多読術

多読術

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

読書の楽しみを知れば、自然と本はたくさん読めます。著者の読書遍歴を振り返り、日頃の読書の方法を紹介。本書を読めば自分に適した読書スタイルがきっと見つかります。読書の達人による多読のコツを伝授。

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多読術 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    “まず言っておきたいことは、「読書はたいへんな行為」とか「崇高な営み」などと思いすぎないことです。
    それよりも、まずは日々の生活でやっていることのように、カジュアルなものだと捉えたほうがいい。”

    0
    2026年02月20日

    Posted by ブクログ

    「わからないから読む」「無知を未知に」「読書は編集である,交際である」「本はノートである」「現状の混乱している思考や表現の流れを整えてくれるもの→整流」「すべての思惑も論理も表現も行動も連想で組み合わせられている」「キー本」「類は友を呼ぶ」「悪所は良書、良書は悪所」「狩野亨吉」「Google型の検索社会は私たちの連想力を落としている」「音読が黙読に黙読がデジ読に」「ナイーブ,フラジャイル・リーディング」

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    読書術の類の本はいくつも読んできたが、これはその中でもダントツで面白かった。
    松岡正剛氏(以降セイゴオ)の人となりも好ましく感じられる。言葉選びや思考から伝わってきて、この一冊で一気に好きになってしまった。

    多読する上でのコツだとか考え方だとかを対談の形で解説してくれる。
    この質問している人が誰であるかが明かされていないが、質問者の方との掛け合いも楽しい。例えば「この話題に関しては本筋から離れてしまうからこの辺にしておこう」とセイゴオが言っても「いや、詳しく話してください」のように否定したり突っ込んで尋ねたりするからだ。
    途中で一度、「われわれ編集者は」と言っているので、編集者ということだが、編集者は基本的に黒子というのが持ち分であるから特定しないのだろうと思う。

    本書から学んだ核心、とりわけ面白かったのは編集工学にまつわる部分だった。
    これを読むまで、編集工学というキーワードを見聞きしていたものの然程興味をそそられなかったのだが、読書とは自己編集であり相互編集でもあると言い出したところでむむ、興味深いぞ、と思い、その心において編集工学が関わっていた。

    読書は、著者と読者との間で行うコミュニケーションだ。その通りだと思う。
    そしてコミュニケーションは、単に情報というオブジェクトを伝達しているだけではなく、その情報を介してお互いの編集モデルを相互作用するものである。この概念は全然自分になかったので目から鱗だった。
    落合陽一氏が『脱近代宣言』において話していた「自分と自分以外のフィードバックループ」と共通する。

    養老孟子氏は『バカの壁』において、インプットした情報(x)に対するアウトプット(y)を「y = ax」と表現した。これでいえば自らの編集モデルこそが個々人が持つaであり、私が持つaと著者の持つa’は異なるが、同じ文化、同じコミュニティにおけるなんらかの共通基盤がa≒a’と相互認識させているのだろう。
    この共通基盤を、本書では「理解のコミュニティ」や「意味の市場」という言葉で言い表されている。
    この「理解のコミュニティ」においては、相互にa≒a'と思える。コミュニケーションにおいてある程度意味が通じて会話が成り立っていると相互に実感できるが故に、例えば私の思う「赤」と他者が持つ「赤」の認識は同じものを指す、と暗黙的に定義づけられているのだろう。
    セイゴオは、コミュニケーションにおいては情報交換というプロセスの中で編集構造の断片になりそうなものを交換していると言う。
    その編集構造の断片、即ちaはダイナミックに変容していく。
    記憶というのは非常に曖昧なものなので、y=axと聞くとなんだかaは定数のように感じられるが、動的に変化するaはとても定数とは言えない。
    その意味でも、aが、xによって日々刻々と変化していく編集構造であると考えるのは納得しやすい。

