東川篤哉のレビュー一覧
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「館」をテーマにした6名の作家による書き下ろしアンソロジー。
東川篤哉『陽奇館(仮)の密室』
キャラというかギャグ?のテイストにあまり付いていけない。終わり方は短編ならでは、で面白いと思う。
一肇『銀とクスノキ ~青髭館殺人事件~』
この本の中で罪善くんのキャラが一番好きかも。ミステリーとしてあのオチは何でもアリになるのであまり好きじゃないかな。
古野まほろ『文化会館の殺人 ――Dのディスパリシオン』
手記から読み解く謎とお耽美な空気感。
青崎有吾『噤ヶ森の硝子屋敷』
ラノベにありそうな個性の強いキャラ。全部硝子でそんな風になるのかとか想像がし辛かった。
周木 律『煙突館の実験的殺人 -
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ネタバレ烏賊川市シリーズ。
1作目の次に3作目を読んでしまい、戻って2作目です。
砕けたノリながらミステリとしての骨格がしっかりしてるところがこの作家さんの良さだと思ってるけど、前後作と比較して本作品はイマイチでした。
もちろんしっかりした作品ではあったけど。
多分、犯人当てじゃなくて密室トリック当てを試みた作品で、状況からして犯人は早い段階で何となく佐野だと分かる。
トリックは、分からなかったけど、分かったところで特に驚きがなかった。分からなかったけど。
あと、今回は警部が最後まで後手後手だったのが個人的に残念だった。
警察もなかなか冴えてるところが本シリーズの魅力だと思ってるので。
結局、 -
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デビュー作である『中途半端な密室』を含め、計五編の初期短編集。
ミステリーとしての面白さをどこに求めるかは人それぞれだと思うが、「そんなバカな」と「なるほど」とのパランスを上手く取った作品集だと思う。
安楽椅子探偵物になるので、これが間違いなく真実かどうかは分からないものもあるが、一応の納得ができる。
また東川さんらしい軽妙でトボけた会話も楽しめる。
二話目以降の敏ちゃんミキオコンビシリーズは何故岡山弁?と思ったら、東川さんは大学時代を岡山で過ごされたようで、その影響か。岡山弁の柔らかさも軽妙さを後押ししていて良い。
『中途半端な密室』
四方を金網で囲まれ、出入り口は一箇所しかない一面のみ -
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架空の地方都市、烏賊川市(いかがわし)を舞台とした、シリーズの二作目です。
前作よりもやや地味な印象かもしれませんが、その分本格的な謎解きが堪能出来ます。
作品としてのまとまりも、こちらの方が良いのではないでしょうか。
また、それぞれのキャラクターの個性も確立され、コミカルなやりとりの楽しさも、パワーアップされているように感じました。
謎解きとユーモアのバランスも良く、シリーズ三作目も読むのが楽しみですし、他の作品も読んでみたくなります。
なので、解説で書かれていた「続けて読むうちに癖になるタイプの作家」という言葉にも、素直に納得しました。 -
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ネタバレ懐かしい、このテンション。
ベスト版ということで、1〜3からそれぞれ一編ずつ自選で入ってますが、3の内容をお恥ずかしながらすっかり忘れていたので、新鮮な気分で読めました。
微熱で勝ち負け決められてもねという。
トリックもぶっ飛んでいて楽しいですけど(安心してください、ちゃんとミステリです)キャラの掛け合いがコントのようで楽しいんですよね。
書き下ろし新作は毒殺ネタ。
いつ毒を入れたのか推理するのが面白い一作。
これはまたトリック(?)がユニークな展開でした。
お嬢様の目の節穴っぷりは顕在だったのに懐かしさと、どこかほっとした安堵感を覚えつつ(多少は成長していたけれど詰めが甘い)
犯人、なかなか