五十嵐貴久のレビュー一覧

  • スタンドアップ!

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    夫のDVから逃げて、娘と2人で新たな生活を始めた愛。
    ひょんな事から通うことになったボクシングジムで、女子プロボクサーを目指すことになった。

    女版ロッキーでした。(笑)
    無理と言われようと戦うために辛い練習を積み上げ、タイトル戦に挑む。
    ありえないという展開も、妙に納得し、最後は愛を応援していました。

    真利男が現れないはずないとは思いながら、あのタイミングは嫌だーと悔しくて、悔しくて。

    勝ち組負け組は嘘。それは結果だから。
    勝てなくてもいい、リングに上がるのを怖がらないで。自分の足で立って戦えばそれでいい。
    ママが教えて上げる。勝ち負けよりもっと素晴らしいものがあるってことを。

    愛ちゃ

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    2018年12月09日
  • 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

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    とても良かった。ともすると桐野夏生が書きそうな主婦の話なんだけど、とてもいい感じで友情と青春が描けてたと思う。まあもしかすると俺も41歳で44歳の主人公の主婦をそれなりに女の子として見てられるからかもしれないけどね。

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    2018年12月04日
  • 1981年のスワンソング

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    2014年から1981年にタイムスリップした男が、81年には発表されていない名曲たちを新曲として発表していく…。
    昔、タイムスリップした日本人のバンドが、当時未発表だったビートルズの曲をリリースするという漫画があったが、基本ラインは同じ。多少の罪悪感はありつつも、新曲としてリリースし、昔の人たちに熱狂的に受け入れられていく。1981年の世界でリリースされる名曲がどんな売れ方をするのかがとにかく楽しい。選曲に関しては異論もあるだろうが、そんなに違和感はない。ドリカムが入っていないのが不思議だなと思う程度。
    1981年当時のことを少しでも知っていて音楽に多少なりとも興味を持っている人は楽しめる小説

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    2018年10月16日
  • 贖い : 下

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    ネタバレ

    息子が、同級生のいじめにより自殺し、それを防げなかったと悔いる父親。息子の復讐のためとはいえ、20年もの間、ここまで己を律し、ストイックに生き続けることができるのだろうか。
    父親にその思いを遂げさせてあげたい。読み進むうちにその思いは募るが、しかし彼の犠牲になった子供たちに罪はない。
    真相が明らかになるにつれ、題名の『贖い』が心に重くのしかかってくる。
    追われるもの=犯人の心のありようと共に、追うもの=刑事たちのそれぞれが持つ心の闇を描くことによって、重厚な作品となっている。
    それぞれの葛藤を抱えながらも、遂に犯人に辿り着く。
    星野刑事と犯人との息詰まる心理戦は、どちらに心を寄せたらいいのかと

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    2018年09月21日
  • 贖い : 上

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    東京、埼玉、愛知で立て続けに殺人事件が起きる。
    被害者は、それぞれ小六、中二、一歳の子供。
    当初から、犯人らしき者が登場し、「WHAT」よりも「WHY」を主眼に置いた作品のようだ。
    物語は、犯人を追及する警視庁や各県警の刑事たちの地道な捜査活動が、交互に詳述される(誰がどこの警察の所属なのかを確認するため、人物一覧表を作ってしまた)。
    その刑事たちは、それぞれ何らかの過去を抱えており、行動に支障をきたす場面もあるが、捜査の過程でそれらが次第に明かされる。
    星野警部が犯人を確信しているような行動を続けるが、動機が解明されるのは、次巻のようだ。

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    2018年09月18日
  • For You

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    面白かった。
    急死した叔母、母がわりに育ててくれたその叔母の、若い頃の日記を見つける。
    日記の中の叔母と今の自分が交差する。
    偶然なのか必然なのか?
    なかなか面白かった。

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    2018年09月02日
  • 相棒

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    将軍狙撃未遂事件の捜査のために普段は敵同士の2人が最強のタッグを組む。
    例えるならナメック星で悟空とベジータが共に戦うあのワクワク感。
    珍しいのは、それが坂本龍馬と土方歳三ってこと。
    これまた王道ではあるが、ズボラで人たらしな龍馬と神経質で粗野な歳三の正反対っぷりが面白く共通点は2人とも現実主義者で実務家であるというところ。

    捜査を進めていく中で現れる様々な登場人物も幕末オールスターズといった面々で、ファンならニヤニヤしながら読めますよ。
    何にしても歴史物というよりバディ物って感じで読み易いです。
    最後にちょっとした(?)サプライズもあり、最後までテンポよく読み進められます。

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    2018年07月01日
  • いつかの少年 吉祥寺探偵物語 : 5

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    スピード感と緊張感と情熱に溢れた終盤の展開が良かったな。
    続きが発表されていないようですが、これでシリーズが終わってしまわないことを願っています。

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    2018年06月28日
  • 六つの希望 吉祥寺探偵物語 : 3

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    いつものようにコンビニでアルバイトをしていると、フルフェイスのヘルメットをかぶってゴルフバッグを持った客が入ってくる。防犯上の理由からヘルメットを取るようお願いする“おれ”に、客はゴルフバッグからライフルを取り出して言った。「今からこの店を占拠する」-人質となった探偵・川庄。不可思議な犯人たちの要求に、迫るタイムリミット。

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    2018年05月30日
  • 学園天国

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    会社の方から頂いた。

    まるで学園ドラマを見ているような、そんな一冊。

    聖楓高校三年池上慎也と、その担任高岡麻美は周囲には隠しているが、実は正真正銘の夫婦。
    二人が在籍する高校の「教育指導部」が権力を握ると、平穏だった学校に暗雲が立ち込める。

    テンポがとても早く、本の中から若さ、元気が伝わってくる青春小説。

    ありがちな落ちではあるが、日本人はみんな水戸黄門が好きだから、ハッピーな終わりは大歓迎ではないかな?

