五十嵐貴久のレビュー一覧
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購入済み
怖い
主人公がリカと名乗る女性にストーカーされる話です。下手な幽霊より生きてる人間の方が怖いですね。正直リアルに考えるとリカさん本当にただの人間か怪しいですが。
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Posted by ブクログ
五十嵐貴久『7デイズ・ミッション 日韓特命捜査』PHP文芸文庫。
日韓の刑事が協力し、韓国麻薬組織の日本進出を阻む単純な物語かなと思ったのだが、少々異なる。隅田川で韓国の麻薬王の死体発見の情報を聞きつけ、突然韓国からやって来たのは美貌のアマゾネスタイプの女性エリート刑事のジヒョンだった。一方、上層部からの指示でジヒョンを出迎え、彼女の捜査を妨害することと監視を担当するのは総務畑出身の警視庁新人刑事の洋平であった……
荒唐無稽な強引なところが目立つストーリーは最後まで読み手の期待を裏切り続ける。日本を嫌うジヒョンと韓国を嫌う洋平を結び付けたのは『ももクロ』で、二人は『もののふ』だったいう設定 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大好物な、警察小説アンソロジー。
初読みは一人だけ…
三羽省吾【シェパード】
・・・「スタン飯店」の親父がイイ感じ♪
犯人も…可愛いげがあるというか、"希望"を見出だすラストに好印象。三羽省吾、要チェックかな。
五十嵐貴久【汚名】
・・・「リカ」と「リターン」だったっけ…?既読の2冊は、"可もなく不可が少々"な感想だった記憶だが、本作はなかなかに感情移入のできる人情話だった。
"もう読むことは無い作家さんだな"の認定を外そう。
今野敏【消えたホトケ】
・・・安心の今野敏。未読だが、筆者の持ちシリーズからのスピンオフらしい。相棒 -
Posted by ブクログ
ネタバレシャッター街になってしまった商店街をどう復活させるかという話で、登場人物のほとんどは早く死んでしまいたいと話しているような老人ばかりなのに、どんどん明るい方向に向かっていく様子が読んでいて楽しかった。
読む前にあらすじでハッピーエンドになることまでわかっていても、商店街が復活していく様は読んでいてこちらまで嬉しくなってくる。
借金取りの話が初めにあり、ずっとその話スルーされ続けて商店街の話ばかりでどうオチをつけるのかと思っていたが、とても気持ちのいい終わり方だった。
でも物語の後、仕事(坊主?)もお金もないのに、どうやって家族で暮らしていくんだろうと少し考えてしまったw -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
特段作家デビューとかは、全く考えていないが、作家という生き物に興味があり、購入したもの。
ただ作家という生き物について書いているのではなく、本書は作家へなるにはどうすべきかと、あくまで素人が作家になるというための方法(イガラシ・メソッド)を紹介したものであり、「小説の新人賞は一種のゲーム」と言い切り、その「攻略本」とでもいったものであり、難しく考えられている小説を書くということに抵抗感を無くそうとし説明しているのには好感さえ覚える。
色々あったが、個人的にはプロットという言わば設計図が大切であることを知らされた。
妙なことに興味があったためか、自分では1日で読破した
珍しい本。 -
購入済み
家庭環境は、大事!
ネタバレ無し!
奥さまは、とても旦那さまを愛していた。然し旦那さんは?でも我が子の双子ちゃんは愛していたみたい。ませた姉と臆病な妹。本当の姿とは、一体何者?
読んで行くうちに、どんどんハマりますね。歪んだ愛情がその後の【リカ】を作り出す。読んで家庭環境は、とても大事だと思ってしまう。99%は、お金でも買えるが、残りの1%は、か え な い・・・。