五十嵐貴久のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
裕福な家に生まれた双子の美少女の姉、雨宮梨花が殺人鬼ゾンビ「リカ」になっていくまでの過程が描かれている。
この家に家政婦として来た幸子目線で描かれていて、リカのヤバさ知ってる読者からしたら、
油断しすぎ、そんなんしてたら殺されるで(゚o゚;;
ってヒヤヒヤしながら読んでた。
元々リカのおかんが旦那の浮気の腹いせに娘達に暴力ふるって虐待しまくってたから、そこから歪んでいってあの「リカ」になっていったんか?
でもサイコパスは生まれつきって言うしな(・∀・)
双子の妹はその後どうなったんやろ?
あの子だけはまともに育ったんかな?
この作品もサクサク人は死んでいくけど、臨場感は弱めやったから、今 -
Posted by ブクログ
五十嵐貴久版スティング!
これ、ずいぶん前に読んでいました。途中で気が付きましたが、楽しめました。
つっこみどころ満載ですよね。
エンターテイメントとして割りきりましょう。
探偵の宮本、東大生の加奈は、馬鹿な浪人生を東京芸大に受からせるべく、センター試験でカンニングを計画。
この小説って20年も前に書かれているのですが、今の技術ではそれが容易にできてしまうところが、年月の流れを感じます!
実際に、ここ数年、そういう事件も起きているし!
ウエラブルデバイスがさらに進化していき、生成AIも活用が進んでいったら、こうした試験ってどうなっていくんでしょうね。
そもそも、大学の論文も生成AIに書 -
Posted by ブクログ
ネタバレ良かったところと、うーんと思ったところがある
良かったのは、圧倒的な恐怖と強烈なラストシーン。
リカが得体のしれない化物なのは言うまでもないが、ここまで書ききるかと思うようなエグいラストシーンだった。
解説を読むと、このラストシーンは文庫化で追加されたとのことだが、エピローグ追加前でさえかなり恐怖を植え付けられたのに、それを圧倒的に上回る文章を追加で書けることがおぞましいなと感じる。
うーんと思ったのは、そのラストシーン。
全身麻酔をして、四肢を切り刻み、その上でまだ生体反応があり、リカが持ち帰った本間の体と脳は生きている。
これが、かなりリアリティがなさすぎると感じた。
フィクションにリ -
Posted by ブクログ
五十嵐貴久版ダイハード!
しかし、その主人公は女性!
筆者の幻のデビュー作とのこと。
エンターテイメント作品として楽しめました。
お台場のテレビ局がテレビジャック!
犯人たちの目的は?
アラサーの経理部女子社員が人質になった恋人を救うため、一人で犯人たちに立ち向かうという展開。
いや、この女性、すごすぎる。
ブルース・ウィリスの女性版でしょ(笑)
犯人たちに立ち向かうといっても、拳銃バンバンっということではなく、あの手、この手でかく乱するというのが近い。
いろいろ突っ込みどころはありますが、その辺はあまり気にしないで、ストーリ展開を楽しんだ方がよいでしょう。
映像化されたら見てみたい -
Posted by ブクログ
ネタバレリカクロニクル最終巻。
本来なら「生まれ変わり」「再生」と救いを連想させるはずの〈リボーン〉は、このシリーズでは恐怖の再生でしかありません。
そして驚いたのは、「リカ」が五十嵐貴久さんのデビュー作だったということ。あまりに強烈なキャラクターを、最初から世に放ってしまった。その後、時間をおいた時期もありましたが、20年をかけてついに“次世代のリカ”まで描ききっての終幕です。
作者が薦めるように刊行順で読んだあと、時系列順で読み直せば、より鮮明にリカクロニクルの全貌が見えてきます。
というより、読み直さないとすでに忘れがちですわ。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「リベンジ」はリカシリーズ第8弾にあたり、物語の時系列では『リターン』の続きとなる。
本作では、リカに銃弾を放った元女性刑事が再び彼女と対峙する。前半にはこれまでのシリーズを振り返るような要約的な文章が含まれ、読者をこれまでの軌跡を思い出させながら物語はラストへと収束していくようです。
シリーズを読み続ける中、「この物語はどこに帰着するのか」とは思っていました。この『リベンジ』で描かれる展開は、その問いの一つの答えかと。リベンジするのは、誰なのか?
そして、この後に続く最終巻『リボーン』というタイトルが、よりいっそう意味深くなりますね。