松岡正剛のレビュー一覧

  • 千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I

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    圧巻。紹介された本はほとんど未読だけども、西洋が全体として見えてくる。この本には続編があるようで今から楽しみだ。

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    2019年11月02日
  • 千夜千冊エディション 芸と道

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    いつものシリーズなのであるが、特に今回は自分にとって敷居が高いというかなかなか難しいものだった。理由は明快で今まで和の芸に親しむことが少なかったということ。最後の方の役者の部分がかろうじて理解できたのが精一杯だった。これをきっかけに和の芸に関心をひろげようと思う。

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    2019年06月08日
  • 多読術

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    サクッと読めていい

    年表をかくにしても、ノートをとるにしても、人に推薦してもらうにしても、どれも言えるのは、「リンクを増やしていく」ということだと思う

    本をそれぞれのニューロンと思って、ニューロンひとつひとつじゃなくて、大事なのはいくつのニューロンとシナプスがリンクしてるか、ということ

    そうしたリンクを強く複雑に意外にしていくと、インターテクストなネットワークの構造ができていく

    そこに、「意味」が立ち現れてくる

    人と人とのコミュニケーションは、情報でなくて意味をやりとりするものであって、そのネットワーク構造を編集しあってるということ

    ってか。

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    2019年05月13日
  • 別冊NHK100分de名著 「日本人」とは何者か?

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    斎藤環の河合隼雄「中空構造日本の深層」を軸に繰り広げられる一種曖昧論の推奨が面白い。単に良しとはせずに入り込まれる隙ともなると言う指摘もうなずける。コミュニタリアズムと同調圧力の議論にも似て、空気の研究、言葉の自動機械化という宮台の言説ともほぼ近いのでは。

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    2019年04月13日
  • 千夜千冊エディション 感ビジネス

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    経済・ビジネス関係の紹介である。最近の本が多いが古典もある。タイトルはよくわからないが、さほどの意味はないようである。また読みたい本が増えてしまって困った。

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    2019年03月30日
  • 千夜千冊エディション 面影日本

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    今回は結構難しかった。というのも、古典とかあまり強くないので、そこらへんのニュアンスがどうもなじめないのだ。でも、興味はもてたので、また勉強しようと思う。

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    2019年01月11日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    "松岡正剛さんの本。WEBに千夜千冊と銘打って、1日に1冊の書評を綴っている方。とにかくすごい人。千夜千冊も購入した。毎日少しずつ読むのが楽しい。本書は、
    我々にとって必要な情報になることを知という。情報を知にしていくのが編集。編集の案内、知を動かすための入門書。"

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    2018年10月14日
  • 千夜千冊エディション 本から本へ

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    本好きの多くにとって師匠のような存在である松岡正剛氏のライフワークともいえる(本人は「ささやかな千日回峰」といっている)「千夜千冊」が、ついに文庫本になった!(2006年に1,144冊分がハードカバー大型本/全7巻+特別巻で出版されているが、一介の本好きには金銭的にも空間的にも購入は難しい)
    私は文庫本の出版を知ったとき、歓喜する一方で「これは悩ましい。。。」と思ったのだが、それは、「この千夜千冊エディションが今後次々とでてきたときに買い続けることは可能なのだろうか。。。」と感じたからだ。ネットで公開されているのは既に1,700夜に迫ろうとしており、仮に全夜を本にすると、本書同様に1冊に26夜

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    2018年10月07日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    知の巨人。博覧強記。

    人間というのは「読む」という知の蓄積行為によって、ここまで果てと底が見えない人間たるのか。
    と、人間の可能性を感じさせられる一冊。

    自分にはまだまだ知らないことが、山のようにあるのだとワクワクさせてもらえる。

    勉強すればするほど、謙虚になる。
    未知が見えることが楽しい。

    読書の醍醐味は、未知との遭遇であり、人生もまた然り。

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    2018年06月28日
  • 日本問答

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    読みながら
    引っ掛かりながら
    調べながら
    考えながら
    しばし、
    休息しながら
    読み進めていった

    知的な好奇心が
    これでもか と 思われるほど
    揺さぶられるのが
    うれしい

    田中優子さんが
    これまでの日本の歴史は
    誰が何をしたか、誰が勝ったか、誰が何を作ったか
    の 主語の歴史である。
    名を持たぬ人々の営みは埋もれ、彼らによって作られた無数のアート(優れた技術で生み出されたもの)も語られない。しかし「おおもと」は、その中にある。

    の 視点から繰り出される
    「日本のこれまで」と
    「日本のこれから」は
    まことに 興味深い「問答」に
    なっている

    ぜひ、続編を読みたいものだ

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    2018年05月14日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    ネタバレ

