五十嵐貴久のレビュー一覧

  • For You

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    面白かった。
    急死した叔母、母がわりに育ててくれたその叔母の、若い頃の日記を見つける。
    日記の中の叔母と今の自分が交差する。
    偶然なのか必然なのか?
    なかなか面白かった。

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    2018年09月02日
  • 相棒

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    将軍狙撃未遂事件の捜査のために普段は敵同士の2人が最強のタッグを組む。
    例えるならナメック星で悟空とベジータが共に戦うあのワクワク感。
    珍しいのは、それが坂本龍馬と土方歳三ってこと。
    これまた王道ではあるが、ズボラで人たらしな龍馬と神経質で粗野な歳三の正反対っぷりが面白く共通点は2人とも現実主義者で実務家であるというところ。

    捜査を進めていく中で現れる様々な登場人物も幕末オールスターズといった面々で、ファンならニヤニヤしながら読めますよ。
    何にしても歴史物というよりバディ物って感じで読み易いです。
    最後にちょっとした(?)サプライズもあり、最後までテンポよく読み進められます。

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    2018年07月01日
  • いつかの少年 吉祥寺探偵物語 : 5

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    スピード感と緊張感と情熱に溢れた終盤の展開が良かったな。
    続きが発表されていないようですが、これでシリーズが終わってしまわないことを願っています。

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    2018年06月28日
  • 六つの希望 吉祥寺探偵物語 : 3

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    いつものようにコンビニでアルバイトをしていると、フルフェイスのヘルメットをかぶってゴルフバッグを持った客が入ってくる。防犯上の理由からヘルメットを取るようお願いする“おれ”に、客はゴルフバッグからライフルを取り出して言った。「今からこの店を占拠する」-人質となった探偵・川庄。不可思議な犯人たちの要求に、迫るタイムリミット。

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    2018年05月30日
  • 学園天国

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    会社の方から頂いた。

    まるで学園ドラマを見ているような、そんな一冊。

    聖楓高校三年池上慎也と、その担任高岡麻美は周囲には隠しているが、実は正真正銘の夫婦。
    二人が在籍する高校の「教育指導部」が権力を握ると、平穏だった学校に暗雲が立ち込める。

    テンポがとても早く、本の中から若さ、元気が伝わってくる青春小説。

    ありがちな落ちではあるが、日本人はみんな水戸黄門が好きだから、ハッピーな終わりは大歓迎ではないかな?

    楽しく一気読みさせてもらいました!

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    2018年05月02日
  • サウンド・オブ・サイレンス

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    ダンスがテーマの青春ストーリー。
    ダンサーは全員耳が聞こえないハンディがあり、一歩間違うと障がい者の克服物語になりかねないところですが、それを前面に出すことなくあくまで1つの個性として描いたバランスが清々しい読後感につながっています。

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    2018年04月28日
  • 年下の男の子

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    ネタバレ

    37歳独身でついにマンションを購入した川村晶子。

    会社でもそこそこの役職についている晶子だったが、新商品の発売にミスがあることがわかり
    取引先の会社の男の子と徹夜で作業することになった。

    それがきっかけになり、仕事でもプライベートでもやり取りすることになったのが14歳年下の児島くんだった。

    ルックスもよく、聞き上手な青年の児島くんに想いを打ち明けられた晶子の
    年齢差や社会的立場などの葛藤。

    理屈じゃなくて、大切なのは自分の気持ちだと気付いた晶子。

    別れておしまいかと思ったら、意外とハッピーエンドだった。
    小川弥生の存在がもっとぐいぐい出てくるのかと思ったけど、そうでもなかった。
    最後の展開なんか強引だけど、ハッピーエンドでよかったね。

    自分は13歳年下の立場だからあんまり共感部分ないのだけど、女の方が年上って、やっぱ考えちゃうのかな〜。

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    2018年04月03日
  • セカンドステージ

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    子育て中の杏子は、自分の経験から、子育てママを少しだけでも休ませてあげられるようにと、家事代行とマッサージの会社を起業した。
    スタッフは老人達ばかり。
    スタッフに助けられながら、杏子の奮闘は続く。

    会社の趣旨、元気な老人たちの力を借りるというスタイルにはとても魅力を感じました。
    ただ、無理解とはいえ、家族に内緒で会社を経営し続けたことのしわ寄せが後半に来たなと思います。
    そこが、物語の展開としては大事なのかもしれないですが。
    小学生の子供達を置いたまま、母が出たり入ったり、行き先もちゃんと告げないままと言うのは、大きなことが起こらなくて良かったと言えることではないのではないかなと違和感を感じます。

