松岡正剛のレビュー一覧

  • 花鳥風月の科学

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    花鳥風月は、『美しい自然の景色やそれを重んじる風流を意味する。』と
    ウィキペディアには書いてある。
    日本の文化の 象徴的な言葉として使われる。

    読み始めると、
    『花鳥風月の科学』は、ミステリーのような展開となる。

    女性のあわれ、無常で死ぬ。
    男のアッパレ、戦場で死ぬ。
    おなじことなのだとはじまる・・・対。

    山、道、神、風、鳥、花、仏、時、夢、月
    の10個のワードを 多面的にとらえていく、
    それが、重層的な展開になり、
    万葉の世界から、中国、インドまでまきこんで、
    日本の中に流れ込んだ文脈を説明し、科学する。

    山への畏怖。
    道がつながり、まじわる情報が流れる。
    神が音づれる。マレビトのお

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    2013年03月25日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    松岡正剛の本は、いろんなイマジネーションがでてくる。
    編集の考え方が、あらゆるところに、関連しているという。
     
    編集は、「遊び、対話、不足」から生まれる。
    編集は、「照合、連想、冒険」である。

    編集とは、「コミュニケーションの充実と拡張に関する方法」

    編集は「文化」と「分脈」を大切にする。
    編集はつねに「情報の様子(しぐさ・くせ)」に目をつける。
    編集は日々の会話のように「相互共振」をする。

    編集には「堅い編集」と「柔らかい編集」がある。

    21世紀は、「主題の時代」ではなく、
    「方法の時代」である。
    主語ではなく、述語の時。

    「ごっこ」 
    「しりとり」 
    言葉遊び、しゃれ、
    「たか

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    2016年08月16日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    編集は遊びから生まれるという概念がおもしろい。子どもの遊びは、ごっこ、しりとり、宝探しの3つに分類でき、それぞれ、模倣、言葉やイメージのつながり、ヒューリスティックな思考を学習するための基礎になっている。カイヨワは遊びをアーゴン(競争:スポーツ)、アレア(運)、ミミクリー(真似)、イリンクス(忘我、夢中)の4つに分類した。編集の本質は遊びにあるというのは大きな発見だった。

    出版界の編集者のほか、武満徹などの作曲家、ビートたけしなどの芸人、古館伊知郎といった面々を編集の名人としてあげている。

    <技法>
    ・12の編集用法
    ・64の編集技法
    ・編集12段活用
    ・編集8段錦

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    2018年10月31日
  • フラジャイル ――弱さからの出発

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    東大や京大、アメリカの著名な学校のMBAホルダーばっかりの某企業のマーケティング部にいた頃、強くなければ生きている意味がない、と思っていました。毎日が闘い。フィリップ・マーロウの「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている意味がない」を唱えながら日々過ごしていました。
    そんな中、尊敬する部長のお子様の作文のタイトルをふとしたこら知りました。曰く「I am a looser ぼくは負け犬」
    新鮮でした。
    私はもともととても弱い人で、こわがり。それなのに、生きていくために、弱さを封印して、「頑張り」「気勢」といった名前の鎧を身につけながら、あまりの重さにとっても疲れながら会社員をしていた

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    2012年07月12日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    編集工学研究所の方の本。編集とは、情報より意味・価値のあるものを作り出すこと。遊びだって、ルールだって編集。要約と連想。様々な技法の紹介。
    なんども読んでじっくり身についていく感じの本。

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    2012年04月22日
  • 花鳥風月の科学

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    多少全員に読みやすいわけじゃないので星4つ。セイゴーせんせに怒られそうではあるが。

    日本文化のなんとなく知ってると思っているが説明できないようなもやもやしたものをキーワード(山、道、神、風、鳥、花、仏、時、夢、月)に分けて原初をたどりつつ意味を理解しその現代における意味を探るって云う。セイゴー入門としてはやさしい の かな。我々の普段埋没している所作や土地や廃れてしまった風習やそんな中にある意味やなにかを明晰な言語で再構成してくれる本(たぶん)。ただ『再構成してあげよう』というサービス精神ではないところは注意。日本再認識、というには全体の情報量が膨大なので見返しつつ理解という感じではあります

