森博嗣のレビュー一覧

  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    頭の庭いじり 好きな表現だなと思った。

    普段小説しか読まない私。
    抽象的だの客観的だのそう言ったワードに対してなんの興味もなかった。

    物事の本質とか、自己を見つめるとか、
    そんなの高校の倫理の授業で聞いたきり。

    この本を勧められたとき、なんか難しそうな本だなぁって思った。

    ところが、とても読みやすい文章。たとえもわかりやすかった。頭がまだまだ具体的思考なので、作者の問いかけに対する答えが欲しかったり、ぼんやりとした話にモヤモヤもするけど、読んで損はなかった。

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    2017年05月07日
  • 自由をつくる 自在に生きる

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    自由を束縛していたのは、乗り越えられないと信じていた困難、あると思い込んでいた限界。やってもみないうちから、それはできないと決めつけていたのではないのか。なんであれ、楽しく過ごすことが大切。回避できない作業を楽しいことだと認識する。そう思うことにより自由になれる。嫌なものだと思い込まないで、ちょっと考え直す。少しくらい良いところがあるのでは、と考えてみる。どう考えようが個人の自由。愚痴ばかり零していても解決にはならない。毎日少しずつでも良いから前進をする作戦が最も有効。自由な想像で一日一日を乗り越えたい。

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    2017年05月06日
  • 銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency

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    「銀河不動産の超越」 森博嗣 ★★★☆☆

    ほのぼのとしております。
    「すべてがFになる」とは全然違うスタイル。著者の引き出しが広いなぁ。
    物語としては、何だろうこれといったインパクトもなくてある種予定調和ですね。
    小説雑誌に連載されてたんだと思うけど、1章ごとがきちんと短編になっており、1冊の本として読むと冗長な説明文が目に余ります。短編としては正しいので出版時に改編すればよかったのに。

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    2023年10月27日
  • デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?

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    生きるために人間であることを諦めるというのは、つまり、生きるために死ぬようなものか。
    (P.103)

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    2017年04月21日
  • 素直に生きる100の講義

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    森博嗣ってどんな人なんだろう、ということで読んだ本。学生の頃に「すべてがFになる」を読んだっきりだった。
    こういう、コンスタントに読んでいけるエッセイは好きだなあと気付いた。
    森さんの本、たくさん読んでいるわけではないけど、このエッセイは好きだなあ。言い方も、乱暴とか押し付けがましいものでなく、「こう思ってるんだけど、どう?」「こうした方がいいんじゃないかなあ」という感じに思えた。
    ちょっと偏屈おじさんかな、とは思ったけども…
    中でもいくつか頷けるものがあった。ツイッターについて、とか「知りたいこと」についてとか。
    不意にフッと笑ってしまったのが、「僕は電話をほとんど使わない。…僕に電話に出て

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    2017年04月19日
  • ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN

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    ネタバレ

    お久しぶりの紅子さん、嬉しかった~
    真賀田四季が本当に現れたのかと思ってドキドキしながら読んだ。
    ラストの一文が衝撃的すぎて数秒間固まりました。ちょっと鳥肌たった。

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    2017年04月17日
  • 常識にとらわれない100の講義

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    社会的に暗黙の了解とされていることに対して、森博嗣なりの考えを書いた一冊。
    なるほど、と納得できることもあった。しかし、この本のすべてをうのみにしては危険であるとも感じる。
    「他者と会う必要はない」の章は、私の考えとは違うと思った。
    おそらく仕事上の飲み会や仲良くなる気のない同期飲み、時間の無駄な会議など必要以上の他社との関わり合い、自分の時間を削る無駄な行為を戒めているのだろう。
    ただなかなかインパクトのあるタイトルなので、表面上の意味のみで捉えてしまう人は読まない方が良い。

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    2017年04月16日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    ネタバレ

    小説を衝動買いするという経験が今まであまりなかったと思うが、この作品はこの装丁に強く惹かれて手に取った。
    終始靄がかかったような感覚だった。価値観というか、社会通念が違いすぎる社会に迷い込んだ気分てこんな感じか。
    シリーズモノのようなので、続編も読んで…みるかどうかはなんともいえないかなぁ。

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    2017年04月14日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

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    先日読んだ、「「やりがいのある仕事」という幻想」という本が面白かったため、こちらの本も、タイトルにひかれ、手に取りました。
    森さんは、かつて国立大学の教授でした。
    趣味の鉄道模型の費用を稼ぐため、小説を書き始め、
    小説がヒットして大もうけし、大学を退職し、趣味に生きている人です。夢のような人生です。
    この本には、現在、叶えたい夢がある人には、夢の叶え方が、夢がない人には、その見つけ方が書かれています。私が印象に残ったのは、下記のとおり。
    職業的な夢は、他者との競争になるので、趣味的な夢がよい。夢を実現するために、大事なこと…
    ・自分の夢を知っている
    ・自分が何をしたいのか、明確なビジョンを持っ

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    2017年04月12日
  • つぼみ茸ムース The cream of the notes 5

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    クリームシリーズ、今回もとても面白かったです。森さんの小説はあまり読んだことはありませんが、このエッセイは好きです。53番の、感想が言えない人たち、に、わたしもそうなってるかも!とドキッとしました。読むだけじゃなく、考えないとなぁ。。93番のラストの、「し始めなければ、できない」はすごく同感です。いつか、と思えば、いつまでも、できない。このことは真理だよなぁ。羽海野チカさんのあとがきも可愛かったです。このシリーズはこれからも読み続けます。

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    2017年04月10日
  • デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?

