五十嵐貴久のレビュー一覧

  • 能面鬼

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    ネタバレ

     東京の名門私大、四ツ葉大学のウインドサーフィンサークルの新歓コンパの三次会で、先輩に飲まされ続けた新入生の諸井保が急性アルコール中毒で死亡した。キャプテンの島本ら居合わせたサークルメンバー8人は保身のため、彼が酔って海に落ちたと偽装して口を噤む。一年後、保の実家である岡山県の山間部にある寺で営まれる一周忌法要の案内がメンバー8人にも届く。保の死に対する罪悪感や複雑な感情にけじめをつけるため彼らは一周忌へ出席することを決めるが……。

     能面で顔を隠した殺人鬼によって次々に犠牲者が血祭りにあげられる、典型的なスラッシャーもので、その動機は復讐だろうと早めに察しはつく。また“岡山県の山間の集落”

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    2026年02月28日
  • リメンバー

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    ネタバレ

    【ネタばれあり※前作までのネタバレも含】

    リカシリーズ5作目。
    時系列的には「リターン」の後、リカ事件から20年後の話。
    「リターン」でリカは死んだように思われたが、死体が消えていたという。そしてリカの心理に感染したかのように同じような手口での殺人事件が起こる…

    第一弾の「リカ」を読んだのがずいぶん昔なので、亜矢の存在を覚えてなくて、もし覚えてたらもっとラストに驚けたのになぁとそこは残念です。
    終盤まで結花子がリカの感染者なのだとばかり。すっかり騙されました。じゃあ結花子はただの性格悪くて体臭きついだけの人だったのか…
    刑事の樋口が、リカの母親は妹を連れて家を出た、と言っていたけど「リバー

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    2026年02月24日
  • 十字路

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    五十嵐貴久『十字路』双葉文庫。

    『誘拐』『贖い』に続く星野警部シリーズの第3弾。

    衝撃的な事件の真相の割りには、余りにも淡々とした展開が続き、そのギャップに戸惑いを覚える。殺人事件と関係する怪しい人物がちらほらと登場し、主人公の星野警部がそれらの人物に積極的に斬り込む訳でもなく、終盤までのらりくらりとした捜査が続くのが、どうにも退屈なのだ。

    『誘拐』『贖い』のいずれもレベルの高い警察小説だったのに一体どうしたというのだろう。


    ある雨の日、文京区の住宅街にある十字路で45歳の男性教師である織川俊秀が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航し、何故か捜査に三係か

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    2026年02月16日
  • ひっくり返ったおもちゃ箱 傑作短編集

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    本作は最後に五十嵐先生自身の後書きになる楽屋噺が掲載されています。ご本人も短編は作風ではないと書かれているのをみて、以前から自分が思っていたことをご本人も考えておられることを知って、嬉しくなりました。ぽきぽきは、リカに通じるエロスと狂気の混じったいい短編だと思います。

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    2026年02月16日
  • 編集ガール!

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    編集素人の編集長の話のためなのか、読み進めるほどモヤモヤが。でも結末が気になって読み進めてしまう。残りページ数が気になり出しても収束の様子がなく、どうなるんだろうと思ってたら、呆気なく終わってしまい、拍子抜け感はありました。

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    2026年02月12日
  • リハーサル

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    リカシリーズ4作目。
    花山病院に看護婦として赴任してきたリカ。そこで副院長の大矢に目を付ける。大矢は簡単なオペで患者の体内に鉗子を置き忘れるというあり得ないミスを犯し、隠蔽してしまうが、それはリカの仕組んだ罠だった…。

    リカ…お前臭かったのか…この臭いって設定がさらに嫌悪感を掻き立てる。
    欲しい男は何が何でも手に入れるリカ。猟奇的なところも怖いけど、何より話が通じなさ過ぎて怖い。句読点なく畳みかけてくるところ怖すぎる。邪魔者は次々消され、そして誰もいなくなった。リカに目を付けられたら、終わり。
    大矢副院長は借金を取り立てに来たヤクザをリカに消してもらえばよかったのでは…?でもそんなことしたら

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    2026年02月08日
  • セカンドステージ

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    やや現実離れしたシーンはあるものの、小説として楽しめた。特に、最後の、老人達ママ達が総出で杏子の子どもを探すシーンは、胸が熱くなった。

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    2026年01月30日
  • リターン

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    うーん、、やはりリカの異常性は怖いけど、前作のような衝撃はなかった。
    ラストの解釈としては、ミイラ取りがミイラになった的な展開なのかな?
    読みやすくて次作も気になるので、次に期待。

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    2026年01月29日
  • リバース

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    リカシリーズ3作目。
    殺人鬼リカがいかにして生まれたかのエピソード。
    長野から上京して家政婦として雨宮家で働く幸子という女性が故郷の神父に宛てて送った手紙で物語が進行する。医者でハンサムな父親、美しく優しい母親、可愛い双子の娘、梨花と結花。絵に描いたような幸せな家庭だが、幸子の手紙から徐々に家庭内の歪みが見えてくる。

    前作ではリカが別の人物に伝染(?)するのか…?という感じで終わって続きはどうなるんだろうと気になっていたが、この作品では過去に戻ってリカの生い立ちが語られる。リカの異常性は先天的なものもあったかもしれないけど、元を正せば母親の歪んだ愛情と虐待のせいだったのだと思うと悲しい。幸子