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    2011年04月30日
  • フラジャイル ――弱さからの出発

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    【最初のページ】
    この本は、はなはだ奇妙な議論に熱中するためにある。私の熱中は、これまでまったく顧みられてこなかった「弱さ」というものをめぐっている。また、弱さにひそむ「フラジャイルな感覚」をめぐっている。

    【感想】
    読み途中ですが、登録してもいいかなと思えるくらい面白いです。
    成功寓話やヒーローものが主流の現代、
    あまのじゃくを感じる「落ちこぼれ」に焦点をあてた本。
    「弱いもの」をキーワードに、文学から哲学、神話の世界まで
    この人何冊本読んでんだ?と思えるようなたくさんのエピソードがつながります。

    例。チョークは身をすり減らしながら、すぐに消せる線を描いて、
    最後には消えてなくなってしま

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    2011年04月09日
  • 花鳥風月の科学

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    「花鳥風月に遊ぶ」ということが今日では役に立たない趣味の世界の話だと思っている人にこそ読んでほしい一冊。

    例えば、「景気」「経営」といった経済用語ももとをたどれば山水画用語。

    日本人の行動(流儀)の裏には、実は、花・鳥・風・月といったコードが仕組まれている。そのコードの意味を知ることは、日本人としての自分の行動を知ることでもある。

    経営者、社員、専門職、専業主婦(夫)など・・である前に、日本人である自分のもつ能力について、気づきを与えてくれるガイド本です。

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    2010年04月16日
  • 多読術

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    いっぱい本を読みたい!と思い書店に行って、出会った一冊。
    新書大賞2010に載っていたので読んでみた。(入賞はしてない)
    何千冊も本を読んだことがある松岡さんが本の読み方について語っている。
    さまざまな視点から読書が何かを提示してくれていて、新しい考え方を得ることができた。一方で、到底私には理解しがたい深い捉え方もあった。

    ・読書を高尚な行為であると思わないこと。読書の仕方にはさまざまなアプローチがある。食べるような感覚で本を読もう。
    ・言葉には限界がある。自分が言った言葉、書いた言葉が必ずしも完璧に当人の考えを表さないこともある。そういったことから、読書は編集行為であるといえる。
    ・いつも

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    2019年02月09日
  • フラジャイル ――弱さからの出発

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    ものすごい本だと思った。松岡正剛という人は、書きたいことは山ほどあるのに、それを書いてまとめる時間が全然足りない人なんだろうと思う。
    そういう人が、力を注いでまとめた一冊の本というのは、計り知れないほどの価値がある。この一冊が生み出される背景に、膨大な量の知識と、それらの有機的な結びつきが必要であることは間違いない。これは、どれだけ高性能な検索エンジンやスーパーコンピュータによっても作り出すことが出来ないものであり、ただ一人の驚異的な情報整理力を持つ人間の脳によってのみ、作り出すことが出来るものなのだと思う。

    テーマとしては、「フラジャイル」という、「弱さ」とか「繊細さ」というような、かなり

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    2020年07月15日
  • フラジャイル ――弱さからの出発

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    阿呆丸出しで単純に言ってしまえば、弱さや脆さ等の魅力に気づけ。って本です。
    松岡正剛はisis千夜千冊のブックナビゲートでも分かるように私からすれば吃驚するような本読みで、この本でもとにかく引用の量が半端じゃないです。それが良いか悪いかは個々で決めてもらいたいものですが、この本を読むと多分読みたい本が20冊ぐらい増えるので心して読みましょう。

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    2009年10月04日
  • 花鳥風月の科学

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    花鳥風月について科学的に考えてみるって。ちょっと百科事典ぽい。ボクたちが感じる風流だとかワビサビだとかは外国人にとって一番理解しにくい感覚である。というか説明が困難。本書はそれを説明してあげている。と思いきや。植物と人間の酷似している所。「両方とも立っている所」それはそう。もっと酷似しているのはボクたちの血の分子構造は中心が鉄。植物はマグネシウム。あとはまったく同じポルフィリンという構造。とか。本棚に一冊あるとなかなかいい。

