松岡正剛のレビュー一覧

  • 千夜千冊エディション 方法文学 世界名作選II

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    <目次>
    第1章  近代の咆哮
    第2章  作家たちの方法
    第3章  欲望と事件
    第4章  奥の疼き

    <内容>
    19~20世紀のアメリカを中心とした文学の評論。文学をほぼ読まない身(特に有名なものや古典はてんで)だが、こうした書評集を読むと、読んだ気になる。というか、今回は「読まなくてよかった」という感じ。かなり難物が多そうだからだ。松岡さんのような経験と慧眼を持たないと解釈できなそうだ。

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    2021年01月08日
  • 謎床

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    新しいアイデアを探している人には、
    インスピレーションを与えてくれるかもしれません。

    「見立て」や「Qを出すコンピューター」など
    ヒントとなる内容が随所にあります

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    2020年12月31日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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    博覧強記は相変わらず。脈絡がなく思いつきのように話が飛ぶあたりが、専門家とはひと味もふた味も違う。アイデアはいっぱい詰まってるけど、そこから先は自分次第ですかね。個人的には今は日本に回帰する時期ではないということが分かった。将来時が来ればまた本書に戻ってくるかもしれません。

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    2020年11月30日
  • 千夜千冊エディション 心とトラウマ

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    <目次>
    第1章  心についた傷
    第2章  自分の中の別人たち
    第3章  脳が心を見ている
    第4章  心理学と「私」の間

    <内容>
    心理学系の紹介。難しい本から興味津々の本まで。森田療法の話や北杜夫、斎藤茂吉らの医者としての話、ベストセラーになった『24人のビリー・ミリガン』など。中でも、皮膚と脳は直接つながっている。発生が同じだから、という話が面白かった(『皮膚ー自我』ディディエ・アンジュー)。

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    2020年11月26日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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     松岡正剛さんの本を読むのは本当に久しぶりです。
     「日本という方法」「多読術」「日本力」等々、何冊か読んでいますが、ともかく松岡氏の知識の質量や概念の構成力には圧倒されます。
     今回のテーマは大胆にも「日本文化」です。
     いろいろな切り口で論考が進むのですが、やはり松岡氏の立論には8割方ついていけませんでしたね。思想を構成する様々な材料を提供してもらっても、私にそれを「編集」する(料理する)腕がないのですから、どうしようもありません。肝心要のそこのところの修行は、果てさて一体どうすればいいでしょう。

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    2020年08月07日
  • 千夜千冊エディション 編集力

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    <目次>
    第1章  意味と情報は感染する
    第2章  類似を求めて
    第3章  連想、推理、アブダクション
    第4章  ハイパーテキストと編集工学

    <内容>
    松岡正剛の「千夜千冊」を再編集したシリーズ。残っているのが難しそうなものばかりで、その中で「いけるかな?」と思ったが、難しかった。この巻は、松岡氏の「編集工学」の根幹にあたる部分らしく、また「編集」の意味を理解するのに大切な部分だとは理解できた。心理学もITもみんな編集の中に収まるのだと。自分の頭では、うっすらながら「編集工学」の輪郭だけがわかった感じ…。

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    2020年05月10日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    自分で選ぶと、どうしても選書に偏りが出るので、時々指南書的なものを紐解くことにしている。過去の名著から、ごく最近の話題書まで。

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    2020年04月13日
  • 千夜千冊エディション ことば漬

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    <目次>
    第1章  省く・縮める
    第2章  類で分けて
    第3章  日本語の謎
    第4章  ことばと背景

    <内容>
    ことばを真摯に考えている人たちの本。もちろん著者もそう。『レトリック』『ザメンホフ』『怪しい日本語研究室』『「おネエことば」論』などは読んでみたくなった。

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    2020年01月14日
  • 千夜千冊エディション 情報生命

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    <目次>
    第1章  主上・情報・再魔術
    第2章  生命と遺伝子
    第3章  創発するシステム
    第4章  サイバー・ヴェロシティ

    <内容>
    難しい1冊だった。生命の解明(生命の発端や進化、我々の存在に関わるもろもろのこと)と物理や宇宙科学、さらには聖書や宗教の考え方、すべてがリンクしている。そこの結点には、SFがあるのかもしれない。またLSDのような麻薬の効果も…。

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    2019年08月16日
  • 千夜千冊エディション 芸と道

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    <目次>
    第1章   世阿弥に始まる
    第2章   芸能と音曲
    第3章   芸道談義
    第4章   寄席や役者や

    <内容>
    自分は芸能とは縁がないが、能・歌舞伎・文楽・三味線・落語・芝居、どれも奥深い…。いくつかは読んでみたい。

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    2019年07月21日
  • 千夜千冊エディション 感ビジネス

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    <目次>
    第1章  急に変わってきた
    第2章  合理的な愚か者たち
    第3章  日本人と会社
    第4章  消費と社会の間

    <内容>
    松岡正剛「千夜千冊エディション」シリーズ。ビジネスに関する書評集。通読して、資本主義の限界と、「資本主義」というやつが欧米仕様にできていて、何も世界がそれをマネする必要がないのではないか?ということ。「グローバル」って叫ばれるけど、相手を知る必要はあるけど、もろ手を挙げてそれをマネしようとしても、相手に愚弄されるだけってこと。現在の経済の行き詰まりに対し、もっと江戸時代辺りの経営のノウハウや考え方を学ぶ必要があるのではないか?  

