東川篤哉のレビュー一覧

  • 探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに2

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    東川篤哉の連作ミステリ作品集『探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに』を読みました。
    東川篤哉の作品は、昨年の9月に読んだ『殺意は必ず三度ある』以来ですね。

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    鯉ヶ窪学園探偵部・霧ヶ峰涼に、ライバルあらわる――!?

    ■霧ヶ峰涼と渡り廊下の怪人
    体育祭を二日後に控えた学園。
    陸上部の練習終了後、主将の足立が倒れていた場所は、
    渡り廊下の中央という奇妙な場所だった。

    ■霧ヶ峰涼と瓢箪池の怪事件
    秋の学園祭。探偵部一同はお好み焼き屋を出店。
    その夕刻、モテ男の生徒が謎の女性に襲われ、瓢箪池に転落してしまった。

    ■霧ヶ峰涼への挑戦
    ミス鯉高祭

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    2024年06月15日
  • 野球が好きすぎて

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    そう言えばそんな事もあったな…と、コロナ禍以前のプロ野球の盛り上がりが懐かしい、ファンならニンマリするネタや蘊蓄満載で、それが謎解きの重要な鍵にもなっている脱力系ミステリー。「親娘燕」刑事とカープ女子探偵の掛け合いが笑えて、なかなか面白かった。2000安打の新井貴浩も阿部慎之助も今やそろって監督。平成も遠くなりにけり…だが、昨年侍ジャパンや「アレ」のお陰でコロナ前の活気が戻った感もあって、話題に事欠かない球界、来オフにも出そうな続編も楽しみ。

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    2024年06月15日
  • 密室に向かって撃て!

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    犯人と動機がほぉ〜なるほどなぁ〜という感じで納得と結末だった。
    個人的に烏賊川市シリーズの1作目と比べると途中テンポ感が読むのが大変なところも感じた気がしたけれど、前作にも登場していたキャラクターの個性が可愛くてやはり東川篤哉さんの作品は読みやすくて面白い^.ˬ.^

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    2024年05月31日
  • 謎解きはディナーのあとで

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    ユーモアたっぷりの娯楽ミステリー。
    まさかの地元が舞台。うれしくなっちゃいました。

    執事影山の毒がたまりません。一発目の暴言で、あれこんな感じなのと思わずニヤニヤ。

    パターン(安楽椅子探偵というらしいです)がわかるだけにドキドキはしないのですが、主たる3人の次が知りたいですね。リラックスしたいときに読んでみよう。

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    2024年05月19日
  • 交換殺人には向かない夜

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    ザ叙述トリックの本!って感じだった。
    ところどころ寒いところはあったけど、トリック自体は好き^_^
    シリーズもののようだけど、他の同シリーズ本を読んでみよ!とはならないな、、。

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    2024年05月17日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    騙されたー!となるような「どんでん返し」は1つもなかった。タイトルでかなりハードル上げちゃってるので難しいとは思う。
    6人の豪華なミステリー作家さんの作品をサクッと読めたのは良かった。

    綾辻行人『再生』
    ★★☆☆☆
    ストーリーには1番のめり込んだけど、ホラーが強くて好みではなかった。

    有栖川有栖『書く機械』
    ★★☆☆☆
    ここまではいかなくても、作家さんは命を削る想いで執筆されているんだろう。

    西澤保彦『アリバイ・ジ・アンビバレンス』
    ★☆☆☆☆
    何か読みにくいなと感じた。以前読んだ『七回死んだ男』でも同じ感想だった。自分には合わないみたい。

    貫井徳郎『蝶番の問題』
    ★★★★☆
    クローズ

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    2024年05月14日
  • 博士はオカルトを信じない

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    『謎解きはディナーのあとで』の著者である東川篤哉さんが新聞で取り上げられていて、最新作の本作が紹介されていたので読んでみました。

    オカルト好きな男子中学生が、自称・天才発明家の女性博士と一緒にさまざまな超常現象のトリックを見破り、難事件を解決していくユーモアミステリー。一言で言えば、子ども向けガリレオ。

    子どもたちにも読まれるものを書きたいとの思いで本作が書かれたようですが、作中に出てくるギャグが『ザ・たっち』の『ゆーたいりだつぅ!』など、子どもが分かるのか?というものがチラホラあったのはどうなんでしょう? 個人的にはクスッとしましたが。

    本作にはあまり入り込めなかったのですが、『謎解き

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    2024年05月08日
  • 博士はオカルトを信じない

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    ドラマみいな物語だと思ったら……謎解きはディナーのあとでの著者作品でした。
    オカルトのお話を化学で解決!
    キャラも濃い!

