あらすじ
大手企業に就職したものの、うだつの上がらない日々に塞ぐ井上雅也。ある日、南青山骨董通り探偵社の社長・金城から突然話しかけられた。「探偵になる気はありませんか?」。雅也は訝しみながらも体験入社をするが、厄介な事件に関わることになり……。個性的なメンバーの活躍が、軽快なテンポと極上のサスペンスで繰り広げられる、ベストセラー作家の新シリーズ始動!
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Posted by ブクログ
ミステリーの定番の探偵物…探偵社の個性的なメンバーの活躍が軽快なテンポで繰り広げられる…流石五十嵐貴久さん!シリーズ物なので続編も楽しめそうです!
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感想
話の展開のテンポが良く、読みやすい。探偵社には七人の探偵がいるが、色々な個性を持つ人がいることや社長である金城も謎めいていて今後のシリーズも期待できそう。
あらすじ
最大手のトヨカワ自動車に勤めていた雅彦は、社内での営業成績が振るわず悶々とした毎日を送っていた。そんなある日、金城という私立探偵から突然、探偵をやってみないかと誘われる。
お試しで探偵を始めた雅彦であったが、探偵社が抱えていた案件に参加することになる。刑事から、有名私立中学で、女子生徒が複数の男性と関係を持っているという告発を調べることになった。
さらにその生徒が同じ学校の教師とも関係を持っていることを調査するが、その教師が殺されてしまう。教師は複数の生徒にイタズラした形跡があり、関係する生徒を守りつつ、事件の謎を追う。
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タイトル買いした小説。
あらすじを読んでいなかったので
てっきり骨董品が出てくるのかと思っていたが
骨董は関係なかった。
大手に勤めているが突然探偵に誘われる。
探偵を希望したわけでも経験したわけでもないが
しっかり探偵になっていた。
事件内容は鬼畜だが文章は読みやすい。
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一流企業で営業マン。ただし平凡で競争は苦手だが辞める勇気はない。
そんな雅也が探偵にならないかと誘われて。
給料が良いだけでやりがいがなければ仕事は続かない。その逆もしかりですが、それでもやりがいが上かなって感じる時があります。
合う合わないもありますし。
軽快でスピード感がある物語。
この探偵社は面白い。
今後の井上雅也の活躍に期待します。
Posted by ブクログ
予想した展開から2、3回ひっくり返された!主人公の性格が幼稚で好きになれないけど、周りの人達が良い。おもしろかった。シリーズ物みたいなので続きが読みたい。
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せっかく大手企業に就職したのに、何か違うなぁーと日々を淡々と過ごす雅也。
そんな時に現れたのが探偵の金城。
一緒に仕事をしないかと誘ってくる。
最初は胡散臭いと思っていたが、お試しということで仕事を手伝ってみることに。
するとどんどんとのめり込んでいってしまう。
これを読むと、仕事が面白いと思えるのはいいことだなぁーと思う。
シリーズなので、本格的な雅也の探偵ぶりを見届けたい!
2018.2.8
Posted by ブクログ
警察から認められているわけではない一介の私立探偵が事件に迫っていくのは面白いなぁと思いました。
先の読めなさもありましたし会話のテンポも良いように感じました。
わからない部分は探偵だからということとこれから警察が解明していく部分なのだろう、と理解しました。
ただ主人公の口の悪さがすごい印象に残りました。
他の読者にとってそうじゃないのかな?
業績は中か中の上くらいの印象(上だからいいということではいけれど)なのに好意抱いているかいないかで態度が違いすぎる。
「キャバ嬢崩れ」とかひどいなーと思ったけれどこれから変わっていくのかな?
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『吉祥寺探偵物語』シリーズとは、またひと味違う探偵シリーズが開幕。
生来、真面目な大手企業の若手社員の井上雅也は仕事への行き詰まりを感じていた。ある日、雅也は南青山骨董通り探偵社の社長の金城にスカウトされる…
探偵社の一癖も二癖もある社員も面白く、扱う事件も『吉祥寺探偵物語』に比べて、なかなか本格的である。
第2弾は書き下ろしで、2015年6月に刊行予定とのこと。また、楽しみなシリーズが増えた。
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リカシリーズの五十嵐さんの小説ということで読んでみました。
大手自動車メーカーの新卒3年目の雅也は営業マンとして実績を出せず、他部署への異動願いもスルーされた所に突然探偵社で働かないかとスカウトされる。
アルバイトとして探偵社で副業を始めるけれど、スカウトされるだけあって、なかなかの行動力。絶対営業マンより探偵の方が向いてるよね~と思った所で案の定自動車メーカーを退職して正式に探偵社に就職。
事件の内容は本当に最低最悪な教師にムカムカしたけれど、登場人物のキャラクターの良さとテンポ良い展開で楽しめました。
今回はシリーズ1冊目なので続編では雅也の探偵として活躍する姿が見れるのかな?
