東川篤哉のレビュー一覧

  • 博士はオカルトを信じない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ほんと、毎度毎度とんでもな展開とミステリとしてはしっかりのギャップで楽しませてくれる。
    丘晴人(おか・はると)の名前が「オカルト」にかけてあるとかw
    探偵役暁ヒカルの性格もぶっとんでるしw
    あー、楽しかった。

    0
    2025年07月23日
  • 館島

    Posted by ブクログ

    変わった建物と過去の未解決の事件。コミカルな会話はちょっとつまらないなと感じる場面も多々あった。壮大なトリックではあるが疑問を感じる。動機もイマイチで若手刑事の相馬はポンコツだなと思った。

    0
    2025年07月20日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読書記録です。まだの人は読まないでね。

    北川景子、櫻井翔、椎名桔平が頭のなかで動いて、勢いで読める2作目。新しい登場人物の若宮愛里刑事は、扉ではポニテの長身だけど、しゃべり方でなぜか「柳原可奈子」に設定されてしまったw

    「笠原邸の殺人」でっかい皿
    「灰色の血文字」女の子をイメージで固めて売り出すのはモームリな時代なのでは…
    「浜辺のパラソルの問題」遠近法と雨の降った時間
    「服を脱がされた男」固いと難しいよね...
    「四回殺された女」必然とはいえ、よく見つからなかったね、と。
    脳内再生中にそれはちょっと...と止めるわけにはいかず勢いで読み切った!謎解きはおもしろいけど、「絵」にするには無理

    0
    2025年07月13日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    25人の作家による、
    『新しい法律ができた』
    から始まるショートショート集。
    多崎礼さん、東川篤哉さん、霜月流さん、五十嵐律人さんの作品が良いと思った。
    くどうれいんさん、赤川次郎さんも短いなかでしっかりまとまっていて、流石プロ作家さん。
    残りのうちの半分くらいは、まあ、言いたいことは分かるんだが、消化不良のまま本になっちゃったかな、という感想です。玉石混淆ですね。

    0
    2025年07月06日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    「新しい法律ができた。」という一文から始まる短編小説が25編載っています。
    25人の書き手が、もしこんな新しい法律ができたら、という視点でお話を綴ります。

     「新しい法律」ができた理由がそれぞれ興味深いです。
    例えば、
    ・金子玲介さん「ルパちゃん」では、「少子化対策」のために「子どもがわりに人口知能を搭載したぬいぐるみを所持することを禁止する法律」ができます。
    ・日野瑛太郎さん「推し活制限法」では、「推し活にハマり過ぎて身を持ち崩す人が出た」ために「推し活への課金上限を制定する法律」ができます。
    (わたしが、ぜひ読んでみたいと思っていた、くどうれいんさんの場合は、)
    ・くどうれいんさん「ショ

    0
    2025年06月28日
  • 殺意は必ず三度ある

    Posted by ブクログ

    〔Ⅰ〕探偵部の三馬鹿はただの観客だった。

    〔Ⅱ〕ライバル校のひとつ、飛龍館高校の専用グラウンドど鯉ヶ窪高校の野球部監督が刺殺され、それは連続殺人となった。現場は数日前に鯉ヶ窪から盗まれたベースと野球の道具が置かれており見立て殺人だと興奮する探偵部。当然、肩透かしになるんやろなあと思う。

    〔Ⅲ〕最初の事件は複雑なだけに逆にトリックと犯人はすぐわかったが…あとは誰でもできそうで、意外に厄介。

    ■鯉ヶ窪学園についての簡単な単語集

    【相川詩織】芸能クラスに通う芸能人。
    【赤坂通/あかさか・とおる】探偵部部員。「放課後」のとき霧ケ峰の前に腐った真鯉の姿で登場。中身はこれといった特徴のない男子高校

    0
    2025年06月25日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

    Posted by ブクログ

    新シリーズ第二弾。
    相変わらずのメンバーが国立市で起きる様々な事件を解決する物語。
    孤島もの、謎の全裸遺体、4回殺された遺体など起きた事件を富豪刑事の宝生麗子とその執事が解決する。

    0
    2025年06月24日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    新しい法律ができた、から始まる物語を色んな書き手が描く1冊。

    新しい法律ができているわけだから、世界設定がSFっぽかったりディストピア感を感じるものがあったりして、楽しく読めた。
    その他にも、ぞっとする物語、切なくなる物語、短い中でミステリーのような作りになっている物語…
    叙述トリックが含まれているものや、ばかばかしいと思ってしまうような内容の法律が大真面目に取り扱われる物語など、本当に色んな味がする1冊。

    なかでも殺人を罰する法律が"新しい"法律として制定される「もう、ディストピア」が特に良かった。
    有り得ないはずの世界に説得力があって冷たい汗をかく。


    「ルパちゃ

    0
    2025年06月19日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    「新しい法律ができた。」で始まるショートショート集。全部で25作。一行目は全員一緒というシリーズの五作目です。作家によって同じ言葉から広がるイメージが様々で、おもしろかったです。

    金子玲介「ルパちゃん」、矢野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」、くどうれいん「ショートケーキの夜」、五十嵐律人「革命夜話」が私のお気に入りです。特に「革命夜話」の最後の一文には、重みを感じました。