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    2024年05月06日
  • 伊勢佐木町探偵ブルース

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    私立探偵桂木圭一は、助手の黛真琴を引き連れて迷い猫捜しの真っ最中、スカした刑事に職務質問されて気分を害す。翌日、知らぬ間に再婚していた母の新居を訪ねると、そこは県警本部長様が住まう大豪邸。新たな義理の弟として紹介されたのは、昨夜の刑事一之瀬脩だった! しがない探偵とインテリ刑事、やたらと現場で鉢合わせる義兄弟コンビが、反目しながら難事件に挑む!?

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    2025年06月09日
  • もう誘拐なんてしない

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    初東川篤哉作品。
    コメディタッチで軽く読める一冊。
    出てくるネタがちょいちょい古いのは、16年前の作品だから?いや、それより更に古い気がする。
    アナログなのは犯罪の手口だけじゃなかった笑

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    2024年05月02日
  • 博士はオカルトを信じない

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    両親がやっている「オカリナ探偵局」。もちろん大きな事件をスパッと解決!なんてはずもなく、浮気調査や迷子の猫探しなどが主な仕事。
    そんな両親の元に育った僕丘晴人はオカルト好きな中学生だ。
    ある日偶然知り合った自称天才発明家暁ヒカルが、日常の中に巻き起こる一見オカルトのような現象を科学の力で解き明かす。  
    そんなヒカルと晴人の活躍を描いた作品。 
    狐憑きや幽霊屋敷、幽体離脱などのオカルト現象のトリックを解いていくヒカルのキャラクターが面白い。
    筆者らしいコミカルで軽いタッチが読み易くて楽しい作品。

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    2024年05月02日
  • ライオンの棲む街――平塚おんな探偵の事件簿1

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    平塚市を舞台に、傍若無人美人猛獣探偵と、地味系同級生ワトソンコンビが走り回る街探偵短編小説。
    いるか!こんなやつ!と、突っ込みたくなる超フィクションとして楽しむ。
    トリックはなかなか揃っているので、本気謎解きに取り組むのもアリ。

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    2024年04月28日
  • 館島

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    ネタバレ

    大掛かりな物理トリックが楽しいミステリ。
    198x年、未だ瀬戸大橋完成前の時代設定が映える。
    どたばたユーモアは効き過ぎでちょっと読み疲れ。

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    2024年04月28日
  • Jミステリー2023~FALL~

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    CL 2024.4.19-2024.4.20
    全編書下ろしのアンソロジー。
    太田愛さん狙いで。やっぱり太田愛さんはいいなー他の社会派長編とは雰囲気が違うけど、読み応えのある一編だった。
    他は、スプリット、最後のひと仕事がよかった。

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    2024年04月20日
  • 謎解きはディナーのあとで

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    肩肘張らずに読めるライトノベル的な感じ。
    コメディ要素のある推理モノだが、その
    コメディがあまりタイプではなかった。
    やはりリアリティのある本格ミステリーが読みたくなる。

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    2024年04月10日
  • 博士はオカルトを信じない

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    お得意のユーモアミストリー全開。
    安楽椅子探偵のごとき、天才??博士が、ズバズバと謎を解いていき、気軽に楽しめます。

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    2024年04月08日
  • 博士はオカルトを信じない

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    ミステリーらしくないミステリー小説でした。

    漫才を見ているような小説で、新しい感覚の小説で新鮮な気持ちで読めました。
    博士と晴人のやりとりも面白く、とても読みやすかったです。

    推理の内容も博士が科学的に証明しているのに納得もさせられました。

    ミステリーの重さが苦手な方でも読みやすい小説なので、ミステリー小説を読みたい方にもお勧めです。

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    2024年04月05日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    架空の地方都市、烏賊川市(いかがわし)を舞台とした、シリーズの三作目。

    猫に始まり猫に終わる、と言っても過言ではないような、猫づくしのミステリです。

    コミカルでユーモアに溢れた世界観が、受け入れられないとかなり厳しいですが、個人的にはこの様な軽快なミステリも、時には良いなぁと思います。

    このシリーズではお馴染みの、警部と私立探偵のやり取りが面白いですね。
    謎解き時の役割分担も、きれいに決まっていたのではないでしょうか。

    フェアに手掛かりが提示されている為、トリックが分かりやすいとも言われているようですが、その点でも潔さがあり好感が持てました。

    シリーズ四作目も楽しみにしています。

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    2024年03月31日
  • 博士はオカルトを信じない

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    短編集。オカルト好きの博士が活躍するが、本業ほパッとしない。相変わらずの作者の面白さが詰まっている。アニメネタなどウケた。

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    2024年03月26日
  • 博士はオカルトを信じない

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    新しいキャラクターの短編集。
    短編5編
    コメディー系ミステリーで相変わらず面白かった!
    頭は良いが発明品にセンスのない博士が謎解きを行うミステリー。
    著者の本はトリック自体を楽しむものではないと思ってるので、内容は気にしていないが、キャラクターはいつも通り魅力的で良かった。

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    2024年03月24日