探偵と言えば、昔懐かしい工藤探偵事務所の松田優作を思い出すのだけれど…。ちょっと古すぎかしら?(笑)でもね、カッコ良かったな〜。
Posted by ブクログ
初読みの作家さんです。
ライトなミステリーというか、なにかと裏取引で片付けられ、都合よく病院や警視庁にもハッキングできる友人がいたり、推理なんかも披露しちゃうし、バイト探偵はバリバリに活躍しちゃうw
とびきり優秀な学生でも、コネがあったワケでもないのに、ゼミの中では最速で大企業トヨカワの内定を取っちゃった時のように、世界は主人公の雅也を中心に回っているのだと理解したw
金城が作中
「そんな都合のいい話を信じろと? そうはいかない」というセリフを吐く時があるのですが、それはこっちのセリフだと言いたくなるほど、話は二転三転するものの、都合よく転がり続け、むしろ清々しかった(笑)
Posted by ブクログ
とりあえずメンバーの仲間意識が爽やかで好き。雅也の癖のある性格もだんだん探偵社のメンバーに感化されて馴染んでくる過程とか。
事件の方のインパクトよりも、メンバーの捜査過程が面白かった。
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最初は主人公の性格が好きになれず、うーんって感じだったが後半ググッときた。最終的には面白い。ただ、推理小説としてはどうなの?犯人が以外というかなんというかだね。
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大手企業に就職したものの、うだつの上がらない日々に塞ぐ井上雅也。ある日、南青山骨董通り探偵社の社長・金城から突然話しかけられた。「探偵になる気はありませんか?」。雅也は訝しみながらも体験入社をするが、厄介な事件に関わることになり…。
Posted by ブクログ
探偵業なるものの入り口としては読みやすかったけれど
内容はイマイチかな。そんなに裏取引ばかりまかり通っていたのでは
一般人はやってられない。それに大手企業が二足のわらじで腰掛け同然に勤まってしまうのも説得力にかける。
シリーズ化されているのでもう少し読み進めてみるつもり。
Posted by ブクログ
大手企業トヨカワ自動車に勤める井上雅也が探偵社の社長・金城に勧められ探偵業のアルバイトを始め、次第に探偵業の深みにはまり、仲間達の支え合いに惹かれていく。事件は容疑者が二転三転し、ストーリーを盛り上げる。
Posted by ブクログ
ミステリーとしては、いまいち。ほとんど登場していない人物が真犯人という結末。ただし、第二新卒の青春活劇としたら有りかも。超一流企業に入社し、理想と現実のギャップに悩み探偵に転職する主人公。同僚の個性的なキャラクターは話としては面白いが、非現実的すぎてイマイチ想像しづらい。
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ちょっと変わったメンバーが集う探偵事務所を舞台としたサスペンス・ミステリ。タッチはライトでさくさく読めますが、ミステリとしてはなかなか本格的で先が読めませんでした。なんとなく日テレでドラマ化されそうな予感(笑
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トヨタ自動車を思わせる超一流企業に勤める入社3年目で能力主義に落ちこぼれ主人公が探偵にスカウトされる。
渋谷にある名門中学の女子生徒が複数の男と関係を持ている。警察に来た投書の調査が始まる。
調べていくうちに担任の教師が以前から女子生徒をレイプしていたこたが判明。その女子生徒もレイプしていた。教師を張り込んでいると死体で発見される。しかも探偵社の仲間も意識不明の状態で同じ部屋で発見される。
犯人は二転三転して意外なところにいる。
前半は主人公の青年の描写が長くて退屈するが、死体が発見された辺りから面白くなる。登場人物が多く性格描写が雑な処がイマイチ。
Posted by ブクログ
あらすじ(背表紙より)
大手企業に就職したものの、うだつの上がらない日々に塞ぐ井上雅也。ある日、南青山骨董通り探偵社の社長・金城から突然話しかけられた。「探偵になる気はありませんか?」。雅也は訝しみながらも体験入社をするが、厄介な事件に関わることになり…。個性的なメンバーの活躍が、軽快なテンポと極上のサスペンスで繰り広げられる、ベストセラー作家の新シリーズ始動!
Posted by ブクログ
せっかくの「サラリーマンからヘッドハントされた探偵」
という設定を生かし切れていない気が(^ ^;
もっとサラリーマンの方の生活とか、
転職しようかどうしようか揺れる心などを
丁寧に描けば深みが増したはず。
また、主人公あまりにもあっさり馴染みすぎ(^ ^;
他の探偵も所長もいい加減すぎ(^ ^;
実家の近所に「探偵社」があったので、
よく「探偵の練習」してるのを見かけたが、
本物はもっと「基礎訓練」をみっちりやるはず。
何の訓練も受けずに尾行に成功するなど、片腹痛い。
ましてや尾行中の探偵が、さらに自分が尾行されてるのに
気がつかないなど笑止千万。
もっともっと掘り下げていけば、
きっとずっと魅力的な作品になったはず。
もったいない(^ ^;
Posted by ブクログ
日本一の自動車メーカートヨカワ自動車(…うーん;;)でうだつのあがらない営業マンを嫌々務める井上雅也がふとしたことで探偵社の金城にスカウトされて、試雇い期間に色んな経験を経て、結局本業を辞めて探偵社に正式入社。なんとなく、典型的なドタバタライトノベルって感じだった。けど、続編も読んでみようかな、程度には面白かった。
Posted by ブクログ
大手企業に勤めたが居場所のない日々を送る井上雅也。ある日突然、探偵事務所所長からスカウトされる。個性的なメンバーに囲まれながら、本能の職業に目覚める青年の姿を描く新シリーズ。
著者の探偵ものといえば「吉祥寺探偵物語」シリーズが先行しているが、それとの差別化が図れるかが心配だった。しかし本作の主人公は勢いと未熟さが同居する青年。これからどんな成長をするのか楽しみだ。
Posted by ブクログ
軽くさくさく読める。きっとシリーズ化して金城さんが過去に何かあってその「何か」がきっかけで事件が起きて事務所全員で金城さんの無実を証明するしていくっていう「いつか」の為の作品なのかなーと思った。シリーズ化してるのかも何も知らないけど。