森博嗣のレビュー一覧

  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    ネタバレ

    第5弾
    練無の友だちと、保呂草が受けた依頼。アクロバット演技中の殺人、逃亡、第二の殺人。 こんがらがって事件のことは読み進めることでしか考えられなかったけど、事件よりも画伯と保呂草の話の件がずーんときた。
    事件の結末は紅子の話ですんなり納得。第二の事件はそうでしかないような犯人だし。そうかも知れない、とどこかから思い始めたけども、練無を思うと信じたくないというか・・・誰がどこまで気づいていたのか…。 事件の合間にある、レギュラー陣の人間関係が複雑で、要るのか… 勝てないって、毎回思い知る。

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    2022年10月01日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    ネタバレ

    第6弾
    豪華客船で起こった乗客転落事件。その後の以前も出てきた画家の自画像消失事件。 保呂草は画家の件で紫子を伴い乗船し、紅子は何かを感じて練無と無賃乗船する。転落した男性の恋人は紅子の友人で、その恋人とのことも描かれているのだけど、それが最後にわかる。恋人の転落と絵画の所有者の繋がり、何も解けな過ぎてもやもやしたところでの紅子の結論。と、本当の解決。 離婚、親権、手紙。保呂草が怖すぎる。どこから目をつけて恋人になって、打ち明けられなかったらどう持っていくつもりだったのか?最後の手紙が解決のすべて。

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    2022年10月01日
  • 創るセンス 工作の思考

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    森博嗣さんの小説を読み、作者への興味が湧き、小説以外の書籍を読み漁っている。
    工学という視点で優秀な技術者が育ちにくくなった現状を憂いたり、ものづくりに必要なセンスについて考察している本でした。
    物作りという点で、工作も小説を書き上げることも同じようなものと捉えているところに驚いた。設計図を作って、工作をして有形物を生み出すという工程と同じように小説を書き上げることもあるという。
    本書で印象に残っているのが、思考は言葉でのみ行われるものではなく、映像でも行われるものだという著者の見解。
    工作のセンスは、映像による思考力。
    この著者の言葉にも表れているが、全てのことを上手に言語化する能力のある人

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    2022年09月28日
  • 孤独の価値

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    最近はおひとりさまという言葉も浸透して、一人でいることで奇異の目にさらされることは少なくなったように感じる。
    でも孤独は避けるべきで、大勢の人と繋がっている方が優れているという価値観はまだあるのだと思う。
    そんな考えに対して著者独自の視点も交えながら、孤独の価値を再認識させてくれる一冊。

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    2022年09月28日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    やはりこうゆう問題に直面しますよね、フルダイブでネットに行けるのなら。クローン技術だとしても人の意識(ゴースト)を操作できるとすればマッド・サイエンティストじゃなくてもやるでしょう。果たしてマガタ・シキ博士の共通思考は人類の救いとなるのか?こんな世界の犯罪は取り締まるの大変そうですね。

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    2022年09月25日
  • 科学的とはどういう意味か

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    ○多くの人が科学を敬遠するのは、自分で考えること、感じることが面倒でしたくないから
    ○しかし、科学を避けるとむしろ損で危険な方向に進む可能性がある

    ○科学とは「誰にでも再現ができるもの」
    ○科学的とは「誰にでも再現できるステップを踏むシステム」
    ○ただ、数や実験があるから科学というわけではない

    ○実験によって確かめることが「科学的」なのではない。実験では条件の設定でいくらでも変わり、不正もある

    ○子供に対しての注意
    子供は超自然的なものを信じやすいので、きちんと説明してあげること。
    好奇心をつぶさないように。外で遊ぶイメージを持たせてしまうが、科学館などもよい。
    特に父親は押し付けてしま

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    2022年09月25日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    切り裂き魔。身近に起こりうる危険で、電車ではハラハラしながら読みました。
    人間は、情が絡んだら何をしでかすかわかりません。
    真鍋と小川のコントのようなやりとりは、シリアスな場面でも笑わせてくれる。和ませてくれる。
    そんな2人のファンです。

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    2022年09月21日
  • 迷宮百年の睡魔 LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS

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    ネタバレ

    文字通り、睡魔と迷宮に突き落とされ沈められた気分。

    ひとつの躰に、ふたつの独立した精神がある。
    理解と同時にじわじわとゾッとした。多重の人格の意味、そしてそれは、実験。
    結局、頭脳だけを抜き取られた状態では半永久的に死ぬことがない?wシリーズがこの先の未来であるのなら人類はすべて、ゆるやかな自殺を強いられていて、例え実行したところで結局死ぬことがない。みんながみんな、夢の中にいる。

    頭脳を生かすために躰は存在している。
    人間が機械になるのでなく、機械が人間になり得るということ。
    「人間としての誇りを持ちなさい」と繰り返すメグツシュカ。
    機械が人間になるのが怖いのではなく、人間という名前の椅

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    2022年09月22日
  • スカル・ブレーカ The Skull Breaker

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    前作はしっかり話がまとまっていたが、それに比べると今回は話の起伏が大きい。
    しかし、派手な切り込みシーンもあるし、いよいよガイの出自もわかるというシリーズの転換点かな?

