五十嵐貴久のレビュー一覧

  • リハーサル

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    リカの行動が予測不能すぎてやっぱり常識で読んじゃいけないシリーズだなと改めて思いました('ω'`)
    あとタイトルのリハーサルの意味がわかった(ような気がする)のですっきりしてる

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    2022年06月30日
  • 相棒

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    もし、坂本龍馬と土方歳三が組んだら?
    なんて幕末好きなら妄想してニヤける設定を、本当に小説としてしまった作品。
    これが上手いこと。
    この2人が組んで行動するのにぶち上げた事件に、なかなかの説得力がある。
    2人の個性がいい感じに食い違っていて、会話も楽しい。
    ドラマでもたいへん面白かったが、原作もさすが。
    ラストは原作のほうが、私は好きだと思った。

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    2022年06月18日
  • コヨーテの翼

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    五十嵐貴久『コヨーテの翼』双葉文庫。

    国際テロを画策する過激派組織に雇われた凄腕スナイパーと日本の警察組織との闘いを描いたサスペンス小説。

    目的を果たすためなら手段を選ばない冷酷無比の凄腕スナイパー『コヨーテ』。

    なかなか読み応えがあり、数々の仕掛けがある面白いサスペンス。お見事。

    中東の小国の過激派組織に雇われた『コヨーテ』という名前の正体不明の凄腕スナイパーが、東京オリンピックの開会式で総理大臣暗殺を画策する。『コヨーテ』は数々の要人暗殺に関わって来たと噂されるが、コンピュータをハッキングし、自らの経歴や写真などのデータを抹消したために正体は全くの謎に包まれていた。

    ところが早々

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    2022年05月23日
  • リハーサル

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    リカの看護師時代の話。

    もう怖くて一気読み。(こんなところで読むのをやめた日には、続きが気になって怖いわ!)

    リカのことを本当に好きになってくれて、大事にしてくれる人と結ばれたら、きっと幸せになるのかなぁと思いつつ、でも、それはないなぁと、改めて思いました。

    今回は、怖かったです。

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    2022年05月07日
  • 誘拐<新装改版>

    ネタバレ 購入済み

    すべてを企画した「黒幕」は?

    日韓の条約締結というややこしいタイミングで、現職総理大臣の孫娘が誘拐された。

    要求は「条約締結の停止」と身代金30億円…


    長かったけど一気に読める展開。すべてを企画した「黒幕」は?
    ご都合主義的展開ではあったけど、一気に読んでしまった 

    #深い

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    2022年05月03日
  • PIT 特殊心理捜査班・水無月玲

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    プロファイリングを主に犯人の絞込みを行っているPIT。
    そこにAIを利用したデータ解析での捜査方法を開発していた俊が配属する。
    情報は時に役立ち、時にミスリードしてしまう危険なものでもある。
    そうなるんですね。参りました!
    何と言ったらいいやら、もう読んでください。

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    2022年02月08日
  • 炎の塔

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    私は スティーブ·マックイーンが大好きで「タワーリング·インフェルノ」は名作だと思っていますが、この作品も同様です。
    もの凄い緊張感でぐいぐい引き込まれます。
    「死なせない」雅代と夏美の会話に涙しました。
    この作品は最高のエンターテインメントであり、現代への警鐘です。
    本当にお勧め。

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    2022年01月01日
  • For You

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    「For You」五十嵐貴久さん

    怖い作品/リカで著名な五十嵐さんの初めての恋愛小説です。

    初恋/刹那さ     ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    1980代ノスタルジー ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    心穏やかさ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

    ------------
    1.こんな気持ちになりたいならば、、、
    難しく考えたくない、すとんと小説の世界に入りたい、ドロドロな雰囲気はちょっと、、、優しい気持ちになりたい。

    そんな場合には、ぴったりかもです。

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    2.1980年代にタイムスリップ
    1980年前後、そう、山口百恵さんが紅白に出ていた年代。
    スマホもな

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    2021年12月31日
  • 贖い : 下

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    下巻で一気にテンポアップし、最後まで疾風怒涛の展開。星野警部と彼との心理戦に思わず唸る。贖罪、復讐、執念、組織の論理等々が重厚に折り重なった読みごたえのある一冊でした。自分が彼だったら、同じように意思を貫き通せるだろうか...。折り合いつけちゃうんだろうなぁ...。

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    2021年12月16日
  • PIT 特殊心理捜査班・水無月玲

    購入済み

    やられました

    最大の予想が外れました。
    叙述トリックのようなしかけは当たりましたが相手やタイミングがちがいました。
    つまり、やられたい人、ぜひ読んでください。

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    2021年11月13日
  • 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

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    実はこの作品、読む前は大して期待してませんでした。たまには五十嵐作品でも…と思い適当に手に取ったのがコレ!
    随分前にこの作品の劇場版を観た事が有って、イマイチと言う印象しかありませんでした。
    序盤は音楽的な事が殆ど無く、このままダラダラと読み進める破目になるのかと思っていましたが、随所にジワジワと来る笑いが有って引き込まれて行きました。
    結局読み始めて1日半で読み切ってしまいました。
    もうラストは泣けるわ鼻水が止まらないわ大変でした。(マック店内で…)流石五十嵐作品って感じでした。
    もう一回劇場版見ようかなぁ~…

