松岡正剛のレビュー一覧

  • 千夜千冊エディション 昭和の作家力
    いくつかは読んだのもあったりしてるが、読みの深さについては格段と違っていてまた読みたくなった。日本人必読とも言える書。
  • 日本という方法 おもかげの国・うつろいの国
    松岡正剛さんの本は、とにかくお酒飲みながら楽しく味わう本です。珠玉のアテです。お酒も時間も美味しくなります。
  • 多読術
    読書。決まり決まったものがあるのではない。ひたすら読む。そして、考える。良い本、悪い本、とか言われるけど、何年後化には評価は変わる。自分の気持も変わる。受け取り方も。そういうことを、文書で学べた。
  • 初めて語られた科学と生命と言語の秘密
    碩学の2人による対談語り下ろし。かなり濃い話題をしろうとにもわかりやすく努力しているけど、やはり知らないことはおおいなあと感じる1冊。
  • 知の編集工学 増補版
    編集とは、どこかコンピュータの処理と似ているところがある

    入口⇒編集⇒出口
    入力⇒処理⇒出力

    切り貼りが編集とおもっていたが、偽コンピュータ的ななにかと感じたが、ひと言ではいえない

    1 本書は「世界」と「自己」をつなげるためのもの
    2 世界と自己を関係づけるにあたっては、さまざまな編集技法を駆...続きを読む
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く
    哲学、文学、歴史、伝統芸能、舞台、音楽、漫画、アニメetc...と、この一冊を読むだけで松岡氏のカバーレンジの広さに圧倒される。
    特に音楽やアニメ、漫画などは最近のものもしっかりと押さえていることに驚愕するとともに、そんな松岡氏だからこその多角的な視点から日本というものを考察した本作は、わかりやすい...続きを読む
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く
    ニホンとニッポンの呼び方や侘び寂びの意味など、普段自分が何気なく使っている言葉について、語源をたどりながら解説されていて日本について少し知ることができた。

    日本は同調圧力が強く単一民族だから多様性がないと思っていたけれどそうではないことを知った。
    縄文時代以降、稲・鉄・漢字の登場によって、さらにそ...続きを読む
  • 謎床
    時間軸、国を超えた単語が飛び交う、無重力空間での問答。
    曼荼羅がミクロになり、マクロになり、ぐるぐるした。
    謎床とはよく言ったもので、頭の中をぐうぐる捏ねくり返ってもらった。
  • 多読術
    すごい読書家さんがいるものだ。著者は「千夜千冊」(Webサイトと書籍)の執筆者。必要な情報だけを手際よくピックアップする読書術とは一線を画すような、膨大な知を体得している。読前、読中、読後の具体的な行動例から、そもそも読書とはどういう行為なのか読書の真髄に関する言及など、内容も多岐にわたっていて、徹...続きを読む
  • 千夜千冊エディション 編集力
    第1章  意味と情報は感染する

    966夜 ステファヌ・マラルメ 『骰子一擲』
    833夜 ルードヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン 『論理哲学論考』
    908夜 ヴァルター・ベンヤミン 『パサージュ論』
    899夜 ロジェ・カイヨワ 『斜線』
    714夜 ロラン・バルト 『テクストの快楽』
    545夜 ミシェル...続きを読む
  • 謎床
    消化できないほど豊富。わかる人にはわかる連想。知の巨人のような松岡正剛さんと、ネットや近年の日本と世界に開けたドミニク・チェン。ふたりがお互いから引き出し、響きあう。思考やアイディアを拡げるとき、刺激になります。
  • 千夜千冊エディション 仏教の源流
    重い。実に難しい。身近にありながらその源はとても簡単なものではなかった。これで中国までなので、日本にはいったら別になるという。それが実に楽しみでもある。
  • 千夜千冊エディション サブカルズ
    ようやく読み終えた。松岡翁の視点はいつになく冴えわたりサブカルが現代だけでなくずいぶんと前からのものであることを教えてくれた。
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く
    正剛さんの世界にどっぷりと浸って、日本について考えることができた。私にとって、正剛さんの本はいつも難解だし、初めて知ることも多い。もっといろんな本を読みたい、もっと知りたいという知的欲求を高めてくれる本です。
  • 千夜千冊エディション 編集力
    編集工学を本格的に理解しようと考え、これも読み始める。
    面白い。「方法を思想という勇気」が必要だったというのは、大いに共感する。
    まるごと、セイゴオ先生が、多様な書物から編集力という方法論を抽出した本。

    第1章 意味と情報は感染する

    A①「絶対書物」を想定する方法;言葉をサイコロにして「類推の魔...続きを読む
  • 多読術
    実家にあった本は全部で二千冊あるかないくらい、けっして蔵書が多い家ではなかった、と著者は言うが、二千冊は十分多いと思う。
    「無知から未知へ、それが読書の醍醐味です。」に同意。
    本によって様々に読み方を変えるといい。場所や小道具、著者は服装まで変えるらしい。
    読書の気分転換に別の本を読む、というのは私...続きを読む
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く
    久しぶりによむ松岡正剛さんの日本文化論。

    新書なの気軽に読み始めたのだが、350ページくらいで厚めで、16の角度から日本文化に接近していて、内容的もかなりの圧縮度で、読み終えるのに数日を要した。

    松岡さんの仕事をそんなにおかっけているわけではないのだが、これはちょっと日本文化論の集大成なんだろう...続きを読む
  • 日本という方法 おもかげの国・うつろいの国
    重い。日本、とはここまで重かったのかと初めて知る思いで茫然自失。1回読んだくらいではたぶん理解できていない。でもすごいことだけはわかる。
  • 多読術
    読むことは、食べること
    とすると、

    ・食べる→運動により血肉化
    ・読む→書く、話すことにより血肉化

    食べることと考えれば、読書は様々な食べ方があってよい。

    これは、けっこういうは易し。往々にして同じ読書の仕方にはまってしまいがち。
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く
    日本文化
     ハイコンテキスト(以心伝心)で
     一見わかりにくいと見える文脈や表現に真骨頂

    柱=神々 :客神
    産霊(ムス ビ)

    「稲・鉄・漢字」の伝来 →漢和リミックス

    紀貫之 土佐日記 
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      →枕草子、源氏物語へ
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