東川篤哉のレビュー一覧

  • 探偵少女アリサの事件簿 今回は泣かずにやってます

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    事件がとても単純なものではないものの、これといってハラハラやワクワクがなく、今ひとつであった。もう少しスリルがある話で物語に引き込ませてほしかった。

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    2022年08月22日
  • うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理

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    女子高生と元競走馬(ルイス)のバディもの。

    さすがの東川作品。軽快な物語にルイスの言葉が分かるフットワークの軽いマキバ子ちゃん。あまりにも2人(1人+1頭)の掛け合いが自然なので、住宅地を馬が走るという奇怪な状況が日常場面に違和感なかったです。

    殺人事件もあれば、小さな窃盗事件もあり。事件の大きさは気にしないご近所探偵物でした。

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    2022年08月08日
  • 伊勢佐木町探偵ブルース

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    横浜の伊勢佐木町で探偵をする桂木圭一。母親が、神奈川県警のトップと結婚することになり、結婚相手の息子の現役の刑事と義兄弟となり、事件を解決していくというお話。

    謎解きはディナーのあとで以来の作者の作品ですが、探偵助手の真琴と探偵の噛み合わないコミュニケーションが楽しかったです。

    こちらもシリーズ化されるんでしょうかね。

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    2022年08月06日
  • うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理

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    元競走馬と女子高生がバディを組んだユーモア・ミステリー。略してウマ娘……とは呼ばない、うまたん!(名推理を発揮するのはルイスだ)
    ルイスって元競走馬にしてはシンプルなお名前だね。
    謎解きのパートナーは牧場の娘だけど、なぜか関係してくる人たちはみんな無類の競馬好き!
    ときどき競馬用語が跳びだすけど説明してくれるので初心者にもわかりやすい。
    イラストがおがわじゅりさんでテンションあがった……

    短編5編。うち2編は連作だが連続して載せられておらず、間に2編の休養…いやインターミッションを挟んでいるのがちょっと謎である。(ちなみに順番は雑誌掲載順)
    記憶が薄れかけた頃に読むので、あーそういや前にそん

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    2022年08月03日
  • 魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?

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    ★「どれ、どれ!? どの魔法が役に立った!?」(p.312)

     倒叙系ミステリ。魔女のマリィさんは家政婦としてあちこちで雇われ事件に遭遇し魔法で解決のきっかけをつくり刑事の聡介くんに手柄をもたらす。ぼくらの世界では魔法で事件解決までもってけず作品の愛嬌って感じです。が、それこそが読む楽しみでもあるでしょう。マリィさんを除いたらけっこう普通かも。

     なんとなく筒井康隆さんの『家族八景』を思い出しましたけどシリーズ化しても魔法バトルや神との対決はなさそう?

    【一行目】「殺しなら撲殺がいちばんだ。それが最も簡単だし、時間も掛からない」

    ▼魔女の家政婦さんについての簡単なメモ

    【泉田健三/い

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    2022年07月24日
  • 密室の鍵貸します

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    隙間時間でちまちまと読んだが、とてもライトなストーリー展開で、時間さえあればすぐ読み切れる内容だった。
    気軽によめる本格ミステリーといった感じで全シリーズ読んでみようと思う。







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    2022年07月10日
  • 探偵少女アリサの事件簿 今回は泣かずにやってます

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    前作に続いてコナンのような疫病神で笑った。ただ、作中でそれ言ってるのもメタな感じで良い。

    ミステリー内容としてはミステリー初心者でも読みやすいけどストーリーが子供向けではない感じ。前作と同じで一読の価値はあると思う。

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    2022年07月08日
  • うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理

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    ネタバレ

    5歳牡馬が秋の阪神開催で走れるG1はないはずなんですが
    わざとなんですかね?(京都競馬場改装中のため、たまたま今年はありますが。
    該当すると思われる2012年は、ジャパンカップダートが阪神開催でした。)

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    2022年06月21日
  • 密室に向かって撃て!

