あらすじ
ホラーサスペンス『リカ』、青春小説『1985年の奇跡』、家族小説『パパとムスメの7日間』、警察小説『贖い』など様々なジャンルで活躍する著者が、デビュー時に発表した短編を収録した作品集。「作家のすべてはデビュー作に詰まっている」との言葉よろしく、多彩な読み味で満足度十分。初刊行作品や初文庫化作品も収録!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最初の2作はかなりエロチックで読んでてちょっとドギマギしてしまった・・・。4作ともそれなりに面白かったけど、一番面白かったのはあとがきでした。
Posted by ブクログ
・ぽきぽき ★★
食事中に読んだので細かい性描写がオエって感じだった。
男に同情の余地なく、ざまーって感じだった。
遊ぶならきれいに遊びましょう笑
・嗜虐 ★★
これまた詳細なエロ描写やった。
オチはなんとなく予測がついた。
そこまでじゃなくてもこんな変態になれたら、楽しそう。
・麻雀探偵 ★★★
麻雀が全く分からないので微妙。
それ以外は○。
・ガールフレンド ★★★
手紙形式は面白かった。
内容はまあまあ。
・オープン・セサミ ★★★★
良かった!特に1番最後の文章が良かった!!
Posted by ブクログ
怖い話からイイ話まで、著者がデビューした年に発表した5編をまとめたオリジナル短編集。
ホラー作品「リカ」で一躍有名になった作者は、以降、青春もの、ミステリー・サスペンス、コメディに歴史ものと、あらゆるジャンルの作品を生み出している。その才能が垣間見れる作品集であり、巻末のあとがきの愚痴が何とも味わいがある。
Posted by ブクログ
五十嵐貴久『ひっくり返ったおもちゃ箱 傑作短編集』双葉文庫。
短編集。『ぽきぽき』『嗜虐』『麻雀探偵』『ガールフレンズ』『オーブン・セサミ』の5編と著者による個々の作品の解説『楽屋噺』を収録。デビュー間もない頃の短編なのか、可もなく不可もなく、様々な風合いの作品が並ぶ。
『ぽきぽき』。著者にしては珍しいエロ短編。若手の医者で実家が金持ち、おまけにハンサムで女には全く不自由していない主人公は次々と女をとっかえひっかえのやりたい放題。しかし、そこに落とし穴が……
『嗜虐』。これもまたエロ短編。但し、油断は大敵。嗜虐性向の強い女が主人公。大石圭の作品のような……
『麻雀探偵』。安楽椅子探偵的な……何故に麻雀。まぁ、読めば解るのだが、オチとしては少し弱いかな。
『ガールフレンズ』。女子大生同士の手紙で綴られる予告カンニング事件の顛末。
『オーブン・セサミ』。実の兄がレイプ犯と間違えられた弟は……