【感想・ネタバレ】ぼくたちのアリウープのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

バスケもので恋愛が主軸にはならない。バスケ強豪校に入学したものの、バスケ部は不祥事により公式試合参加不可処分。2年生の頑なさは少々異常な気がした。部を存続させたいのなら1年生は歓迎するべきではないだろうか。それを信用できないと言って、受け入れ拒否は自分達さえバスケができればいいという自分本位ではないだろうか。ジュンペーはともかく、ツルはバスケ推薦で入ったのだからバスケ部はそれを考慮しなければならないだろう。そもそも不祥事が起きた時点で、話をするべきだろうが…。バスケ部入部をかけて、寄せ集めのメンバーで2年生に挑んでいく。単純な筋書きだが、バスケのプレイがよく表現されている。2ヶ月で強豪チームに僅差で勝てるのは基礎もあっただろうが、ジュンペーやツルのトレーナー力もあったと思う。

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2024年03月29日

Posted by ブクログ

よかった。
でも、成績が悪いなら通常は部活動は停止させられるだろうな。
「勉学優先」と言われて。

たぶん、続編を考えて作った作品なのかな?
そう思わせる作品でした。

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2023年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の語りが多く、感情移入しやすい。
読書経験が少なくても読みやすいし、バスケ経験も問わないと思う。

チームメイトをはじめ、登場人物一人一人のキャラクターがはっきりしているのもいい。

試合後の展開にも期待したが、読者に想像させるオープンエンドの形だったのも良かったと思う。

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2020年01月26日

Posted by ブクログ

表紙からバスケの話だとは思ったけれど、アリウープもバスケ用語だったのね。パスを空中でキャッチしてそのままシュートするってすごいよ、確かに。
バスケがやりたいために、背伸びして受験した高校に合格。やるじゃん。予想通り勉強のほうは苦労することになってしまうけれど、バスケへの執念は凄まじい。
入部届を出したら、
3年生の飲酒問題で1年間は試合に出れないことになったから
と2年生は入部を嫌がるし。
それでも諦めないジュンベー。なんか高校生って感じでいいな。
すごく熱心な1年生、2年生との試合には負けてしまうけれど、情熱にはかなわなかったみたい。入部できることになって良かった。
何かに夢中になれるって素敵☆

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2012年04月24日

Posted by ブクログ

実写化されてそうなよくある青春物語。
登場人物の人数的にも。

さらっと読めて、息抜きにはちょうどいい。
バスケを知らなくても十分楽しめる。

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2014年10月11日

Posted by ブクログ

アリウープって難しい技ですよね
バスケが大好きなので、ドキドキして読みました。
階段途中のビックノイズと似た感じのイメージだったなと思います。
文体的には主人公のジュンペーが書いたんじゃないかって感じだなと思ったり。
ウトウ君は無事に痩せられたんだろうか…
メガネと村井さんとツルの関係はどうにかなったのか…
その辺ちょっと気になる。

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2013年01月15日

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主人公に立ちはだかる困難が2年のバスケ部の先輩の頑なな態度っていうのがちょっと物語の面白みをそいでいる感じ。2005年のロケットボーイズの多彩なキャラクターと比較していまいちかな。とはいえ五十嵐貴久の青春もののの読後感はいつも爽やかだけどね。

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2012年10月25日

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〈内容〉文武両道の超名門私立高・国分学園に奇跡的に合格、憧れのバスケ部に入部届を出したジュンペー。ところが、3年生が不祥事を起こして1年間対外試合禁止、とばっちりを食った2年生は、「入部は認めるが、何もするな」と1年生に言う。でも、クラスの平均点を下げに下げる「バカ王」ジュンペーには、もうバスケしかない。1年はツルと2人だけになるも、「勝てば練習参加、負ければ退部」を賭けて2年生に試合を挑むことに。ジュンペーとツルは、まずメンバーを集めようとしたのだが…。高校バスケを舞台にした青春小説。

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2012年08月11日

Posted by ブクログ

五十嵐貴久の青春スポーツ(バスケット)物。

ハッキリ言ってバスケに詳しくなくても読めるし、話の掘り下げ方に物足りなさを感じるかも…。

時間的に高校1年の夏までなので続きも書けると思うけど…もういいかな…。

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2012年07月01日

Posted by ブクログ

青春sports根性物語は読む者の気持ちを若返らせてくれます。今回はバスケットボール。こんなに一途にのめり込めるのは高校生の特権ですね。

この主人公、ちゃんと卒業出来るのかな?勉強も頑張れよ。と、言いたくなってしまいます。

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2012年06月27日

Posted by ブクログ

バスケを小説として表現するのは難しいようだ。スピーディーな臨場感が求められるだけに、文字を追っているとどうしても間延びがしてしまう。野球だとテンポの悪さを展開で補って、読者を楽しませることができる。同じ作者の作品で題材にしたスポーツの特徴がこれほどあからさまに出たことが面白かった。キャラクターもそれなりに作ってあったし、ユーモア溢れるくだりにはなんども吹き出した。ただ最後の試合が今一つ盛り上がりに欠けたのが残念。バスケはあのマンガを読んでればいいのかな。

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2012年06月07日

Posted by ブクログ

私の中で、「五十嵐貴久 青春シリーズ」と呼んでいる一連の作品がある。
「1985年の奇跡」や「ダッシュ!」「サウンド・オブ・サイレンス」などがそうなのだが、本作は「サウンド・オブ・サイレンス」のバスケ版のような感じである。
ライトノベルの雰囲気もあるかな。さらっと読めて、すかっと爽やか。
難しいことは何も考えなくていいし、エンディングはいつも同じパターンでハッピーだ。気楽に読めてとても楽しいんだけど、ちょっと物足りなさも残る。
ジュンペーは信じられないほどノーテンキな男子である。(それにしても「ジュンペー」とは、なんと秀逸なネーミングであろう。音も文字列もすべてがキャラクターを見事に表現している)
文武両道の進学校に奇跡的に入学を果たす、というオープニングからしてとてもマンガチックだし、その後の展開もまた漫画のようだ。テストの存在をあそこまで無視できるには、もうちょっと何かあってほしいと思ってしまう。
2年生の拒絶反応もまた、あまりにも表層的だし、一面的に見えたので、最後の大団円が若干うそ臭く見えてしまう。
がしかし、これはそういう難しい内面については考える必要のない物語なんだろう。バスケの試合展開を文字で読むのはなかなかつらいものがあるけれども(ダンスもそうだった)、とにかく男子高校生が一つのことにばかみたいに熱中しました、という物語は読んでいても楽しいものだ。
ただ、本仮屋先生の造型はちょっといただけない。古臭いしステレオタイプだと思う。「いつでもお嫁に行けますね」と言われて喜ぶ描写はちょっとしらけた。

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2012年04月26日

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