1981年のスワンソング

1981年のスワンソング

763円 (税込)

3pt

一九八一年にタイムスリップしてしまった俊介。レコード会社の女性ディレクターに頼まれ、売れないデュオに未来のヒット曲を提供する。「歴史を変えていいのか」と躊躇はあるが、背に腹は替えられない。リリースされた「世界に一つだけの花」「赤いスイートピー」は次々に大ヒットし、俊介は過去で生きる決心をするが……。掟破りの痛快エンタメ!

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1981年のスワンソング のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    下北沢の町で、突然2014年から1981年に
    タイムスリップした話。
    タイムスリップものは、大好きで五十嵐貴久さんが
    描くタイムスリップは、どんな世界だろうと
    読み始めたら、止まらない止まらない。
    たった30年で、こんなに世界観が違うのかと思うほどに
    変化しすぎていた日本を改めて実感。
    それが、『音

    0
    2020年01月04日

    Posted by ブクログ

    タイムスリップもののオキテ破り!!!
    タイムスリップした主人公は未来が変わらない様に行動を慎むのが原則ですが、本作の主人公の松尾君はレコード会社の女性ディレクターに頼まれて1981年に『世界に一つだけの花』や『赤いスイートピー』楽曲提供しちゃいます!?

    1981年を生きてきた訳ではないのですかその

    0
    2018年08月01日

    Posted by ブクログ

    タイトルからどの曲を最後の一曲に選ぶのか、と興味津々で読み進め...、なるほど...。当時、父親の影響でThe Beach Boysを聴きまくっていた私には、彼らの影響を受けた方々が出てくるのがツボでした。何かに熱中する人には魅かれちゃいますよね...。
    ただ、これ、各所からクレーム入らなかったのだ

    0
    2021年05月12日

    Posted by ブクログ

    イャ〜〜面白かった。
    久しぶりの五十嵐さんだったが、大満足。
    名作映画をモチーフにしているのは、五十嵐さんらしいところだが、今作も「バックトゥザフューチャー」へのリスペクトが垣間見えマス。著者自ら“あとがき”で述べていますが、ツッコミどころ満載で、読みながら「チャゲアスは?」とか「尾崎豊は?」とか「

    0
    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

    2014年から1981年にタイムスリップした男が、81年には発表されていない名曲たちを新曲として発表していく…。
    昔、タイムスリップした日本人のバンドが、当時未発表だったビートルズの曲をリリースするという漫画があったが、基本ラインは同じ。多少の罪悪感はありつつも、新曲としてリリースし、昔の人たちに熱

    0
    2018年10月16日

    Posted by ブクログ

    知っている曲ばかりなので、五十嵐が、それらの曲にどういう評価を当てているかを興味深く読んだ。タイムトリップ物であって、すっきりしたオチが欲しい気もするのだが、ストーリーを意図的にfade outして、振り返った景色の中に置き去りにされるような印象がある。

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    主人公 松尾俊介(まつおしゅんすけ)29歳、独身、彼女いない歴2年、飲み会の翌日のコンビニ帰りに突然2014年から1981年にタイムスリップしてしまいます。

    タイムスリップ物に有りがちな帰るまでの苦悩などは殆ど描かれず1981年の東京での意外と楽しげな様子が描かれていてクスっと笑える個所も多々あ

    0
    2021年02月04日

    Posted by ブクログ

    昨年観た映画「イエスタディ」に似た雰囲気の作品でした。
    こちらはタイムスリップものなので、現代のネット社会の便利だけれど何となく気持ち悪い状態に対する問題提起が入っているのですが、そこはあくまでもオマケのような扱いでした。
    自分としては音楽より現代の感覚で80年代を見た描写の方が興味深かった。確かに

    0
    2020年03月15日

    Posted by ブクログ

    1981年にタイムスリップした青年が、"未来の曲"で大ヒット連発!歴史を変えてしまう葛藤と、その時代に生きる人々との交流と自身の決心を爽やかなタッチで描く、掟破りの痛快エンタメ小説。
    流行歌は時代が生み出すが、名曲はいつの時代も色褪せない。曲のイントロも新鮮だし、最も大きな要素は

    0
    2019年12月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすく面白かったのだけど、こんなに時代を変えていいのか?という疑問と、音楽の話かと思ってたのに最後はインターネットの話で、まさかまさかの人物登場でちょっとびっくり。ここは有名アーティストを訪れるべきでは。とはいえ実在する歌手・プロデューサー・曲名など出てきて、懐かしく思いながら読んだ。

    自分が

    0
    2018年02月14日

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