五十嵐貴久のレビュー一覧

  • リフレイン

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    ネタバレ

    相変わらず不穏な感じがじわじわ滲み出ていて怖い
    寮のネームプレートが手書きっていうだけでゾワッとする
    思考の中でさえ名前を呼べないほどの恐怖というのは想像を絶するものだろうな

    次作リセットを読むのが楽しみ

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    2023年02月05日
  • スタンドアップ!

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    ボクシング話がツボなのかもしれない。
    無敵の二人も好きだったもんな。
    電車の中で読んでて、涙ぽろぽろ。
    最後のファイナルラウンド!
    もうね、気合いだよね。
    死闘だよね。
    負けない気持ちがカッコよかった!
    面白かった!

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    2023年02月04日
  • リフレイン

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    ネタバレ

    1回目に読むのと2回目に読むのでは受け取り方が全然違う。ここまで危機感を感じた語り手は初めてだなと。途中途中で「いえ、もう遅かったのです」とう後戻り出来ないと感じていることが分かる文章があって、心が苦しい。リカが唯一生かした相手なのでは?全て瞬きで書き上げたこと、どうしても残さなければいけないという執着を感じた。そして最後に分かる中原俊二医療裁判の真相に思わず声が漏れた。

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    2023年02月04日
  • 天保十四年のキャリーオーバー

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    五十嵐貴久『天保十四年のキャリーオーバー』PHP文芸文庫。

    起伏に富んだスリリングなストーリーで、読み応えのある面白い時代エンターテイメント小説であった。

    何時の時代も権力を我が物にしようとする悪い奴らが大勢居る。権力を手にすれば、次は金だ。こうした悪い奴らに正義の鉄槌が振り下ろされる様はスカッとする。

    天保14年。南町奉行の矢部定謙が鳥居燿蔵の謀略に嵌められて罷免させられ、切腹する。定謙の養子で住んでいた屋敷から放逐された鶴松は、鳥居により江戸から追放された歌舞伎役者の七代目市川團十郎らを仲間に引き込み、鳥居への復讐を果たすためにとある計画を練る。

    その計画とは南町奉行となった鳥居が

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    2023年01月23日
  • アンサーゲーム

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    単純に思えて、難しい心理ゲーム。
    面白かったぁ。
    信頼ってなんだろう。お互いを信頼してると思っていても、やっぱり相手の裏を探ってしまう。
    続きが気になりすぎて、最後まで止まらなかった。

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    2023年01月17日
  • 誰でもよかった

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    ネタバレ

    「誰でもよかった」の2つ目の意味が明かされたところでゾクッとした
    横川の行動が意味不明でこの人はなんか怪しいと思いながら読んでいたけど最初から結末を考えていたとは…
    これはこれで横川の正義だったのかもしれないけど、責任を取って辞職するつもりとか言いながら報告書を自分の都合がいいものにしようとしていて、さらに上との何かがあるのでは?と疑ってしまった

    渡瀬が高橋と交渉しているところはドキドキしながら読んだ
    めちゃくちゃ応援した
    それだけにこの結末は悔しかった
    でも面白かった!!

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    2022年12月31日
  • 奇跡を蒔くひと

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    登場人物が多く物語が軌道にのるまで時間を要したが、中盤からはどんどんひきこまれ一気読み。コロナ禍で医療が逼迫している内容は想像がついたが、土壇場で踏みとどまる市民病院のスタッフたちの熱意に心をうたれた。善と悪が本当にわかりやすく、(笑)めっちゃ肩入れしやすかった。。痛快。

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    2022年12月26日
  • リミット

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    ネタバレ

    感だけで見ず知らずの人間を救おうと全力を尽くす人たちに胸が熱くなった
    ラジオ番組を作る現場の人たちの想いも熱かった
    仲間のために集まるリスナーたちも熱かった
    最後までドキドキしっぱなしだった
    五十嵐貴久さんの作品はリカシリーズしか読んだことがなかったので最後まで不安で不安で…

    読んでよかった

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    2022年12月25日
  • 奇跡を蒔くひと

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    年間4億の赤字を理由に、とある市立病院は閉鎖の危機に陥っていた。誰もがそこから逃げ出す中、34歳の速水医師は医院長に名乗り出た。
    3年で赤字を無くす課題を課せられた速水は、全ての患者を断らないと言う方針を固めて…

    過疎化していく地方都市の市立病院。年々患者の数が減っていくのを黒字にするのは至難の業。熱意は誰にも負けない速水だけど、周りは乗ってきてくれないのがもどかしかったです。それでも、若さ故の理想論だけで片付けず、自分一人でもやり抜こうとする姿に、次第に助けてくれる人が少しずつ増えたのは嬉しかったです。

    そして、速水の次なるステージへと歩み始める姿も読んでみたいです。

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    2022年12月02日
  • あの子が結婚するなんて

