のお互いが感じている想いが物語の本質で、その点、心の温かさが伝わるハートウォーミングストーリー。傑作です。
父、あなたは偉大ではなかった?
よくある心が入れ替わった系の小説ですが、これは親娘が入れ替わるというのが新しいです。
そして娘に言われるがままの父、あなたは偉大ではなかったのですか?
しかも娘が会社でも活躍するという。
内容的には予定調和的なコメディで読みやすいです。
今時の大手会社員の悲哀も皮肉を込めて描かれてます。
シリアスだったり重い話だったり泣けたりはしないので、
リラックスして読める感じです。
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心と体が入れ替わる話は他にもあるけど、男女っていうのは初めてかも。そういう意味でも結構面白く読めた。
元に戻るのが急すぎて。。元に戻れてよかったんだけども。
続編があるようなので読んでみようかな。
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ある日突然、あることがきっかけでパパとムスメの人格が入れ替わっちゃった!
って、どこかで聞いたことあるシチュエーションだけど(笑)
父親と年頃の娘の人格が入れ替わったら、そりゃやっぱり困るのは娘の人格の方だろう。
父親の人格が自分の身体に乗り移るということは、自分の身体を父親の目線で見られてしまうということで、それはもう、死ぬほどの恥辱じゃないだろうか。
その辺はまぁ、適度にサラリと流しているんだけど、やっぱりちょっと不自然かもねぇ。
女子高生と父親の関係なんて、現実はこんなものかもしれないけど、入れ替わって生活していくうちに、お互い相手の思っていることが何となく分かってきたようで、でも、また元に戻ったら関係もまた元に戻ってしまうという、なんとももどかしい。
娘が、もう少し父親に歩み寄ってくれたらいいのに、と思うのは勝手だろうか。
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事故でパパと娘の心が入れ替わるお話し
発想としては使い古されたネタだけど、面白く読めた
というか、今の自分の年齢や状況にフィットしすぎてて面白く感じただけかも?
まぁ、娘はホントに高1ですし
小説ほどじゃないけど、会話も・・・な状況なわけで
でも、僕が娘と入れ替わったらどうしようかね?と妄想してちょっと楽しかった
学校、暫く休むかも(笑)
あと、娘に殺されるような事もこっそりしてみるかもね
あと、娘といい感じの男の子との会話ねぇ
僕も本をよく読むので、そんな話で盛り上がって、娘へのハードルを上げてしまうかも
まぁ、そもそも僕が男の子に嫌われるようにしようとした場合オタクコピペ(下記)なキャラで行くかも(笑)
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オウフwwwいわゆるストレートな質問キタコレですねwww
ドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたwwwいや失敬失敬www
拙者これではまるでオタクみたいwww
拙者はオタクではござらんので
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あ、もしくは腐女子の生モノネタでドン引きさせるかするな(笑)
まぁ、実際には娘の彼氏という存在がいたとしたらめっちゃ歓迎するけどね
どんなチャラ男でも悪そうな男でも受け入れると思う 多分
あと、娘が僕のかわりに仕事をとかは無理だなぁと思った
仕事が無いほど偉い立場ではないしね
あと、西野さんの扱い方がなんだかなぁな感じ
戻すためにむりやりそんなキャラにしただけな、取ってつけた感が満載
でも総じて面白く読めました
Posted by ブクログ
ありがちな設定ではあるんだけど、すごくおもしろかった!
ゲラゲラ笑っちゃいました。
かなり前にドラマ化されてて、ドラマは見てないんだけど、めっちゃ見たくなったー。
パパは舘ひろしさんをイメージして読んでたけど、舘さんだとカッコ良すぎるかな?
では、続編行きマース。
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面白かった!このドラマ大好きだったな〜、舘ひろしと新垣結衣がほんとよかった!ケンタ先輩も好きだったー。またドラマ観たくなってきた(⌒▽⌒)小説もイメージぴったりで、読みやすかった!小梅ちゃん、よくギリギリまで堪えて、あの場で爆弾投下してくれた!西野さんはドラマより過激だったかも。続編も読みたいなー
Posted by ブクログ
父と娘の心が入れ替わっちゃうという、
ありふれてるといえばありふれてる設定なんだけど、
とてもうまいことやってると思う。
なってみて初めてわかる、その人のこと。
大っ嫌いなあの人のことも、もしかしたら・・・
知らずに続編の方を先に読んでしまったけど、
全然大丈夫でした。
ドラマ化してたんだー、それも知らなかった。
Posted by ブクログ
人格の入れ替わりという、小説の世界では非常にありふれた設定ながら、五十嵐氏らしい温かさで楽しい作品に仕上がっています。
それにしても、入れ替わりはどうして父と娘ばかりに起こるのでしょうね。母と息子の場合を想像すると怖すぎるからかな...
