東川篤哉のレビュー一覧

  • 谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

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    ネタバレ

    まあまあで、そこそこで、でも侮れない四つの謎と、それらを解明する下町に住まう女子大生と名探偵?のバディもの。

    この感じだと長篇は難しそうだけども(「谷根千」という舞台を離れられないし)、つみれ兄と竹田津の関係性については続編とかで語られるのかな。
    二人の過去編とかあったら面白そうだけど。。。

    最後の事件の犯行動機は、結局ただの下着泥棒目的(つみれ曰く)ってことで良かったのかな?

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    2023年10月31日
  • 館島

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    ★で――でしゃばりたいわ(p.105)
    ■五つのメモ
    ・1980年代のできごと。瀬戸大橋は着工はされているがその姿はいまだ海上には現れていない。舞台は備讃瀬戸の「横島」。将来瀬戸大橋の橋脚が立つ島となることが確定している。
    ・横島には(ある種の)天才建築家十文字和臣が設計し自ら変死した別荘があり、そこに変死事件のあったとき滞在していた者たちが再度集められた。その中に岡山県警捜査一課の若手刑事相馬隆行と女探偵小早川沙樹もいた。二人とも康子夫人の親戚(的なもの)で関係者ではある。
    ・館は正六角形で中央に螺旋階段があり、螺旋階段の周囲に謎の余白もあるので、いかにも部屋を間違えたり階段部分が回転したり

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    2023年09月29日
  • 館島

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    東川篤哉の長篇ミステリ作品『館島(英題:The Island of the Silver Tower)』を読みました。
    東川篤哉の作品は、今年6月に読んだ『謎解きはディナーのあとで ベスト版』以来ですね。

    -----story-------------
    天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。
    嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう! 
    瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致で描いた意欲作。
    驚愕のトリックが炸裂する

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    2023年09月24日
  • 謎解きはディナーのあとで 2

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    登場人物がわちゃわちゃ動く様子がしっかり想像できて、クスリと笑えます。
    ミステリーはやっぱりあっさりと影山が解き明かす。このパターンが分かってきて物足りなさは感じなくなりました。

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    2023年09月06日
  • 館島

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    コミカルな会話は東川篤哉先生らしさあり。
    でもトリックとか動機はんー…。

    私は他の作品の方が好きでしたね。

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    2023年09月06日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    主人公の香織は妹の部屋に突然現れた見知らぬ女の死体を隠すため、通りすがりの廃品回収業者の鉄男と奔走する。
    山中の池に死体を隠し、道に迷った末にたどり着いたペンションには、なぜか死体の女を探している探偵が。
    隠したはずの死体が消えたり新たな死体が見つかったりのドタバタコメディータッチのサスペンス。というかほぼコメディー。

    身に覚えのない死体を隠すという普通なら不条理でシリアスな状況なのにコメディーだからこその謎の安心感(笑
    探偵や警察まで現れて、危機的状況なのに探偵も警察も今ひとつ抜けてるし、はたして香織と鉄男はこの状況を切り抜けられるのか!
    新たな死体は事故なのか殺人なのか!

    サスペンスだ

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    2023年09月05日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

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    ネタバレ

    2014刊行 
    安楽椅子→アンラクヨリコ
         一服堂の店主
         普段はオドオドした感じで
         人付き合いが苦手
         殺人事件の推理が始まると
         (グラスやカップが割れて)
    高飛車な態度で
         鮮やかな謎解きが始まる
    この謎解きは面白かった

    4つの殺人事件の話
    登場人物が話す感じで物語が進む
    ミステリー小説初めて読む人の
    “犯人の見つけ方“の教本みたいだと思った
    喫茶店☕️のカップは
    素敵な物が多いので
    毎回ガチャンと割れるの
    ちょっと嫌だった
    事件は磔や頭等の切断
    猟奇的だけれど
    軽い感じで進み
    コメディみたいな感じも

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    2023年09月02日
  • 謎解きはディナーのあとで 3

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    トリックを考えながら読んでたけど、一回も正解できなかった笑、お嬢様と影山の掛け合いは安定に面白かった。

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    2023年08月29日
  • 謎解きはディナーのあとで 2

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    短編ミステリー集で、令嬢であり刑事の麗子と執事影山とが事件を解決していく。ミステリー事件等の犯行にはそれぞれ証拠と理由がある、影山の事件の見所がヒントになり事件を解決へとみちびく。それを見つけ推理から犯人を特定していく執事の見処が面白い。