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    2019年07月11日
  • 千夜千冊エディション 文明の奧と底

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    ブックナビゲーションサイトの記事がベース。文明と民族・聖書とアーリア主義・東風的記憶・鏡の中の文明像の4カテゴリで、古典的名著を中心に、関連本や各説、事件や歴史など多面的に文明を語る。

    多くの人それぞれの立ち位置と見解を見事に整理し、描き出される多面的な状況がすごいです。なんて博識な。

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    2019年04月14日
  • 宗教と資本主義・国家 激動する世界と宗教

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    池上彰と佐藤優の対談が、一番面白かったかな。宗教と資本主義、現代社会をわかりやすくつなげてくれる。試験登用による官僚制は、宦官とか聖職者の独身制の現代版であるとかね。それはつまり世襲によって、権力の固定化を避けたのだ、と。

    資本主義は非常によくできたシステムで、個人がこれにあらがうことは難しい。せめて、というか、お金にならない、何か自分で大切と考えること、後進を育てるとか、見返りを求めない寄付をすることで、社会の重厚さを担保できるんじゃないか、という見方はいいと思う。自分でも、いずれなにか考えよう。まぁ、そう考えたら、自分の子を育てるって、そういうところはあるんだけどね。老後のめんどうをみさ

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    2019年03月03日
  • 千夜千冊エディション 少年の憂鬱

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    <目次>
    第1章  失われた時へ
    第2章  幼心の秘密
    第3章  大人になりたくない
    第4章  菫色の悪だくみ
    第5章  憂鬱も悲哀も憧憬も
    第6章  わが少年期の日々

    <内容>
    松岡正剛氏の「千夜千冊」のエディションのパート5。今回は子ども時代を反映した小説群。これは読みやすかったし、著者の子ども時代の様子が垣間見える内容だった。お薦め本も惹かれるものが多かったし、実際に読んでみたくなった。

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    2018年12月05日
  • 千夜千冊エディション デザイン知

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  「かたち」が「いのち」
    第2章  知覚とデザイン
    第3章  技能から表象へ
    第4章  デザイナーの意表

    <内容>
    松岡正剛の「千夜千冊」の過去の書評からテーマに沿って抜粋したもの。各書評の終わりには、参考文献(むろん書評したもの)が載る。もともとブックナビの「千夜千冊」も難しいのだが、ご自身の専門に近い、この分野は筆が進んでかなり難解(自分がバカなことがよくわかる)。第4章の個々のデザイナーの所だけかろうじて理解できた気がする。

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    2018年07月20日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    明治時代の論壇は、江戸時代までの儒教や国学や仏教を中心にした体系知の系譜と、解明欧化思想の系譜の2つがあった。一方は教育勅語や国語改良を、他方は欧米自由主義や社会主義やヘーゲル哲学を見つつ、様々な本が刊行された。

    日本の環境論者は、ほとんどがかつての新左翼のメンタリティを引きずっている。新左翼は、ソ連崩壊に直面して自信を失い、環境問題に向かった(佐藤)。

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    2018年10月31日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    まったく個人的なことだが、僕はあと数年で還暦を迎える。老眼は進むし、集中力の減退を感じる。数はこなせないのだから、読むべき本は、よく考えなければと思う。

    これからの読書の方向を探るつもりで購入。
    最初は、子供の頃に読んだ本などの話があり、平松洋子さんと小川洋子さんの共著「洋子の本棚」を連想したが、‥。

    松岡さんのような、ある年齢層の方たちは、殆どマルクスを体験しているんだな。革マル派の指導者やレーニンの名前も出てくるが、僕が大学の頃、マルクスなんてまともに読む気しなかったもんなあ。
    その後はポストモダンだ、脱構築だと云っているうちに、思想が無くなってしまったと云う。そうなんだろうね。

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    2018年05月29日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    松岡正剛と佐藤優の対談『読む力』を読み終わった。
    佐藤優はいまいちピンと来ないことが多かったが、『知性とは何か』が優れていた。
    あとがきで佐藤優が「松岡正剛学という学術分野が成立すると考えている」と書いているが、松岡正剛がそれほど優れた人物なのか、私には分からない。
    しかし、一人の人間がどこまで本を読めるかに挑戦した人物のように思う。
    また、松岡正剛がまえがきで指摘した3つの「読む力」は興味深い。すなわち、
    ①アナロジー(類推する力)
    ②アフォーダンス(意味を見出す力)
    ③アブダクション(仮説的推理力)
    の3つであるが、この3つの力を鍛えるのが、読書の効能と言えそうだ。
    全体的には、本の紹介が

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    2018年05月22日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  子どもの頃に読んだのは
    第2章  論壇からエロスも官能も消えた
    第3章  ナショナリズム、アナーキニズム、神道、仏教…
    第4章  民族と国家と資本主義
    第5章  ラッセル、養老孟司、弘兼憲史

    <内容>
    この人たちはすごい、のひとこと。ここまでの読書や読み解きは到底できない。第1章の読書遍歴を見ても自分との差がわかる。中、高校生でそのレベル!となります。

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    2018年04月18日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    著者は編集を「関係の発見」とか「新たな対角線の発見」とか、物事の「あいだ」をとらまえることだと語る。フランスの文芸批評家ロジェ・カイヨワ氏との逸話は編集者にみられる話題が飛び飛びのようで実はすべて繋がる「あいだ」の美学を象徴する。とはいえ本書は語りたいことを散漫に書き連ねている印象を拭えない。読者にとって読み難く混乱する。著者の文脈や表現に対する大いなる拘りは好みだが「編集術」をこの本に生かすべきだったかもしれない。

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    2017年11月20日