五十嵐貴久のレビュー一覧

  • ぼくたちのアリウープ

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    バスケのスポ根漫画の原作みたいですね。
    ラストも予想通りでした。
    可もなく不可もなしという感じです。
    もう少しメリハリが欲しかったですね。

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    2025年09月16日
  • リハーサル

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    リカシリーズ1作目にチラッと話が出てきた、以前リカが看護師として働いていた病院の話。今まで3作読んできて、今回はちょっとパンチが弱く感じた。いったいリカは何歳で今までに何人の命を奪ってきたのか…。
    こんな人いるわけないと思っていた1作目から、なんとなくリカ側の気持ちになって読んでいるときもあったりと不思議に思う。

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    2025年09月11日
  • TVJ

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    五十嵐貴久版ダイハード!

    しかし、その主人公は女性!
    筆者の幻のデビュー作とのこと。
    エンターテイメント作品として楽しめました。

    お台場のテレビ局がテレビジャック!
    犯人たちの目的は?
    アラサーの経理部女子社員が人質になった恋人を救うため、一人で犯人たちに立ち向かうという展開。

    いや、この女性、すごすぎる。
    ブルース・ウィリスの女性版でしょ(笑)
    犯人たちに立ち向かうといっても、拳銃バンバンっということではなく、あの手、この手でかく乱するというのが近い。

    いろいろ突っ込みどころはありますが、その辺はあまり気にしないで、ストーリ展開を楽しんだ方がよいでしょう。

    映像化されたら見てみたい

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    2025年09月07日
  • リボーン

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    ネタバレ

    リカクロニクル最終巻。
    本来なら「生まれ変わり」「再生」と救いを連想させるはずの〈リボーン〉は、このシリーズでは恐怖の再生でしかありません。

    そして驚いたのは、「リカ」が五十嵐貴久さんのデビュー作だったということ。あまりに強烈なキャラクターを、最初から世に放ってしまった。その後、時間をおいた時期もありましたが、20年をかけてついに“次世代のリカ”まで描ききっての終幕です。

    作者が薦めるように刊行順で読んだあと、時系列順で読み直せば、より鮮明にリカクロニクルの全貌が見えてきます。
    というより、読み直さないとすでに忘れがちですわ。

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    2025年09月04日
  • リベンジ

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    ネタバレ

    「リベンジ」はリカシリーズ第8弾にあたり、物語の時系列では『リターン』の続きとなる。
    本作では、リカに銃弾を放った元女性刑事が再び彼女と対峙する。前半にはこれまでのシリーズを振り返るような要約的な文章が含まれ、読者をこれまでの軌跡を思い出させながら物語はラストへと収束していくようです。

    シリーズを読み続ける中、「この物語はどこに帰着するのか」とは思っていました。この『リベンジ』で描かれる展開は、その問いの一つの答えかと。リベンジするのは、誰なのか?
    そして、この後に続く最終巻『リボーン』というタイトルが、よりいっそう意味深くなりますね。

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    2025年09月01日
  • 誰でもよかった

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    皆さんも覚えてるんじゃなかろうか。秋葉原の交差点で2tトラックが突っ込んだあの無差別殺人事件。その事件をモチーフに書かれた小説。孤独感は人を化け物に変えるんですね((; ຶ- ຶ;));

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    2025年08月31日
  • サイレントクライシス

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    どんどん話が展開していってスピード感はたっぷり。どんどん読み進められました。でも拉致問題というセンシティブな題材だけに、アクション描写になりすぎずに丁寧に扱ってほしかったかな。

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    2025年08月31日
  • ウエディング・ベル

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    14歳差のカップルの続編。この2人はとても相性がよくて羨ましい。前作では主人公が何かもうまく行き過ぎてたけど、今回はなかなか上手くはいかない感じ。次作はどうなるか?前作でも思ったけど、周りの人、やたらとたばこ吸いすぎ。次作は主人公が妊娠しそうなんで、配慮してほしいな。

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    2025年08月28日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    誉田哲也さん『姫川玲子シリーズ』2024秋でもクルド人が犯人だったけど、本作でもLGBTQだからって男を女として扱えるかよ、更衣室入るとか犯罪以外の何者でもないだろって論調で(実際に逮捕)国籍も簡単に与えられませんよ、移民殺到したら困りますよねっていう話題もあったし、
    作家さんでここまで右派で徹底しているかたもいるんだなって驚きましたな

    若いかたは左派というかリベラルなかたが多いので
    この内容だと拒否反応を示すかもしれないな…

    もちろん犯罪者は許されないので擁護する気はないが、差別や偏見に繋がるセンシティブな話題なのでびっくり。

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    2025年08月26日
  • リセット

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    リカ・クロニクル第7弾
    時系列では「リバース」の後。
    医師だった父を亡くし、母と妹・結花は新興宗教に入信。残されたリカは親戚に引き取られ、新たな高校生活が始まります。

    リカを引き取った家の母親もなかなかの策士でしたが、それを上回るのがやはりリカ。彼女が現れた途端、連鎖的に自殺に見せかけた殺人が続発していきます。

    引き取った家族は彼女を「結花」だと信じ込み、本人は「リカ」だと名乗る。そのねじれが物語に謎を残します。

    タイトル「リセット」が何を指すのかは、まだ明確に回収されていない印象。作者自身が何かをリセットしようとしているのかもしれませんが、それはシリーズ全体を読まなければ見えてこないの