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    ネタバレ

    烏賊川市シリーズ第2弾。
    前回よりは犯人探しの妙はあったが、その犯行が行われる過程は偶然が重なり過ぎている気がする。
    犯人の動機などを推理するための伏線は自然であったので犯行に至るまでの過程にもう少し必然性が欲しかった。

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    2022年06月19日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    ネタバレ

    なかなか終わりの見えないトンネルのような作品だった。というのも進まないのである。展開が滞る要因が少々コメディ過ぎるところか。狙っているのか、伏線ということでもない脱線が多い。普段はそれ自体も楽しめるのだが、なんせ多い。

    途中からは会話の部分だけ主に読むことで、かなり進みが早くなった。風情がないと言われようと、進まないストレスからは開放されたわけだ。
    トリックやエキセントリックな動機はとてもよかった。その解明が始まったあたりからはサクサク読めた。

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    2022年05月25日
  • かがやき荘西荻探偵局2(新潮文庫)

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    お洒落なフレンチやアンティークショップがあるかと思えば、激安の居酒屋が軒を連ねる東京都杉並区西荻窪。ここで起きるちょっと不思議で、怪しげな事件を解決するのは――西荻窪駅近くのシェアハウスで暮らすアラサー女子三人組だ。小野寺葵は、推理オタクのメガネ女子31歳。占部美緒は謎の方言を振り回す、元家電量販店勤めの30歳。関礼菜は、JKコスプレ好きの29歳元銀行員。このお気楽女子たちが、探偵やるなら滞納家賃は相殺という話に飛びついた! とたんに奇妙な事件が次々と。「全裸殺人」事件、狭小の犯行現場、ありふれた密室、奪われたマントの問題……。謎解き、時々ダラダラ酒宴。発泡酒でもいけちゃうの。飲めば冴える探偵

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    2022年05月25日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    私には後味が悪い話が多め、かつ、どんでん返し?と思う話が多めで、話やコンセプトはとても面白かったが、ちょっとタイトルに期待しすぎた感は否めず。

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    2022年03月05日
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

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    招きネコと本物のネコが一杯出てきて、コメディー過ぎて中々読み進められなかった。迷探偵と迷刑事のドタバタ推理小説と思ったが、最後は二人の推理が冴え渡ったのが意外。犯人がひよんなことから判明しても、親や夫を殺された周囲がそれ程ざわつかないのは何故だろうか、と余計な事を考えてしまう。

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    2022年01月26日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年記念アンソロジー。
    1.「陽奇館(仮)の密室」(東川篤哉)2…建築途中の館での密室殺人
    2.「銀とクスノキ〜青髭館殺人事件〜」(一肇)4…目の上のたんこぶである女友達と幽霊屋敷探訪
    3.「文化会館の殺人—Dのディスパリシオン」(古野まほろ)3…演奏コンクールでの失敗からの悲劇
    4.「噤ヶ森の硝子屋敷」(青崎有吾)4…すべてがガラスでできた透明な館で起こった殺人事件
    5.「煙突館の実験的殺人」(周木律)3…「CUBE」的不条理状況での連続殺人
    6.「わたしのミステリーパレス」(澤村伊智)4…遊園地のびっくりハウスに拉致監禁された女性

    本書は「白」だが「黒」もあるのでそちらも楽しみ

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    2022年01月26日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

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    こちらの続編にあたる”居酒屋一服亭”の方を先に読んで、気になったので前作を読みました。喫茶店と居酒屋の違いこそあれ、キャラは同じような設定で、こちらもゆるりとお気楽に楽しむ一作。ただし、最後の時間経過のオチにはなるほどと思わせました。重ーいミステリに疲れたときのコーヒー代わり?(この本の喫茶店の通常のコーヒーのお味は・・・のようですが)

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    2022年01月24日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    それぞれの館がどれも曲者揃いで面白かった。似たようなトリックを見たことあるような気もするけど、陽奇館(仮)が面白かった。古野さんのユイカシリーズはちょっと読んでみたくなった。

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    2022年01月12日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

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    ベタなギャグが良くも悪くも目眩ましとして機能してるやーつ。もうちょっと乳化したらもっと跳ねそうな気配はするなー

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    2022年01月09日
  • 純喫茶「一服堂」の四季

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    鎌倉の純喫茶を舞台とした連作短編集。題名にあるように四季ごとに事件があって、喫茶店の女主人が文字通り安楽椅子探偵として推理する。東川作品らしいユーモアある設定、ラストの作品でひとひねりあって面白かった。

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    2022年01月02日
  • 小学館ジュニア文庫 謎解きはディナーのあとで 3

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    風祭警部が出てこない話もあるんだなと思っていたら…麗子の成長も窺え、4もあれば読みたい!と思わされてしまった(笑)

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    2021年12月12日
  • 謎解きはディナーのあとで 2

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    風祭り警部のお金持ちナルシスト表現を楽しみつつ、よくもこんなにバラエティ豊富に出来るなと関心もした。途中から次はどんな風に書かれているかが気になって読み始めていた節もあった(笑)

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    2021年12月06日