    相変わらず自問自答の内省シーンが多いが、剣だけでなく、哲学、政治経済、進化人類学、動植物学と多岐にわたるのが特徴で、これは我々現代を生きる者にとっても分からない部分もあって、ここらは筆者の知識からくる遊びの部分でもあろう。

    また、アスペルガーを装うようなガイも面白く、ノギとのすれ違い会話にはユーモアすら漂う。

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    2022年09月18日
  • ヴォイド・シェイパ The Void Shaper

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    森博嗣氏作品だけに、理知的な作品で、武芸を極めようと武者修行をする主人公の目を通して、人の生き様や、人生観が語られる。

    内省的な部分が「宮本武蔵」などより多いが、新しいだけに読みやすいし、女性の描き方はずっと現代的になっている。

    もちろん時代物ではあるが、実話ではない分、時代考証にはさほど拘らず、旅の一期一会を通しての青年の成長物語となっており、今後の展開に期待できる。

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    2022年09月18日
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers

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    想像してたんと若干違いましたが、追いかけたくなる話って意味では期待通り✨次作からは彼等の過去に迫るわけですが…キルドレ…人のエゴの匂いプンプンです。エンジンの話など専門的な内容がも少し理解できたらなお楽しめたかな?…と。表紙デザイン◎です

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    2022年09月17日
  • お金の減らし方

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    お金は必要なものよりも欲しいものを優先しなさい
    この一文を見て疑問に思い、本書を購入した
    住んでいる場所の家賃や子供の教育費、 友達付き合いといった支出は必要なものと自分に言い訳して無理にお金を出してしまうことも多い
    しかし大事なのは、どれくらい必要かではなくどれくらい欲しいかということ
    必要なものと思っているものは他人の目を気にした見栄から生じるものも多い
    だから自分の欲求をよく考えることを大切にしなければならない
    著者のお金の減らし方は巷のお金の使い方の本とは少々風変わりな考え方だったが、参考になる点がとても多い
    著者の場合欲しいものは、鉄道模型を走らせるための広い土地や作

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    2022年09月28日
  • フォグ・ハイダ The Fog Hider

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    仲間も増えてきた中で、多くの敵と戦うことに。
    戦闘シーンも長く盛り沢山で楽しめる。
    相変わらずの自省シーンや禅問答も多いが、それはそれで楽しめる。
    どこか緋村抜刀斎と眠狂四郎の決闘みたいな感じかな

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    2022年09月18日
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers

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    アニメ映画は見ていたが、原作小説もほぼ空気感が一緒なのにびっくりした。
    文体が村上春樹チックかなと思った。

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    2022年09月11日
  • ブラッド・スクーパ The Blood Scooper

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    ストーリー展開が、まるで映画のようにきっちり構成が出来ており、ラストまで一気に楽しめる。
    派手な斬り合いなシーンも、ユーモラスな会話シーンも、もちろんカイの内省的なシーンもたっぷりあって、作品としての完成度が前作より高い。

    キャラの雰囲気は、宮本武蔵、と言うよりむしろ緋村剣心に近いかな。

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    2022年09月10日
  • 青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light?

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    ネタバレ

    人工知能が学習を進めたその先は人を超えて機械的な判断をするのか、又はその逆なのか。
    本作を読んで、今の多くの産業が数十年で頭打ちになった時、人はなんのために生まれて、死ぬのか考えさせられた。
    人が第一であると人が考えているが
    AIが進化し、本作であった人のように揺らぐこともできるなら
    AIはなにを第一と考えるのか。興味は尽きない。
    ウグイが昇進し、ハギリの元を離れてしまうのがなんとも寂しい気持ちになった。
    オーロラがウグイの形をしたのも、そういった意図があったのかもしれない。
    ハギリ陣営が大きく変わったラストだったので、早急に次作を読みたい。

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    2022年09月07日
  • アンチ整理術 Anti-Organizing Life

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    202205/時折森先生のエッセィを読むことで自分にはない視点や見過ごしてたことに気づかされたりするのでこの一冊も読んでよかった。ただ、作者を知らずにタイトル買いすると思ってた内容と違う、と感じる人もいそう。

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    2022年09月04日
  • 孤独の価値

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    幸せすぎると幸せを感じなくなるのはなぜなんだろう。
    そんなことを昔からよく考えていたけど、
    正弦波と同じと書いてあってなんだか納得した。
    プラスとマイナスが最大の時はエネルギーを使っておらず、幸せや辛さを一番感じるのはゼロの状態。プラスからマイナス、あるいはマイナスからプラスへ転換する時。
    確かにそうだと思う、今底辺にいるなぁ〜って時、辛くないもん。上がり始めるとあの時は底辺だったなと気づく。

    森さんは当たり前のことをわかりやすく言語化してくれる人だなぁと本を読む度思う。
    ふわっと認識していたことを、はっきりと言語化してくれる。ご自身でも書いていた通りたまに極論だけど。

    寂しいってなんなん

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    2022年09月04日
  • 自分探しと楽しさについて

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    森博嗣さんの新書シリーズ

    『自由をつくる 自在に生きる』『創るセンス 工作の思考』『小説家という職業』という3作品の後に、読者からいろんな相談があったそうで、それらへのメッセージとして本書があるそうです。

    読む順番が発売順ではありませんが、順次読み進めるつもりです。

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    2022年09月03日
  • 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists

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    なんか知ってるシチュエーション!みたいなのがところどころ出てきて、内容的にはわくわくするべき場面ではないけど高揚した。
    最後に判明するトリックというか演出が粋っぽくてよかった。

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    2022年09月02日