天保十四年のキャリーオーバー

天保十四年のキャリーオーバー

1,799円 (税込)

8pt

3.4

七代目市川團十郎vs悪の奉行・鳥居耀蔵。積もり積もった100万両をめぐる史上最大の騙し合いが始まる! 天保十四年十一月。七代目市川團十郎は、自分を捕縛し江戸から追放した南町奉行・鳥居耀蔵を討つべく、息を潜めてその時を待っていた。絶好の機会が訪れ、短刀を抜いたその瞬間、何者かの拳をくらい気絶してしまう……。それが、父・矢部定謙を無実の罪で陥れられ、同じく鳥居への復讐に燃える鶴松との出会いだった。聞けば、鶴松は別の方法で鳥居に復讐しようとしていた。なんと、鳥居が富くじの裏で溜め込んだ、100万両を根こそぎ奪おうというのだ。果たしてその方法とは!? 『1985年の奇跡』『リカ』の著者が、『安政五年の大脱走』『相棒』に続いて贈る、一気読み必至の歴史エンタテインメント。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

天保十四年のキャリーオーバー のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    悪徳奉行の罠に落ちた矢部定鎌の息子 鶴松が
    同じような境遇の仲間を 見つけ
    悪徳奉行 鳥居耀蔵を罰する勧善懲悪の物語
    江戸時代の富くじと 現代のロト6を重ね合わせて
    面白く物語を構成している
    主人公の鶴松が 純情 堅物 文武両道で
    いい男だなぁ。

    0
    2020年05月02日

    Posted by ブクログ

    01月-17。3.0点。
    江戸時代、水野忠邦の時代。鳥居耀蔵に貶められた奉行の義父、養子が復讐に立ち上がる。

    スピード感あり。細かいところは粗いが、一気読みできるし、人情もあり。

    0
    2021年01月20日

    Posted by ブクログ

    結末は意外だけど、それを秘すためにうやむやにしてしまうところが多くて(読者に明かせないことはわかるけど)エンタメなのだから、フィクションなのだから、多少の無理は面白ければいい、と我慢しながら読まなくてはならない。
    所々にある富くじや宝くじの子細にわたる解説も、所々にあるので興をそいでしまった。巻末に

    0
    2020年09月13日

    Posted by ブクログ

    荒唐無稽だから面白い小説も(たまにだが)ある。本作はギリギリ許せるレベル。天保の改革がどのような治世だったかをある程度知っていれば、フムフムと思いながら読んだり流したりしてエンターテインメントとして楽しめる。
    全く関係ないが、タイトルが「万延元年のフットボール」みたいで興をそそられたのも事実。

    0
    2020年03月28日

    Posted by ブクログ

    時代小説の現代劇化については興味深い。
    映画でも文学でも時代劇の風化への取り組みは変わらないんすね。

    ただ博奕を扱った作品としてはトリックが弱い。

    0
    2020年03月08日

    Posted by ブクログ

    時代小説なのですが、とても読みやすく、物話に没頭できました。宝くじを題材にした勧善懲悪もので、いかにして目的を達成していくかの展開が面白く、時代小説でこんなストーリーが作れるのだなと思いました。読後感が爽快です。

    0
    2025年02月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私の好きな アメリカ映画で

    『スティング』があります。

    頭を この映画が よぎりました。

    まだの方は

    見てください。

    私も もう一度 見たくなりました。

    内容的的には この本と 同じです。

    こちらの時代は 江戸時代。

    いかに いかさまをやるか。

    告げる人を いかに

    足止めさせるか

    0
    2021年05月26日

天保十四年のキャリーオーバー の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

五十嵐貴久 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す