    最後は家族の問題も解決しハッピーエンドという事ですが、なんだかなぁという気持ちは拭えなかったです。

    設定が良かったので少し残念でした。

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    2018年03月21日
  • 盗まれた視線 吉祥寺探偵物語 : 4

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    減らず口をたたきながらも、ここ一番ではキチンと決めるという、今となってはクラシックな感じもする私立探偵ものの王道スタイルの作品です。
    軽口のキレが良く、楽しみながら読むことができました。

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    2018年02月25日
  • 年下の男の子

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    2018.2.21-118
    久しぶりの恋愛小説。何と言うこともないけれど37歳と言う微妙な年齢のOL心理がよくかかれている。

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    2018年02月21日
  • 鋼の絆 ギンイチ消防士・神谷夏美

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    主人公神谷夏美が消防士として抱く強い思いと、日本中の精鋭消防士を集めたギンイチに体力も技術も劣るにも関わらず採用されることになったかがよく分かった。
    村田司令長が最終面接時に課した難しい設問に、夏美は「助けも何もしない」と迷いなく答え、その理由として、消防士は消火や救命の前に危険防止だと言う。成る程と感心した。
    本巻を読んだ後に前作の3巻を読んだ方が、夏美の活躍の背景が分かって面白みが増したような気がする。もう一度読み直してみようかな。

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    2026年01月17日
  • 超・戦略的! 作家デビューマニュアル

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    ネタバレ

    作家・五十嵐貴久氏による、
    作家になりたい人のための、How To 本です。
    著者によると、作家になるためには、
    正しい方法(とはいえ、五十嵐氏の提案する方法は
    あくまでひとつの方法であり正解というわけではないと言っています)で
    小説を書いて応募することだということです。
    作家になるためには長編の新人賞を取ることがもっとも効率的であり、
    新人賞自体は攻略を考えて戦略的にやるゲームだと考えていい、とのこと。
    ちなみに、純文学については著者にその知識がないので、
    本書では除外対象とされています。
    つまり、この本はエンタメ作家としてデビューするための
    How To 本ということでした。

    ・プロットは100枚書くこと。
    ・そして推敲をきちんとすること。
    ・審査は減点法。
    ・非常識な人間は作家になれない。
    ・面白い作品であっても応募した新人賞の傾向に沿わなければはじかれる。
    ・情報小説としての性質が新人賞にも求められる。
    ・擬態語や擬音は評価を低める。
    ・偶然を用いるのはタブーで大きく減点される。
    などなど、興味深いトピックと提案が並び、
    食い入るように読みました。

    僕が今書いているのは短編新人賞向けの小説ですが、
    本書では「それでは作家になれない」として書くのを勧められていません。

    ねえ。
    読んでみて面白かったし、腑に落ちる部分は多かったし、
    いずれ長編をと考えていましたから、
    僕も次回に取り組むのは長編にしようかなあと思ったり。
    ちなみに、今書いてる短編は、偶然がテーマであり、
    これはさっきも書いたように小説のタブーと近接するので、
    挑戦的だと見られて落とされるかもしれない。
    新人賞を取るには、尖っていない、バランスの良い作品がいいようです。
    たとえば、『コインロッカーベイビーズ』なみの作品が書けたとしても、
    新人賞ではダメって言われるってことなんでしょうかねえ。

    長編を書くならば、
    一日に3枚を月に20日でもいいのだよ、と書かれていて、
    僕は短編でも今回は平均一日3~5枚ですからね、
    可能だよなあと思えてくる。
    プロットがしっかりしていれば書けるよ、とも言われていて、
    でもプロット通りいかないじゃんか、と思ったりして、
    そしてそこが面白みだったりしないかなと感じるんですが、
    それも、この作家デビューマニュアルからすると遠回りかつNGなんでしょう。

    でも、一人でいろいろ考えて、話を聞くひともいない中やっているところに、
    こうやって「やっぱりそうなんだ」と思えることも書いてある本書は、
    指南本としての性質もありますが、
    作家を目指す人の気持ちにも寄りそうような内容でした。
    文体は柔らかくて、語り口はスマートで好感が持てる。
    厳しいこと言うところも押しつけがましくなくて、
    それに該当する人が読んだら、
    拒否反応を起こすよりも納得して改善の道を探すほうに
    傾くような気がします。

    この本を教えちゃうと、強力なライバルが増えていくなあと思いながら、
    せっかく読んだので紹介しました。

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    2018年02月12日
  • 南青山骨董通り探偵社

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    せっかく大手企業に就職したのに、何か違うなぁーと日々を淡々と過ごす雅也。
    そんな時に現れたのが探偵の金城。
    一緒に仕事をしないかと誘ってくる。
    最初は胡散臭いと思っていたが、お試しということで仕事を手伝ってみることに。
    するとどんどんとのめり込んでいってしまう。
    これを読むと、仕事が面白いと思えるのはいいことだなぁーと思う。
    シリーズなので、本格的な雅也の探偵ぶりを見届けたい!

