五十嵐貴久のレビュー一覧
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ネタバレ『リバース』『リセット』『リフレイン』『リハーサル』『リカ』『リターン』『リベンジ』『リメンバー』が時系列に沿っている、と聞き順番に読もうと決めた。
リカシリーズの4作目。
花山 病院の副医院長、大矢昌史をターゲットに決めた雨宮リカ。
昌史を狙うため、邪魔になる人間を次々殺す。
最後まで昌史の婚約者、真由美が生存していたので恐ろしさにドキドキ。
やっぱり……
副医院長、早く動かなきゃ!とこちらは気持ちが焦る。
描写がかなりグロテスク。
どうしてリカは、あちこちで言われるほど、体臭が強いのか、医者がするはずの注射、メスの使い方などが上手い訳。 -
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ネタバレ『リバース』『リセット』『リフレイン』『リハーサル』『リカ』『リターン』『リベンジ』『リメンバー』が時系列に沿っている、と聞き順番に読もうと決めた。
青美看護専門学校で起こった火災で120名以上の死者を出した事故。
同級生がどんどん死ぬ。
リカ(升元結花として登場)の周りの人間で邪魔、あるいは気に入らない人間は消されていく。それも悲惨な姿で。
この本はノンフィクションのように、はじめに、のまえがき、参考資料などが記され、他の作品とは違う作風。
生存者である渡会日菜子が書いた本をもとに解説する。
その本の中で、雨宮リカは死んだ、と。どういうことかな?
音楽だと、サイコキラーはオペラ、無差別殺 -
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ネタバレ親友だと信じていたのに、いじめられたら、その人から死んでくれ、と言われたら…
3つの殺人事件は、星野の地道で粘り強い捜査で、かすかな繋がりを見つけ、それを手繰っていくことで、稲葉秋雄に行きつく。稲葉は、誰に聞いても評判のいい人間。
実は20年前に事件で亡くしていた息子は自殺だった。
いじめによる自殺。
その加害者達は、同い年。加害者たちが謝罪することもなかった為、20年計画で殺人事件を練っていた。
加害者たちの子が、事件で殺められる。
その加害者たちは稲葉の息子の名前を聞いても、何も思い出さない。自分たちがいじめ、自殺に追いやった本人なのに。
加害者は覚えていないだろう。
自分の経験からも、 -
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ネタバレ2023/05/11予約
『リバース』『リセット』『リフレイン』『リハーサル』『リカ』『リターン』『リベンジ』『リメンバー』が時系列に沿っている、と聞き順番に読もうと決めた。
多分、過去に読んだはず。記録に残ってない…
シリーズとしては3作目。
広尾の開業医、雨宮家に住込家政婦のため上京した花村幸子。この幸子が長野で世話になっていた教会牧師の蔭山宛の手紙を書く形式で話が進む。
この手紙で、やたら自分のことを
『幸子は〜』
と書くのが気になる。
イケメンで浮気癖のあるご主人、美人の妻、麗美。双子の梨花と結花の4人家族。
外からわからない狂気じみた雨宮家、妻が些細なことで激高し双子を折檻。ご主人 -
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女性消防士・神谷夏美シリーズの第一弾
壮絶なドラマでしたね。
感動しました。面白かったです。
前半戦は、ビル所有者・管理者側の危機管理の無さを呆れながら読んでいました。そしたらなんと消防へ出向している官僚から政府役人までも危機管理の無いこと。愕然としますね。
でも、現場の消防士の決断、判断、指揮は、なんと素晴らしかったか。カッコいいです。
ビルの最高責任者、役人は最後の最後まで・・・哀れです。
五十嵐貴久さんは、ここまで無能を表現するテクニックさすがです。
後半戦は消防士の活躍する姿に涙して感動しながら読みました。
消防士の命をかけて闘っている姿に感動し、尊敬します。
前半部分の危機管理の -
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リカシリーズ第7弾
ようやく最新作
リカを初めて読んだのが2021年10月だから、かれこれ1年半、リカってるわけです
7作目だというのに全然飽きず、むしろ新鮮さすら感じる恐ろしい作品
なんだろ、主人公の立ち位置が変わるからかな?
なるほど…
これでリセットか
痺れるフレーズですわ
ただ、その前の方が衝撃すぎて声出そうになった
リカシリーズの怖さって、リカという恐怖だけでなく、人間の怖さも垣間見える感じがいいのよね
次回作はリターン後で復讐というキーワード
リターンとリメンバーは怖さが半端なかったから、リメンバーへの伏線とかあったらゾクゾクするな
そういや、あの傍点(というらしい)で -
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ネタバレ復讐だからって人を殺していいという訳では無いけど、復讐をする側の気持ちがわかる
何の罪もない子どもが3人も殺されたのは悲しいけど、親の因果が子に報う
いじめた側が誠意を持って謝罪していれば起こらなかった殺人
父親のせいで殺された3人の子どもと、信じていた親友に裏切られて自殺に追い込まれた子どもが可哀想でならない
ゲームの中の言葉の引用ですが、
「……ただこれだけは覚えておいて。
あなたが罪を犯したとき、その責任を取るのが、あなただとは限らないということ。
思いがけないことで、あなたの犯した罪を償わされることもあるのよ。
それは、その時に悔やんでも遅いから。」
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五十嵐貴久『天保十四年のキャリーオーバー』PHP文芸文庫。
起伏に富んだスリリングなストーリーで、読み応えのある面白い時代エンターテイメント小説であった。
何時の時代も権力を我が物にしようとする悪い奴らが大勢居る。権力を手にすれば、次は金だ。こうした悪い奴らに正義の鉄槌が振り下ろされる様はスカッとする。
天保14年。南町奉行の矢部定謙が鳥居燿蔵の謀略に嵌められて罷免させられ、切腹する。定謙の養子で住んでいた屋敷から放逐された鶴松は、鳥居により江戸から追放された歌舞伎役者の七代目市川團十郎らを仲間に引き込み、鳥居への復讐を果たすためにとある計画を練る。
その計画とは南町奉行となった鳥居が -
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年間4億の赤字を理由に、とある市立病院は閉鎖の危機に陥っていた。誰もがそこから逃げ出す中、34歳の速水医師は医院長に名乗り出た。
3年で赤字を無くす課題を課せられた速水は、全ての患者を断らないと言う方針を固めて…
過疎化していく地方都市の市立病院。年々患者の数が減っていくのを黒字にするのは至難の業。熱意は誰にも負けない速水だけど、周りは乗ってきてくれないのがもどかしかったです。それでも、若さ故の理想論だけで片付けず、自分一人でもやり抜こうとする姿に、次第に助けてくれる人が少しずつ増えたのは嬉しかったです。
そして、速水の次なるステージへと歩み始める姿も読んでみたいです。