    流石、膨大な読書による膨大な情報を集約・凝縮した末に導き出されたものであるから話の密度が高い。
    具体に対する共感は私も同様の作品を読んでいなければしにくいのだが、抽象部分から感じる説得力がとても魅力的で、セイゴオに対する憧れを喚起する。
    とはいえ私は読書をそのまま活かせる仕事に就いていないし眠る時間を削ることもできないので真似するのは好手にあらず、あくまで参考として受け取るのがベストなのだと思う。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    読書。決まり決まったものがあるのではない。ひたすら読む。そして、考える。良い本、悪い本、とか言われるけど、何年後化には評価は変わる。自分の気持も変わる。受け取り方も。そういうことを、文書で学べた。

    0
    2024年01月03日

    Posted by ブクログ

    すごい読書家さんがいるものだ。著者は「千夜千冊」(Webサイトと書籍)の執筆者。必要な情報だけを手際よくピックアップする読書術とは一線を画すような、膨大な知を体得している。読前、読中、読後の具体的な行動例から、そもそも読書とはどういう行為なのか読書の真髄に関する言及など、内容も多岐にわたっていて、徹頭徹尾飽きさせない。濃くて深い内容がインタビュー形式で書かれていて、とても読みやすい。

    0
    2022年06月11日

    Posted by ブクログ

    実家にあった本は全部で二千冊あるかないくらい、けっして蔵書が多い家ではなかった、と著者は言うが、二千冊は十分多いと思う。
    「無知から未知へ、それが読書の醍醐味です。」に同意。
    本によって様々に読み方を変えるといい。場所や小道具、著者は服装まで変えるらしい。
    読書の気分転換に別の本を読む、というのは私もよくしてる。いろんな本を併読してるのは間違いじゃなかった、と安心した。

    0
    2021年07月04日

    Posted by ブクログ

    読むことは、食べること
    とすると、

    ・食べる→運動により血肉化
    ・読む→書く、話すことにより血肉化

    食べることと考えれば、読書は様々な食べ方があってよい。

    これは、けっこういうは易し。往々にして同じ読書の仕方にはまってしまいがち。

    0
    2020年08月24日

    Posted by ブクログ

    なんとなく行き詰まった時、詰まった心をフラットに戻したいときにおすすめです。素直に本におぼれようと思います。

    0
    2020年05月19日

    Posted by ブクログ

    サクッと読めていい

    年表をかくにしても、ノートをとるにしても、人に推薦してもらうにしても、どれも言えるのは、「リンクを増やしていく」ということだと思う

    本をそれぞれのニューロンと思って、ニューロンひとつひとつじゃなくて、大事なのはいくつのニューロンとシナプスがリンクしてるか、ということ

    そうしたリンクを強く複雑に意外にしていくと、インターテクストなネットワークの構造ができていく

    そこに、「意味」が立ち現れてくる

    人と人とのコミュニケーションは、情報でなくて意味をやりとりするものであって、そのネットワーク構造を編集しあってるということ

    ってか。

    0
    2019年05月13日

    Posted by ブクログ

    松岡正剛氏の幼少期や学生時代などの経歴に関する記述と読書方法と選書の仕方、および編集工学について書かれている。私は松岡正剛=千夜千冊の人、程度のイメージしかなかったため、あまり氏の経歴については興味を持てなかった。(氏のファンなら楽しめると思う)読書術や選書についても、いまいちピンとこなかった。(面白いとは感じたが)
    著者や本への向き合い方については、賛成だと思う記述が多かったが、逆にそれが印象に残りづらい。本を読むのが好きな人は氏の意見に反対する人は少ないのではないかと感じた。
    編集工学については興味を持ったが、この本でわざわざ学ばなくてもいいかなぁという印象。
    インタビュー形式で本が進むので肩の力を抜いて読める。
    全体的にいいことは言っているのだが、相性が合わなかった。
    ただ、読書嫌いの人はこの本を読めば読書に興味を持てるかなと感じた。読書嫌いの高校生や大学生にはお勧めできるかもしれない。

    0
    2026年03月06日

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