東川篤哉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ故人の遺言発表のために無人島へと集められた一族と探偵に弁護士、僧侶。
奇抜なデザインの館に、来る嵐に起こる殺人、そして現れる赤鬼。
仕掛島というタイトルで、地下室から崖の抜け道は想像できたけど、展望室からの殺害方法のトリックは想像を超えてきた、というかそれはありなの…?いつかみた釣り天井での圧殺以上になんか恐ろしいな…
敏朗殺しのトリックはそれでいいけど動機がわからないし、なにより慶介もとい鷺沼博史が被害者すぎる。
なんか美人な妹の優子には愛されてるし古い友人の和尚や船長に最後会えてまあよかったよねみたいな雰囲気になってたけど、ぜんぜん良くないよ。
事故で記憶喪失になったからと言って未成年の鷺沼を20年以上も誘拐して、しかも他人だってわかってて殺人を犯すよう誘導して、なんか死んだ吾郎のせいだしみたいな流れで他の家族反応薄かったけどおまえら共犯だからな?めっちゃモヤモヤした…
コメディぽい描写もいちいちさむいし、ノリツッコミしんどい。この題材でやるノリではない。
さやかを北川景子で想像して緩和しようとしたけど、ワトソンにしてはうざすぎて景子ちゃんだとしても無理だった。
でも『謎解きはディナーのあとで』のひとだから結構支持されてるんだよね…うーん
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「最後の一行 white」よりもこちらの方が最後の一行のインパクトが強かった。
◆市塔承「プカプカ塔」
伝染病を治す特効薬として、鳥の卵を求めにとある島に辿り着いた3人の男。
島には先住民がいて、捉えられてしまったが、先住民の話す言葉がオノマトペで構築されているのは、新逸だった。全くわからない言葉ではないから、考えたら分かりそうなもどかしさがあった。
結局、完璧に意思疎通はできず、最終的には自分たちの行いのせいで目的は達成できず、言葉の意味を取り違えたせいでバッドエンドになったが、「なるほどそういうことか!」とページを戻ってしまった。
ネタバレしない範囲で、知ってても問題ない単語
・エーン、オンオン、キャッキャ、オンギャア:人の名前。その人が生まれて最初に発した言葉がそのままその人の名前になる
・ヨボヨボ:その島の長老を指す。
・モジャモジャ:島に来た3人の男たちの総称。もじゃもじゃ髭を生やしているから。
・チュンチュンパァ:朝
・ザブンヒラヒラ:地上に咲く青い花。幻覚作用がある。
・シュタッ:立て
・ピーチク:ピーチクと鳴く鳥
・コケコッコ:多分鶏
・キュルルーグ:今回モジャモジャが探していた鳥
・テクテク:歩く
・コロコロコロン:卵
・モグモグ:食べる
・ズババグサッ:ぶっ刺さっている
・ポックリ:死ぬ
・ザブンザブン:海
・プカプカ:???
・ザブンノソノソ:???
◆歌野晶午「邪魔者」
オチがある程度予測できてしまったが、それであっても引き付けられた。
スパンっ物語が終わるのも良い。
その後の展開が気になるけど、一番驚いたタイミングで終わったので、余韻がすごい。