松岡正剛のレビュー一覧

  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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    【たまには内向きに。】

    日本文化の特質とその歴史を解説した本。
    日本人として生を受けたのであれば、それを最大限味わい尽くしたい!そんな人におすすめ。
    自分の文化の特質に自力で気づくことはそう容易くない。
    それを知ることができるというだけでも本書は一読の価値がある。

    この本を読めば、数百年、もしかしたら数千年をかけて脈々と受け継がれてきた感性で日々を生きることができる。
    そこに浪漫を感じるのは私だけだろうか。
    私たちは、強い統治者に支配された5000年の歴史を持つ中国人の感性を理解することはできない。
    ましてや遠く遠くの自由と権利を求めるフランス人の感性を理解することなんて到底できない。

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    2025年03月30日
  • 知の編集工学 増補版

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    知の編集工学:松岡正剛から学ぶ、ロジカルシンキングを超えた思考法

    松岡正剛さんは、日本を代表する編集者であり、思想家です。その松岡さんが提唱する「編集工学」とは、情報を単に整理するのではなく、情報を編集し、新たな意味や価値を生み出す思考法です。

    本書では、編集工学の基本的な考え方から、具体的な方法論まで、多岐にわたって解説されています。

    編集工学とは?

    編集工学とは、情報を「編集」することで、新たな意味や価値を生み出す思考法です。

    ここでいう「編集」とは、単に情報を整理したり、並べ替えたりすることではありません。情報を組み合わせ、関連付け、解釈することで、新たな視点や発想を生み出すこ

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    2025年03月16日
  • 多読術

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    他の読書術本とは一線を画す、というより読書に対する考え方がそもそも異なる読書術。編集的視点ってそういうことなのかと勉強になる。
    本をノートのように使う、年表を作る、辞書を引くというのをやってみようと思う。

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    2025年01月30日
  • 多読術

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    一言要約:読書とは、「間」を見つけ・繋ぐ「エクササイズ」である
    そのこころは、多読の醍醐味は一冊の本への集中というリスク過多と肩が凝るような「行い」から脱し、幾つかの本に同時並行で向き合うリスク分散と気分転換、そしてその複数の本の間に違いや共通性を見出すこと、これこそが「読書の本質」であり、最大のポイントは、これをエクササイズの如く「楽しむ」ことだろうと、帰結した

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    2025年01月20日
  • 千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I

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    少し申し訳なく思った
    ボクがもう少し幅広い読書をしていたらもっと面白く読めただろうに…という感想
    何より著者のテリトリーの広さに脱帽させられた
    ヨーロッパは反アジアというコンセプトで生まれたという解説は面白かった
    取り上げられてる本を読んでから再読したい

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    2025年01月04日
  • 千夜千冊エディション 戒・浄土・禅

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    「空海の夢」はまったく歯が立たなかった。本書も覚悟して読んだが、難しくてどうしようもないということはなかった。

    法然を悟りの仏教でなく、救いの仏教を求めたという記述に居を突かれた。とは云うものの、これからも近づくことはないだろうな。
    道元については目次を並べたような記述で、正直よく判らない。

    第4章は廃仏毀釈から現在まで。
    先日、奈良の山の辺の道を歩き、かつての大伽藍の跡に何もないのを見て、廃仏毀釈の荒々しさを感じた。清沢満之や久松真一は知らなかった。
    久松真一や西田幾多郎について無に関する記述があり、うっすらそういうことかと得心。だけど、昔読んだ道元についての本に空についてもあったんだよ

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    2024年11月28日
  • 多読術

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    読み始めて、止まって、を繰り返しているうちに、著者の松岡正剛さんは亡くなってしまった。いつか会えたらと思っていたのに。書評はあまりにも膨大なので、すべて追いかけるのは無理だと諦め、この本を読んだ。まぁ書いてある事の半分くらいは飲み込めたかなぁ。私には難しかった。哲学の本とか少しずつしか読めないし。本に書き込むのも私には無理と思う。今後の参考にはしたい。だいぶ前の本だけど、全然気にならないし、何回も見たくなる本だった。

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    2024年11月18日
  • 昭和問答

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    <目次>
    第1章  戦争が準備されていた
    第2章  二つの戦争
    第3章  占領日本が失ったもの
    第4章  生いたちのなかの昭和
    第5章  本を通して昭和を読む
    第6章  昭和に欠かせない見解

    <内容>
    まずは松岡正剛さんを追悼…。稀代の本読みでした…。この本はなくなる直前に校了したそうで、遺作となります。
    さて、元法大総長の田中優子さんとの対談集の三作目。『日本問答』『江戸問答』に続く。お二人も昭和の半分を生きてきた人。リアルタイムを本を通して追想しながら、昭和を深掘りしていきます。そこには多くの示唆が。勝ち目のないアジア太平洋戦争に突っ込んでいったこと。高度成長期の学生運動。戦後日本に本当

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    2024年11月17日
  • 謎床

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    謎床という言葉に惹かれて買った。
    知の折り重なったところには、何かしらの菌が作用して、発酵が生まれるよな。それが腐るの方向ではなくて、醸す方向に進んだときに、面白いことが生まれるよな。と感じた。
    ここに書いたのは書籍の内容はあまり関係なく、斜め読みをして感じたこと。
    この本はかなり複合的な知識の上に成り立っていて、お二人の対談形式で進んでいます。プロットはあるだろうけど、知が知を生んで、また別の知に移り変わっていきます。なので読みやすさはありますが、読者の知も要求されます。そういう意味でとても興味深く引き込まれました。
    とにかく糠床を作ろうと思います。