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    2023年08月15日
  • 密室の鍵貸します

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    ユーモアミステリー。
    ユーモア要素が多めで、さくさく読めた。
    登場人物の喋り方が、洋画の吹き替えみたいなちょっと不自然な言い回しが多い。
    そして、ところどころに作者から読者への説明のような、注釈のような文章が出てくる。
    そういったわざとらしいところが斬新で面白かった。

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    2023年08月05日
  • 謎解きはディナーのあとで 3

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     続けて読むとさすがに飽きるので、重めのものを挟みながら読むのが正解。コナン君とのコラボ話なんてあったな〜。麗子との絡みと尺の関係上、蘭が登場しないのが残念。コナン史上1番しょうもない事件だろう。麗子ほどではないにしても、ちっとも謎を解き明かせない自分が不甲斐ない。小学生が初めて本格ミステリーに触れるにはピッタリかもしれないが、探偵vs怪盗の図式はもう要らないのでは。コナンでも個人的にキッド回はテンションが下がる。探偵ものに怪盗は絶対のお約束なのか。

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    2023年08月04日
  • 谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

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    下町谷中商店街にある鰯専門居酒屋の岩篠つみれの元にさまざまな事件が集まっていき、軽快なテンポで解決する。下町ミステリー。

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    2023年07月25日
  • 谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

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    谷中のローカル色満載。読み易いので、瞬く間に読み終えてしまった。
    竹田津のキャラクターは、少しあいまいな所もあるが、つみれの兄との関係が明らかにになると、はっきりするだろう。
    次も、谷根千のローカル色満載だといいな。

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    2023年07月09日
  • 谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

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    所々でフッと笑えるのが楽しい。
    「いわしのつみれ」なんて名前嫌だ~!
    本当に中途半端な探偵?話でした。

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    2023年07月02日
  • 谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

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    探偵役と話回し役(?)の組み合わせとして好きな方かも。
    なめろう兄さんと竹田津さんは結局
    友達ではなかったのかな?

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    2023年06月06日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    館ものミステリーを6名の作家が競うアンソロジー。
    本格もので短編ではあるけれど読み応えあり。
    ガラスの館や地下室が居室になっているもの、遊園地のアトラクションなど色々な「館」があって面白かった。

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    2023年06月06日
  • ここに死体を捨てないでください!

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    烏賊川シリーズの5作目、素性のしれない死体、全く関係のなかった事件と人物が繋がっていく…。
     
     シリーズお馴染みのユーモラスさ、今作は探偵組のほかに図らずも死体遺棄を行うはめになった男女が主人公格として取り上げられます。犯罪者ながら憎めない二人の描写もユーモラス、本シリーズの重いミステリーと一線を画することを象徴しています。

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    2023年06月04日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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     探偵助手コンビに一人の大家を加えて、コミカルに殺人事件を描きます。 三作目ということでキャラクターの魅力が円熟されさらに面白くなってきました、朱美ちゃんと鵜飼さん、竜平君の関係ににやにやしてしまいますね。
      
     今作はアリバイトリックと物理的トリックのザ・ハウダニット。現実的かはさて置きユニークなトリックはこの作品に非常にマッチ、楽しいミステリーとして誰にでもおすすめです!!

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    2023年06月04日
  • 密室に向かって撃て!

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    烏賊川市シリーズの2作品目。初作にて事件を解決した登場した2人が探偵と助手のコンビになって館で起こる密室事件をコミカルに解いてゆく。今作より準レギュラーのヒロインが追加される、かわいい。
     前作に登場した人物がさらっと亡くなって、さらっと片づけられる辺りがこの作品の重苦しくないユーモラスな路線をたらしめているように思えます。
     

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    2023年06月04日
  • 放課後はミステリーとともに

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    鯉ヶ窪学園シリーズの番外編、一応本編は読んでおいてからがいいです(今作においては特に深い関連性はない)。
    烏賊川市シリーズ同様ユーモア要素が全面に押し出し、キャラクター同士の掛け合いが楽しい作品となってます。肝心のミステリーの方も短編でありながら非常にレベルの高いものになってると思います。 ただ野球を知らないと面白み3割減ですね、うん。

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    2023年06月04日