あらすじ
暮れ方、峠を急ぐゼンの前に二人組の賊が現れた。命か金か、そう迫る男は手練れとは見えなかったが、用心棒らしい連れの侍は凄まじい殺気を放つ剣の使い手であった。かろうじてその刃を逃れたゼンは、もう一度、男と手合わせをしたいと望む。
男の名は、キクラといった。都の道場でも抜きん出た腕前で、将来を嘱望されていた。だが道場主の娘との縁談を断ったため、仕官の道も閉ざされ、挙句、殺しの濡れ衣を着せられ命を狙われていた。
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Posted by ブクログ
仲間も増えてきた中で、多くの敵と戦うことに。
戦闘シーンも長く盛り沢山で楽しめる。
相変わらずの自省シーンや禅問答も多いが、それはそれで楽しめる。
どこか緋村抜刀斎と眠狂四郎の決闘みたいな感じかな