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    ネタバレ

    読みやすいけれど、理解しているかというとそうでもないのだろうな。。。

    ウォーカロンがより人間らしく、というのがテーマの一つだが
    人間だって改造していくとより機械に近づいている、と言えるかもしれない。
    あまり人間らしいと感じなかった主人公を警護する女性が
    だんだん可愛らしくなっている。。
    というのが一番の感想なので。

    博士の、こういう行動は人間だからこそだ、と思ったり、「機会だからそんな事はしませんと」なるシーンで なるほど。。 とも思う。

    映像化してくれないだろうか。。。
    でもイノセントほど殺伐とした世界ではなく、どことなくほんわかしてしまうので森氏のなせる業だのだろうか。。

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    2017年04月06日
  • 目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES

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    久しぶりに読んだけど相変わらずの森先生らしさが溢れている。

    そしてもはや推理小説とかではなく、SFみたいな感じになってきた。ここらへんから作品の方向性が変わっていくのかな。
    それもまた面白いからいいけど。

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    2017年04月18日
  • ツンドラモンスーン The cream of the notes 4

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    つぼねのカトリーヌとシリーズだと気付かずに読みました。。

    森さんの思考を想像するのって面白い。
    良し悪しでなく、ただ主張するだけ、というのは影響を受けているかもしれない。

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    2017年03月26日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    謎の人物が登場して、前のシリーズを飛ばし飛ばしで読んだ自分には、どういった伏線があったのか理解できず。
    赤柳という探偵も、保呂草のことかと思っていたら違うようで、ますますよくわからない。笑

    今作も前作と同じで、割とミステリーしていて(笑)それもまた良かった。
    (個人的にはシリーズとしてミステリー小説として読んでいないので)
    続編も読みます。

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    2017年03月22日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    とりあえずこのシリーズをまずは読破したいと思い、
    連続で読んでいます。

    シリーズ全体的に大学生活がメインの話なので、自分が大学生だった頃を思い出してしまう。
    とはいえ登場人物たちは、頭が良く優秀な学生たちなので、自分の大学生活とはまた少し違う。
    自由で平和だった大学生活を読むたびに味わえて、とても得した気分になれます。笑
    今回は加部谷と山吹の今後の関係が気になる内容でした。

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    2017年03月21日
  • デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?

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    ネタバレ

    Wシリーズの第4巻~ハギリ博士がニュークリア正面玄関に差し掛かると聞こえた声は「デボラ、眠っているの?」だった。少女が警備を解除し,ウグイを無力にして,内部へ潜入したが,地下深くまで進んで,電池切れのように倒れた。イシカワの元研究員でチベット奥地で暮らしていたタナカは,その正体がデボラというトランスファーだという。兵器として開発されたもので,ネットワークを介してウォーカロンを支配し,人にも埋め込まれているメモリで交信が可能だ。ヴォッシュに相談すると,フランス西海岸でスーパコンピュータが見つかり,神殿のスーパコンピュータ・アミラとも盛んに交信しているという。そのコンピュータを見に行くと,ベルベッ

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    2017年03月17日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    ノンシリーズの森博嗣とは知らずに読んでいたので、いつ誰が誰って繋がるのかとdkdkwkwk!!1

    ノンシリーズだったのですけどね。はい。

    子供の視点からのミステリで、何だか複雑な気持ちになったのです。
    実際に子供がそう思っていたならば「なるほd。コドモの心理ってそう言うものなのかあ……」って感心しそうなものなのですが
    何せ中の人は森博嗣。

    乙一のデビュー作みたいな気持ちで読んだらいいのかな?とも思ったのですが、あれは本当に乙一は子供だったし……

    じゃあ、道尾の向日葵っぽい感じかな?とも思ったのですが、どうも何か違うのですよ。
    子供がとってもコドモなのですよね。
    子供の心理が本当に野生の

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    2017年03月13日
  • 小説家という職業

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    恥ずかしながら、この本を読むまで作者のことは、知りませんでした。タイトルから少し離れるのかもしれませんが、小説の正体は、何かを文章として簡潔に表現されていると思います。
    第2章の中で、「小説は、家庭用品などの実用品ではない。人間の感性を売りものにした芸術的な商品」とあり「新しさ」と述べられています。その点から、「さらに生産する理由」を考える必要があると著者は、言ってますが、素晴らしい古典が多々あるなか、重要な点だと思います。
    第4章の中で、世界の中で小説がない国があるが、「どの文化にも、物語の伝承はある。」とし、人間は、「物語に耳を傾ける好奇心と、そこに美しさ、勇気、優しさ、醜さを見出だす感性

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    2017年02月14日
  • 地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE

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    S&M2編、Vシリーズに繋がる話が1編含む全10編の短編集。S&Mはいわゆる日常系のミステリーで、犀川先生、喜多先生、睦子叔母さんが出ているだけで満足なのです。Vは、小鳥遊が主役。なかなか個性的なキャラでこれからシリーズを読むのが楽しみ。それ以外のところでは『小鳥の恩返し』がファンタジーとみせかけておいて、一転な感じが面白かったし、『片方のピアス』もぞわぞわとする面白さがありました。

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    2017年02月13日
  • 正直に語る100の講義

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    気になっていたシリーズだったので読んでみた。

    奥様が時々登場してそのエピソードがよかった。
    ところどころで出版業界に対する鋭い指摘があって納得。
    確かに読書は少しマイナーな趣味だ。
    収入もあっさり書いてあって確かに正直。
    「はじめに」で書いていたが、本気でこの本を売る気配がなく(笑)また講義というイメージはあまりない。
    その辺りがまた良い。

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    2017年02月12日