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    2024年11月02日
  • 謎床

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    (2017/8/23)
    凄く興味深いテーマだと思うのだが、
    残念ながら私には消化できなかった。
    レベルが高かった。
    次元が違った。


    第1章 僕たちは「胡蝶の夢」を見られるか?
    (インターネットの話をする前に、ネットワークについて
    編集少年の昆虫採集×ファミコン少年のドラクエ
    タイプライターはこれでよいのか問題 ほか)

    第2章 シンギュラリティを迎える前にやっておくべき、いくつかのこと
    (人工知能の現在
    デザイン・フィクション
    かつて世界はどのように解釈されていたか ほか)

    第3章 発酵と腐敗のあいだで―フラジャイルな創造はどのように生まれるのか
    (アメリカ大統領選は崩壊

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    2024年08月21日
  • 見立て日本

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    物凄い知識量の人が、東日本大震災ぐらいから2年ほど連載した、日本に関するインパクトある写真とそれに関連する日本に関する話100なんだけど、とにかく読みやすいのとユーモアあるのと知識量にビックリする。
    案山子がクエビコという全知神だったとか、三猿が四猿だったとか、ここにメモしきれない。

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    2024年08月11日
  • 千夜千冊エディション 数学的

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    正剛翁の本。心して読むつもり。
    7/31 追記 ようやく読み終えた。圧巻の書評と言っていいのだろうか。これが最後というのがしんじられないところである。

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    2025年07月31日
  • 千夜千冊エディション 数学的

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    藤井聡太さんの「桂」が凄いと云われても素人には何のことやら。数学も嫌いじゃないけれど、やっぱり悔しいことに判らない。
    どうせ判らないだろうけれど、兎も角読んでみる。

    ライプニッツのことは知らなかった。じゃあ、この本で判ったかと云われたら、やっぱり判らないまま。なにしろセイゴオさんの「いつかライプニッツ全集が日本でも出るといいですね」に対し、下村寅太郎さんの言「君ねえ、本場のドイツでもまだ百年くらいかかるんだよ」。
    セイゴオさんは9つのポイントを挙げて説明しているが、茫漠として、つかみどころがない印象。
    ガウスやゲーデルは門外漢でもその偉業を耳にするんで、イメージがあるんだが。

    後半は非線形

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    2024年07月06日
  • 別冊NHK100分de名著 「日本人」とは何者か?

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    意外と面白かった。ここでの中沢新一が「失敗の本質」を取り上げての、日本人の傾向を指摘する箇所は、「失敗の本質」を読んでいたとこもあり、腑に落ちた。

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    2024年06月09日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    「知の編集工学」より後に出版された本書は、著者の掲げる「編集術」の方法がより具体的かつ体系的に説明されている。

    ここに書かれている「編集術」を少しづつでも実践していきたい。

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    2024年05月25日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    印象に残ってるのは、オリジナリティにこだわると編集はできないという言葉。オリジナリティを疑うのが編集だと。

    僕も正直、ガンガン人を真似ます。ただ、真似きれるほどの器用さがないので、その妙なブレこそ個性なのかなとか今は思ってます。

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    2024年04月30日
  • 多読術

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    こちらが無知だからこそ読書はおもしろいって書いてあって、ぶんぶん頷いた。
    世界にある読みきれない本のことを思うと気が遠くなるが、それでも読みたい!
    著者は、どんな時でも読む。その上で「どう読むか」に大きく重心を置いていた。眠い時にどう読むか、昂っている時にどう読むか、さらに日本文学を読む時には何を用意するか、科学書を読む時には…と、本と自分が重なり合う方へ積極的に向かう姿勢を真似したいと思った

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    2024年04月12日
  • 千夜千冊エディション 仏教の源流

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    仏教が縁遠い人は多いと思う。私もその一人だ。一方で、何かもっと知ってみたい対象でもある。

    かなり濃度高めの一冊なので、読み切るのはなかなか骨が折れるが、とっつきやすいようにある程度年代ごとに読めるように仕立ててある。

    一文一文をしっかり追っていくというよりは、ざっと眺めてを何度か繰り返すような読み方があっているかもしれない。

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    2024年03月01日
  • 多読術

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    新年早々ヤマザキマリラジオに出演されていたのをたまたま聞いてすごく心を動かされたので、読んでみました。
    NHKのサブカルチャー史にも出演されていました。

    何冊も同時に読むことを自分も最近始めたので、達人にコツを聞いてみたいと思ったのだが、やはり、この人は並のお方ではない。
    ジュリア・クリステヴァのいう「インターテクスチュアリティ」(間テキスト性)についての紹介
    「本来、書物や知は人類が書物をつくったときから、ずっとつなかっている。書物やテキストは別々に書かれているけれど、それらはさまざまな連結と関係性をもって、つながっている。つまりテキストは完全には自立していないんじゃないか、それらの光景を

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    2024年02月19日
  • 初めて語られた科学と生命と言語の秘密

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    難しい・・・何を言ってるのかわからん・・・けど面白い!?という不思議な本。
    少し前にも津田一郎先生の『心はすべて数学である』を読んだけど、こちらも難しくてよくわからないのに面白く読めてしまう(しかし全く理解できた気はしない)不思議な本だった。
    本書もよくわからないけど読めてしまう・・・ので、少し頑張って精読はしてみたのだが、やっぱりわからない、汗。
    それでも面白く読めてしまうのは、「生命の起源」や「言語の起源」といった大きなテーマについて、お二人が読者に忖度することなく、持てる知識を総動員して大真面目に議論されているからだと思う。まあ、私は思いっきり置いてけぼりにされているわけだが、熟練したア

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    2024年02月18日