東川篤哉のレビュー一覧

  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて

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    便利屋タチバナの橘良太は地元の富豪、綾羅木氏から娘のお守りを依頼される。迷探偵の父親と名探偵の母親を持つ少女の名は有紗。お淑やかで賢い有紗だったが、その真の姿は生意気で行動力のある探偵少女だった!地元川崎で起きる様々な事件を有紗と良太がドタバタしつつもホームズとワトソンのように解決する。
    作者らしくユーモア溢れる楽しい作品。おしゃまでお転婆で賢い有紗が可愛いし、ダメな青年だけど憎めない良太とのコンビも面白い。
    続編楽しみ。

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    2021年11月03日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    どんでん返しがあるお話は好みだし、自薦というのも気になったので楽しみに読んだ。

    □綾辻行人「再生」
    おっとそうだったの?という面白さ。この後どうなったんだろうと想像すると、怖いんだけどちょっとニヤニヤしてしまう。

    □有栖川有栖「書く機械 ライティング・マシン」
    読みやすかったけれど、どんでん返しっぷりはそうでもなかったかな。

    □西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    この作品も難しい名字がいろいろ出てきたなー。谷谷谷谷(たにかべやつや)とか刀根館(とねだち)とか。
    ほとんど会話の中での推理だけで動機を導き出せるのすごい。なるほどなーと思える結末だった。

    □貫井徳郎「蝶番の問題」
    手記

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    2021年09月28日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    6人の作家が自作から自選したミステリ・アンソロジー
    異なった作風の6篇が楽しめます。
    唯一、綾辻行人の「再生」が既読で、ミステリというよりホラーの作風でしたが・・・ま、概ね楽しかったです。が・・
    どんでん返し?な作品は・・・

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    2021年09月20日
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて

    購入済み

    うーん

    テンポは良いけど、ちょっと盛り上がりにかけるかと。子供向け?と思ってしまいました。

    #ほのぼの

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    2021年09月03日
  • マウンドの神様

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    甲子園を目指す球児や、野球を愛する人達の人間模様を描いた短編集。
    いつの時代においても、甲子園への夢は多くの人々を魅了し、憧れの存在であり続けるのだと思わされました。
    なかでも、あさのあつこさんの「梅里駅前商店街の熱い風」が良かったです。野球が人と人を繋ぐ様子がこの一話にぎゅっと詰め込まれていました。

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    2021年08月25日
  • 交換殺人には向かない夜

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    ネタバレ

    初東川篤哉。推理小説専門の作家さんてこういう感じの文なんかね。歌野晶午とか折原一は直木賞候補になるだけあってしっかりしてるけど、流石にこの人はなることないね。
    トリックが先にある感じで、キャラはさすがに舞台上の設定装置でしかない。
    しかしさすが推理作家?なだけあって叙述トリックは見破れんかった。さすがにムズイわ。あらゐけいいちのイラストが良い味出してるけど、無理だわ。あと時系列ズラしてるのは上手かった。なるほどね。
    ただしてやられた感が全然ないのはなんでだろ?
    こういう叙述トリック系のはそういう感想抱くもんなんやけどね。
    あと無粋に文章とかの話してるけど、そういう作家さんってことは認識してるし

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    2021年08月13日
  • 謎解きはディナーのあとで ベスト版

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    ネタバレ

    著者が選んだ3話は読んだのがかなり
    前だったので、麗子お嬢様ばりに記憶が
    乏しかったものの面白く読み進めながら
    あぁ~そうだそうだと思いだす始末www
    新作書下ろしはまさかの栄転を果たした
    風祭がドレスを身にまとった麗子に
    遭遇するのですが、なんと部下だと認識!
    あれっ!風祭さん成長した?と思ったら
    麗子が宝生グループのお嬢様とは気づかずww
    事件自体は「パーティーあるある」と男の
    勝手な思い込みの上、自業自得な結果・・・
    意外と話自体はさっぱりでした・・・
    ただ麗子と影山とのかけあいは健在でした。
    それに風祭のダメダメっぷりが加わり
    これぞ「謎ディ」だなぁ~と思いました。

    最後のシーンから

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    2021年07月30日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    シリーズ3弾。
    まねきねこについて詳しく知ることが出来た。トリックについてはなかなか飲み込みにくい感じではあったが、勉強になった気がする。

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    2021年07月25日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    6つの物語からなる短編集。

    ■綾辻行人「再生」
    非現実的な世界観の中に重く仄暗い現実感。
    オチについては想定できたが、物語に魅せられた。

    ■有栖川有栖「書く機械」
    こちらも非現実的な物語だが、
    綾辻さんの作品とは違い、世にも奇妙な物語に出てきそうな世界観。面白い。

    ■西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    西澤さんの軽妙なテンポや表現が好き。
    特に最初のブログのような独り語りとか。
    どんでん返しとまではいかないものの、オチを見て、タイトルを思い出しなるほど。という感じ。

    ■貫井徳郎「蝶番の問題」
    この作品は主人公から先輩を通して、読者に挑戦しているかのような内容。
    プロットがしっかり

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    2021年07月23日
  • 密室に向かって撃て!

