松岡正剛のレビュー一覧
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<目次>
第1章 急に変わってきた
第2章 合理的な愚か者たち
第3章 日本人と会社
第4章 消費と社会の間
<内容>
松岡正剛「千夜千冊エディション」シリーズ。ビジネスに関する書評集。通読して、資本主義の限界と、「資本主義」というやつが欧米仕様にできていて、何も世界がそれをマネする必要がないのではないか?ということ。「グローバル」って叫ばれるけど、相手を知る必要はあるけど、もろ手を挙げてそれをマネしようとしても、相手に愚弄されるだけってこと。現在の経済の行き詰まりに対し、もっと江戸時代辺りの経営のノウハウや考え方を学ぶ必要があるのではないか? -
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池上彰と佐藤優の対談が、一番面白かったかな。宗教と資本主義、現代社会をわかりやすくつなげてくれる。試験登用による官僚制は、宦官とか聖職者の独身制の現代版であるとかね。それはつまり世襲によって、権力の固定化を避けたのだ、と。
資本主義は非常によくできたシステムで、個人がこれにあらがうことは難しい。せめて、というか、お金にならない、何か自分で大切と考えること、後進を育てるとか、見返りを求めない寄付をすることで、社会の重厚さを担保できるんじゃないか、という見方はいいと思う。自分でも、いずれなにか考えよう。まぁ、そう考えたら、自分の子を育てるって、そういうところはあるんだけどね。老後のめんどうをみさ -
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まったく個人的なことだが、僕はあと数年で還暦を迎える。老眼は進むし、集中力の減退を感じる。数はこなせないのだから、読むべき本は、よく考えなければと思う。
これからの読書の方向を探るつもりで購入。
最初は、子供の頃に読んだ本などの話があり、平松洋子さんと小川洋子さんの共著「洋子の本棚」を連想したが、‥。
松岡さんのような、ある年齢層の方たちは、殆どマルクスを体験しているんだな。革マル派の指導者やレーニンの名前も出てくるが、僕が大学の頃、マルクスなんてまともに読む気しなかったもんなあ。
その後はポストモダンだ、脱構築だと云っているうちに、思想が無くなってしまったと云う。そうなんだろうね。
し -
Posted by ブクログ
松岡正剛と佐藤優の対談『読む力』を読み終わった。
佐藤優はいまいちピンと来ないことが多かったが、『知性とは何か』が優れていた。
あとがきで佐藤優が「松岡正剛学という学術分野が成立すると考えている」と書いているが、松岡正剛がそれほど優れた人物なのか、私には分からない。
しかし、一人の人間がどこまで本を読めるかに挑戦した人物のように思う。
また、松岡正剛がまえがきで指摘した3つの「読む力」は興味深い。すなわち、
①アナロジー(類推する力)
②アフォーダンス(意味を見出す力)
③アブダクション(仮説的推理力)
の3つであるが、この3つの力を鍛えるのが、読書の効能と言えそうだ。
全体的には、本の紹介が