    楽しく一気読みさせてもらいました!

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    2018年05月02日
  • サウンド・オブ・サイレンス

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    ダンスがテーマの青春ストーリー。
    ダンサーは全員耳が聞こえないハンディがあり、一歩間違うと障がい者の克服物語になりかねないところですが、それを前面に出すことなくあくまで1つの個性として描いたバランスが清々しい読後感につながっています。

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    2018年04月28日
  • 年下の男の子

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    ネタバレ

    37歳独身でついにマンションを購入した川村晶子。

    会社でもそこそこの役職についている晶子だったが、新商品の発売にミスがあることがわかり
    取引先の会社の男の子と徹夜で作業することになった。

    それがきっかけになり、仕事でもプライベートでもやり取りすることになったのが14歳年下の児島くんだった。

    ルックスもよく、聞き上手な青年の児島くんに想いを打ち明けられた晶子の
    年齢差や社会的立場などの葛藤。

    理屈じゃなくて、大切なのは自分の気持ちだと気付いた晶子。

    別れておしまいかと思ったら、意外とハッピーエンドだった。
    小川弥生の存在がもっとぐいぐい出てくるのかと思ったけど、そうでもなかった。
    最後

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    2018年04月03日
  • セカンドステージ

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    子育て中の杏子は、自分の経験から、子育てママを少しだけでも休ませてあげられるようにと、家事代行とマッサージの会社を起業した。
    スタッフは老人達ばかり。
    スタッフに助けられながら、杏子の奮闘は続く。

    会社の趣旨、元気な老人たちの力を借りるというスタイルにはとても魅力を感じました。
    ただ、無理解とはいえ、家族に内緒で会社を経営し続けたことのしわ寄せが後半に来たなと思います。
    そこが、物語の展開としては大事なのかもしれないですが。
    小学生の子供達を置いたまま、母が出たり入ったり、行き先もちゃんと告げないままと言うのは、大きなことが起こらなくて良かったと言えることではないのではないかなと違和感を感じ

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    2018年03月21日
  • 盗まれた視線 吉祥寺探偵物語 : 4

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    減らず口をたたきながらも、ここ一番ではキチンと決めるという、今となってはクラシックな感じもする私立探偵ものの王道スタイルの作品です。
    軽口のキレが良く、楽しみながら読むことができました。

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    2018年02月25日
  • 年下の男の子

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    2018.2.21-118
    久しぶりの恋愛小説。何と言うこともないけれど37歳と言う微妙な年齢のOL心理がよくかかれている。

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    2018年02月21日
  • 鋼の絆 ギンイチ消防士・神谷夏美

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    主人公神谷夏美が消防士として抱く強い思いと、日本中の精鋭消防士を集めたギンイチに体力も技術も劣るにも関わらず採用されることになったかがよく分かった。
    村田司令長が最終面接時に課した難しい設問に、夏美は「助けも何もしない」と迷いなく答え、その理由として、消防士は消火や救命の前に危険防止だと言う。成る程と感心した。
    本巻を読んだ後に前作の3巻を読んだ方が、夏美の活躍の背景が分かって面白みが増したような気がする。もう一度読み直してみようかな。

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    2026年01月17日
  • 超・戦略的! 作家デビューマニュアル

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    ネタバレ

    作家・五十嵐貴久氏による、
    作家になりたい人のための、How To 本です。
    著者によると、作家になるためには、
    正しい方法(とはいえ、五十嵐氏の提案する方法は
    あくまでひとつの方法であり正解というわけではないと言っています)で
    小説を書いて応募することだということです。
    作家になるためには長編の新人賞を取ることがもっとも効率的であり、
    新人賞自体は攻略を考えて戦略的にやるゲームだと考えていい、とのこと。
    ちなみに、純文学については著者にその知識がないので、
    本書では除外対象とされています。
    つまり、この本はエンタメ作家としてデビューするための
    How To 本ということでした。

    ・プロット

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    2018年02月12日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    せっかく大手企業に就職したのに、何か違うなぁーと日々を淡々と過ごす雅也。
    そんな時に現れたのが探偵の金城。
    一緒に仕事をしないかと誘ってくる。
    最初は胡散臭いと思っていたが、お試しということで仕事を手伝ってみることに。
    するとどんどんとのめり込んでいってしまう。
    これを読むと、仕事が面白いと思えるのはいいことだなぁーと思う。
    シリーズなので、本格的な雅也の探偵ぶりを見届けたい!

    2018.2.8

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    2018年02月08日
  • セブンズ!

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    楽しかったー。
    ラグビーは全然知らないけど、試合シーンまで含めてばっちり面白かった。
    こちらも東北が舞台ということで、気仙沼ミラクルガールズを彷彿とさせる空気感に胸が熱くなる。
    特に浩子の泉への語りはぐっとくる。
    女子ラグビーの試合、TVでやってくれないかな。

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    2018年01月21日
  • 誰でもよかった

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    無差別殺人事件の実況を見ているような感じ。淡々と進んでいって衝撃も何も無いけど刑事たちの現場を垣間見れた感じでそれなりに面白かった。

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    2018年01月14日