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    2026年01月23日
  • リセット

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    俗にいうヒトコワというジャンル。
    主人公の家庭環境や登場人物の設定が少し複雑なので、冒頭の家族構成についての説明の部分での集中力が物語にのめり込むための理解としてかなり重要になるなという印象です。
    ただ表現や展開がわりとワンパターンなのに加え、やや非現実的な部分がありました。
    私自身リカシリーズは本作が初めてだったのですが、緊迫感があり登場人物の性格や癖などの"登場人物としての人間味"がかなりはっきりしていて読みやすく面白い作品でしたので、
    しっかり一作目から読んでみようかな。
    まだお読みでない方はシリーズ作品として一作目から読んでいただくとますます楽しめるのではないかと思

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    2026年01月09日
  • リハーサル

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    ネタバレ

    怖い、怖すぎる。
    やっぱり話の通じない人間と対峙する瞬間が1番怖いんだなと思ってしまいました。
    真由美さんが可哀想すぎて言葉が出なかったのですが、おそらくあとがきにあたる箇所にあった「リカへの共感の声」というのも怖かったですね。
    え!?感情移入!?リカに!??という驚きが凄まじいです。
    個人的には前回読んだリターンよりも不気味だったなぁと思いました。

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    2025年12月26日
  • 鋼の絆 ギンイチ消防士・神谷夏美

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    ギンイチに入る前の話ですね。
    最初にこれを読んでおけば三部作がもっと面白かったような気がします。
    後で出たのだから仕方ないですね。
    自分は三部作よりこちらの方が面白く感じました。

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    2025年12月25日
  • セカンドステージ

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    ありそうな話なのですが、エンディングはなんかモヤモヤしますね。紹介文の“元気が出る長編小説”ってのは同意できませんでした。

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    2025年12月23日
  • リカ

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    ネタバレ

    恐怖に脅える本間に対して、自分がその恐怖を与えているとは全く考えてすらいないリカの話の通じなさ、サイコパスそのもののような言動に狂気を感じました。本当に怖いのは話の通じない人なのだな…。本間の拒絶全てを自分に都合の良いように解釈してしまい、自分の思い込みを押し付けるリカの異常さがとても際立っていて、一体リカがどのように育ってこうなってしまったのかが気になってしまいました。
    リカのような人間と現実で関わることがないように願います。

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    2025年12月21日
  • リボーン

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    ネタバレ

    リカシリーズ完結。
    10歳くらいの子供を車で轢いても罪に問われないって…

    最後は結局どうなったのか…
    一発だけなら当たったとしても生きてる気がする。

    猫好きには辛い内容だった。

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    2025年12月14日
  • リフレイン

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    ネタバレ

    まるでハリー・ポッターのヴォルテモートみたいだな。
    名前を言うのも恐ろしいって…
    今回はリカの看護学校時代の話。
    この最後は残酷だった。 
    私でも同じことを願ったかもしれない。
    それにしてもあとがきで書いてる読者の批判の声が面白い。

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    2025年12月09日
  • リメンバー

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    ネタバレ

    何でこの人だけ…とは思ってたけどまさか…驚いた。

    結局リカは生きてるのか死んでるのかはっきりしないまま…
    いくら痛み無くても頭穴だらけなのに生きてたらゾンビだよ。
    心理感染って一人消えてもどんどん次が出てくるから終わりがないと思うんだけど、どう決着するつもりだろう。

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    2025年12月07日
  • リバース

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    裕福な家に生まれた双子の美少女の姉、雨宮梨花が殺人鬼ゾンビ「リカ」になっていくまでの過程が描かれている。

    この家に家政婦として来た幸子目線で描かれていて、リカのヤバさ知ってる読者からしたら、
    油断しすぎ、そんなんしてたら殺されるで(゚o゚;;
    ってヒヤヒヤしながら読んでた。
    元々リカのおかんが旦那の浮気の腹いせに娘達に暴力ふるって虐待しまくってたから、そこから歪んでいってあの「リカ」になっていったんか?
    でもサイコパスは生まれつきって言うしな(・∀・)

    双子の妹はその後どうなったんやろ?
    あの子だけはまともに育ったんかな?

    この作品もサクサク人は死んでいくけど、臨場感は弱めやったから、今

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    2025年11月30日
  • リターン

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    ネタバレ

    今作もリカの人間離れした行動があるのかなと思ったけどあまりなかった。
    ただ防犯カメラに映らないで逃げられた方法は最後までわからないまま…
    電車にリカ乗ってるの怖すぎた。満員電車であの臭いは殺人だ。
    リカの質問に本当のこと言っても信じてもらえないのに何回も同じこと答えてて少しイラっときたけど何言っても変わらなかったのかなと思う。
    あれだけやっても人間離れしたリカだから生きてると思ってしまう。

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    2025年11月30日
  • 死写会

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    ネタバレ

    傍観者も罪を償うべき。
    全部読んで伝えたいのはそこなのかな?と感じました。
    当事者も悪いが無視したり見てるだけの奴らも悪いんだぞという…。
    途中は少しくどく長く、最後2章ぐらいで「あーなるほどぉ」と声を漏らしました。
    結局負の連鎖は止められなかったかぁ…と後味の悪い終わり方でした

    でも面白かったです!
    ありがとう御座いました!

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    2025年11月30日