松岡正剛のレビュー一覧

  • 多読術

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    ネタバレ

    千夜千冊の松岡正剛の書作。webサイトを読む限り、「知的で温かみのある文章」を書く人だと思った。私にとって面白い書き手とは、こういう人間味のあるものを書く人なんだと思う。その反面、無知なわたしはその高尚な内容についていけないことも多々ある。。

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    2021年07月01日
  • 花鳥風月の科学

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    「山」「神」「風」などモチーフごとに章立てされていて、楽しく読める。絵や俳句が趣味の人にはおすすめ。

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    2021年05月07日
  • 千夜千冊エディション サブカルズ

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    依存と習慣と嗜癖で社会文化や生活文化が成り立ってきたというのに 泉鏡花 文化の多彩な爛熟 ライカが世界を瞠目させた くつがえ覆って 日本で言えばシャネルズ鈴木雅之達が顔を黒く塗って黒眼鏡をし グルーヴとは、元々レコードの溝を顕す言葉なのだが、その粗野なレコード盤が齎す波打つ溝から出て来るような音は、とみ頓にブルースっぽかったのである。 ふけん父権的な宗教 あれこれ彼此 きょうざつ夾雑と重畳ちょうじょう タオイズム道教 ネオテニー幼形成熟 アドレサンス(思春期)の揺らぎ 角川武蔵野ミュージアム館長

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    2021年04月05日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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    著者の提唱する「編集工学」の観点から、16のキーワードを通して日本文化の特質にせまろうとする本です。

    「はじめに」で著者は、たらこスパゲッティをはじめて食べて、「よしよし、これで日本はなんとかなる」と確信したことを回想しています。おなじく著者は、コム・デ・ギャルソン、ミヤケイッセイ、ヨウジヤマモト、井上陽水、忌野清志郎、桑田佳祐、大友克洋らの仕事にもたのもしさをおぼえ、やはり「よしよし、これで日本はなんとかなる」と確信したといいます。本書は、「日本文化の核心」という大上段に構えたタイトルをあたえられていますが、著者は「核心」が実体的に存在しているかのような語りかたを回避し、むしろさまざまなも

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    2021年03月18日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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    初めて松岡正剛を読んだ。
    ちょっと難解でしたが、日本について
    日本人について、日本文化について
    日本語についてのそれぞれの考え方について
    いろいろ面白く読ませていただきました。

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    2021年02月21日
  • 千夜千冊エディション 方法文学 世界名作選II

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    <目次>
    第1章  近代の咆哮
    第2章  作家たちの方法
    第3章  欲望と事件
    第4章  奥の疼き

    <内容>
    19~20世紀のアメリカを中心とした文学の評論。文学をほぼ読まない身(特に有名なものや古典はてんで)だが、こうした書評集を読むと、読んだ気になる。というか、今回は「読まなくてよかった」という感じ。かなり難物が多そうだからだ。松岡さんのような経験と慧眼を持たないと解釈できなそうだ。

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    2021年01月08日
  • 謎床

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    新しいアイデアを探している人には、
    インスピレーションを与えてくれるかもしれません。

    「見立て」や「Qを出すコンピューター」など
    ヒントとなる内容が随所にあります

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    2020年12月31日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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    博覧強記は相変わらず。脈絡がなく思いつきのように話が飛ぶあたりが、専門家とはひと味もふた味も違う。アイデアはいっぱい詰まってるけど、そこから先は自分次第ですかね。個人的には今は日本に回帰する時期ではないということが分かった。将来時が来ればまた本書に戻ってくるかもしれません。

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    2020年11月30日
  • 千夜千冊エディション 心とトラウマ

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    <目次>
    第1章  心についた傷
    第2章  自分の中の別人たち
    第3章  脳が心を見ている
    第4章  心理学と「私」の間

    <内容>
    心理学系の紹介。難しい本から興味津々の本まで。森田療法の話や北杜夫、斎藤茂吉らの医者としての話、ベストセラーになった『24人のビリー・ミリガン』など。中でも、皮膚と脳は直接つながっている。発生が同じだから、という話が面白かった(『皮膚ー自我』ディディエ・アンジュー)。

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    2020年11月26日
  • 多読術

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    Webサイト「千夜千冊」の文章は難しく感じることが多いけど、この本はあえてインタビュー形式と言う形を取っており、わかりやすい。ただ、ある程度読書経験を重ねていないと実感するのは難しいかもしれない。
    ある程度読書量が増えてくることで、セイゴウさんの言う「編集」の意味がなんとなくわかるようになってきた。軽い読み物のようでとても深いことを言っている。