    0
    2025年06月14日
  • ここに死体を捨てないでください!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「スラップスティックコメディミステリー」というらしい。
    スラップスティックとは、どたばた喜劇のこと。
    スラップ=叩く、スティック=棒。
    もともとは、アメリカの道化師2本の棒を打ち合わせて大きな音を出す道具。または、コメディで使われる先がふたつに割れた棒を指す。日本でいうハリセンのようなもの。

    コメディミステリーなので、シリアスな雰囲気はほぼない。
    関係なさそうなことがつながっていく、伏線の巡らせ方はおもしろかったけど、個人的にコメディミステリーというジャンル自体がそんなに刺さらなかった。

    ------------------------------

    妹の春佳から突然かかってきた電話。それ

    0
    2025年06月14日
  • 学ばない探偵たちの学園

    Posted by ブクログ

    〔!〕想像すること。真実はその先にある――かもしれない(p.234)

    〔内容〕ゆる〜い校風の鯉ケ窪高校二年に転校してきた赤坂通は三年の多摩川流司と八ツ橋京介の叙述トリックに引っかかって探偵部に引きずり込まれる/多摩川か提唱する、密室犯人の行動による分類では最初に死体を発見した者、最初にドアを開けた者、最初に死体に近寄ったもの者、これは密室だと宣言した者が犯人だ。が、おりしも発生した密室では皆で役割分担しておりその説は沈没/クーラー娘はまだ出ない。たぶんどこかで誰かの書いたミステリでも読まされているのだろう。

    〔感想〕積み残してたのをよーやく読めた/東川さんに慣れてない頃やったら「なんちゅー

    0
    2025年06月11日
  • 新 謎解きはディナーのあとで2

    Posted by ブクログ

    可もなく不可もなく・・・
    キャラ、文章等かなり苦労されて生み出されているのではと推測します。
    トリックは「??」というところは無きにしも非ずのところはありますが、たくさんのトリックを考えだされているなぁと感心します。

    0
    2025年06月09日
  • 小学館ジュニア文庫 謎解きはディナーのあとで

    Posted by ブクログ

    読書のリハビリに実家に置いてあった読みやすそうなこの本をチョイス。集中力が鈍っていても問題ないくらい読みやすく、読書初心者にもおすすめできそう麗子と影山の会話がテンポよく好き。

    0
    2025年06月09日
  • あなたも名探偵

    Posted by ブクログ

    市川憂人の「赤鉛筆は要らない」は、以前短編集で読んでいたので再読になりますが、他の5作品も含めてそれぞれの良さがギュッと凝集されている感じ。
    バリエーションが多くて楽しめました。

    0
    2025年06月02日
  • 謎解きはディナーのあとで 3

    Posted by ブクログ

     コナンとのコラボが印象的だった。
     謎の解き方がやや強引じゃないかなと思ったけれど、それも含めてエンタメとして楽しめた。

    0
    2025年05月23日
  • 博士はオカルトを信じない

    Posted by ブクログ

    東川先生の作品。

    オカルト的な事象の事件が発生して、
    それを科学で証明?していく的な話。
    ガリレオかな?って感じではあるけど、そこは東川先生なんで、キャラクターの個性が飛び抜けてる方ばかりだもんでw

    いつも思ってるんやけど、かしらん?って言い方は方言ですかん?ฅ(*‎´꒳`*ฅ)ꪆ

    0
    2025年05月20日
  • 謎解きはディナーのあとで

    Posted by ブクログ

     読み心地が軽くてページをめくりやすい。
     どの話も執事が謎を解くっていう同じパターンなのに、飽きがこないくらいテンポが良い。

    0
    2025年05月14日
  • 謎解きはディナーのあとで

    Posted by ブクログ

    内容としては簡単なミステリーで自分にも推理できて面白かったが、新人の執事があんなに馴れ馴れしく暴言を吐くかな?幼い頃から雇われてるなら関係性上あってもいいけどなと思った。あと事件のことを部外者に話すのはダメじゃないのかな?とソワソワした

    0
    2025年05月13日
  • 博士はオカルトを信じない

    Posted by ブクログ

    私もオカルトを信じない。
    博士じゃないけど。

    というわけで、オカルト?チックな事件を博士?が解決する短編集。
    この手の設定は割とよくあるけれど、中学生と自称天才発明家というコンビが面白みを出しているのかなと。
    事件は軽いものから殺人まで。

    独特のギャグ感がお腹いっぱいになってしまうのは、私が年をとったからかも。
    というわけで、設定を充分楽しむことは出来ませんでした…

    0
    2025年05月11日
  • 謎解きはディナーのあとで 2

    Posted by ブクログ

    宝生財閥の娘、麗子が警察官でその執事が難解な謎を解いていきます。
    前作でも思ったことですが、やけに説明とワンパターンなやりとりが多い話だな、と。
    テレビドラマ化するにはいいかもしれない。
    各章で殺人事件が起きるのですが、
    特に印象に残ったのは、河原で裸で死んでいた男性。
    身元は割れたものの、なぜ全裸か、また刺し傷以外に喉から腹部までのうっすらとした傷跡。
    なんのための傷か?を、執事の影山が難なく解いていく。素敵です。

    0
    2025年05月10日