    遊びと文化と

    ■遊びについて
    ごっこ型、しりとり型、宝探し型
    真似することで子供が大人になり覚える。

    ■スポーツについて。
    例)サッカーとアメフト、ラクビーと野球
    アメリカ型優秀な人が前に行く
    ヨーロッパ型役割を分けて最後まで全う

    考察)日本は近代国家樹立に際してドイツやイギリスを模範にしたため後者か。

    ■編集
    コンパイル定義づけ
    エディティング自由に情報を付与

    ■編集の種類
    要約編集と連想編集

    ■2つの違い
    ステレオタイプ典型性
    プロトタイプ類型性
    アーキタイプ原型性

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    2018年02月11日
  • 謎床

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    ドミニクさんに話を聞いてから、発売を心待ちにしていた一冊を読んだ。情報の書が世に溢れるなか、思考の書は貴重。発酵と腐敗の"あわい"で、学際的に知を有機化すること。最適化ではなく、思考そのものを目的にする思考をもっとしていかなくては。

    フラジリティ、発酵と腐敗のあわい。
    オントロジック・サイエンス。
    学際性、有機化、
    情報ではなく、思考の書。

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    2017年08月08日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    「1・編集は照合である
     2・編集は連想である
     3・編集は冒険である」
    →情報と情報をつなぐときに大事なのは、まずふたつを比較してどこが似てるのか、どこが違ってるのかをチェックすること、すなわち照合することだよね。つなぐ相手は連想で探して引っ張ってきてもいい。時に、全然無関係に見えるものに対して大胆にジャンプしていってもいい。つまり冒険が必要なんだ。

    「こんなことを書くと結論めくが、編集でいちばん大事なことは、さまざまな事実や事態や現象を別々に放っておかないで、それらの「あいだ」にひそむ関係を発見することにある。そしてこれらをじっくりつなげていくことにある。」
    →男と女の「あいだ」には何が

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    2017年05月12日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    第1章 編集は誰にでもできる
    第2章 編集は遊びから生まれる
    第3章 要約編集と連想編集
    第4章 編集技法のパレード
    第5章 編集を彩る人々
    第6章 編集指南・編集稽古

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    2014年03月18日
  • 遊学I

    購入済み

    分厚い(のが判らない)

    読めども読めども%が進まず....2巻読むのに3ヶ月近くかけてしまった。電子書籍はボリュームが判らないのが難点(利点?)ですね。内容は伝説に相応しい濃厚さ。

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    2012年11月03日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    圧倒的な知識、知見、センス。読書量がすごい人はごまんといるだろうが、理解、記憶してる人って意外に少ないんじゃないかと思ってる私にとって驚愕のインタビュー内容でした。恥ずかしながら、編集工学という言葉を初めて知った私には概念とか思想が深く理解できたわけではないけれど、救われる助けになる言葉がたくさんあったのは意外だった。何かができない自己を重視する、他力感覚とか、いくつもの自分の置き方とか、見方がかわることは何かがわかること、とか。黒とか白とか何かを突き詰めて答えをだすことに価値を見出しがちだったけど、そうじゃなくていいのかも?と力を抜けたというか、こうじゃなきゃダメだという枠をなくしていいんだ

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    2025年12月13日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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    日本の根源について、新しい見方を知れてとても面白かった。ただ、読んでいるだけだと理解が難しい本ではあったので、もっと知識を入れてから読んだ方がよかったかもと思った。

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    2025年12月08日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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     松岡正剛という存在を掴もうとして、だが掴めない存在=ゴーストなのだ。という本である。徹底して確定させることを避け、ブリコラージュ的に、ちぐはぐに組み合わせて編集し、新しい存在になる。松岡正剛は必ず中道的に物事のバランスを測る。

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    2025年11月16日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    松岡正剛のことが知りたくて読んだが、読んでも、やっぱりどういう人なのかよく分からない。人を理解する際には、肩書きや専門性で判断しがちだが、松岡正剛はそういったものにハマらないからだろう。
    知識の豊富さよりも、その生き方に魅力を感じた。

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    2025年11月12日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    遅ればせ
     肩書やアイデンティティに関心がない スピードを要求する社会や産業にも
    チグハグ(鎮具/破具)
     自然界はチグハグ状態 ハッキリさせない わずかな差分を行ったり来たり
    レクジット バラエティ 最小多様性
     粗より=少しの情報から見分ける認知力 分析ではなく 編集(矛盾や相反も残す)
    2社バインド広告  (歩合制で 2倍のスピードの借金返済)
     見開きで同じコンセプト お出かけ=全日空とマックスファクター 

    「スクールライフ」 高校生向けに参考書と一般書も紹介する新聞 楽譜も 「情報」
     いちばん大事なことこそ子供に言うべき
     いちばん難しいことこそ子供に教えるべき
    「遊」 1971

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    2025年11月21日