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    2020年09月26日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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     松岡正剛さんの本を読むのは本当に久しぶりです。
     「日本という方法」「多読術」「日本力」等々、何冊か読んでいますが、ともかく松岡氏の知識の質量や概念の構成力には圧倒されます。
     今回のテーマは大胆にも「日本文化」です。
     いろいろな切り口で論考が進むのですが、やはり松岡氏の立論には8割方ついていけませんでしたね。思想を構成する様々な材料を提供してもらっても、私にそれを「編集」する(料理する)腕がないのですから、どうしようもありません。肝心要のそこのところの修行は、果てさて一体どうすればいいでしょう。

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    2020年08月07日
  • 千夜千冊エディション 編集力

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    <目次>
    第1章  意味と情報は感染する
    第2章  類似を求めて
    第3章  連想、推理、アブダクション
    第4章  ハイパーテキストと編集工学

    <内容>
    松岡正剛の「千夜千冊」を再編集したシリーズ。残っているのが難しそうなものばかりで、その中で「いけるかな?」と思ったが、難しかった。この巻は、松岡氏の「編集工学」の根幹にあたる部分らしく、また「編集」の意味を理解するのに大切な部分だとは理解できた。心理学もITもみんな編集の中に収まるのだと。自分の頭では、うっすらながら「編集工学」の輪郭だけがわかった感じ…。

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    2020年05月10日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    自分で選ぶと、どうしても選書に偏りが出るので、時々指南書的なものを紐解くことにしている。過去の名著から、ごく最近の話題書まで。

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    2020年04月13日
  • 千夜千冊エディション ことば漬

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  省く・縮める
    第2章  類で分けて
    第3章  日本語の謎
    第4章  ことばと背景

    <内容>
    ことばを真摯に考えている人たちの本。もちろん著者もそう。『レトリック』『ザメンホフ』『怪しい日本語研究室』『「おネエことば」論』などは読んでみたくなった。

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    2020年01月14日
  • 多読術

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    読書は堅苦しいものではなく、好きなものを食べたり、好きな映画を観たりする感覚で「知りたいことを知る」、「行きたい世界に行く」等という軽い気持ちで読みたい本を読めばいい。

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    2020年01月06日
  • 千夜千冊エディション 情報生命

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    <目次>
    第1章  主上・情報・再魔術
    第2章  生命と遺伝子
    第3章  創発するシステム
    第4章  サイバー・ヴェロシティ

    <内容>
    難しい1冊だった。生命の解明(生命の発端や進化、我々の存在に関わるもろもろのこと)と物理や宇宙科学、さらには聖書や宗教の考え方、すべてがリンクしている。そこの結点には、SFがあるのかもしれない。またLSDのような麻薬の効果も…。

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    2019年08月16日
  • 千夜千冊エディション 芸と道

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    <目次>
    第1章   世阿弥に始まる
    第2章   芸能と音曲
    第3章   芸道談義
    第4章   寄席や役者や

    <内容>
    自分は芸能とは縁がないが、能・歌舞伎・文楽・三味線・落語・芝居、どれも奥深い…。いくつかは読んでみたい。

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    2019年07月21日
  • 千夜千冊エディション 感ビジネス

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    <目次>
    第1章  急に変わってきた
    第2章  合理的な愚か者たち
    第3章  日本人と会社
    第4章  消費と社会の間

    <内容>
    松岡正剛「千夜千冊エディション」シリーズ。ビジネスに関する書評集。通読して、資本主義の限界と、「資本主義」というやつが欧米仕様にできていて、何も世界がそれをマネする必要がないのではないか?ということ。「グローバル」って叫ばれるけど、相手を知る必要はあるけど、もろ手を挙げてそれをマネしようとしても、相手に愚弄されるだけってこと。現在の経済の行き詰まりに対し、もっと江戸時代辺りの経営のノウハウや考え方を学ぶ必要があるのではないか?  

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    2019年07月11日
  • 千夜千冊エディション 文明の奧と底

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    ブックナビゲーションサイトの記事がベース。文明と民族・聖書とアーリア主義・東風的記憶・鏡の中の文明像の4カテゴリで、古典的名著を中心に、関連本や各説、事件や歴史など多面的に文明を語る。

    多くの人それぞれの立ち位置と見解を見事に整理し、描き出される多面的な状況がすごいです。なんて博識な。

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    2019年04月14日
  • 多読術

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    20190318 内容を誤解してたようで買ってからしばらくは余り進まなかった。言ってる事がイメージつくようになってからは一気に読めた。個人的にはブッククラブに付いて興味が持てた。

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    2019年03月18日