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    2025年08月23日
  • リフレイン

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    リカ・クロニクル第6弾。
    舞台は、リカの家庭が崩壊して看護師となる『リハーサル』より前、青美看護専門学校時代。

    これまでシリーズの会話などで言及されてきた「青美看護専門学校火災事件」の全貌が、唯一生き残った女性の告白本をベースに、ルポルタージュ風に描かれていく。

    美貌のリカは影で学校を牛耳り始め、やがて死者124名を出す大惨事を誘引。
    その克明な描写とともに、「マヅルカ」の旋律がリフレインのように繰り返し響き、物語全体を支配している。

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    2025年08月19日
  • 贖い : 下

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    一見バラバラに見えた事件が一つに集約していく。
    その佳境から下巻は始まったが、オチが読めてしまったのとやや中だるみした感があった。3.5

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    2025年08月19日
  • リメンバー

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    リカ・クロニクル第5弾。
    過去と現在が交錯し、読者の視点さえ揺らすような構成となっています。物語は、誰の視点なのか、どの時点の出来事なのかが一瞬わからなくなる場面があり、登場人物たちと同じく読者もだまされる感覚です。ちょっとした叙述トリック。
    やがてラストに明かされるのは、真犯人の哀しい過去——リカに誘拐され、リカに同化するかの運命となる出来事だった。この真犯人は、リカストーカー事件の被害者の娘。親子でその心の闇に、リカが入り込み、完全に支配される姿は、シリーズでも特に不気味で不幸。
    「リメンバー」という言葉は、忘却を許さず、恐怖も悲しみも永遠に刻みつける。読後、心に居座るリカの存在は、物語を

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    2025年08月14日
  • For You

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    若さで突っ走る恋愛と、大人だから踏ん切りがつけられない恋愛
    どっちもいいなあと思ったが、無理やりこじつけ感が否めなかったりして、途中で集中力を欠いてしまった。

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    2025年08月12日
  • リハーサル

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    リカ・クロニクル第4弾。

    『リハーサル』は、あの事件の予行練習なのでしょうか

    ある病院の看護師募集に現れたリカ。
    するすると病院内に入り込み、気づけば誰もが彼女に巻き込まれていく。
    ストーカーの異常性も、狂気に呑まれていく日常も、どこかで読んだ記憶が——

    けれどこれは、まだ“本番”ではない。
    すべては、あの“リカ”へと続くリハーサル。
    ……こわっつ。

    「私、リカよ」
    その一言に、ふと思い出したのはあの懐かしい“リカちゃん電話”。(現在もあるらしい)

    あまりに対極な存在が、同じセリフを使っている。
    もし偶然なら、なかなかのマッチング。
    もし意図的なら——五十嵐さん、あなた天才です。

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    2025年08月10日
  • リバース

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    『リバース』は、2016年に「PONTOON」での連載を経て、同年10月に加筆修正のうえ文庫化された作品。
    前作『リターン』で描かれた事件の10年前、主人公たちの幼少期にさかのぼる前日譚。

    物語は、双子の姉妹・梨花と結花の関係性から、父親の重すぎる愛情を一身に受ける梨花、そしてその梨花達に躾という体罰を続ける母親。歪んだ家族の中で少女たちは育ち、壊れていきます。

    屋敷という閉鎖的な空間、家族の中に潜む狂気、そして双子という“もう一人の自分”の存在が生む不穏さ。その構図はどこかゴシック文学の趣があり、ホラーというよりも、病的な愛と憎しみの交錯の心理劇。

    なお、この物語は、お手伝いの女性が差

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    2025年08月08日
  • リターン

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    「リカ」シリーズ 第二弾
    前作「リカ」から12年を経ての続編
    お悩みだったのでしょうか

    あのリカが戻ってきました
    小説内も10年程経過しています
    恐ろしいことに前作の被害者の行方不明の男性は
    例のあの状態でリカに養われていたようです

    そして、再び現れたリカの恐怖と共に
    彼女に関わる人人達が精神を蝕まれていく恐怖
    中でもリカを追い続け精神を崩した元刑事
    その刑事に執着する女性警察官
    執着するリカに執着して狂っていく人の変化に
    今回は恐怖のオチがあるのです

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    2025年08月06日
  • 年下の男の子

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    すごーく前に購入してた本。年下の男の子に恋するドキドキを感じたかったのかな。(今はもうない。)主人公は37歳だから、次に恋するのはやっぱり結婚できる相手。それが14歳も年下だったら、やっぱり躊躇う。傷つくのは自分だもん。児島くんのような子は、ガーっといきやすく、なんかサーっと冷めそうで怖い。だから、主人公の気持ちは共感できた。評価3にしたのは、ラスト。そりゃないだろ!っと。児島くんの母親からしたら、「なんなんだー!。」と叫びたくないかな?と。でも、シリーズ化してるので、次と次も読みたいかも。

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    2025年08月04日
  • リベンジ

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    リカが出ないな〜出ないな〜と思ってからの出てからの血生臭さといったら。
    人怖なのか人外ホラーなのか周りもじわじわ毒されていく感じは嫌だなぁ。TVも警察も自分たちを過大評価しすぎだし、汚さが現代に通じすぎてていつかほんとに現れるのではないかと思う。

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    2025年08月02日
  • 死写会

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    ネタバレ

    バッドエンド……。
    なんとかなるかと思ったけど どうにもならなかった……。
    もう上映を止められないから とんでもない数の死者数になる…。

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    2025年07月29日