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Posted by ブクログ
五十嵐貴久『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』河出文庫。
シリーズ第2弾。
既読であるが、大幅改稿、改題の上、復刊ということで、再読。親本は2010年に幻冬舎文庫から『交渉人・爆弾魔』というタイトルで刊行されている。
この大幅改稿版では物語の時代設定が東日本大震災後に変わっているようだ。時代設定がより現代に近くなったことでスマホやSNSも違和感無く登場し、シリーズの延命も図れるということなのだろう。
冒頭からあれよあれよという間に手に汗握るストーリーの中にに引き込まれていく。その後は有無を言わせない怒涛の展開。まるで主人公の遠野麻衣子がいつの間にか爆破テロ事件の捜査に巻き込まれていくかのようだ。シリーズ第2弾のリバイズド版も非常に面白い。
来月にはシリーズ第3弾の『交渉人・遠野麻衣子 籠城』が大幅改稿、改題の上で刊行される。そして、2023年9月には最新作の『交渉人・遠野麻衣子 ゼロ』が単行本で刊行されるようだ。楽しみはまだまだ続く。
いきなり遠野麻衣子の目の前で銀座の交番が爆破される。爆破直前に麻衣子はスマホに犯人からの着信を受け、爆破を予告されたのだが、彼女には何も出来なかったのだ。
シヴァと名乗る犯人は解散した合同相対教の教祖御厨徹の釈放を要求する。シヴァは警視庁の交渉人に麻衣子を指名し、教祖が釈放されない場合は新たな爆破テロを行うと予告する。残された時間は30時間……
麻衣子はシヴァを逮捕し、爆破テロを阻止すべく、シヴァと交渉を重ねる。
定価979円
★★★★★
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