五十嵐貴久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の因果応報とはいえここまでのことになってしまうとは……。
大変失礼ながら私の中でそんなに期待値は高くなかったんですが見事にハマらされてしまいました。単細胞ここに極まれり! おもしろかったです!
読み終わった今でもあれは主人公の妄想の世界であることを願わずにはいられません。というかあんな人間が存在してたまるか! 怪異なのか実在するのかわからんのが一番怖いんじゃ!!
若干、伊藤潤二先生の『富江』に似た雰囲気を感じるよ。
すべての原因は主人公にあるからまったく同情は出来ないんだけど、さすがにあの最後はちょっとやりすぎ……。
それにいろんな怪奇現象やらなんやらがどういう手段で実行されたのかさ -
Posted by ブクログ
病院で発生した立てこもり事件。交渉人・遠野麻衣子は、人質救出のため犯人との対話に臨む。しかし事件は、単純な立てこもりでは終わらず、思いもよらぬ方向へ転がっていく。
ネゴシエートもの、立てこもりものの面白さは、動機の見えない犯人と交渉人が言葉を交わしながら、少しずつ相手の本音や事件の輪郭が見えてくるところにあると思う。
序盤は、犯人との探り合いよりも、石田の組み立てた流れに物語が乗っていく印象があった。だからこそ中盤以降、その流れが揺らぎ始めてからの展開が一気に面白くなる。
物語は交渉劇から、「何が起きているのか」を追うミステリーへと顔つきを変えていく。理解不能だった出来事に意味が生まれ、散りば