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    2021年11月12日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    素敵。
    青春は良いです。

    落ちこぼれ達が集まって必死に
    物心を成功させる。
    構図が分かりやすいだけに
    一気に読んでしまいました。

    何かに必死に打ち込めるのはとっても素敵です。

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    2021年10月22日
  • PIT 特殊心理捜査班・水無月玲

    購入済み

    ビッグデータ解析とプロファイリング、そして刑事の勘で事件の真相に迫る刑事もの。
    大どんでん返し部分も面白かったですが、新しいテクノロジーが登場し捜査手法が変わっていくかもしれないという状況の中で現場の刑事との軋轢とか、どんな組織でもあり得る話で、その辺も面白かったです。

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    2021年10月21日
  • 警官の目

    購入済み

    今回も👍

    「警官の貌」に続くアンソロジー集。
    前作がとても良かったので、早速こちらも読んでみましたが、さすが期待を裏切りませんでした。

    今野敏氏:好きなシリーズの短編
         萩尾警部補もの、特に短篇は人情味アッ
         プで◎

    五十嵐貴久氏:私にとってはお初の作家さん。
           途中、あまりにやるせない話で読む
           のが辛くなりましたが、終わってみ
           れば感動

    三羽省吾氏:こちらもお初でしたが、後味の良い、
          心暖まる話。
          主人公の佐田も良かったですが、脇役
          の那智、いい味出してました。
          
    誉田哲也氏:正直、「裏切り」

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    2021年09月26日
  • 誘拐<新装改版>

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    ドキドキして、次の展開はやく!はやく!!となるうちに1日で読み終えてしまった作品でした。誘拐系の作品+五十嵐さんの作品は初めてでしたが、もっと五十嵐さんの作品をみたい!という気持ちになりました。

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    2021年09月02日
  • パパとムスメの7日間

    購入済み

    ドラマは見てなかったのですパパとムスメが入れ替わる話。
    ムスメに遠慮して、はっきりと言葉にしないけど心の中で思っているパパの一言がおもしろい!自我が出て暴走してしまう所もちょっとハラハラしますが面白く、楽しめました。
    ドラマは見てなかったのですが、小説の中の小梅と恭一郎のイメージが、私の中の新垣結衣さんと舘ひろしさんのイメージといまいち結びつかず、ドラマはドラマで二人に寄せてて違った面白さを演出しているのでしょうか。ドラマも機会があれば見てみたいと思いました。
    が、

    #笑える

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    2021年08月31日
  • パパママムスメの10日間

    購入済み

    『パパとムスメの7日間』の続編で、今回はママも加わって三人が入れ替わるお話です。
    いきなり別の人間の生活を周りに疑われないようにそつなくこなす事は、なかなか難しく、それぞれのエピソードが、「確かにそうなりそう」という感じで笑えて楽しかったです。
    また、なんだかんだ言って、家族愛を感じられて心が温かくなります。

    #笑える

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    2021年08月31日
  • 相棒

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    ネタバレ

    あり得ない、けど面白い!
    龍馬と土方が、組んで将軍暗殺未遂の事件に迫り、二人がいつしか相棒となる。
    荒唐無稽のストーリーながら、良く練られた人物像と、時代設定を丁寧に描くことで、物語に魂と真実味が宿る。司馬遼太郎やおーい龍馬で好きになった龍馬と土方が持つ魅力と人物像を少しも損なうことなく、存分にこの物語世界で躍動させている。脇役たちも、しっかり描かれていて違和感ない。真実と見まごうごときの筆致で、心ゆくまで楽しめる。
    『いいか、伊東。ひとつだけ教えてやろう。てめえが殺したのは坂本じゃねえ。この国の明日だ。てめえが斬ったのは、そういう男だったんだよ』
    このセリフを、土方に言わせるか!もう、本当、

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    2021年08月24日
  • 炎の塔

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    久しぶりに長編で割とスリルのある重めの本だったので、読み終わるのにどれくらいかかるか!と思っていたけど、すごい入り込めて数日で読めた。
    映画みたいに場面転換がわかりやすいし、映画よりわかりやすいし、何より絶望的な状況からどうやって解決するかが気になって一気読み
    タイトル通り燃えるんだけど、そこを認めたくないお偉いさん。そして事実を認めてからの逃げな感じがやっぱりだけど、徹底しててむしろ爽快
    主人公が女性消防士ってのも良かった
    強いけど、それでも人間らしく弱さもある。
    火災、災害、ないとは言い切れないから、また考えさせられる

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    2021年08月15日
  • 土井徹先生の診療事件簿

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    ネタバレ

    これは 続編ありますよね。

    このまま 終わったら

    消化不良ですね。

    どうして お父さんを殺した 犯人を

    捕まえないの。

    なぜ 近藤のおじちゃんは 殺されたの。

    五十嵐先生。

    続編は。

    それにしても

    土井先生。 最高ですね。

    今回は 獣医さん。

    桃子ちゃん

    もうちょっと 玲子ちゃんを 拒否してほしかったです。

    警察内部の矛盾を

    さりげなく 表現しています。

    いっきに 読めました。

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    2021年06月21日