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    面白かった!
    女性特有の自尊心というか卑しい部分というか、無意識のマウントが絶妙に共感できる。女同士の言葉を選ばないストレートな物言いも女あるあるなところ。2時間ドラマを観ている気分で楽しめた。
    ドラマでやるなら七々未は吉高由里子かなあ。

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    2022年11月13日
  • 誘拐<新装改版>

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    ネタバレ

    冒頭は辛い描写が多くて、読むのも辛かったが、誘拐が始まってからはどんどん引き込まれて行き、気付けば完全犯罪の成功を願ってすらいた。
    誰も傷付けず、ただ1人の人に大切な事を思い出してもらうための作戦だとわかった時には思わず涙が溢れそうになった。
    最初から引っ掛かっていた部分も、全て最後で明かされ、とてもスッキリした気持ちで読み終えた。
    素敵な人には素敵な未来があるといいなと思った。

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    2022年11月02日
  • 奇跡を蒔くひと

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    ネタバレ

    好きな作家さんなので
    内容も良く見ず手に。

    あ。なんだーモデル志摩病院じゃん。
    フィクションだけどノンフィクション。

    他府県は愛知、滋賀など実在で書かれ
    位置関係もリアルなのですが
    絵美県→三重県
    井静詩波地方→伊勢志摩地方など
    関係自治体はパロディーの様な名詞に置き換えられ
    伊勢志摩出身者としては
    全く違う 架空の自治体名にして頂いた方が
    読みやすかったかも。

    井静神宮だけは…
    は?ありえないわーと
    思いました。
    伊勢神宮も下手なパロディー名にしちゃいます?

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    2022年10月09日
  • リフレイン

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    ”あとがき”までが小説だと思える本。
    リカシリーズではちょっと違う視点から描かれているので最初戸惑いましたが
    流石と言うのが率直な感想でした。
    著者の五十嵐さんも提案されてますが発行順と時系列順と2度楽しめるのは嬉しいですね。

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    2022年09月28日
  • リメンバー

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    読み進めるのが楽しい。
    リズム感があってリカシリーズは読みやすい。
    一気読みでした。
    描写はえぐい時もあるけどシナリオがすごい。
    今回の焦点には驚かされました。

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    2022年09月21日
  • リメンバー

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    嗚呼、、怖かった、、
    今回は素直すぎるくらい素直に読み進めてて最後の最後で『ひぁああああ』と悲鳴を上げてしまったほど怖かった、、
    まさに『リメンバー』

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    2022年09月16日
  • リハーサル

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    花山病院編、、『リカ』『リターン』でちょこちょこ出てた名前の人達が登場!
    読めば読むほど、、最近まで関わってた女に似ている、、
    あ『会話が噛み合わない。全て自分が正しいと思い込んでる』所です!
    殺人は犯してません、、たぶん、、

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    2022年09月13日
  • リメンバー

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    ネタバレ

    もっともらしい人物は犯人じゃないだろうと疑って読んでたのに、ヒントはあったのに見落とした

    人を殺すほどの狂気が伝染していく

    リカの恐怖はどこまで広がりいつまで続くんだろう

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    2022年09月11日
  • リフレイン

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    リカシリーズ第6弾。
    これまでと違ってドキュメンタリーみたいな構成。
    いや、もしかしたら本当に実話なのかも…。

    続編ってダルくなりそうだけど、リカシリーズは毎回構成も違うし、主人公も違うから飽きずに読み続けられるのよね。

    でもしっかり怖いし、描写もえぐい。
    五十嵐先生の引き出しの多さにびっくりする。

    前作のリメンバーが植え付けられた狂気が芽生えた感じの話だったが、今回はまさに心に刻む瞬間を見せられている感じかな。

    『閉じ込め症候群』の話はやばいな。
    考えただけでゾッとした。
    医療だけでなく、脳科学?もどんどん発展して欲しいもんです。

    脳ってまだ殆どわかってないって昔聞いた気がするけど

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    2022年09月08日
  • リハーサル

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    リカ史上恐怖度MAX
    作者、五十嵐貴久先生の苦悩があとがきに記してあるけど、このリカシリーズは、読み続けると心が病んでしまうので注意。

    主人公の大谷先生のダメさ加減に少々苛立ちました。

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    2022年08月09日
  • リハーサル

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    すっかりハマってしまったリカシリーズ。
    リカから始まりリターン、リバース、リハーサルと回を増すごとに面白くなっている気がする。
    清々しいほどに怖い女のリカが登場するたびにゾクゾクしました。
    今回はいっぱい登場してくれて嬉しかった。
    化け物のようなリカの言動に怖さを通り越して笑ってしまう事も。
    本当おっそろしい女だよ!

    リカ好きだよとっても面白いから面白くてあっという間に読めるよリカ本当に大好きこれからもいっぱいかつやくしてねやくそくだよだいすき。

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    2022年07月05日