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    2011年09月15日
  • フラジャイル ――弱さからの出発

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    兎に角、この人のものすごい知識の量に圧倒されます。フラジャイルというのは初めて聞いた言葉でしたが、一つの価値観・ものの見方、繋げ方を見せてくれます。

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    2009年10月04日
  • フラジャイル ――弱さからの出発

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    「弱さ」というものの持つ意味を多様な(ものすごーーーーく^^;)観点から
    探る・・・のだが
    いやはや、この方の知識の広さは半端じゃない。
    読みながらクラクラしてくるくらい(笑)
    この中に引用された数々の文から
    更に読書欲を刺激される。

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    2009年10月04日
  • 花鳥風月の科学

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    日本人としての原風景の
    アイコンが意味するものが書かれている。

    アイコンをつないで、
    日本人のメンタリティの背景を
    紐解こうというもの。

    情報多し。
    日本人として何がどうなって、
    今にいたってるのか、
    ワタシたちって、
    そもそもどう考えたり、
    どう感じるものなのかを
    改めて、考えさせられます。

    熟読すべし。

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    2009年10月04日
  • フラジャイル ――弱さからの出発

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    この作品はフラジャイルという、たった1つの単語を正岡さんの視点から沢山の意味をもたせ、その1つ1つを説明していく作品。
    1つの言葉でこれだけの意味を持つと言うことそれを納得させる文章にどんどん、惹かれて行きました。

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    2009年10月04日
  • 知の編集工学 増補版

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    講談社現代新書から出ていた「知の編集術」を読んだ時も七割ぐらい分からなかった印象だが、本書も同様に感じた。著者が言いたいことは分かるのだがベースとなっている様々な事柄の知識の差がこの断絶を生み出している感じがする。

    兎にも角にも情報は一つの事柄として独立して存在するのではなく、ほかの事柄との関係において成り立っていてそこには「っぽさ」「らしさ」のような目に見えぬ編集によって緩く繋がっているという話が本書の肝であると感じた。

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    2026年05月22日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    「自己を固定せず、あらゆる知や経験を編集し続けることで生きる」という一貫した思想を、松岡正剛の人生を通して具体化した記録であり、思考と学びの姿勢そのものを再定義させる内容だと感じた。

    共通する核は、「固定しない」「断定しない」「横断する」「編集する」という姿勢に集約される。出身地や性別といった属性を剥ぎ取り、人間を一つの「生物」として捉える視点から出発している。これは自己同一性への疑問とも重なり、「自分とは何か」を決めつけない態度につながる。その結果、自然科学への関心や、世の仕組みから学び始める感覚が育まれ、科目や分野の枠に縛られない横断的な知の扱い方が形成されていく。

    さらに彼は、「遅れ

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    2026年04月19日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    編集工学を提唱した松岡正剛氏による著書

    人間のあらゆる営みは、情報編集であると捉え、その編集術についてその具体的技法やツールを多様に紹介されている。すぐに取り組める編集稽古もあり、実際に情報編集というのがどのようなものかも体感できる。

    具体的でわかりやすいが、まだ私自身としては消化不良。
    扱う範囲が広くあらゆるものに応用できるが、それゆえにまだ自分の中に落とし込めていない感覚。

    しかし、人生そのものが情報編集だとすれば、豊かな人生を生きるうえで間違いなく重要な技術であるはずだ。

    もっと深めていきたいと思う。

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    2026年04月09日
  • 多読術

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    過去に講談社現代新書の「知の編集術」(こちらの方が圧倒的に詳しい) 」を読んでいたので、内容はほとんど予想通りだったが松岡正剛の軽やかな対話が小気味良いので初めて読むなら丁度良い塩梅なのではないかと思う。
    「多読術」であり「速読術」ではないため、早くたくさん読めるようになりたいといった願望には対応していないので注意が必要。

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    2025年11月08日