    2018.2.8

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    2018年02月08日
  • セブンズ!

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    楽しかったー。
    ラグビーは全然知らないけど、試合シーンまで含めてばっちり面白かった。
    こちらも東北が舞台ということで、気仙沼ミラクルガールズを彷彿とさせる空気感に胸が熱くなる。
    特に浩子の泉への語りはぐっとくる。
    女子ラグビーの試合、TVでやってくれないかな。

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    2018年01月21日
  • 誰でもよかった

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    無差別殺人事件の実況を見ているような感じ。淡々と進んでいって衝撃も何も無いけど刑事たちの現場を垣間見れた感じでそれなりに面白かった。

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    2018年01月14日
  • 1981年のスワンソング

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    知っている曲ばかりなので、五十嵐が、それらの曲にどういう評価を当てているかを興味深く読んだ。タイムトリップ物であって、すっきりしたオチが欲しい気もするのだが、ストーリーを意図的にfade outして、振り返った景色の中に置き去りにされるような印象がある。

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    2018年10月14日
  • パパとムスメの7日間

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    今時の女子高生・小梅16歳と冴えないサラリーマンのパパ47歳の人格が入れ替わって大騒動。二人はこの危機を乗り越えることができるのか。笑いと涙のファミリーコメディ長編。
    ちょうど私の娘も16歳の女子高生。普段の会話もないし、会話することも照れ臭い。でも異性関係は凄く心配だ。本作のように身体が入れ替わるというのは、あくまでもフィクションの世界のはなし。二人のお互いが感じている想いが物語の本質で、その点、心の温かさが伝わるハートウォーミングストーリー。傑作です。

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    2017年10月15日
  • 年下の男の子

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    この小説は2008年の作品なんだね。そこから10年近くたった今。
    女性が年上だろうと、年齢差など関係なく交際する人たちが多くなってる。
    この小説は、37歳の大手乳製品の会社に勤めるベテランOL晶子が主人公。
    勤続年数も長く、仕事にも慣れているので知らないことは、ほとんどなく
    上司からも信頼されてる女性。
    たまたまトラブルで駆り出され、取引先業者で同じくトラブルを解消するために一晩一緒に仕事をした、契約社員の23歳の児島くんとの出会いから
    晶子にモテ期到来。

    14歳差の年齢差に悩む悩む晶子。
    今だったら、そこまで悩まなくても?と、
    そんなドラマもたくさんあるし。
    なんせ、30歳が53歳に告白するドラマまで出てきたからね。
    でも、マンションまで購入した晶子は、年齢的にも、
    付き合うのなら、結婚を考えられる相手でないとと
    結婚にこだわる女性でもないながらも、
    そのへんの気持の葛藤が、おもしろい。

    とても軽快で、読みやすく、共感できるストーリーで。
    最後に、気がついて、本当に良かったね!!って、
    心から晶子さんを応援できちゃう小説。

    この主人公の晶子さんが。お局様てきな嫌な女でもなく、
    晶子をやっかむ人も出てこない。
    ガツガツ仕事人間でもないけど、行動力があってアタマも切れそう。

    女優さんが演じるなら、どんな人だろう?と
    想像しながら、最後まで楽しく読むことが出来ました。

    やっぱ五十嵐貴久さんの本は、文章が良いな。
    読みやすいな~。

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    2017年09月13日
  • For You

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    亡くなった母の代わりを努めてくれていた叔母が急逝した。
    そんな叔母が残した古い日記。
    そこには知らない叔母の姿があった。
    最後は感動に包まれる。

    2017.9.6

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    2017年09月08日
  • 相棒

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    読みやすく、五十嵐貴久さんの緻密なタッチが、情景をわたしの目の奥に鮮やかに見せてくれた。悲しい場面もあったが、より情緒のある雰囲気でよかった。

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    2017年09月01日