五十嵐貴久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
リカシリーズ第3弾!
リカ様の生い立ち…
凄まじい……\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/
すごい。
壮絶。
やばすぎる…(-_-;)
雨宮家に家政婦として働く幸子。
田舎の牧師宛に書く手紙で話が進みます。
幸子は田舎育ちの世間知らず。
東京に出たばかりなので、都会の基準がわからない。
家事の他に、双子の梨花と結花の身の回りの世話をするのだが、徐々に不信感が…。
手紙の内容だけなので、細かい描写はないのだが、おそらくあんな事やこんな事があったんだろうなぁ…って匂わせが想像を掻き立てる(-∀-`; )
とても面白くて一気読みしました!
やはり昔から美しいお声だったのね…
な -
Posted by ブクログ
巻末にて作者が述べてるが、まさに女性版ロッキー!
と言ってもサクセスストーリーではないのが良かった…
人生を変えるってとても難しいけど、頑張ってる姿に人は惹きつけられるていくし、手も差し伸べたくなる。
逆に、ただ逃げてるだけの人には、誰も手を差し伸べてくれない。
全ては自分次第と改めて知る。
加えて、ボクシングの奥の深さ!
全ての事がそうだけど「たかが〇〇、されど〇〇」
ただの殴り合いなんて、もちろん思ってなかったけど、この競技の奥の深さを改めて知る事ができ感謝…
名言はたくさんありすぎて困るけど、一つ選ぶなら
「バカな女だって思ってた。でも、あたしはもっとバカだ、人として最低だった。無理 -
Posted by ブクログ
三重県の志摩市民病院をモデルにした、フィクションのエンターテインメント小説。
地方都市 絵美県詩波市の市民病院は赤字を積み重ね、ついに指定管理(民営化)への道を既定路線とされていた。
院長以下何名もの医師が辞表を出し、出遅れて残された34歳の医師速水隆太。
隆太が、地方に住む人々にとって命綱である市民病院を守るため、悪戦苦闘しながら立て直していく物語。
企業再生、地方再生などの作品同様、引き込まれて読んだ。
ただ脇道にそれるが、病院が正しく役人が悪い、と言い切れないところが複雑だ。
自分も含め、安心して暮らすためには医療は必須だが、国家予算は長い目で配分していかなければ子供たちの世代での -
Posted by ブクログ
作者本人も書いているが、日本版「タワーリング・インフェルノ」。私もこの映画は大好きな作品だが、本作は超人的にカッコいいスティーブ・マックイーンの代わりに女性消防士が主人公になっている点と、ポール・ニューマンのようなイカす設計士がいない点が違うが、あとはムカつくオーナー、老夫婦など様々な人たちの群像劇となっている。
途中で屋上の貯水タンクを爆破してはという案に対して「映画の見過ぎ」と突っ込むところはご愛嬌だが、どうやってこの超高層ビルを鎮火するのかは、作者が最も頭を捻った部分だろう。
本作もそうだし、映画「タワーリング〜」もそうだが、自らの命を張って消火と人命救助にあたる消防士は、世界各国共