東川篤哉のレビュー一覧

  • 放課後はミステリーとともに

    Posted by ブクログ

    どれもこれも著者らしく一ひねりあって、本格推理小説として一定水準を超えている。これほどアイデアを出しまくって大丈夫か、と不安になるくらい。

    ただあまりに荒唐無稽なトリックというかプロットなので、ある種の本格好き以外を拒んでいるようにも思える。

    0
    2018年10月21日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人見知りだが専門分野を語るとき、その口調が急に自信に満ちたものになる…ときくと、北鎌倉の駅前にある古書店の女主人の方を思い出してしまうが…
    こちらは鎌倉の、観光スポットのにぎわいから外れて奥まった路地にある古民家風喫茶店『一服堂』のお話である。
    いつもガラガラで、初対面の客は追い返そうとさえする、店主・ヨリ子さんは、安楽椅子探偵でもある。
    どうやって喫茶店の経営が成り立っているの?というところは突っ込んではいけないのだろう。

    ちょっと「一服堂」の珈琲のような作品だが、“日常の謎”ミステリが全盛期の今、猟奇的な細工を施された死体と密室のトリック、というミステリは、逆に新鮮な気がする。
    コメディ

    0
    2018年08月13日
  • ベスト本格ミステリ2018

    Posted by ブクログ

    【収録作品】「夜半のちぎり」岡崎琢磨/「透明人間は密室に潜む」阿津川辰海/「顔のない死体はなぜ顔がないのか」大山誠一郎/「首無館の殺人」白井智之/「袋小路の猫探偵」松尾由美/「葬式がえり」法月綸太郎/「カープレッドよりも真っ赤な嘘」東川篤哉/「使い勝手のいい女」水生大海/「掟上今日子の乗車券 第二枚 山麓オーベルジュ『ゆきどけ』」西尾維新/「虚構推理 ヌシの大蛇は聞いていた」城平京/評論 「吠えた犬の問題-ワトスンは語る」有栖川有栖

    0
    2018年08月07日
  • マウンドの神様

    Posted by ブクログ

    聖地・甲子園を目指し切磋琢磨する球児たちと交錯する人間模様を描く、人気作家たちの文庫オリジナル作品集。
    今年は夏の甲子園が第100回の記念大会。数々の記憶に残る名場面や名勝負がメディアで紹介され、心も熱くなる。主役である球児たちは勿論のこと、関わる人びとも応援する人びとも「高校野球」を盛り上げる。有名無名問わず、青春ドラマ1ページに登場する人びとの物語である。

    0
    2018年08月02日
  • 中途半端な密室

    Posted by ブクログ

    全く無関係に見える事象が実は深く繋がっていて、だけれどもぼんやり見過ごせば単なるそれぞれ独立の出来事。連関に気付くのは緻密な洞察、観察力、そして想像力があるから。とりわけ、想像力は、同じ事柄をも時には不幸にし、逆に幸福にも仕立て上げる。無限に拡がる想像の翼は推理の襞を縦横無尽に張り巡らせる。導き出される解はいずれも意想外でミステリアス。軽妙なノリとソリは頗るテンポよく些かのストレスも感じさせなかった。幾分ふざけたようなどこか鈍重でゆるい語り口ながら、推理には確かな積み上げがあり、見かけ以上の読み応えがあった。とりわけ5編目が秀逸。よくできている。存分に謎解きを愉しませてもらった。

    0
    2018年07月28日
  • 自薦 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    6名の作家さんが最後に「どんでん返し」のある話をそれぞれの形で書いている。
    作家さんそれぞれの作風が出ていて面白かった。
    中でも印象的だったのが貫井徳郎さんの話。
    貫井さんの別小説「被害者は誰?」の中に出てくる吉祥院先輩と桂島とのコンビが出てきたので面白く読めました。
    もう一つ印象に残ったのは法月綸太郎さん話
    もう最初から気持ち悪さ全開で最後までまともに読めなかった。
    この本のパート2も積読していますがこのように気持ち悪さ100倍の作品があったらちょっと躊躇してしまう。
    早速読んでみよう。

    0
    2018年07月27日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

    Posted by ブクログ

    「館」をテーマにしたアンソロジー。
    「煙突館の実験的殺人」は犯人がなんとなく読めたが、こんな設定だったとは…

    0
    2018年07月24日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

    Posted by ブクログ

    鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。だが未解決事件の話を聞けば、態度豹変、客へ推理が甘いと毒舌のつるべ打ち。そして並外れた思考力で、密室の「十字架」磔死体など四つの殺人の謎に迫る。

    0
    2018年07月23日
  • 放課後はミステリーとともに

    Posted by ブクログ

    霧ケ峰涼が通う鯉ケ窪学園高校にはなぜか事件が多い。校舎から消えた泥棒、クラスメートと毒入り珈琲一族との関わり、校外学習のUFO騒動、密室状態の屋上から転落した女子…etc.それらの謎を解くはずの涼だが、ギャグが冴えるばかりで推理はなぜか発展途上。解決へ導くのは探偵部副部長なのか、それとも意外なあの人か?ユーモア学園推理の結末は?