Posted by ブクログ
この人の作品はデビュー作の『リカ』から読んでおります。
歴史物やホラーや青春物やサスペンス等々、幅広い作風で人気の作家です。
文章も良いしストーリーも良い。これでもう少し多作だったら良いんだけど、それでもレベルが下がるよりはいいかな?なのです。
で、この『パパとムスメの7日間』。
よくある『とりかえばや物語』の現代版です。
アイディアとしてはそんなに斬新なものではないですが、作品のテンポが良かったです。
ムスメにやりこめられるお父ちゃんがいいかんじです。
でもやりこめられてもムスメとコミュニケーションをとれることを喜んでいるお父ちゃん。なかなか可愛いのですが、でも、もうこのお父ちゃんと非常に近い年齢になってしまっている自分が、…、ってかんじです。
話は良いテンポで進んでいき、ムスメががんばって、お父ちゃんも会社で良いかんじになります。
やっぱり初心を忘れないで仕事するって重要ですね。
まぁこんなかんじにはいかないですが、これはこれってコトで…。
非常に楽しめた作品でした。
また次新しいのが出たらゲットしませう。
Posted by ブクログ
有名どころを手にとってみたけど、面白かったー!ムスメよりお父さんの方が大変だよなぁコレ…とか思いながらトコロどころクスッと笑ってしまう様な描写があって面白かった!良くドラマ化したなぁこれ。お風呂のシーンとかどうしたんだろう。。。からだはってんなぁとか思う。てかお父さんカワイイぞー!ムスメも可愛くないがカワイイぞ。笑。
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高校生の娘がお父さんを無視してるところなどとてもリアル。あと口調やしぐさなどで四苦八苦してるところなど、面白かった。香水プロジェクトにいろいろ言いたくなる女子高生の気持ち、「あーそういうふうに考えてたよねー昔」って感じだった。すごくリアル。最後、確執の原因みたいなことが明らかになるんだけど、事実はそんなものなんだろうけど、なんとなくストーリーから外れてるような感じもしたけど、すっきりはしたというか、落ち着くところに落ち着いてよかった。
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パパと娘が事故に遭い、入れ替わってしまう1週間を書いた不思議な話。
入れ替わる前はパパのことが嫌いだった小梅だったが入れ替わってみてパパの苦労や努力がわかり、だんだん心を開いていくようになる心境の変化がとてもうまく描かれていました。
パパが小梅になって女子高生に一生懸命になろうとしているところがおもしろかったです。
Posted by ブクログ
舘ヒロシとガッキーでドラマ化されてたのかぁ。
表紙の絵柄からして「強気パパ」と「ビビリムスメ」かと思ったけど、ちがった。
メインはどちらかというとムスメ(小梅)視点のほうかなぁ、と思う。
パパが勤める化粧品会社のあのプロジェクト、ムスメが口出ししたおかげで
どういった結末になるのかが一番気になる。
今では消費者視点で考えられるのが大体普通だけど、老舗ゆえにめんどくさいんだろうなぁ。
ママ視点も含んだ続編があるみたいなので、読んでみたい。
ドラマも見てみたいな。
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2009/10/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2014/9/5〜9/9
5年ものの積ん読本で、久しぶりの五十嵐作品。列車事故で父とムスメの人格が入れ替わり、という展開はありふれているが、その後の展開が秀逸。観てはいないが、テレビドラマ化もされていたはず。確かに、ドラマ向きの展開だなあ。こういうのは五十嵐さん上手いもんな。
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会話のない父と娘がひょんなことから心が入れ替わって
父が娘で娘が父に!
