【感想・ネタバレ】日本問答のレビュー

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Posted by ブクログ

読みながら
引っ掛かりながら
調べながら
考えながら
しばし、
休息しながら
読み進めていった

知的な好奇心が
これでもか と 思われるほど
揺さぶられるのが
うれしい

田中優子さんが
これまでの日本の歴史は
誰が何をしたか、誰が勝ったか、誰が何を作ったか
の 主語の歴史である。
名を持たぬ人々の営みは埋もれ、彼らによって作られた無数のアート(優れた技術で生み出されたもの)も語られない。しかし「おおもと」は、その中にある。

の 視点から繰り出される
「日本のこれまで」と
「日本のこれから」は
まことに 興味深い「問答」に
なっている

ぜひ、続編を読みたいものだ

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2018年05月14日

Posted by ブクログ

読書会の予習として。松岡正剛の対談は初です。相変わらずの超絶博覧強記。それについていく法政大学総長もさすが。いくつかの概念を提示されるのですが、それらが動的な概念だからか、イマイチピンと来ないのも相変わらず。若い頃イシス編集学校を受講しようと思って結局実行しなかったのだが、やっとけばよかったと思わされた。今からでも遅くはないんだろうけどやり切れる自信がない。

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
はじめに 松岡正剛
第1章  折りたたむ日本
第2章  「国の家」とは何か
第3章  面影の手法
第4章  日本の治め方
第5章  日本儒学と日本の身体
第6章  直す日本、継ぐ日本
第7章  物語とメディアの方法
第8章  日本の来し方・行く末
あとがき  田中優子

<内容>
歯ごたえのある、手ごたえのある本であった。日本が欧米と違う感覚、感情を持ち、それが歴史を紡いできたこと。その由来を博識な二人がひも解いていく。かなり頭を使い、考えさせられるが、無知な私にも何となく伝わってきた。再読必至な本である。

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2018年05月12日

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