    0
    2018年06月14日
  • 謎解きはディナーのあとで 2

    Posted by ブクログ

    前作同様軽〜い感じに読み進めていましたが、最終話で思っていた方向と違う気になるコトが…(^_^)☆続きが読みたいです♪

    0
    2018年06月12日
  • ライオンの棲む街――平塚おんな探偵の事件簿1

    Posted by ブクログ

    暴れん坊な女探偵、生野エルザと、その高校時代の友人、川島美伽。ハチャメチャなコンビが平塚の街を走り回る。サクッと読めるライトなハードボイルド。

    天衣無縫、依頼人にもタメ口をきく、野生の猛獣ごとき生野エルザ。

    平塚に探偵事務所を構える女探偵だ。

    茶色のたてがみのような髪型とその名前、そして
    怒らせたら手が付けられないことから、
    「平塚のライオン」と異名をとる。

    この女探偵とコンビを組むのが、高校時代の友人である
    川島美伽。

    東京でOL生活を送っていたが、
    「仕事に疲れ、恋に破れ、ついでに貯金も持っていかれた挙句、会社を退職」して、地元、平塚に戻ってきたばかり。

    そんな美伽に声を掛けた

    0
    2018年06月05日
  • 魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?

    Posted by ブクログ

    若手刑事・小山田聡介は『八王子署の椿姫』こと椿木綾乃警部(39歳独身)に蹴られることをこの上ない楽しみとするドMの(実は)キレ者。彼がおもむく殺人現場にたびたび現れる謎の「家政婦」美少女の正体は、実は魔法使い「マリィ」-。

    0
    2018年05月28日
  • ライオンは仔猫に夢中――平塚おんな探偵の事件簿3

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目で猪突猛進の探偵とボケ役助手、絡み役刑事がメイン。軽いテンポの推理物になるかな。東川作品は「謎解きはディナーの後で」シリーズからあまり変らず、気楽な時間潰しレベルだが、読後感は悪くない。キャラが浅くて物足りなさはあるが、そういう作風、ジャンルなので突っ込みの必要はないだろう。ただ、語り手役割のボケ助手は、ちょっと諄くて面倒な部分あり。

    0
    2018年05月02日
  • 自薦 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    綾辻行人さん、有栖川有栖さん、西澤保彦さん、貫井徳郎さん、法月綸太郎さん、東川篤哉さんが、本のタイトルにもなっているように、それぞれ自薦のどんでん返しとなっている内容の短編集です。
    半分ぐらい、すでに読んでいた作品のため、★3としていますが、未読だったらもう少し高評価を付けていたと思います。

    全篇ミステリーというわけではなく、サスペンスホラー的な作品もあるため、それを踏まえて読んだ方が良いかと思います。

    0
    2018年03月11日
  • はやく名探偵になりたい

    Posted by ブクログ

    会社の先輩に借りた本。
    今までのように長編ではなく、今回は短編集。ユーモアが自分にはあまり合わなかった。『交換殺人には向かない夜』が一番面白かったかな。

    0
    2018年02月25日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このシリーズは順番通りに読みたい。
    (読めば良かったと後悔)

    朱美がいい味を出してきていて面白い。

    ミケ猫って、そうだったんだ!という驚き。

    0
    2018年02月25日
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて

    Posted by ブクログ

    短編4作の物語。
    なんとなく謎解きのお嬢様のような性格が
    小学生になって名探偵コナンのように
    事件をずばっと解決していく
    という感じで思っていたのですが
    そうでもなかった。

    さらっと読める本でした。
    溝ノ口あたりの地形を理解していれば
    もう少し楽しめたのなぁ~

    ドラマになっていることを
    全くしらなかったけど
    ドラマはどうだったんだろう?
    とちょっと気になったね。

    0
    2018年02月20日
  • 謎解きはディナーのあとで 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    麗子が御神本探偵のドット柄ジャケットを、QRと間違えて携帯で撮ろうとして、「あれ?わたし間違ってる?」って首を傾げるシーン、可愛い

    0
    2018年02月09日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

    Posted by ブクログ

    主人公というか名探偵役の性格が極端過ぎたこともあり、4篇目のトリックを思いついた段階で、各篇間の整合性を取るもう一つのトリックを入れなくてはならなくなり、4話完結にしたのだろうと思うのは、邪推だろうか。

    0
    2018年01月18日
  • ライオンは仔猫に夢中――平塚おんな探偵の事件簿3

    Posted by ブクログ

    なんやかんやで相変わらずドタバタガールズユニット(笑)のお二人。

    短編集。

    でも一つ一つは作りこまれてて楽しい。

    えー!?そんなんありえへんッてっていう話でも東川さんなら許される気がする。

    0
    2017年12月27日