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    この作者の癖になりそうなところは、とりあえず「くだらない」。
    その「くだらない」小さなネタがたくさん書きまくられていることです。
    今回は第二弾なので、第一弾を読んでから読むことをオススメします。

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    2021年07月17日
  • 映画 謎解きはディナーのあとで

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    ネタバレ

    令嬢刑事宝生麗子シリーズ。

    ついいでなので、映画のほうもノベライズ本を読んで見た。
    そういえが、お嬢様姿の宝生麗子のことを、
    ホウ・ショウレイという別人だと思っていたっけ、風祭警部。

    死体を踏み代替わりするとは、
    ひどい話であるとともに、
    ちょっと無理な気もするが、
    細かいことは気にしてはいけないのが、
    このシリーズのお約束。
    無人島でも、ディナーと毒舌もお約束。

    読み終わった後に配役を見たが、
    バラジ”王子”が「コジマだよ!」の児島一哉だったのが、
    一番の驚きだった。

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    2021年07月15日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    綾辻さんの作品がホラーチックでオチが怖く、面白かった。
    法月さんの作品は食人についてひたすらしつこく論じていく形式で、気持ち悪くて流し読みしてしてしまった…
    他の作品はまずまず。短編ミステリーとしては面白いが、どんでん返し感は思ったより薄かった。

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    2021年07月10日
  • 交換殺人には向かない夜

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    烏賊川市シリーズ4作目。
    多種多様なトリックが使われている。
    詰め込みすぎ少し混乱したけど、
    なるほどねと思いました。
    交換殺人はストレスがたまりそう。

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    2021年07月10日
  • 探偵少女アリサの事件簿 今回は泣かずにやってます

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    どうも良太のキャラが適当、浅すぎて・・ユーモア小説だからとなるが、あまり笑えない。アリサは変わらずって感じだが、2巻続けて読むと、飽きてきたかな・・・こういうミステリーに事件の設定やキャラ批判しても、それこそナンセンスだろうなぁ~時間潰しにあまり考えず楽しめればいい。その辺分かっているから作者も短いシリーズ物を量産しているし(笑)
    しかし、良太に恋人でも出来ればこのシリーズも少しもつんじゃないかな~

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    2021年07月08日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    烏賊川市シリーズ3作目。
    何かにこだわりすぎるのも良くないね。
    今回は結構これはありか?
    っていう内容でした。

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    2021年06月30日
  • 密室に向かって撃て!

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    烏賊川市シリーズ2作目。
    ついにさくらが登場。
    レギュラーメンバーに朱美も加わる。
    「ほぼ1年~」のくだりが好き。
    トリックもユーモアもしっかりしていました。

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    2021年06月28日
  • 密室の鍵貸します

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    烏賊川市シリーズ1作目。
    今まで読んだ東川作品で一番好き。
    アホさだけではなく、しっかりミステリしてた。
    アリバイトリックは面白かった。
    防音の部屋ほしいな。

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    2021年06月26日
  • 密室の鍵貸します

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    何かで面白いと紹介されていた。「謎解きはディナーのあとで」の作者のデビュー作。

    元カノと先輩がほぼ同時に殺されて、殺人の容疑をかけられた主人公が、知り合いの私立探偵と、容疑を晴らすために奔走する話。

    先輩が殺されたときの状況が密室で、犯行が可能だったのが自分だけという謎を解くのがこの話の肝と思うが、それ以外の内容が回りくどい。後になると必要なエピソードだったということになるのだけど。
    元カノが殺されたことと、先輩の死は関係しているけど、そもそも元カノが殺された理由がピンとこない。そんな動機で殺すかな?密室の謎を作るために無理矢理作った事件かなと感じる。
    全体的にもっとスマートな話の運びだと

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    2021年06月18日
  • 本格王2020

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    結城真一郎「惨者面談」★★★☆☆
    凡そ結末の予想はついたけれど、文体が好き。

    伊吹亜門「囚われ師光」★★★☆☆
    「刀と傘」「雨と短銃」に続いて。
    この方の作品、個人的にとても好きなのだが、短編だと淡々とした印象がより強いかも。ただ母校の新島襄を出してくるところが強いな。

    中島京子「ベンジャミン」★★★☆☆
    お母さんのセリフと動物園であらかた予想はついたけれど最後まで読めた。
    アメリカの小説を読んでる印象があった。
     
    櫛木理宇「夜に落ちる」★★★☆☆
    掲示板のまとめを読んだときに感じる胸糞感があって、とりあえず私は外食しているときに隣のテーブルにこのご家庭が座ったら、脳内早食い選手権を開催

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    2021年06月17日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

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    ネタバレ

    事件のトリックや犯人ではなく、ある意味いちばん騙されたのはタイトルかも。
    騙されたというか、四季という言葉に対しての先入観を利用した叙述トリックですね。
    安楽椅子探偵が1年間で解決していく物語だとばかり思っていましたから。

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    2021年05月20日