松岡正剛のレビュー一覧
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圧倒的な知識、知見、センス。読書量がすごい人はごまんといるだろうが、理解、記憶してる人って意外に少ないんじゃないかと思ってる私にとって驚愕のインタビュー内容でした。恥ずかしながら、編集工学という言葉を初めて知った私には概念とか思想が深く理解できたわけではないけれど、救われる助けになる言葉がたくさんあったのは意外だった。何かができない自己を重視する、他力感覚とか、いくつもの自分の置き方とか、見方がかわることは何かがわかること、とか。黒とか白とか何かを突き詰めて答えをだすことに価値を見出しがちだったけど、そうじゃなくていいのかも?と力を抜けたというか、こうじゃなきゃダメだという枠をなくしていいんだ
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Posted by ブクログ
遅ればせ
肩書やアイデンティティに関心がない スピードを要求する社会や産業にも
チグハグ(鎮具/破具)
自然界はチグハグ状態 ハッキリさせない わずかな差分を行ったり来たり
レクジット バラエティ 最小多様性
粗より=少しの情報から見分ける認知力 分析ではなく 編集(矛盾や相反も残す)
2社バインド広告 (歩合制で 2倍のスピードの借金返済)
見開きで同じコンセプト お出かけ=全日空とマックスファクター
「スクールライフ」 高校生向けに参考書と一般書も紹介する新聞 楽譜も 「情報」
いちばん大事なことこそ子供に言うべき
いちばん難しいことこそ子供に教えるべき
「遊」 1971 -
Posted by ブクログ
お気に入りの…という枕詞から、なじみの…に変化するくらいにここ最近、来店頻度があがった工夫舎さんで購入。
昨年亡くなった松岡正剛さんの、
生前最初で最後の自伝的内容がインタビュー形式で綴られている。
合間合間に過去の著作を挟み、
より深く濃く松岡さんの人生を振り返る内容になっている。
はじめの始めからもう面白い。
松岡正剛という人間について、
その肩書きや過去の経緯から追って行ってもどうにもこうにも正体が掴めない。
その理由を
「自分のアイデンティティの同一性というものに常々懐疑している」
ということを松岡さん自身はあげている。
少年の頃から独自の自然観と科学観を持っており、自分が男 -
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【たまには内向きに。】
日本文化の特質とその歴史を解説した本。
日本人として生を受けたのであれば、それを最大限味わい尽くしたい!そんな人におすすめ。
自分の文化の特質に自力で気づくことはそう容易くない。
それを知ることができるというだけでも本書は一読の価値がある。
この本を読めば、数百年、もしかしたら数千年をかけて脈々と受け継がれてきた感性で日々を生きることができる。
そこに浪漫を感じるのは私だけだろうか。
私たちは、強い統治者に支配された5000年の歴史を持つ中国人の感性を理解することはできない。
ましてや遠く遠くの自由と権利を求めるフランス人の感性を理解することなんて到底できない。
そ -
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知の編集工学:松岡正剛から学ぶ、ロジカルシンキングを超えた思考法
松岡正剛さんは、日本を代表する編集者であり、思想家です。その松岡さんが提唱する「編集工学」とは、情報を単に整理するのではなく、情報を編集し、新たな意味や価値を生み出す思考法です。
本書では、編集工学の基本的な考え方から、具体的な方法論まで、多岐にわたって解説されています。
編集工学とは?
編集工学とは、情報を「編集」することで、新たな意味や価値を生み出す思考法です。
ここでいう「編集」とは、単に情報を整理したり、並べ替えたりすることではありません。情報を組み合わせ、関連付け、解釈することで、新たな視点や発想を生み出すこ -
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「空海の夢」はまったく歯が立たなかった。本書も覚悟して読んだが、難しくてどうしようもないということはなかった。
法然を悟りの仏教でなく、救いの仏教を求めたという記述に居を突かれた。とは云うものの、これからも近づくことはないだろうな。
道元については目次を並べたような記述で、正直よく判らない。
第4章は廃仏毀釈から現在まで。
先日、奈良の山の辺の道を歩き、かつての大伽藍の跡に何もないのを見て、廃仏毀釈の荒々しさを感じた。清沢満之や久松真一は知らなかった。
久松真一や西田幾多郎について無に関する記述があり、うっすらそういうことかと得心。だけど、昔読んだ道元についての本に空についてもあったんだよ