松岡正剛のレビュー一覧

  • 千夜千冊エディション 本から本へ

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    本好きの多くにとって師匠のような存在である松岡正剛氏のライフワークともいえる(本人は「ささやかな千日回峰」といっている)「千夜千冊」が、ついに文庫本になった!(2006年に1,144冊分がハードカバー大型本/全7巻+特別巻で出版されているが、一介の本好きには金銭的にも空間的にも購入は難しい)
    私は文庫本の出版を知ったとき、歓喜する一方で「これは悩ましい。。。」と思ったのだが、それは、「この千夜千冊エディションが今後次々とでてきたときに買い続けることは可能なのだろうか。。。」と感じたからだ。ネットで公開されているのは既に1,700夜に迫ろうとしており、仮に全夜を本にすると、本書同様に1冊に26夜

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    2018年10月07日
  • 読む力 現代の羅針盤となる150冊

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    知の巨人。博覧強記。

    人間というのは「読む」という知の蓄積行為によって、ここまで果てと底が見えない人間たるのか。
    と、人間の可能性を感じさせられる一冊。

    自分にはまだまだ知らないことが、山のようにあるのだとワクワクさせてもらえる。

    勉強すればするほど、謙虚になる。
    未知が見えることが楽しい。

    読書の醍醐味は、未知との遭遇であり、人生もまた然り。

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    2018年06月28日
  • 日本問答

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    読みながら
    引っ掛かりながら
    調べながら
    考えながら
    しばし、
    休息しながら
    読み進めていった

    知的な好奇心が
    これでもか と 思われるほど
    揺さぶられるのが
    うれしい

    田中優子さんが
    これまでの日本の歴史は
    誰が何をしたか、誰が勝ったか、誰が何を作ったか
    の 主語の歴史である。
    名を持たぬ人々の営みは埋もれ、彼らによって作られた無数のアート(優れた技術で生み出されたもの)も語られない。しかし「おおもと」は、その中にある。

    の 視点から繰り出される
    「日本のこれまで」と
    「日本のこれから」は
    まことに 興味深い「問答」に
    なっている

    ぜひ、続編を読みたいものだ

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    2018年05月14日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    ネタバレ

    遊びと文化と

    ■遊びについて
    ごっこ型、しりとり型、宝探し型
    真似することで子供が大人になり覚える。

    ■スポーツについて。
    例)サッカーとアメフト、ラクビーと野球
    アメリカ型優秀な人が前に行く
    ヨーロッパ型役割を分けて最後まで全う

    考察)日本は近代国家樹立に際してドイツやイギリスを模範にしたため後者か。

    ■編集
    コンパイル定義づけ
    エディティング自由に情報を付与

    ■編集の種類
    要約編集と連想編集

    ■2つの違い
    ステレオタイプ典型性
    プロトタイプ類型性
    アーキタイプ原型性

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    2018年02月11日
  • 謎床

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    ドミニクさんに話を聞いてから、発売を心待ちにしていた一冊を読んだ。情報の書が世に溢れるなか、思考の書は貴重。発酵と腐敗の"あわい"で、学際的に知を有機化すること。最適化ではなく、思考そのものを目的にする思考をもっとしていかなくては。

    フラジリティ、発酵と腐敗のあわい。
    オントロジック・サイエンス。
    学際性、有機化、
    情報ではなく、思考の書。

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    2017年08月08日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    「1・編集は照合である
     2・編集は連想である
     3・編集は冒険である」
    →情報と情報をつなぐときに大事なのは、まずふたつを比較してどこが似てるのか、どこが違ってるのかをチェックすること、すなわち照合することだよね。つなぐ相手は連想で探して引っ張ってきてもいい。時に、全然無関係に見えるものに対して大胆にジャンプしていってもいい。つまり冒険が必要なんだ。

    「こんなことを書くと結論めくが、編集でいちばん大事なことは、さまざまな事実や事態や現象を別々に放っておかないで、それらの「あいだ」にひそむ関係を発見することにある。そしてこれらをじっくりつなげていくことにある。」
    →男と女の「あいだ」には何が

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    2017年05月12日
  • 知の編集術 発想・思考を生み出す技法

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    第1章 編集は誰にでもできる
    第2章 編集は遊びから生まれる
    第3章 要約編集と連想編集
    第4章 編集技法のパレード
    第5章 編集を彩る人々
    第6章 編集指南・編集稽古

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    2014年03月18日
  • 遊学I

    購入済み

    分厚い(のが判らない)

    読めども読めども%が進まず....2巻読むのに3ヶ月近くかけてしまった。電子書籍はボリュームが判らないのが難点(利点?)ですね。内容は伝説に相応しい濃厚さ。

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    2012年11月03日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    圧倒的な知識、知見、センス。読書量がすごい人はごまんといるだろうが、理解、記憶してる人って意外に少ないんじゃないかと思ってる私にとって驚愕のインタビュー内容でした。恥ずかしながら、編集工学という言葉を初めて知った私には概念とか思想が深く理解できたわけではないけれど、救われる助けになる言葉がたくさんあったのは意外だった。何かができない自己を重視する、他力感覚とか、いくつもの自分の置き方とか、見方がかわることは何かがわかること、とか。黒とか白とか何かを突き詰めて答えをだすことに価値を見出しがちだったけど、そうじゃなくていいのかも?と力を抜けたというか、こうじゃなきゃダメだという枠をなくしていいんだ