だけどこれがきっかけで
お互いの想いだとか置かれてる状況だとか
分かっていって
心の距離が近くなっていって
逃げの姿勢は全てをダメにするんだな
と思った小説
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07年に新垣結衣、舘ひろし主演でドラマ化してた作品
(観てませんでしたが)
また今回ドラマでリメイクされるみたいですね
定期的にある
人格入れ替わる系の話
ただこの作品は、人格入れ替わる事で
父親、娘のそれぞれの立場、大変さを感じさせる話でしたね
昨日は飲み会の為、朝の出勤を車ではなく電車にしたんですが 朝から気温が高いのと…あと人混み…
ほんと電車って苦手だし…つらい…
家には高校生の子供が二人いるが…
【アイツらいつもこうやって通ってるのか…】と感じました
よその子より、日頃感謝とか態度や口に出してくれる子供達ですが…
子供らに自分の仕事も体験してもらいたいですね(笑)
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新垣結衣と舘ひろしでドラマ化されてるんですね、この作品。え?舘ひろし???それは随分イメージが違ったわ。
親子が入れ替わる話には「民王」があったね。男女がいれかわるのは転校生だったかな?「おれがあいつであいつがおれで」だったよね、原作。古いかしら?
ストーカー女性の設定以外は予想がつく展開だったけれども、軽いタッチで大変読みやすかった。1日で読み終えちゃって、なんだかもったいなかったかなー。
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会社側に立ってみると、小梅の気持ちが新鮮に感じてしまう
お客さんの方を見てないときがある、というか
想定質問練習するくらいなら、最初からその人ら呼んでしまえ、とか
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脱線事故に遭い意識が入れ替わってしまった高二の小梅と四十七歳のパパの奮闘。六強の地震の規模が余りに小さくて脇道とはいえ少し違和感。憧れの先輩との初デートや、ティーン向けフレグランスの開発会議等、それぞれの頑張りが柔らかなコミカルさで、父娘の程好い距離感もまあるく微笑ましい。終盤の女性部下がスパイス。
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がっきーが主演のドラマの原作!
ドラマ見てない(涙)
さえないサラリーマンのパパ47歳と、いまどきの女子高生の小梅16歳が事故にあって人格が入れ替わった話。
設定としてはありがちですが、これまた楽しいファミリーコメディとなっています。
しかし、この設定、女子高生にとってはありえんでしょう(笑)
自分の体を親父が見ることになるんですよ。
物語の中では、常に目隠しをされて着替えてたことになっていますが、ちょっとつらいでしょうね。
そして、この間の騒動として、小梅のあこがれの先輩との初デートを失敗させようと画策するパパ。
新商品の御前会議のプレゼンで、ブチ切れて余計な発言をしてしまった小梅。しかし、そこに至るまでは仕事の本質が語られていて、コメディとはいえしっかりメッセージが伝わってきます。
そんな、はちゃめちゃな大騒動の中、どちらの気持ちもよく分かります。
結果、娘とパパの距離が縮まりそうで縮まらないところがミソ。
そして、最後はパパの事を好きになってしまったストーカの女が登場して、さぁどうなる。
といった展開でした。
父親の思いが十分伝わってくる物語でした。
楽しめました。
ドラマのDVDを見なければ..
Posted by ブクログ
47歳の父親と高校生の娘が事故に会い、心が入れ替わってしまう。もともと口も利かないようになっていた二人だが、この入れ替わりによって、お互いがちょっぴりだけ理解できるというストーリー。
父親が、化粧品会社のティーンエイジャー向けフレグランス開発のプロジェクトマネージャーというあたりから先が読めたが、父親の体に心が入ってしまった娘が、会社での御前会議で放った言葉で、それまで、なんとなく上を向いて仕事をしていたチームががぜん活気づいて、顧客志向へとがむしゃらに頑張る転機となる部分は、かなりグッとくると同時にうらやましくもあった。そういう仕事はいいなぁとつくづく思った。
この物語は、会社の意思決定プロセスなども結構丁寧に説明されている。特に上司をみて仕事をする様子など、リアリティがあった。取材が上手いのか、事実、著者がそういう職場で働いていたのか。
いずれにしてもまぁまぁ面白かった。
Posted by ブクログ
軽く読める一冊。現代版のとりかえばや物語。事故で入れ替わってしまったパパとムスメ。パパは高校へ行き、憧れの先輩とデートする。ムスメは会社へ行き、茶番劇が繰り広げられる御前会議で思ったことをついぽろり。それがきっかけで周りの人々に予想外の化学反応が起きて・・・。爽快感のあるエンディングです。