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    2025年12月13日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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    日本の根源について、新しい見方を知れてとても面白かった。ただ、読んでいるだけだと理解が難しい本ではあったので、もっと知識を入れてから読んだ方がよかったかもと思った。

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    2025年12月08日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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     松岡正剛という存在を掴もうとして、だが掴めない存在=ゴーストなのだ。という本である。徹底して確定させることを避け、ブリコラージュ的に、ちぐはぐに組み合わせて編集し、新しい存在になる。松岡正剛は必ず中道的に物事のバランスを測る。

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    2025年11月16日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    松岡正剛のことが知りたくて読んだが、読んでも、やっぱりどういう人なのかよく分からない。人を理解する際には、肩書きや専門性で判断しがちだが、松岡正剛はそういったものにハマらないからだろう。
    知識の豊富さよりも、その生き方に魅力を感じた。

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    2025年11月12日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    遅ればせ
     肩書やアイデンティティに関心がない スピードを要求する社会や産業にも
    チグハグ(鎮具/破具)
     自然界はチグハグ状態 ハッキリさせない わずかな差分を行ったり来たり
    レクジット バラエティ 最小多様性
     粗より=少しの情報から見分ける認知力 分析ではなく 編集(矛盾や相反も残す)
    2社バインド広告  (歩合制で 2倍のスピードの借金返済)
     見開きで同じコンセプト お出かけ=全日空とマックスファクター 

    「スクールライフ」 高校生向けに参考書と一般書も紹介する新聞 楽譜も 「情報」
     いちばん大事なことこそ子供に言うべき
     いちばん難しいことこそ子供に教えるべき
    「遊」 1971

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    2025年11月21日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    松岡正剛という人を知らなかった。この本を知ったのは何かのショート動画だったと思う。彼は亡くなっていて、この本は生前の歴史を自伝的に振り返るインタビューだった。

    平成に活躍する文化人達を繋ぎながら、自らがやりたいことを抽象的にも具体的にも語れる人で、「人に見せられる」「説明できる」ことを重視している。

    変わっていくこと、変わっていかないことに関する功罪を議論する。変わらないことを望むアイコン化こそが崇拝や極端なこだわりに繋がる。

    ビジネス書のようにも読めるし、カルチャーを物語る歴史書としても面白かった。

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    2025年11月01日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    好奇心の天才、松岡正剛の多面体。

    ◯これが編集の極意です。微妙な差分を詰めに詰めたうえで、「どっちやねん」にもっていく。

    ◯レクジット・バラエティ:最小多様性
    われわれは誰もが、少しの情報があれば多様なものを見分けることができるような認知力を持っている。

    ◯凧きのふの空のありどころ 蕪村

    ◯一言でいえば、「転移」です。メディアを転移させる。身体を転移させる。
    それによって何が出てくるかわからない。でもあえてやってみる。

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    2025年10月17日
  • 世界のほうがおもしろすぎた

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    お気に入りの…という枕詞から、なじみの…に変化するくらいにここ最近、来店頻度があがった工夫舎さんで購入。

    昨年亡くなった松岡正剛さんの、
    生前最初で最後の自伝的内容がインタビュー形式で綴られている。
    合間合間に過去の著作を挟み、
    より深く濃く松岡さんの人生を振り返る内容になっている。

    はじめの始めからもう面白い。

    松岡正剛という人間について、
    その肩書きや過去の経緯から追って行ってもどうにもこうにも正体が掴めない。
    その理由を

    「自分のアイデンティティの同一性というものに常々懐疑している」

    ということを松岡さん自身はあげている。
    少年の頃から独自の自然観と科学観を持っており、自分が男

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    2025年10月11日
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

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    日本文化の核心とは何か――その本質を「文脈知」に求める。四季を愛し余白に美を見いだし言葉にせずとも気配で通じ合う。この国の文化は茶道や和室、仮名文字に至るまで独自の感性と文脈で編まれてきた。しかし現代の日本は西洋的な価値観に流され自らの文化を見失いつつある。断片的な知識ではなく全体をつなぐ文脈としての日本文化。その深い魅力を私たちは本当に理解しているのだろうか。松岡は今こそその核心を見つめ直すべきだと問いかける。

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    2025年08月06日
  • 知の編集工学 増補版

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    単行本初版は1996年7月刊行。
    松岡氏の提唱する「編集工学」入門編で、文章は分かりやすく、説明も非常に丁寧。
    よって「客観的事実をそのまま伝えるなんて、しょせん不可能なのだ」という記述に共感したり、「編集とは該当する対象の情報の特徴を読みとき、それを新たな意匠で変化させ、再生するものだ」という鮮やかな定義に感心したりするだけで楽しかった。
    一方で、松岡氏の構想があまりにも壮大で、全体像がつかめたという感覚はない。
    堂々と星5評価できる読み手に成長したいものだ。

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    2025年08月06日
  • 初めて語られた科学と生命と言語の秘密

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    神かデーモンか
    いないいないばあの原理など
    こういう視点で科学や生命を語られているので
    内容は難しいが読んでいて楽しめた

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    2025年05月04日
  • 昭和問答

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    松岡正剛氏と田中優子氏の対談シリーズ第3弾。
    戦火が近づく昭和初期から、第二次世界大戦、戦後~高度成長期、平成、令和までを縦横無尽に論じており、非常に面白く興味深く読んだ。
    松岡氏が亡くなったのが惜しまれる。

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    2025年04月24日